湿疹・蕁麻疹と根管治療・差し歯との関連
相談者:
水幸さん (47歳:女性)
投稿日時:2017-07-04 10:11:22
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2017-07-04 11:00:33
保険で使用する銀歯用の金属は金銀パラジウム合金と言って銀を主成分にした金銀銅パラジウムを含む合金です。
その意味ではコバルトとクロムは関係ないかもしれません。
金属床義歯の金属ならコバルトクロム合金を使用している場合も有るかも知れません。
その意味ではコバルトとクロムは関係ないかもしれません。
金属床義歯の金属ならコバルトクロム合金を使用している場合も有るかも知れません。
回答2
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-07-04 11:08:47
水幸さん、こんにちは。
>この二つだと金属アレルギーではないのでしょうか?
パッチテストは7日目まで行いましたでしょうか?
実は保険で使われている金パラの中に含まれているパラジウムという金属は金属アレルギーを起こしやすいのですが・・・反応が出るまで7日ほどかかります。
その為、パッチテストで7日目までしっかりと行わないとハッキリと出ないことが多いです。
また、金属アレルギーには「交叉反応」というものもあります。
その他金属元素にアレルギーを持っている方の約半数がパラジウムにもアレルギーを持っていることがあるとも言われております。
(コバルトとクロムにアレルギーを有しているのであればパラジウムにもアレルギーをお持ちの可能性は比較的高いかと思われます。)
もし7日目まで検査を行っていないのであれば、皮膚科さんにて再度検査をして頂く必要があるかと思います。
>丁度皮膚湿疹の時期がさし歯と根管治療の時期に重なるのですが さし歯の土台とか 根管治療の薬等は関係ありませんでしょうか?
薬を詰める際に使用する薬剤の中には、亜鉛などの金属を微量に含んでいる場合があります。
その為、何かしらの因果関係があるかもしれませんね。
歯科の金属アレルギーで有名なものに掌蹠膿疱症と呼ばれる疾患がありますが、これは実は金属アレルギーだけではなく、根尖病巣のような慢性炎症が原因で起こることもあります。
もし他の部位に根尖病巣があるのであれば、そちらが原因の可能性もあるかと思います。
既に症状が出ている状態ですので、金属アレルギーに詳しい歯科医師を探して診察していただいた方が良いかもしれませんね。
ちなみに、もし本当に歯科の金属が原因でアレルギー反応が起こっているとしても、歯科の金属を全て除去したら直ぐに症状が消えるというわけではありません。
多くは1年から2年程度の期間をかけて緩やかに改善していきますので、その点にもご注意していただいた方が良いかと思います。
>この二つだと金属アレルギーではないのでしょうか?
パッチテストは7日目まで行いましたでしょうか?
実は保険で使われている金パラの中に含まれているパラジウムという金属は金属アレルギーを起こしやすいのですが・・・反応が出るまで7日ほどかかります。
その為、パッチテストで7日目までしっかりと行わないとハッキリと出ないことが多いです。
また、金属アレルギーには「交叉反応」というものもあります。
その他金属元素にアレルギーを持っている方の約半数がパラジウムにもアレルギーを持っていることがあるとも言われております。
(コバルトとクロムにアレルギーを有しているのであればパラジウムにもアレルギーをお持ちの可能性は比較的高いかと思われます。)
もし7日目まで検査を行っていないのであれば、皮膚科さんにて再度検査をして頂く必要があるかと思います。
>丁度皮膚湿疹の時期がさし歯と根管治療の時期に重なるのですが さし歯の土台とか 根管治療の薬等は関係ありませんでしょうか?
薬を詰める際に使用する薬剤の中には、亜鉛などの金属を微量に含んでいる場合があります。
その為、何かしらの因果関係があるかもしれませんね。
歯科の金属アレルギーで有名なものに掌蹠膿疱症と呼ばれる疾患がありますが、これは実は金属アレルギーだけではなく、根尖病巣のような慢性炎症が原因で起こることもあります。
もし他の部位に根尖病巣があるのであれば、そちらが原因の可能性もあるかと思います。
既に症状が出ている状態ですので、金属アレルギーに詳しい歯科医師を探して診察していただいた方が良いかもしれませんね。
ちなみに、もし本当に歯科の金属が原因でアレルギー反応が起こっているとしても、歯科の金属を全て除去したら直ぐに症状が消えるというわけではありません。
多くは1年から2年程度の期間をかけて緩やかに改善していきますので、その点にもご注意していただいた方が良いかと思います。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 11:28:26
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 11:33:36
さっそくありがとうございます。
大分昔に受けたので7日目に判定したか記憶にありません。
今一度パッチテストを受けてみたいと思います。
丁度今の時期 パッチテストをやっていないらしく10月に予約は入れました。
血液検査があるようですがこちらの信憑性はどうなんでしょうか?
大分昔に受けたので7日目に判定したか記憶にありません。
今一度パッチテストを受けてみたいと思います。
丁度今の時期 パッチテストをやっていないらしく10月に予約は入れました。
血液検査があるようですがこちらの信憑性はどうなんでしょうか?
