オーソトロピクスと外科矯正の比較について

相談者: zakuraさん (19歳:男性)
投稿日時:2017-06-25 17:56:23
両顎の矯正外科を控えたものですが、私は中顔面全体が長く、前方方向は劣成長です。
また下顎骨が前に出ていて反対咬合となっています。

私は小さい頃から口呼吸で舌癖がありました。

インターネットではオーソトロピクスという治療法があり、小さい頃に中顔面複合体を前上方に誘導するものでした。
上顎の成長は頭蓋と面したところから成長することを知り、つまりは私の顔の鼻骨を含めた上顎骨全体が下方成長してしまったのだと考えられます。

lefort1手術を行うのですが、それは上顎骨のほんの一部分を移動するものであって、下方成長してしまった上顎複合体全体を正常に戻すのはできないと思いました。


結論を申し上げますと、私のような場合、小さい頃にしっかりと顎顔面育成治療を受けていたほうが(またしっかりと鼻で呼吸し、舌癖を治す)顔全体の顔貌が改善されていたのではないかと思います。

外科手術とオーソトロピクスのそれぞれの比較をしていただきたいです。

インターネットの曖昧な情報に翻弄され、はっきり後悔することもできません。

小さい頃の後天的な影響で外科で治療範囲外(lefort1)の顔貌の変化は起こりうるのでしょうか?

皆様の意見を是非聞かせてください。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-06-25 18:04:26
7歳〜10歳頃までに鼻呼吸や舌の正しい機能を獲得することは、成長発育にも好ましい結果をもたらす可能性があったとは思います。

しかし、元々、下方成長などの遺伝的要因が強い場合には、それだけで充分でないケースはあるかもしれません。(個人的意見)

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-06-26 11:51:48
外科矯正とオーソトロピクスとを比較して、どうしたいのでしょうか。

年齢的に、すでに成長は終わっているので、何かを変えたとしても骨の形は変わらないと思います。

個人的には、過去のことを後悔するよりも、今後どのようにするのかを考えたほうが建設的だと思います。

ただ、お書きのような舌癖や口呼吸などの悪習癖は、矯正治療やその後の安定に影響を与えますので、改善できるのであればしたほうが良いでしょう。

もし万万が一、過去に戻れたとしても、適応になるのかどうか、遺伝的要素はどうなのかなどによって、効果が出る場合も出ない場合もあるかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル オーソトロピクスと外科矯正の比較について
質問者 zakuraさん
地域 非公開
年齢 19歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
下顎前突(受け口)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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