[写真あり] わざと開咬にして外科手術をしたら顔が変わった

相談者: のどあめさん (26歳:女性)
投稿日時:2017-06-08 21:05:53
もとは上下顎が斜めに傾いており、顔が左右非対称、噛み合わせや口の開く大きさなど顎の問題は無かったが、口を開け閉めする際に真っ直ぐには開かなかった。
今後歪みがひどくなったりするのを防ぐために治療をはじめた。

術後の今になって分かったこと

【治療の流れ】

歯列矯正にてわざと開咬にする
大学病院にて噛み合わせが悪いとの診断のもと、上顎も下顎も開咬の前歯を噛めるよう骨を動かしてプレートでとめる
・今は奥歯が左右で噛めない状態になった
・自然に奥歯を生やすようにすることで、顎関節症の発症を防ぐ

上記の理屈は分かりました。
昔ながらの矯正方法だそうですね。

しかしわざと開咬にしなければ骨の移動量は少なく済んだはずです。

そんな治療方針だとは全く説明なく、術前は舌のせいで開咬になったという様なニュアンスで濁されてました。

術後に実はわざとだったと聞かされ、矯正の先生は下顎を動かしたはずといってましたが、大学病院の手術では上顎をかなり上げてました。
それで鼻の見た目の変形や鼻中隔が湾曲し、顔も短く別人になりました。

写真は同意書の一枚ですが、_単位で移動量が載ってるなんて知りませんでした。
きっとここはさらっと流されてたみたいです。
後悔してます。

はじめは顔のバランス考えたら歯茎は1.2_しか切らないと言われてましたが、どーやらかなり複雑にかなり上にあげられてたそうです。

勝手に開咬にされてこんなに骨切られたと思うとやはり辛いです...

前回の質問にも載せた内容もあって、やはり治療になってない、むしろ顔と精神を壊されただけとしか思えません。


【質問】

・この治療方針は賛成ですか?
・こんなに骨を移動すべきだったのでしょうか?(写真)
・選択肢は無く、勝手に決められて治療されるしか無かったのでしょうか?
・斜めを治す為にここまでの顔の変化は必要だったのでしょうか?
・術後矯正で上下顎の歯を前に出せますか?
・術後矯正で上顎の骨や歯茎を下へ伸ばせますか?
つまりは上に短くあげすぎた上顎を少しでも下へ下げて歯が見えてほしいんです。


矯正で頬が痩けた一年間、自分の顔が怖かったです。
マスクで我慢してました。

術後のいま、術前とは比べ物にならないくらいとても恐ろしい顔になりました。
写真ではあまり伝わりません。

鼻が広がりもともと面長だった顔がかなり短くなり笑っても上の歯もあまり見えず、歯自体ひっこめられ影になってます。

横からみると魔女です。
顎も前に出されてとがってます。

とにかく恐ろしいです。
消えたいです。
怖いんです。
もう生きていけません

画像1画像1 画像2画像2


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-06-09 08:57:17
詳しい状況が良くわからないので、一般論での回答になります。


もともとの骨格の状況によっては、治療方針としてはアリだと思います。
(妥当かどうかの判断は、ネット上ではできません)
受け口の顎変形症の場合、受け口の程度をひどくしてから手術をする方法は一般的です。


顎の偏位の場合、下顎だけに原因があるわけではなく、上顎もずれている場合を多く経験します。
妥当であったのかはわかりませんが、上下顎の手術もあり得ます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のどあめさん
返信日時:2017-06-09 09:28:43
伊藤先生、回答ありがとうございます。

私は受け口でもありませんでした。
噛み合わせも問題なく、上下顎がともに斜めになっていただけでした。

しかし歯並びを整える必要はあるため、上の親知らずを2本抜歯したのちに矯正とのことでしたが

やはり開咬の必要はあったのか疑問です。
普通に歯並びを整えての手術のみで良かったのではないかと思ってしまいます

それも勝手になので悔やみます
回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-06-09 10:28:14
開咬にした(なった)ことについては、良かったのかそうでなかったのかという判断は、資料が少ないためネット上ではできません。
(資料がそろっていても、法律上ネットでは診断行為ができません)


「上下顎がともに斜めになっていた」であれば、先の回答にも書いた通り、下顎のみを手術してもズレが治りきらなかった可能性はあると思います。
そのため、上下顎の手術については、アリかナシかで聞かれればアリだと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-06-09 11:01:00
こんにちは。

外科併用の矯正治療については、御本人が望まれた上ということでよいのでしょうか?