回答3
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-07-04 12:49:23
>丁度今の時期 パッチテストをやっていないらしく10月に予約は入れました
夏場は汗の関係でパッチテストが行えませんからね・・・。
>血液検査があるようですがこちらの信憑性はどうなんでしょうか?
リンパ球刺激検査の事ですかね。
確か、金・コバルト・パラジウム・ニッケルの4種類しか判定が出来なかったかと思います。
更に、残念なことに、精度も左程高くなかったはずです。
確実なのはやはりパッチテストかと思いますよ。
もちろん、私(歯科医師)よりも皮膚科の先生の方がそういった検査については詳しいはずですので、直接皮膚科の先生にご確認いただいた方が確実かと思います。
夏場は汗の関係でパッチテストが行えませんからね・・・。
>血液検査があるようですがこちらの信憑性はどうなんでしょうか?
リンパ球刺激検査の事ですかね。
確か、金・コバルト・パラジウム・ニッケルの4種類しか判定が出来なかったかと思います。
更に、残念なことに、精度も左程高くなかったはずです。
確実なのはやはりパッチテストかと思いますよ。
もちろん、私(歯科医師)よりも皮膚科の先生の方がそういった検査については詳しいはずですので、直接皮膚科の先生にご確認いただいた方が確実かと思います。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 13:00:36
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-07-04 13:32:54
>例えば これからに陽性反応が出た場合 奥歯の大臼歯については保険が適用されますでしょうか?
小臼歯までは元々CAD/CAM冠とHJC(硬質レジンジャケット冠)が保険適応になっていました。
しかしながらCAD/CAM冠は届出制なので届出を出していない歯科医院では不可能です。
歯科用金属アレルギーがあって医科から診療情報提供書があればこのCAD/CAM冠とHJCを大臼歯に拡大したものです。
ですから冠形態のものだけです。
あとはコンポジットレジン充填でできる範囲をすることになると思います。
小臼歯までは元々CAD/CAM冠とHJC(硬質レジンジャケット冠)が保険適応になっていました。
しかしながらCAD/CAM冠は届出制なので届出を出していない歯科医院では不可能です。
歯科用金属アレルギーがあって医科から診療情報提供書があればこのCAD/CAM冠とHJCを大臼歯に拡大したものです。
ですから冠形態のものだけです。
あとはコンポジットレジン充填でできる範囲をすることになると思います。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 13:57:29
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 14:11:47
回答5
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-07-04 14:18:25
細見先生が書かれたように普通の金銀パラジウム合金にはコバルトとクロムは含まれていなければわざわざ外して割れやすいCAD/CAM冠に変えるメリットをどう考えるかだと思います。
保険のルールではコバルトとクロムにアレルギーがあっても無関係の金銀パラジウム合金のクラウンを交換できると思います。
>診断書ではなく紹介状をもらってくださいと言われましたが 診療情報提供書というものが必要なのでしょうか
紹介状というほうが患者さんに理解しやすいのですが。保険のルール上は診療情報提供書となっていると思います。
診断書ではないと思います。
診断書は保険では出せないので数千円かかると思います。
診療情報提供書は診療情報提供料という保険の項目に伴う書類だと思います。
歯科の場合は250点なので750円の自己負担になると思います。
保険のルールではコバルトとクロムにアレルギーがあっても無関係の金銀パラジウム合金のクラウンを交換できると思います。
>診断書ではなく紹介状をもらってくださいと言われましたが 診療情報提供書というものが必要なのでしょうか
紹介状というほうが患者さんに理解しやすいのですが。保険のルール上は診療情報提供書となっていると思います。
診断書ではないと思います。
診断書は保険では出せないので数千円かかると思います。
診療情報提供書は診療情報提供料という保険の項目に伴う書類だと思います。
歯科の場合は250点なので750円の自己負担になると思います。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 15:06:33
本当にいろいろとアトバイスありがとうございます。
昔のパッチテストの結果表をみてみました。
7日後という欄はありませんでした。
判定したかは記憶にありませんがバラジウムに陽性反応がある可能性も考えられます。
また、コバルトとクロムが歯医者さんが扱うもののなかには合銀に含まれているあるいはこれらのアレルギーが関係して歯科金属アレルギーの原因になりうるのであれば。
やはり除去したい 早く楽になりたいと思っています。
例えば コバルトとクロムだけでは歯科金属アレルギーとは無関係だとお考えになりますでしょうか?
CAD/CAMは強度がイマイチなのですね。
今現在 日々生活するのも辛い状況を考えればアレルギー反応のある金属はとりたいです。
やはりここは経験豊富な先生方の意見をお聞かせいただけると助かります。
昔のパッチテストの結果表をみてみました。
7日後という欄はありませんでした。
判定したかは記憶にありませんがバラジウムに陽性反応がある可能性も考えられます。
また、コバルトとクロムが歯医者さんが扱うもののなかには合銀に含まれているあるいはこれらのアレルギーが関係して歯科金属アレルギーの原因になりうるのであれば。
やはり除去したい 早く楽になりたいと思っています。
例えば コバルトとクロムだけでは歯科金属アレルギーとは無関係だとお考えになりますでしょうか?
