[写真あり] 8歳、歯列矯正を勧められて悩んでおります
相談者:
miyamasanさん (38歳:男性)
投稿日時:2017-05-28 00:18:36
お世話になります。
8歳の娘のことで相談させてください。
最寄りの歯医者さんに定期的に来てくださっている、矯正歯科の先生に矯正を勧められております。
娘の負担にもなりますし、悩んでおります。
(経済的にも負担ですが、そちらは何とかしたいと思っています。)
少し古いのですが、2016年1月頃(当時6歳11ヶ月)のパノラマ写真を添付いたします。
また、歯式を自分なりに追記してみました(誤りがあるかもしれませんが、ご容赦ください)。
2016年1月ころから、2017年5月27日現在までの乳歯の生え変わりの状況(現在 8歳3ヶ月)を以下に記載します。
・上左右の乳歯Cが抜け、永久歯3が左右とも、少し斜めにだが、問題なく生えている。
・下右の乳歯Cが抜け、右の3は少しだけ出てきたところ。
以下、本日、矯正歯科の面談で伺った内容です。
【2017年5月27日 矯正歯科面談】
元々、下の前歯の乳歯AB 4本の内、1本足りなかった。
その影響と、下あごが小さいこともあり、左3,4の生えてくる隙間が少ない。
現在、左2と乳歯4の間には、わずかな隙間しかなく、このままにしておくと、左3の生える場所が無く、左2と4の前に生えてくる可能性が高い。
上の歯については、以前心配していた、左右の3は、思っていたよりも小さかったこともあり、問題なく生えそろっている。
今からで間に合うかどうかわからないが、下あごには「拡大床」を施し、上あごにも「拡大床」もしくは「クワドヘリックス」を施した方が良い。
第一期治療をせずに、下の左3の歯が前方に飛び出して生えてきた場合、第二期治療で、歯並びを整えようとすると抜歯をしなければならないリスクがある。
また、5歳くらいまで指しゃぶりをしていた影響なのか、前歯は上の歯が、下の歯よりも前に出ており、かみ合わせも悪い。
奥歯のかみ合わせも良くない。
【家族の希望】
将来的に、芸能人のような、完璧な歯並びにしたい!というわけではなく、生活に支障が無く、健康的に過ごせる程度の歯並びにしてあげたいと思っています。
現状で、本日の矯正歯科の先生がおっしゃられるように、矯正をすべきでしょうか?
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8歳の娘のことで相談させてください。
最寄りの歯医者さんに定期的に来てくださっている、矯正歯科の先生に矯正を勧められております。
娘の負担にもなりますし、悩んでおります。
(経済的にも負担ですが、そちらは何とかしたいと思っています。)
少し古いのですが、2016年1月頃(当時6歳11ヶ月)のパノラマ写真を添付いたします。
また、歯式を自分なりに追記してみました(誤りがあるかもしれませんが、ご容赦ください)。
2016年1月ころから、2017年5月27日現在までの乳歯の生え変わりの状況(現在 8歳3ヶ月)を以下に記載します。
・上左右の乳歯Cが抜け、永久歯3が左右とも、少し斜めにだが、問題なく生えている。
・下右の乳歯Cが抜け、右の3は少しだけ出てきたところ。
以下、本日、矯正歯科の面談で伺った内容です。
【2017年5月27日 矯正歯科面談】
元々、下の前歯の乳歯AB 4本の内、1本足りなかった。
その影響と、下あごが小さいこともあり、左3,4の生えてくる隙間が少ない。
現在、左2と乳歯4の間には、わずかな隙間しかなく、このままにしておくと、左3の生える場所が無く、左2と4の前に生えてくる可能性が高い。
上の歯については、以前心配していた、左右の3は、思っていたよりも小さかったこともあり、問題なく生えそろっている。
今からで間に合うかどうかわからないが、下あごには「拡大床」を施し、上あごにも「拡大床」もしくは「クワドヘリックス」を施した方が良い。
第一期治療をせずに、下の左3の歯が前方に飛び出して生えてきた場合、第二期治療で、歯並びを整えようとすると抜歯をしなければならないリスクがある。
また、5歳くらいまで指しゃぶりをしていた影響なのか、前歯は上の歯が、下の歯よりも前に出ており、かみ合わせも悪い。
奥歯のかみ合わせも良くない。
【家族の希望】
将来的に、芸能人のような、完璧な歯並びにしたい!というわけではなく、生活に支障が無く、健康的に過ごせる程度の歯並びにしてあげたいと思っています。
現状で、本日の矯正歯科の先生がおっしゃられるように、矯正をすべきでしょうか?