一般的に医療は余計なお世話はしないことになっていますから、ご本人が望まれないならば治療は行わなかったものと思います。

治療についていくつかの選択肢を歯科医院側が提案して、その中から選択されるかまたは、やめられるということになると思いますが、外科矯正のリスク説明を受けられた上で納得された上(ご質問の内容からは理解不十分だった印象をもちますが)、治療に関して委任契約をされ目標に向かって治療が進行していったのだと思います。

一般的に矯正治療時には摂食困難になる時期もありますし、筋肉の活性が低下しますから(装置が複雑についているので十分に咬めないですし歯が十分に当たらないのでから)、軟組織はゲッソリします。つまりコケたような印象になります。
治療が長期化すればするほどそういうことになりやすいと思います。

矯正治療が無事終了された後、新たな噛み合わせに馴染まれ左右均等によくかめる状態になり、様々な筋肉が活性化することが術後の審美的な改善にとってとても大切になると思います。

またその際、とても大切なことは術前についてしまっていた悪い筋肉の癖を直しておくとよいとされており、矯正歯科では特に外科を併用するような矯正治療の場合、MFTという筋肉のトレーニングを矯正治療中から行っておくことは有効だということを盛んに言われている先生も多くおられます。(学会もあります)


日本人は横顔よりも前からの顔の印象をとても大切にしますから、矯正治療により顔が長くなった印象になると極端に嫌がられるかもしれませんが、多くの矯正治療の治療目標は医療行為ですから機能的な面を考えセファロ分析により横顔の位置で治療目標を立てます。(正面からは左右のバランスを考えます)

日本の最近の流行顔として、小顎症のような下顎後退タイプの顎なし顔、または▽顔または○顔が好まれることもあるので、審美的な要望が強い場合は、矯正の治療目標を立てる際はしっかりとイメージを共有されておく必要があると思います。

のどあめさんは、矯正治療途中のようですからまた、メタルブラケットであまり見せたくないというお気持ちがあったかもしれませんから、現時点ではスマイルに関する筋肉が衰えてしまっているようにも思いますし、嚥下に関する筋肉も上手く改造できていないかもしれませんし、手術を併用されているのでスポットポジションも上手く獲得できていないかもしれません。

またブラケットがついていて歯もぐらぐらしているのをワイヤーで固定している状態ですから、まだ左右均等によく咬むということも出来ていない可能性が高いのではないかと思います。

治療が終了され歯の周囲、手術した部位にしっかりとした骨の改造が行われ、新たなよい咬合バランスを獲得されたならばまた顔の印象が大きく変化していくものと想像します。

治療途中に挫折されたり後ろ向きな考えにとらわれないように、しっかり前を向いて出来るだけ早期に治療が終了するように、しっかり治療に専念されることが最善の道なのではないかと想像します。


術後2年程度経っても顔によい筋肉がつかずご不満が多く残ってしまう場合は、再度別の手術が必要になる場合もあるかもしれません。

プレート除去の際、そういうことをお伝えになって出来るならば再度修正してもらうということが必要になるのかもしれません。

治療が長くなると思いますから、しっかり主治医とよい関係を保って、出来れば出来る範囲でMFTをされておくとよいかもしれませんので、その件も主治医にご相談されてみてはいかがでしょう?

(2年程度経っても術後上唇に張りが戻らずご不満という場合、歯をほとんど削らずに貼り付けるセラミックベニア治療というものがあります。
抜歯矯正で口元が引っ込み過ぎてご不満が残ったという方のお悩みを解消できる方法として有効だと思います。
上の歯もよく見えるように改善できます)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のどあめさん
返信日時:2017-06-09 11:29:05
伊藤先生、つづいての回答ありがとうございます。
何度もすみません。

上下顎の手術は初めから理解して治療をはじめましたが、どのような治療方針かは説明せずに勝手に開咬にしてそれを手術で移動させて骨を切られたことに納得がいかないんです。

ここに私の選択肢はなかったのかな?と。
開咬にしないと無理だったのか、違う方法は無かったのか、術前はあたかも舌癖でなったかのように言われ、術後に実はわざとしてたと言われて悔やんでます。

私の以前の質問を見ていただくと分かると思いますが、矯正大学病院の手術内容も知識の浅い私には意思や選択肢はなかったのです。

だから治療のはじめの、そもそも開咬にしたことから全てが悪い方へ向かった気がして...

ネットでは診察も出来ないですしなかなか伝わらないですよね。
主治医と話すべきとは分かってますが、沢山裏切られた上に今の精神では外にも出れずなにも出来なくなってしまいました。
ネットや電話相談しても動けないからただの悩み相談になってしまいます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のどあめさん
返信日時:2017-06-09 11:49:15
船橋先生、回答ありがとうございます。
顎変形症の治療には外科手術しか選択できませんでした。

するかしないかは本人の私が決めましたが、治療方針や骨切りなどはすべて勝手に決められて勝手にすすめられました。

私の前の質問も長文ですが載せてます。
それを読んでほしいです。

無知でなにも知らされず淡々とされてるからこそ、手術も不安になったために術前の大学病院の診療にて質問しておきました。

その内容を納得して同意しましたが、手術内容も執刀医自体も含めて間違えだらけでした。

だから不信感でいっぱいです。
顔も変わり、船橋先生の言う通り今後も変化はするでしょうが、果たして本当に良くなるほうへ変わるのか。

笑い方も少なからずありますが、骨を切って上にあげすぎてるし引っ込められてるし、思い切り笑って横からみても術前と違います。

歯磨き奥歯がみえず磨けないくらい引っ込められてました。
Eラインをつくることしか考えてないのでは?
何よりも私は希望なんてしません。

顔の変化が嫌だから診察にて質問して解決させておいたのに。
顔のデザインも勝手に決められるんですね。

オトガイや歯茎をみせなくするとかも勝手に決められました。
これも噛み合わせの治療ですか?
歯茎で物は食べないのに。

頬こけはおそらく治りますが、上顎を切られ過ぎたこと、上下とも引っ込みすぎてること、鼻がひどく広がったこと、この三点が一番の悩みです。これはやはり治せるものではないのでしょうか?