CAD/CAMは強度がイマイチなのですね。
今現在 日々生活するのも辛い状況を考えればアレルギー反応のある金属はとりたいです。
やはりここは経験豊富な先生方の意見をお聞かせいただけると助かります。
回答6
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-07-04 15:31:59
三木先生が書かれた歯性病巣感染という考え方もありますので外したから必ず良くなるという期待でなければご自身が納得するためにも外した方が良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 15:45:00
お忙しい中、沢山のアトバイスありがとうございます。
感謝します。
三木先生の最後のコメントとはいっても相反しますが必ず良くなると希望を持ちたいです。
本当にもう自分ではどうしたらいいのか藁をもすがる思いなのです。
感謝します。
三木先生の最後のコメントとはいっても相反しますが必ず良くなると希望を持ちたいです。
本当にもう自分ではどうしたらいいのか藁をもすがる思いなのです。
回答7
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-07-04 19:19:56
銀でしたか、失礼しました。
残念ながら、CAD/CAMの届け出をされている=アレルギーに対する知識が豊富とは限りません。
例えば、お住まいの地域の大学病院には金属アレルギー外来がありますので、そちらで診て頂いたらより良いかもしれませんね。
残念ながら、CAD/CAMの届け出をされている=アレルギーに対する知識が豊富とは限りません。
例えば、お住まいの地域の大学病院には金属アレルギー外来がありますので、そちらで診て頂いたらより良いかもしれませんね。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-04 22:35:14
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-05 11:59:39
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-05 11:59:48
回答8
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-05 12:20:40
アレルギー体質が何が原因でおこっているのか?については確定診断は出来ないと思います。
ですからお口の中にガルバニー電流が流れることで起きている可能性もあるでしょうし、金属が溶出することで起きている可能性もあるでしょうし、根っこや他の部位に慢性の炎症があることで起きている可能性もあるでしょうし、上咽頭周囲に慢性炎症があることで起きている可能性もあるでしょう。
確定診断が出来ないのでひとつづつ原因と考えられるものを除去していく除去療法のひとつが金属アレルギー検査陽性の方の金属を除去してCAD/CAM冠やインレー修復を保険適用で可能にしたということだけですね。
今後も他の因子が後に見つかって保険適用にするに値する治療法の一種に加えてもよいということになるかもしれません。
お口の中に治療跡が多く保険治療の範囲での治療しか選択してきておらず金属修復物が多いという状態は身体にとってよい状態を示していないのは確実だと思います。
口が開き易く鼻の粘液が粘調気味で後鼻漏の自覚があるということはありませんか?
そういう方のアレルギー体質を改善するためにはあいうべ体操や上咽頭の炎症の除去が効果的だという報告もあります。
呼吸が口呼吸になっていて丸まって寝ていたり口を開けて寝ていると虫歯罹患も多くなりますから異種の修復物が口腔内に混在する羽目になりますから様々な問題を抱えることになっている可能性もあるかもしれません。
金属アレルギーの方は金属除去して金属より弱い素材でとりあえず冠や修復物をやり替えてみることが保険適用になっていますので試してみられるとよいと思いますが、根本的な問題解決につながるかどうかの保証はないですから最も簡単な口呼吸をやめて口腔体操を追加して慢性炎症があれば優先的に直すということも必要かもしれません。(追加として)
ですからお口の中にガルバニー電流が流れることで起きている可能性もあるでしょうし、金属が溶出することで起きている可能性もあるでしょうし、根っこや他の部位に慢性の炎症があることで起きている可能性もあるでしょうし、上咽頭周囲に慢性炎症があることで起きている可能性もあるでしょう。
確定診断が出来ないのでひとつづつ原因と考えられるものを除去していく除去療法のひとつが金属アレルギー検査陽性の方の金属を除去してCAD/CAM冠やインレー修復を保険適用で可能にしたということだけですね。
今後も他の因子が後に見つかって保険適用にするに値する治療法の一種に加えてもよいということになるかもしれません。
お口の中に治療跡が多く保険治療の範囲での治療しか選択してきておらず金属修復物が多いという状態は身体にとってよい状態を示していないのは確実だと思います。
口が開き易く鼻の粘液が粘調気味で後鼻漏の自覚があるということはありませんか?
