歯科実態調査は実態とかけ離れているのでは?

相談者: 筑前さん (40歳:男性)
投稿日時:2017-06-28 22:17:27
28年の歯科実態調査というのを見ました。
気になったので。

私の年齢だと、虫歯や治療済みが約12本。
そのうち神経を取った歯が約3本が平均とのこと。


でも、調査対象者が448人(40ー44才)しかいないとも書いてありました。
こんなに少くて、本当に正しい数値なのですか?
実際に毎日検診やら治療にくる人の状態とかけ離れていませんか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-06-28 23:31:34
どちらを見られたかリンクを張ってもらえますか?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-06-28 23:32:23
448人って、物凄く多いと思いますけど・・
実際にやると分かるのですが、歯に関する研究は10人でも集めるのは大変です。
大変かどうかを別としても、統計学的疫学的にも十分な数なのではないでしょうか。

歯科疾患実態調査は厚生労働省が行なっているもので、対象者が(大学などの研究と比べれば)群を抜いて圧倒的に多いことも特徴ですが、対象者を無作為に選んでいる(細かく言えば、今回の場合だと震災の影響で熊本は除くとか色々ありますが、良好な内容と思われます)のも特徴です。


>実際に毎日検診やら治療にくる人

と言うのは、理由があって「検診やら治療に」自発的に来ている人たちですから、結果に偏りが出ます。 つまり疾患が多いグループになります。

本当に平均値が知りたい場合は、知りたい母集団(例えば"日本人"なら日本人)の中から、"無作為"に(研究で”無作為”と言うには条件もあるので、例えば地域や性別や経済状況や喫煙、全身疾患等に偏りが出てないかなど、これもこれで大変・・)対象者を選んで調べる必要があるので、日本人にとってはこの調査は大変信頼のおける内容と言えると思いますよ。



ちなみに当院では全顎的に診させて頂く方は全員、軽くですが歯科疾患実態調査との比較も行なっているのですが、そんなにかけ離れている印象はないですよ。

つい先日まで23年の調査を見るしかなかったのが最近28年のが出てきてかなり数値が良くなったので、より実態に近づいた印象です。

ただし当院は、地方の、予防歯科に力を入れている、自費専門の医院 を、受診している患者様ばかりですから、層の偏りもあると思います。



柴田先生>↓これで開けますかね?
歯科疾患実態調査

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-06-28 23:52:19
渡辺先生ありがとうございます

国の他の世論調査だと対象が一万人というオーダーのものがあるようです。

http://survey.gov-online.go.jp/h28/h28-life/1.html


報道ステーションの世論調査だと母数が2000以下のものもあるようです


http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/


簡単に比較はできないかもしれませんがそんなに少ない数ではないと思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 筑前さん
返信日時:2017-06-30 14:40:47
ありがとうございました。

調査というと、数千 数万人対象者と思ってましたが、医学の調査って人数を集めるのが大変なのですね。
同時に、かなりの程度、信頼できるって分かりました。


しかしながら、最近の若い人って、本当に虫歯少ないんですね。
びっくりしました。
私たちの世代、平均が12本って、虫歯だらけです。



タイトル 歯科実態調査は実態とかけ離れているのでは?
質問者 筑前さん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




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