左上1・2番インプラントの外れるクラウンの固定方法について(米国)
相談者:
Himawari99さん (42歳:女性)
投稿日時:2017-06-20 06:45:35
去年の夏、歯根破裂のため左上1番2番を抜歯しインプラント手術をしました。
インプラント自体は問題ないのですが歯茎が腫れたりクラウンが何度も外れたり問題ばかりです。
私はアメリカ在住でこちらでは口腔外科でインプラント手術を行い一般歯科でクラウンを装着するという流れです。
時間系列でご説明させて頂きます。
8/17 インプラント手術 左上1番2番
12/14 インプラント2次手術 左上1番2番
1/3 クラウン装着 左上1番2番
1/6 左上1番のクラウンが外れセメントで付け直し
1/26 左上1番歯茎が腫れ口腔外科にてレーザーセラピーで歯肉周りを掃除。余剰セメントが原因。
3/29 左上2番クラウンが外れセメントで付け直し
5/1 左上1番クラウンが外れセメントで付け直し
6/8 左上1番再々度クラウンが外れセカンドオピニオンをもらいに別の歯医者へ。
アバットメントが短いので歯が支えきれてないとの事。
6/12 アバットメントが短い件は話しましたが何度も取れるようならセメントからスクリュー固定に変えるとの事。
クラウンもやりなおしなのでまた1から型を取り直し現在クラウンが出来上がるのを待ってる状態。
左上1番はスクリュー固定に変える事になりましたが左2番は問題ないのでこのままセメントにするとのことですがそれはプロの歯科医として最善の治療でしょうか?
研修中の歯科医が実験兼ねて割安で治療してくれるというのなら仕方ないですが、正規の高いお金を支払った上何度もクラウンが外れそのたび仕事の合間を縫って歯医者に通い、またクラウンが外れる前の口臭は非常にひどくトラウマで精神的に限界です。
またスクリュー固定は技工作業が複雑とのことなのでまた何か問題が出てくるのではないかと不安です。
前の歯はスクリュー固定には適していないとの記事を読みました。
そして左上2番も3ヶ月でクラウンを取れてるのでまた取れる可能性もあるのでは?何かよい解決策があるのではとこちらで相談させて頂きました。
よろしくお願い致します。
インプラント自体は問題ないのですが歯茎が腫れたりクラウンが何度も外れたり問題ばかりです。
私はアメリカ在住でこちらでは口腔外科でインプラント手術を行い一般歯科でクラウンを装着するという流れです。
時間系列でご説明させて頂きます。
8/17 インプラント手術 左上1番2番
12/14 インプラント2次手術 左上1番2番
1/3 クラウン装着 左上1番2番
1/6 左上1番のクラウンが外れセメントで付け直し
1/26 左上1番歯茎が腫れ口腔外科にてレーザーセラピーで歯肉周りを掃除。余剰セメントが原因。
3/29 左上2番クラウンが外れセメントで付け直し
5/1 左上1番クラウンが外れセメントで付け直し
6/8 左上1番再々度クラウンが外れセカンドオピニオンをもらいに別の歯医者へ。
アバットメントが短いので歯が支えきれてないとの事。
6/12 アバットメントが短い件は話しましたが何度も取れるようならセメントからスクリュー固定に変えるとの事。
クラウンもやりなおしなのでまた1から型を取り直し現在クラウンが出来上がるのを待ってる状態。
左上1番はスクリュー固定に変える事になりましたが左2番は問題ないのでこのままセメントにするとのことですがそれはプロの歯科医として最善の治療でしょうか?
研修中の歯科医が実験兼ねて割安で治療してくれるというのなら仕方ないですが、正規の高いお金を支払った上何度もクラウンが外れそのたび仕事の合間を縫って歯医者に通い、またクラウンが外れる前の口臭は非常にひどくトラウマで精神的に限界です。
またスクリュー固定は技工作業が複雑とのことなのでまた何か問題が出てくるのではないかと不安です。
前の歯はスクリュー固定には適していないとの記事を読みました。
そして左上2番も3ヶ月でクラウンを取れてるのでまた取れる可能性もあるのでは?何かよい解決策があるのではとこちらで相談させて頂きました。
よろしくお願い致します。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2017-06-20 07:33:03
Himawari99 さんこんにちは。
去年の夏、歯根破裂のため左上1番2番を抜歯しインプラント手術をしたのですね。
インプラント自体は問題ないが歯茎が腫れたりクラウンが何度も外れたり問題ばかりなのですね。
アメリカでは、口腔外科でインプラント手術を行い、一般歯科でクラウンを装着するという流れですね。
分業制になっているので、得意な専門的な治療だけを行うのですよね。
私も、アメリカやカナダでインプラントを行っている患者さんを診る機会があり、そのように聞いています。
インプラント治療は骨にインプラントを入れる口腔外科医が、被せ物をする補綴医(または一般歯科)とよく話していないと、インプラントは感染していない問題ないかもしれないが、被せ物(補綴)が上手く出来ないケースは生まれてきてしまう恐れがあります。
被せ物は、今入っているインプラントにどうするかしかできないからです。
前歯もスクリュー固定に私はすることは多いですが、適していないのはインプラントの埋入位置によって決まります。
インプラント体の方向が頬側(唇側)であるとネジ山が被せ物の頬側(唇側)に出てきてしまい見た目が悪いから適切ではないと判断されます。
メーカによってはこの角度はシステム上許容範囲がかわってきますので、よく相談してみて下さいね。
去年の夏、歯根破裂のため左上1番2番を抜歯しインプラント手術をしたのですね。