そういう方のアレルギー体質を改善するためにはあいうべ体操や上咽頭の炎症の除去が効果的だという報告もあります。
呼吸が口呼吸になっていて丸まって寝ていたり口を開けて寝ていると虫歯罹患も多くなりますから異種の修復物が口腔内に混在する羽目になりますから様々な問題を抱えることになっている可能性もあるかもしれません。
金属アレルギーの方は金属除去して金属より弱い素材でとりあえず冠や修復物をやり替えてみることが保険適用になっていますので試してみられるとよいと思いますが、根本的な問題解決につながるかどうかの保証はないですから最も簡単な口呼吸をやめて口腔体操を追加して慢性炎症があれば優先的に直すということも必要かもしれません。(追加として)
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-05 14:23:42
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り ひとつずつ可能性を潰していく今は歯科金属 除去ができることなのかなと思います。
今日のところでも具体的な額はおっしゃっていただけませんでした(全て自費診療のところです)が 100万は越えるでしょうとおっしゃってました。
ただ今日の検査(金属イオンの漏洩)を見る限りやった方がいいとおっしゃってました。
私も治るのであればそうしたいと思っています。
ただ素人ですのでその歯医者の言葉をまるまる鵜呑みにせず 客観的な意見を聞きたく質問させていただきました
ちなみに私の歯にクラウンは2本、他は全てのインレー(詰め物)だそうで インレーの値段は9万円だそうです
先日行った(金属アレルギー除去の相談)さんでは4万円位と言っていましたので この差(保険診療もしている歯医者さんと初めから自費診療で検査後そのまま治療いうつれる歯医者さん)はなんだろうと思います
おっしゃる通り ひとつずつ可能性を潰していく今は歯科金属 除去ができることなのかなと思います。
今日のところでも具体的な額はおっしゃっていただけませんでした(全て自費診療のところです)が 100万は越えるでしょうとおっしゃってました。
ただ今日の検査(金属イオンの漏洩)を見る限りやった方がいいとおっしゃってました。
私も治るのであればそうしたいと思っています。
ただ素人ですのでその歯医者の言葉をまるまる鵜呑みにせず 客観的な意見を聞きたく質問させていただきました
ちなみに私の歯にクラウンは2本、他は全てのインレー(詰め物)だそうで インレーの値段は9万円だそうです
先日行った(金属アレルギー除去の相談)さんでは4万円位と言っていましたので この差(保険診療もしている歯医者さんと初めから自費診療で検査後そのまま治療いうつれる歯医者さん)はなんだろうと思います
回答9
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-05 17:08:18
経済事情によっては100万円は大変ですね。
除去して代用品に変えて変化の有無を確認するだけでしたらインレーの部分は強度の高くなったCRでも可能かもしれませんね。
本格的な修復処置を一度に行う場合は100万円くらい請求されてもしょうがないかもしれませんが、とりあえず金属除去して他の修復物に(例えばCAD/CAM冠は保険適用ですし、レジン充填も保険適用です)置き換えて変化を観察して効果を実感されてからよりよい素材(例えばセラミック素材)に置き換えるという順序もあるかもしれませんね。
アレルギー疾患の際、最も大切なことは炎症の除去でしょうから根っこの治療問題がないことはしっかり確認しておく必要があるでしょう。
主治医として選ばれた先生とよくご相談ください。
除去して代用品に変えて変化の有無を確認するだけでしたらインレーの部分は強度の高くなったCRでも可能かもしれませんね。
本格的な修復処置を一度に行う場合は100万円くらい請求されてもしょうがないかもしれませんが、とりあえず金属除去して他の修復物に(例えばCAD/CAM冠は保険適用ですし、レジン充填も保険適用です)置き換えて変化を観察して効果を実感されてからよりよい素材(例えばセラミック素材)に置き換えるという順序もあるかもしれませんね。
アレルギー疾患の際、最も大切なことは炎症の除去でしょうから根っこの治療問題がないことはしっかり確認しておく必要があるでしょう。
主治医として選ばれた先生とよくご相談ください。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-05 17:33:46
回答10
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-05 17:41:52
CAD/CAM冠というのは光学印象をしたものを画像データとしてPC上で設計してミリングマシーンで機械的に削りだす方法で作られた冠のことを言いますが、保険適用のものは素材のグレードが低めだということをいっています。
ですから保険のCAD/CAM冠と自費のCAD・CAM冠では組成が異なったブロックから作られると思います。
金属の代用品として人気の高いジルコニア冠もCAD/CAM冠です。
わかりにくいかもしれませんが、どういう素材のCAD/CAM冠なのか?についてはご自身がしっかり把握されておくとよいでしょう。
樹脂含有量の多いCAD/CAM冠は保険適用素材ですが一時的な冠という印象を持っておかれるとよいでしょう。(
ただし、かみ合わせがよければかなりの期間問題なく経過する場合もあるでしょう)
ですから保険のCAD/CAM冠と自費のCAD・CAM冠では組成が異なったブロックから作られると思います。
金属の代用品として人気の高いジルコニア冠もCAD/CAM冠です。
わかりにくいかもしれませんが、どういう素材のCAD/CAM冠なのか?についてはご自身がしっかり把握されておくとよいでしょう。
樹脂含有量の多いCAD/CAM冠は保険適用素材ですが一時的な冠という印象を持っておかれるとよいでしょう。(
ただし、かみ合わせがよければかなりの期間問題なく経過する場合もあるでしょう)