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回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-05-28 05:56:56
下顎前歯にスペース不足があるようなので、右下CD,左下Dの抜歯を考えると思います、その後永久歯が生えそろうまで経過観察をして永久歯の萌出を待って検査をしてその結果から矯正治療を始めるのがいいと思います。
永久歯を抜歯して約2年経過観察をしてこのたび矯正治療を始めた叢生症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3430
永久歯を抜歯して約2年経過観察をしてこのたび矯正治療を始めた叢生症例 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=3430
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-05-30 11:43:14
こんにちは。
小児の矯正治療を早期に行うかどうかについては、考え方が分かれていると思います。
多くのケースで歯が生える時期までに、顎顔面や周囲の発育が間に合わなかったケースに問題を生じるわけですが、その場合、放置すれば、混合歯列期に抜けては生えるというのを順次繰り返します。
その間に生えられない部分に適応して方向を変えながら、何とか歯が新たに作り上げられる咬合平面に向かって生えてきて(スペースがなければ生えきらない場合もある)、問題を抱えたままで成長終了になるということになります。
これを高校生頃から直したいと考えれば抜歯は免れないことが多く、健康に生えている歯を抜くか細く削って再配列することで社会生活上障害にならない程度の顔との調和を求めるということになり、必要があれば外科も併用しなければ顎の骨がない部位に歯は持ってこれませんからそのような必要性が残るということになります。
そうなれば高い技術力をもって行ってもらわなければ(当たり前ですが技術力が高くなければ直せないならば費用は高くなります。)、直せないわけですから矯正専門医のようなところできちんと細かく診断分析を行ってもらい、獲得してきた機能を損ねない範囲で治療を行ってもらうということが必要になります。
一方で小児の発育に着目して鼻づまりがあり口呼吸になっているとか、姿勢が悪いとか、睡眠障害があるとか、悪習壁があるとか栄養障害があって、顎顔面の発育だけでなく、身体の発育も悪いのを改善しつつ正常発育を獲得できるように各種指導を受けつつ修正してもらうなど、成長に寄り添って治療を受けて歯並びを7番〜7番まできちんと直してもらうように、成長を誘導してもらうというのが早期矯正の考え方になると思います。(この場合、多くのケースで最低でも下顎8番は早期抜歯が必要になることが多いと考えられていると思います。)
顎顔面を正常に成長させてそこに歯を正常に並べるように導くのか?
それとも顎顔面の成長は放置しておいて、遺伝や環境因子に左右されるまま成長させておいて後で歯並びを直すのか?の選択は、結局は各家庭の親御さんがする必要があるでしょう。
個人的には子どもはそういうことがわからないのですから、しっかり親御さんが勉強され成長補助をされる価値を理解されるとよいように思いますが、矯正を行う歯科医の中でも考え方は分かれていますから、どちらを選択されたからといって責められるということはありません。
しっかり勉強してみてください。
>将来的に、芸能人のような、完璧な歯並びにしたい!
昔の芸能人の多くは歯冠修復や全部床義歯やインプラントなどという、歯科の別の手法によって歯並びを綺麗に改善している方が多かったと思います。
最近は、確かに早期から歯並びを綺麗に育てる意識の高い家庭で育った芸能人が増えてきていますね。
芸能人の2世の方で子どもの矯正のことをブログで発信している方も時々おられますね。
昭和世代としては時代が変化しているな〜と感じます。
小児の矯正治療を早期に行うかどうかについては、考え方が分かれていると思います。
多くのケースで歯が生える時期までに、顎顔面や周囲の発育が間に合わなかったケースに問題を生じるわけですが、その場合、放置すれば、混合歯列期に抜けては生えるというのを順次繰り返します。
その間に生えられない部分に適応して方向を変えながら、何とか歯が新たに作り上げられる咬合平面に向かって生えてきて(スペースがなければ生えきらない場合もある)、問題を抱えたままで成長終了になるということになります。
これを高校生頃から直したいと考えれば抜歯は免れないことが多く、健康に生えている歯を抜くか細く削って再配列することで社会生活上障害にならない程度の顔との調和を求めるということになり、必要があれば外科も併用しなければ顎の骨がない部位に歯は持ってこれませんからそのような必要性が残るということになります。
そうなれば高い技術力をもって行ってもらわなければ(当たり前ですが技術力が高くなければ直せないならば費用は高くなります。)、直せないわけですから矯正専門医のようなところできちんと細かく診断分析を行ってもらい、獲得してきた機能を損ねない範囲で治療を行ってもらうということが必要になります。
一方で小児の発育に着目して鼻づまりがあり口呼吸になっているとか、姿勢が悪いとか、睡眠障害があるとか、悪習壁があるとか栄養障害があって、顎顔面の発育だけでなく、身体の発育も悪いのを改善しつつ正常発育を獲得できるように各種指導を受けつつ修正してもらうなど、成長に寄り添って治療を受けて歯並びを7番〜7番まできちんと直してもらうように、成長を誘導してもらうというのが早期矯正の考え方になると思います。(この場合、多くのケースで最低でも下顎8番は早期抜歯が必要になることが多いと考えられていると思います。)
顎顔面を正常に成長させてそこに歯を正常に並べるように導くのか?
それとも顎顔面の成長は放置しておいて、遺伝や環境因子に左右されるまま成長させておいて後で歯並びを直すのか?の選択は、結局は各家庭の親御さんがする必要があるでしょう。
個人的には子どもはそういうことがわからないのですから、しっかり親御さんが勉強され成長補助をされる価値を理解されるとよいように思いますが、矯正を行う歯科医の中でも考え方は分かれていますから、どちらを選択されたからといって責められるということはありません。
しっかり勉強してみてください。
>将来的に、芸能人のような、完璧な歯並びにしたい!
昔の芸能人の多くは歯冠修復や全部床義歯やインプラントなどという、歯科の別の手法によって歯並びを綺麗に改善している方が多かったと思います。
最近は、確かに早期から歯並びを綺麗に育てる意識の高い家庭で育った芸能人が増えてきていますね。
芸能人の2世の方で子どもの矯正のことをブログで発信している方も時々おられますね。
昭和世代としては時代が変化しているな〜と感じます。
タイトル | [写真あり] 8歳、歯列矯正を勧められて悩んでおります |
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質問者 | miyamasanさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。