インプラント自体は問題ないが歯茎が腫れたりクラウンが何度も外れたり問題ばかりなのですね。
アメリカでは、口腔外科でインプラント手術を行い、一般歯科でクラウンを装着するという流れですね。
分業制になっているので、得意な専門的な治療だけを行うのですよね。
私も、アメリカやカナダでインプラントを行っている患者さんを診る機会があり、そのように聞いています。
インプラント治療は骨にインプラントを入れる口腔外科医が、被せ物をする補綴医(または一般歯科)とよく話していないと、インプラントは感染していない問題ないかもしれないが、被せ物(補綴)が上手く出来ないケースは生まれてきてしまう恐れがあります。
被せ物は、今入っているインプラントにどうするかしかできないからです。
前歯もスクリュー固定に私はすることは多いですが、適していないのはインプラントの埋入位置によって決まります。
インプラント体の方向が頬側(唇側)であるとネジ山が被せ物の頬側(唇側)に出てきてしまい見た目が悪いから適切ではないと判断されます。
メーカによってはこの角度はシステム上許容範囲がかわってきますので、よく相談してみて下さいね。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2017-06-20 07:48:33
>このままセメントにするとのことです
どうでしょうね、1月の段階では「余剰セメントが原因」と説明を受けているようですが、修復物の交換の前に、改めて、歯肉の状況の確認と改善を検討なさってみてはと思います。
どうでしょうね、1月の段階では「余剰セメントが原因」と説明を受けているようですが、修復物の交換の前に、改めて、歯肉の状況の確認と改善を検討なさってみてはと思います。
相談者からの返信
相談者:
Himawari99さん
返信日時:2017-06-21 05:19:43
加藤先生ご返信ありがとうございます。
インプラント体の方向が頬側(唇側)というのがどういうことなのかよくわからないのですが私の場合は前歯で裏からネジで止めネジ穴を白い物で被せるのでまったく目立たないとのことです。
質問事項が明確ではなかったので再度質問させて頂きますがインプラントが何本か入ってる患者さんはたくさんいると思いますが、みなさんセメント固定、スクリュー固定統一されてますか?歯の場所によってはセメント固定や、スクリュー固定とばらばらですか?
今後また歯を失ったとき、統一されずにそのときの状況でセメント固定やスクリュー固定になるのでしょうか?
小林先生
ご返信ありがとうございます。
歯肉はおかげさまで回復しました。
歯茎は少し痩せたみたいですが今のところ問題ないとのことです。
インプラント体の方向が頬側(唇側)というのがどういうことなのかよくわからないのですが私の場合は前歯で裏からネジで止めネジ穴を白い物で被せるのでまったく目立たないとのことです。
質問事項が明確ではなかったので再度質問させて頂きますがインプラントが何本か入ってる患者さんはたくさんいると思いますが、みなさんセメント固定、スクリュー固定統一されてますか?歯の場所によってはセメント固定や、スクリュー固定とばらばらですか?
今後また歯を失ったとき、統一されずにそのときの状況でセメント固定やスクリュー固定になるのでしょうか?
小林先生
ご返信ありがとうございます。
歯肉はおかげさまで回復しました。
歯茎は少し痩せたみたいですが今のところ問題ないとのことです。
回答3
回答日時:2017-06-21 09:30:04
インプラントの上部構造(クラウン)の固定方法については、セメント固定にもスクリュー固定にもそれぞれ利点欠点があり、どちらか一方を好まれる先生もいれば使い分けをする先生もいらっしゃるかと思います。
個人的には、審美的に問題(例えば前歯の表側にネジ穴が来てしまうケース)にならなければスクリュー固定の方が余剰セメントによる粘膜の炎症の不安が少ない分安心かなと好んで選択しますが、どちらでも良いと思います。
連結されたクラウンで固定方法が組み合わされることもありえると思います。
そもそも設計(フィクスチャーの埋入位置やアバットメントの長さ、角度等)や技工物のフィットが適切であればセメントでもスクリューでも、簡単に外れることは少ないと思うのですが、今回固定方法を変えることよりも、作り直すという点で改善が期待出来るのではないでしょうか。
長持ちするといいですね。
お大事にどうぞ。
個人的には、審美的に問題(例えば前歯の表側にネジ穴が来てしまうケース)にならなければスクリュー固定の方が余剰セメントによる粘膜の炎症の不安が少ない分安心かなと好んで選択しますが、どちらでも良いと思います。
連結されたクラウンで固定方法が組み合わされることもありえると思います。
そもそも設計(フィクスチャーの埋入位置やアバットメントの長さ、角度等)や技工物のフィットが適切であればセメントでもスクリューでも、簡単に外れることは少ないと思うのですが、今回固定方法を変えることよりも、作り直すという点で改善が期待出来るのではないでしょうか。
長持ちするといいですね。
お大事にどうぞ。
タイトル | 左上1・2番インプラントの外れるクラウンの固定方法について(米国) |
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質問者 | Himawari99さん |
地域 | 海外 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
クラウン(差し歯・被せ)その他 インプラントに関するトラブル インプラントその他 インプラント関連 アメリカ(米国) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。