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-06 18:47:20
回答11
助言1
助言者:
ネッドさん
助言日時:2017-07-06 19:52:53
通りすがりの素人です。
根本的な事ですが湿疹や蕁麻疹は「歯科」ではなく「医科」の領域です。
湿疹や蕁麻疹の原因は金属アレルギー以外にも非常に沢山あります。
皮膚科やアレルギー科の診察は受けているのでしょうか。
多くの湿疹や蕁麻疹はすぐに原因の特定が出来なくても投薬等によって対症療法的に症状を大幅に軽減する事が出来ます。
もしまだでしたら速やかに皮膚科・アレルギー科を受診する事をお勧めします。
症状を元にネットで調べて素人判断をしていては解決できない事もあると思います。
ネットで調べるのは「日本皮膚科学会専門医」や「日本アレルギー学会専門医」のいる病院を調べ診断(検査法も含む)はその医師に任せるのが良いと思います。
医師にも得意不得意分野や診断能力にも大きな差がありますからもし「結果」が出そうもない時は自分で迷走するのではなく他の医師を探すのが良いと思います。
根本的な事ですが湿疹や蕁麻疹は「歯科」ではなく「医科」の領域です。
湿疹や蕁麻疹の原因は金属アレルギー以外にも非常に沢山あります。
皮膚科やアレルギー科の診察は受けているのでしょうか。
多くの湿疹や蕁麻疹はすぐに原因の特定が出来なくても投薬等によって対症療法的に症状を大幅に軽減する事が出来ます。
もしまだでしたら速やかに皮膚科・アレルギー科を受診する事をお勧めします。
症状を元にネットで調べて素人判断をしていては解決できない事もあると思います。
ネットで調べるのは「日本皮膚科学会専門医」や「日本アレルギー学会専門医」のいる病院を調べ診断(検査法も含む)はその医師に任せるのが良いと思います。
医師にも得意不得意分野や診断能力にも大きな差がありますからもし「結果」が出そうもない時は自分で迷走するのではなく他の医師を探すのが良いと思います。
回答12
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-07-06 20:21:39
ネッドさんへ せっかく書いていただいたのですが、
迷走しているかどうかは意見が分かれるところだと思います。
>皮膚科やアレルギー科の診察は受けているのでしょうか。
歯科医側の回答だと皮膚科の受診を勧めておりますしパッチテストができるのは医師だけだと思います。
>日本皮膚科学会専門医」や「日本アレルギー学会専門医」
多分東京医科歯科大学にはいるのではないかと思います。
残念ながら受診には至らなかったようですね。
>多くの湿疹や蕁麻疹はすぐに原因の特定が出来なくても投薬等によって対症療法的に症状を大幅に軽減する事が出来ます。
>>ただ かなり肌の調子が悪く(ステロイドも抗ヒスタミン剤も効きません)
とありますので通常の投薬治療は受けているのではないかと想像します。
迷走しているかどうかは意見が分かれるところだと思います。
>皮膚科やアレルギー科の診察は受けているのでしょうか。
歯科医側の回答だと皮膚科の受診を勧めておりますしパッチテストができるのは医師だけだと思います。
>日本皮膚科学会専門医」や「日本アレルギー学会専門医」
多分東京医科歯科大学にはいるのではないかと思います。
残念ながら受診には至らなかったようですね。
>多くの湿疹や蕁麻疹はすぐに原因の特定が出来なくても投薬等によって対症療法的に症状を大幅に軽減する事が出来ます。
>>ただ かなり肌の調子が悪く(ステロイドも抗ヒスタミン剤も効きません)
とありますので通常の投薬治療は受けているのではないかと想像します。
回答13
回答日時:2017-07-07 04:13:46
確かに、皮膚科の受診がファーストチョイスですね。(されていると思いますが)
歯科領域から出来るアドバイスとしては、三木先生、船橋先生のコメントが特にとても詳しくて、的確だと思います。
どう行った分野でも同じだと思いますが、担当者ごとで細かく得意分野苦手分野はありますから、特に詳しくて、得意な先生に診てもらえるのが良いでしょうね。
一般的に考えて、歯科医で金属アレルギー治療の話に詳しく、経験数の多い先生というのはかなり少ないと思いますし、HPなどで得意そうに謳っていたとしても自費治療を増やしたい宣伝広告の場合も多いように思います。
コメントはだいぶ出尽くしているようにも思いますが、問題点を整理しつつ少し補足もしたいと思いますが、
@先ずは診断の確定が(ある程度)重要です。
パッチテスト自体が残念ながら信頼度がそこまで高くないのと、医科の先生にしか行えない検査でありながら三木先生があげた様な、相当歯科用金属の事情に精通していないと気づけない様なコツみたいなものがあります。
今回昔の検査結果をもとに話が進んでいましたが、いくつかの金属にアレルギーが出た人はその後他の金属にもアレルギー反応が出やすくなる(「回答2」)ので、いくつかで強い反応が出たなら、大体の金属には警戒した方がいいと思います。
要は、「〇〇と××という金属でアレルギー反応が陽性だったから、それの含まれない金属なら大丈夫だろう」は、実際大丈夫かも知れませんが、"心配"です。
今回の場合、”皮膚科で一通りの治療は受けたものの”良くならず、現在口腔内で使われている金属(数十種類ぐらいあるかも知れません)の中のどれか一つでも強めの陽性反応が出ていて(現在は不明ですが、出そうな気がしています。
血液検査も不十分ですが、金、銀、パラのどれかで強い陽性が出れば治療開始の根拠には十分だと思います。
ニッケルは矯正治療以外ではあまり使わないので微妙ですが・・)、なおかつ生活に支障があるレベルの症状がある。 のだとすれば、あとは予算の許す範囲で歯科用金属の交換には踏み切って良いと個人的には思います。
A歯科用金属アレルギーの治療に精通した歯科医を選んだ方が良いです。
三木先生のコメントにある通り、意外なところでも金属が含まれていたりします。
先ほどの、
「〇〇と××さえなければいいのではないか?」
と言うのが本当に普通の認識で、
「表層に出てさえいなければいいのではないか?
