虫歯予防、二次カリエスを防ぎたい

相談者: かすがいしさん (30歳:女性)
投稿日時:2017-06-30 18:51:24
こんにちは

予防歯科についてお伺いしたいのですが、現在自身30歳の自身の歯は奥歯5番までは、親知らずを除いて全て治療済みであり、神経の無い歯も二本あります。

上の親知らずは生え方の問題と、衛生を保つ障害になる為抜歯、下の歯は歯科医も残しておいて大丈夫とのことで抜歯はしておりません。

家系的ににとても虫歯になり易い体質だと言われた事があります。
幼少期に口移しなどされたのでそういった事も原因だとは思います。

そして高校までは歯の将来についてはそこまで悲観しておらず、磨き方等も、通っていた歯医者に磨けている、と言われたので気にしておりませんでしたが、その時点で既に奥歯は全滅状態でした。

大学になり通う歯医者を変えたら磨き方が良くないと言われ、そこから歯科医の助言で見直しをしました。

朝はうがい薬を使い、昼、夜に歯磨きをし、毎晩フロスをし、フッ素もする様にしました。(朝食はほぼ食べません)

しかしフッ素は、毎晩続けていると何故か胃が痛み、やめてみると胃が痛まない事が分かり、医師に聞くと、合わない人もいるのでそんなに頻繁に使わない方がいいかもしれないと言われ、少し怖いのもあり一週間に1回にしました。

歯磨きの方法やフロスの掛け方は助言通りにしているつもりではおります。

合わせて3ヶ月に一回のクリーニングに通っています。
医師にも歯磨きの状態はよくやれていると言われます。

ですがこれまで詰め物の下が虫歯になっていたり、神経が痛み出して抜く事になったり、という事が2年に1回くらい起こっています。
最近親知らずも溝が黒ずんできて虫歯の手前の様な状態に見えます。

このままでは、40,50代には物がちゃんと食べられなくなるのではないかと心配でなりません。

もっと出来る事はありませんでしょうか。
予防歯科の専門医を探すべきなのでしょうか。

何かご助言ありましたらお教え下さい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-06-30 22:52:20
こんばんは。

有効なむし歯予防方法について知りたいとのことですね。

>現在自身30歳の自身の歯は奥歯5番までは、親知らずを除いて全て治療済みであり、神経の無い歯も二本あります。

現在あるいは以前むし歯ができるほどお菓子としてのおさとうを食べていたのが原因だと思います。

むし歯の出来ない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html

WHOによる1日の砂糖摂取量に関する最終ガイドライン http://smc-japan.org/?p=3677

>家系的ににとても虫歯になり易い体質だと言われた事があります。

みなさんお菓子が大好きで食べ過ぎだったように思います。

>幼少期に口移しなどされたのでそういった事も原因だとは思います

これはないと思います。

0歳から食を中心とした生活習慣に留意して子育てした子供たちの口腔内細菌について http://www.yamadashika.jp/prevent15.html

>朝はうがい薬を使い、昼、夜に歯磨きをし、毎晩フロスをし、フッ素もする様にしました。

個人的にはかなり的外れな方法だと考えます。

>歯磨きの方法やフロスの掛け方は助言通りにしているつもりではおります。

助言通りできていればプラークは残っていないでしょう、歯を磨いたあと赤染して確認なさってみることをお勧めいたします。

赤染液 http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#dendou

とりあえず毛先磨きをお勧めいたします。

毛先磨き http://yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki

>合わせて3ヶ月に一回のクリーニングに通っています。

有効な方法ではなかったということでしょう。

>ですがこれまで詰め物の下が虫歯になっていたり、

詰め物の周りからではなく詰め物の下からむし歯ができたということならむし歯の取り残しが考えられます、むし歯のないところからむし歯が突然できてきたということは考えにくいと思います。

>もっと出来る事はありませんでしょうか。

むし歯再発の原因はいろいろ考えられます、しかしおさとうをある一定レベル以下に保っていれば新たなむし歯はできないと思います、お菓子は一日一種類一個以内が適切な量だと考えています。

むし歯ができてしまったら http://www.yamadashika.jp/prevent.html#03

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かすがいしさん
返信日時:2017-07-01 00:45:13
ご回答ありがとうございます。