骨の移動量やデザインなど選択もなにも勝手に決められたし、任せるしかありませんでした。
なぜなら無知な状態で勝手に開咬にされ、それも治療せねばと言われたからです。

説明なく選択もできず、勝手に新人に骨切られ顔が変わり、実はわざとだしこれが本来の顔といわれても納得できません。

治療にもなってません。

ご飯もたべれず外にもでれず病院にもいけてません。
何もできません。
心を病みました。
いきる希望を無くしました。
もう未来がみえません。

再手術しても取り戻せないですよね?
骨切ってるし、完全にもとの顔には戻れないんですから。

もうこの顔なら生きれないんで消えるしかないですね、ここでも選択肢はない。

悲観的かもしれませんがこれが私の今の状態なんです。
治療だとあれこれ手を勝手に加えられて、顔を変えられた保険適用の私の結果なんです。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-06-09 12:04:11
左右差が元々あったものを、外科手術で修正しようという治療計画であれば、術前矯正時に一旦開咬になり、左右のアンバランスを術直後に骨の移動量を調整することで修正するという治療計画があったことは十分理解可能なことだと思います。


ただ、今回非常にご不満に思われているのは、その経過が十分予測の範囲内であったにも拘らず、説明された記憶がないという点なのではないかと思います。

下顎前突(上下顎がともに斜めになっていただけでした)というのが術前の状態であれば、舌の位置が通常より下がって機能形態を成長期に獲得されていた可能性を指摘されたのは理解できます。

ですから、拝見していると主治医の説明を十分に理解できていないことがご不満やご心配を大きくさせているように感じます。

術前は上下顎前突出で成長終了していたので、舌の機能低下と位置の低下があり(術前はあたかも舌癖でなったかのように言われ)、左右アンバランスを外科を併用して治療するという目標があったので術前矯正では開咬を意図的に作り(術後に実はわざとしてたと言われて)、手術によって目標の位置に顎の位置を外科的にずらせて作り、現段階は術後矯正治療期間中ということなのではないかと思います。

ですから主治医の説明内容をしっかり理解されることが大切なのではないかと思います。

>主治医と話すべきとは分かってますが、沢山裏切られた上に今の精神では外にも出れず

主治医の説明をしっかり理解する必要が高いように思います。
裏切られているのではなく、理解できていない可能性があると思います。

治療途中には精神的に不安定になられると思いますが、わからないことを中途半端に終わらせるのではなく、理解されるように何度も何度も説明をしてもらうとよいのではないかと思いますよ。

主治医の説明のしかたが悪いんでしょうか?
その場合は、ネットではなくセカンドオピニオンを依頼されるとよいかもしれませんし、同じ病院の別の歯科医(上の立場の歯科医にも)に十分な説明を行ってもらうとよいかもしれません。

審美的な要求が強い外科を伴う場合、精神的なサポート体制も必要かもしれませんが、そういうサポート体制はない病院なのでしょうか?

しっかり主治医の説明を理解されるように、努力されることが必要だと思えて仕方がないです。

鼻の形が変わったというのは術前、術後の資料により判別可能でしょう。

手術により同部位に変化がないと予測との説明があったのに説明と異なった結果に落ち着いているならば、その件は問題に出来るかもしれません。

第3者に入ってもらい追加で必要になる治療があれば、その治療費の負担について依頼可能かどうか話し合いが必要かもしれません。

精神的に厳しい状態なのでしょうが、治療を中断されると終わりが見えませんから、出来るだけ周囲の方にサポートして頂きながら治療終了まで頑張って通院されることが望ましいと思います。

大学病院や大きな病院の場合、様々な専門分野のスタッフがいますから、精神的に落ち込んでいる現状をしかり伝えられそちらの面のサポートも依頼されることが出来るのではないかと思います。

なんとか、よい結果になって欲しいと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のどあめさん
返信日時:2017-06-13 00:57:51
船橋先生、回答ほんとうにありがとうございます。

今は納得できない事もあるし今後何度か主治医とも話をして、もとに戻すことができるか、矯正で調整できるのか、また新たなリスクも含めて話そうと思います。

回答本当にありがとうございました。



タイトル [写真あり] わざと開咬にして外科手術をしたら顔が変わった
質問者 のどあめさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯医者への不満・グチ
口腔外科関連
その他(写真あり)
外科矯正
回答者




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