」とか、
「これが原因だったら接触する粘膜に症状が出るはず」
とか
「外せばすぐに治るではないのか?」
などなど、治療法自体が確立して、体系的に教育されてるとは言えないのが現状です。
ごく一部の歯科医師が手探りで経験値を高めて、一部の先生方がそれを時間やお金をかけて学んで共有しているのが現状・・というイメージで良いと思います。
逆に
「金属を外しましょう」
「治るかどうかは外さないと分かりません」
「基本自費治療になります」
というのは歯科経営者にとってはビジネスチャンスですから、浅い知識で軽率に自費治療を勧める歯科医も、いないとは限りません。
よく勉強されている先生であれば、どちらかと言うと気の重い治療の一つだと・・個人的には思います。
B治療方法としては、基本は仮歯→治るまで年単位で様子見→最終のものへ
がベターだと思います。
が、ここは経済事情等考慮して出来る範囲で良いと思います。
保険で、皮膚科の診断書さえあれば奥歯にも非金属が使える様になったのはある意味良いですね。
長めに使える仮歯ぐらいの感覚でも利用価値はあると思います。
ただ、このあたりの判断が本当に難しいところなのですが、一度大きく削った歯を後から小さくは戻せませんし、表層だけ非金属に変えたものの症状が治まらない・・となれば根管の中までやり直すかどうか、迷う必要も出てしまいます。
治療法も、耐久性のあるものの方が当然ベターでしょうが、そもそもが保険治療がベストではないので、コストは一般にかかります。
予算的に余裕があるなら、現実的な範囲でこれぐらいまですれば十分だろう、と考えられる耐久性のある最終的な治療法を最初から選択した方が無駄はないかも知れませんし、余裕がなければ保険治療を活用して、トライ&エラーをしていくことになるかと思います。
C悩ましいことに、アレルギーは金属だけとは限りません。
例えば仮歯を装着する際に、一般的な仮着材には亜鉛など含まれますし、仮歯(レジンの一種)の材料でアレルギー反応が出る方もみえます。(化学物質過敏症の場合など) 仮歯で大丈夫でも、インレーの代わりに使うレジンや、セラミックのクラウンを装着する際に使用する接着剤(レジンの一種)でも微妙に成分が異なるため、どこで何に反応するか、気にしだすとキリがないです。
とは言え基本的にはセラミックと、レジンで統一すればほとんどの場合は大丈夫なのではないかと思うのですが、異物を体に装着する以上、完全に安全と言える材料はほとんどないと言えます。
因みにパッチテストを行うことさえも一種の危険性が伴うので(そのテストを行うことで今までアレルギー反応を示さなかった金属に反応を示し始める可能性が当然ある)、できるだけ一発勝負で、どの金属とどの金属が、とかどの金属がどの程度か・・という正確さにあまりこだわリ過ぎず、口の中の金属を外すか外さないか決断する根拠になればいいやという程度が良いと思います。
D治療開始となったら、原因の金属を削った直後などに症状は悪化する危険があります。
でもこれは逆に、悪化するなら正しいことを始めてると、想像することが出来ますし、悪化しても数日から1週間ぐらいとのことですので、ある意味喜ばしい現象かも知れません。
金属を外す際にはラバーダムから粉塵の予防から、物凄い設備で行われる先生もいらっしゃいますしそれが無意味とは思いませんが、何をしても出る時は出る様です。
金属を身体に貼り付けるという、なんだか原始的なパッチテストもそうですし、
>丁度皮膚湿疹の時期がさし歯と根管治療の時期に重なるのですが
というお話もそうかも知れませんが、結局本当の正解というのは身体しか教えてくれない様な気がします。
Eそもそもの体質改善も見直しが必要
船橋先生もコメントされていますが、何らかの起炎物質と、それによって身体が炎症反応を起こしている状況で、それが何故か過剰であるという状況なのだと思います。
悪者を排除するのはシンプルで効果的ですが、他の関係ありそうなところにもアプローチはした方がしないよりは良いですし、コストのかからないものや健康のためには良いことも数多く考えられると思います。
ざっくりと言えば炎症があるなら減らす(感染根管や歯周炎など)、鼻呼吸、食事面、ストレス、運動、睡眠、住環境・・という様なことです。
一つの病気には一つの原因、という考えは前時代的というか、やはり身体に起きる不調というのにはありとあらゆる要素が絡んでいるというのが真実だと思います。
全部を完璧に整えることは実際問題無理だとしても、無理なく出来るものには取り組まれた方がいいと思います。
実に歯医者的なコメントとしては、金属アレルギーの治療だけが目的だとしても、やはりプラークコントロールや歯周治療などの基本治療はやはり基本だと思いますよ。
F治るまでの期間は年単位
・・と考えておかれた方がいいかも知れません。
ですが一本外しただけですぐに変化を感じた、とおっしゃる方もみえますので、必ずしも時間がかかる訳ではないと思います。
ですが季節的な要素も考慮したいですし、ステロイド治療を受けていた方などは改善に時間がかかる場合もあったりしますので、少なくとも1年間程度は結論が出ないと考えておかれた方がいいのかな、と思います。