砂糖について大変参考になります、気を付けて摂取してみます。
赤染液を早速購入致しましたので、届きましたらそれを使ってみます。


1日の歯磨きの頻度やタイミングですが、先生はどの様にされていらっしゃるかお教え頂けたら幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-07-01 02:06:18
>1日の歯磨きの頻度やタイミングですが、

時間的に余裕があるときに居間とか院長室で磨いています、洗面所では絶対磨きません、もちろんノンペースト・ノンウオーターです。

ノンペースト・ノンウオーター http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#04

お菓子の食べ過ぎがなければそこそこ磨けていればそんなにむし歯ができることはないと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-07-01 10:34:40
>砂糖について大変参考になります、気を付けて摂取してみます。

山田先生がどういうつもりで引用されたのかはわかりませんが、

--------------------------------------------------
一方、5%未満に抑えるという「条件付き勧告」は虫歯の予防のためですが、実現するにはケーキ、菓子など、一切の砂糖を取らないことが必要で、達成は難しいでしょう。
--------------------------------------------------

引用されたサイトには上記のように書いてありますが・・・

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回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-01 10:48:51
砂糖の摂取は、知らず知らずのうちに入ってくる量だけでも多そうですから、わざわざ健康を阻害するものを好んで摂取しないように心がける程度でも違ってくると思います。(つまりお菓子や甘いもの、飲み物には特に注意が必要です)

2次虫歯は修復物の内部で起こっていたり修復物の縁からおこっていることが多いですから、GI値が高くならない食生活はよいかもしれませんね。

健康生活を送りたいと考えた場合、食事内容を見直すことは常に有効でしょう。

修復物があればかみ合わせが原因で、修復物内面で接着剤が剝離して2次虫歯を起こすことがあります。

古い修復物には本来の接着というシステムが利用されていなかったため(今でも接着システムは進化途中です)、経年的変化で修復物と歯面に隙間が生じてしまう場合が多発しています。

早期発見してもらいやすい環境つくり、つまりは、定期的に専門家によく診てもらい評価してもらうことは歯を温存する上で大切だとされています。

2次虫歯の治療時には、神経を温存する治療をしてくれる医院であることが歯髄保護のためには必要です。

症状がない2次虫歯の再治療で痛みが生じ神経を抜く必要が生じるような治療が繰り返される医院ではないところで、メンテナンスを行ってもらっておくことは有効かもしれませんね。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かすがいしさん
返信日時:2017-07-01 13:43:57
山田先生

ありがとうございます、ノンペースト・ノンウォーターについて初めて拝見しました。

まずは砂糖を控える事が大前提で、赤染液が残らない磨き方ができる様になったらノンペースト・ノンウォーターを挑戦してみようと思います。


森川先生

すみません、砂糖は摂取しないに越したことは無いが結局取らないのは無理だろうと言う事で、お菓子1日1種類1個以内と言ってくださったのかなと解釈しまして、料理でも摂取してしまうのも踏まえて摂取量を気を付けるしかないかと思いまして、言葉足らずでした。


ふなちゃん先生

食生活の見直しが必要だという事ですね。
将来歯が残らない危機感を持ちつつ、砂糖を必要以上に取らない様にしていきたいと思います。

歯医者の見直しも有効なのかもしれません、、

治療が必要な時に行くとどうしても焦りや恐怖心で見知ってあたるいつもの所にと思ってしまうので、余裕のある時に相談も含めて探してみようかと思います。

ありがとうございます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-07-01 14:08:16
>赤染液が残らない磨き方ができる様になったら

ちょっと誤解があるようなので、赤染液はプラークを染め出すもので磨き残してプラークが残っていれば赤く染まります。

磨けたかどうかを確かめる染色液です、磨けていれば染まりません。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2017-07-01 14:26:44
>砂糖は摂取しないに越したことは無いが結局取らないのは無理だろうと言う事で、お菓子1日1種類1個以内と言ってくださったのかなと解釈しまして

実施するのは自由ですが、山田先生が言っている「お菓子1日1種類1個以内」には根拠がありません。

それではWHOの話の倍はいってしまいます。(1個の数え方にもよりますが)

WHOが勧めているわけでも何でもありませんので、ご注意を。

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タイトル 虫歯予防、二次カリエスを防ぎたい
質問者 かすがいしさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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