簡単にコメントするつもりがとても長くなってしまいました。
とてもお辛い状況だと思いますので、少しでも早く、少しずつでも良くなるといいですね。
どうぞお大事にして下さい。
歯科領域から出来るアドバイスとしては、三木先生、船橋先生のコメントが特にとても詳しくて、的確だと思います。
どう行った分野でも同じだと思いますが、担当者ごとで細かく得意分野苦手分野はありますから、特に詳しくて、得意な先生に診てもらえるのが良いでしょうね。
一般的に考えて、歯科医で金属アレルギー治療の話に詳しく、経験数の多い先生というのはかなり少ないと思いますし、HPなどで得意そうに謳っていたとしても自費治療を増やしたい宣伝広告の場合も多いように思います。
コメントはだいぶ出尽くしているようにも思いますが、問題点を整理しつつ少し補足もしたいと思いますが、
@先ずは診断の確定が(ある程度)重要です。
パッチテスト自体が残念ながら信頼度がそこまで高くないのと、医科の先生にしか行えない検査でありながら三木先生があげた様な、相当歯科用金属の事情に精通していないと気づけない様なコツみたいなものがあります。
今回昔の検査結果をもとに話が進んでいましたが、いくつかの金属にアレルギーが出た人はその後他の金属にもアレルギー反応が出やすくなる(「回答2」)ので、いくつかで強い反応が出たなら、大体の金属には警戒した方がいいと思います。
要は、「〇〇と××という金属でアレルギー反応が陽性だったから、それの含まれない金属なら大丈夫だろう」は、実際大丈夫かも知れませんが、"心配"です。
今回の場合、”皮膚科で一通りの治療は受けたものの”良くならず、現在口腔内で使われている金属(数十種類ぐらいあるかも知れません)の中のどれか一つでも強めの陽性反応が出ていて(現在は不明ですが、出そうな気がしています。
血液検査も不十分ですが、金、銀、パラのどれかで強い陽性が出れば治療開始の根拠には十分だと思います。
ニッケルは矯正治療以外ではあまり使わないので微妙ですが・・)、なおかつ生活に支障があるレベルの症状がある。 のだとすれば、あとは予算の許す範囲で歯科用金属の交換には踏み切って良いと個人的には思います。
A歯科用金属アレルギーの治療に精通した歯科医を選んだ方が良いです。
三木先生のコメントにある通り、意外なところでも金属が含まれていたりします。
先ほどの、
「〇〇と××さえなければいいのではないか?」
と言うのが本当に普通の認識で、
「表層に出てさえいなければいいのではないか?
」とか、
「これが原因だったら接触する粘膜に症状が出るはず」
とか
「外せばすぐに治るではないのか?」
などなど、治療法自体が確立して、体系的に教育されてるとは言えないのが現状です。
ごく一部の歯科医師が手探りで経験値を高めて、一部の先生方がそれを時間やお金をかけて学んで共有しているのが現状・・というイメージで良いと思います。
逆に
「金属を外しましょう」
「治るかどうかは外さないと分かりません」
「基本自費治療になります」
というのは歯科経営者にとってはビジネスチャンスですから、浅い知識で軽率に自費治療を勧める歯科医も、いないとは限りません。
よく勉強されている先生であれば、どちらかと言うと気の重い治療の一つだと・・個人的には思います。
B治療方法としては、基本は仮歯→治るまで年単位で様子見→最終のものへ
がベターだと思います。
が、ここは経済事情等考慮して出来る範囲で良いと思います。
保険で、皮膚科の診断書さえあれば奥歯にも非金属が使える様になったのはある意味良いですね。
長めに使える仮歯ぐらいの感覚でも利用価値はあると思います。
ただ、このあたりの判断が本当に難しいところなのですが、一度大きく削った歯を後から小さくは戻せませんし、表層だけ非金属に変えたものの症状が治まらない・・となれば根管の中までやり直すかどうか、迷う必要も出てしまいます。
治療法も、耐久性のあるものの方が当然ベターでしょうが、そもそもが保険治療がベストではないので、コストは一般にかかります。
予算的に余裕があるなら、現実的な範囲でこれぐらいまですれば十分だろう、と考えられる耐久性のある最終的な治療法を最初から選択した方が無駄はないかも知れませんし、余裕がなければ保険治療を活用して、トライ&エラーをしていくことになるかと思います。
C悩ましいことに、アレルギーは金属だけとは限りません。
例えば仮歯を装着する際に、一般的な仮着材には亜鉛など含まれますし、仮歯(レジンの一種)の材料でアレルギー反応が出る方もみえます。(化学物質過敏症の場合など) 仮歯で大丈夫でも、インレーの代わりに使うレジンや、セラミックのクラウンを装着する際に使用する接着剤(レジンの一種)でも微妙に成分が異なるため、どこで何に反応するか、気にしだすとキリがないです。
とは言え基本的にはセラミックと、レジンで統一すればほとんどの場合は大丈夫なのではないかと思うのですが、異物を体に装着する以上、完全に安全と言える材料はほとんどないと言えます。
因みにパッチテストを行うことさえも一種の危険性が伴うので(そのテストを行うことで今までアレルギー反応を示さなかった金属に反応を示し始める可能性が当然ある)、できるだけ一発勝負で、どの金属とどの金属が、とかどの金属がどの程度か・・という正確さにあまりこだわリ過ぎず、口の中の金属を外すか外さないか決断する根拠になればいいやという程度が良いと思います。
D治療開始となったら、原因の金属を削った直後などに症状は悪化する危険があります。
でもこれは逆に、悪化するなら正しいことを始めてると、想像することが出来ますし、悪化しても数日から1週間ぐらいとのことですので、ある意味喜ばしい現象かも知れません。
金属を外す際にはラバーダムから粉塵の予防から、物凄い設備で行われる先生もいらっしゃいますしそれが無意味とは思いませんが、何をしても出る時は出る様です。
金属を身体に貼り付けるという、なんだか原始的なパッチテストもそうですし、
>丁度皮膚湿疹の時期がさし歯と根管治療の時期に重なるのですが
というお話もそうかも知れませんが、結局本当の正解というのは身体しか教えてくれない様な気がします。
Eそもそもの体質改善も見直しが必要
船橋先生もコメントされていますが、何らかの起炎物質と、それによって身体が炎症反応を起こしている状況で、それが何故か過剰であるという状況なのだと思います。
悪者を排除するのはシンプルで効果的ですが、他の関係ありそうなところにもアプローチはした方がしないよりは良いですし、コストのかからないものや健康のためには良いことも数多く考えられると思います。
ざっくりと言えば炎症があるなら減らす(感染根管や歯周炎など)、鼻呼吸、食事面、ストレス、運動、睡眠、住環境・・という様なことです。
一つの病気には一つの原因、という考えは前時代的というか、やはり身体に起きる不調というのにはありとあらゆる要素が絡んでいるというのが真実だと思います。
全部を完璧に整えることは実際問題無理だとしても、無理なく出来るものには取り組まれた方がいいと思います。
実に歯医者的なコメントとしては、金属アレルギーの治療だけが目的だとしても、やはりプラークコントロールや歯周治療などの基本治療はやはり基本だと思いますよ。
F治るまでの期間は年単位
・・と考えておかれた方がいいかも知れません。
ですが一本外しただけですぐに変化を感じた、とおっしゃる方もみえますので、必ずしも時間がかかる訳ではないと思います。
ですが季節的な要素も考慮したいですし、ステロイド治療を受けていた方などは改善に時間がかかる場合もあったりしますので、少なくとも1年間程度は結論が出ないと考えておかれた方がいいのかな、と思います。
簡単にコメントするつもりがとても長くなってしまいました。
とてもお辛い状況だと思いますので、少しでも早く、少しずつでも良くなるといいですね。
どうぞお大事にして下さい。
相談者からの返信
相談者:
水幸さん
返信日時:2017-07-07 08:05:59
おはようございます。
本当に情報整理していただきありがとうございました。
アレルギー科にはかかったことはありません。
ただし皮膚科にはいろいろと通いましたが 蕁麻疹はいろいろな要因があるからとのコメントです。
皮膚科に出されるままにステロイドとぬり続けた結果、激しいリハバウンド入院も経験しています。
今回通いでパッチテストが受けられるところと入院してならパッチテストをやってくれるところが見つかりました(こちらは実際に病院に、きて先生と相談してみてと言われているので結果断られる可能性もゼロではありません)。
でもなるべく正確な診断を考えると入院の方がベストかなと思っています
検査前からアレグラを止めるので痒みに自宅でたえるのも心配です。
血液検査前二日やめただけで2日目は痒くて眠れませんでした。
歯科選びも大変になりそうです。
検査結果がでたらまたご報告したいと思います。
本当に情報整理していただきありがとうございました。
アレルギー科にはかかったことはありません。
ただし皮膚科にはいろいろと通いましたが 蕁麻疹はいろいろな要因があるからとのコメントです。
皮膚科に出されるままにステロイドとぬり続けた結果、激しいリハバウンド入院も経験しています。
今回通いでパッチテストが受けられるところと入院してならパッチテストをやってくれるところが見つかりました(こちらは実際に病院に、きて先生と相談してみてと言われているので結果断られる可能性もゼロではありません)。
でもなるべく正確な診断を考えると入院の方がベストかなと思っています
検査前からアレグラを止めるので痒みに自宅でたえるのも心配です。
血液検査前二日やめただけで2日目は痒くて眠れませんでした。
歯科選びも大変になりそうです。
検査結果がでたらまたご報告したいと思います。
タイトル | 湿疹・蕁麻疹と根管治療・差し歯との関連 |
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質問者 | 水幸さん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(管理職) |
カテゴリ |
根管治療その他 クラウン(差し歯・被せ)その他 歯科用材料によるアレルギー 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。