予防歯科でより効果的な道具について

相談者: クーニャさん (27歳:男性)
投稿日時:2017-07-19 21:52:58
こんばんは、先日マイクロクラックの件で相談させていただきました。
その際は、櫻井先生、山田先生、丁寧な回答をありがとうございました。

その後、転院をして定期通院となっております。

実は、昨年の11月に虫歯になった親知らず4本の抜歯に始まり、ほかの虫歯4箇所に保険インレーを入れることになり、ようやくその治療が終わり通院の都合で転院したら歯軋り食いしばりでマイクロクラックを指摘されと、おおむね一年歯科治療に悩まされ続けています。(実は7年前にも左7番の神経を抜いています・・・。)

正直、マイクロクラックの件でついに精神的に参ってしまい、歯軋りのストレス軽減のためにも心療内科で安定剤をもらっている状況です。
(医師からは、心療内科と歯科医師が連携して歯軋りの軽減をやったりすることもあるといわれて正直びっくりしました。)

精神的に不安定なときに家族に負担をかけてしまったり、職場にも通院のために有給を頻繁に使って心配をかけたりと、多方面に迷惑と心配をかけさせている状態がつい先日まで続いてしまいました。
正直まだこれからの自分の歯の将来(二次カリエスや破折など)を考えると、憂鬱になってしまう状態です。

生まれて初めて大きな健康問題にぶつかりました。
今回一件で心底たかが歯ではないのだと知りました。
 
歯科治療は精神的にも経済的にも大きな負担になるのだと、身をもって味わいました。(自由診療の金額に目が点になったり、インプラント根管治療でトラブルになる場合などもここで多く読ませていただきました。)

後悔の末、このサイトなどを読み漁り、今は予防歯科こそ歯と歯茎を守る上で一番安くて負担にならない治療なのだと理解し、定期通院と家庭での予防に力を入れ、少しでも長く自分の歯で生きていけたらなと思っている状況です。

食生活は間食を全廃し、硬い物はなるべく避け、甘いものはお土産などでいただいたものを食後にデザートとしてたまに食べる程度になりました。
(意外と間食を辞めてもストレスにも空腹にもならずに驚いてます・・・。
体重まで減ってやせ気味に・・・。)
 
また、TCHの指導も受けたので、今はかなり意識している状態です。

ブラッシングフロスについては、前の歯科医衛生士さんから指導を受けて、鏡を見ながら1本1本力を抜いてやさしく磨いている状況です。
今のところよく磨けていると行く先々で褒めていただいてます。



前置きが長くなってしまい申し訳ありませんでしたが、ここからが本題です。

先生方の中で、予防歯科をより効率的に高い効果で行うために、家庭にこれがあるといいと思われるものがあったらぜひ挙げていただければと思います。

来週、また受診の予定があるので、その際に主治医にも伺ってみる予定です。

私は現在、

歯ブラシ:タフト24MS
歯磨き粉コンクールジェルコートF
フロス:REACHワックス
その他:MIペースト&舌ブラシ

朝は、歯磨き→ジェルコートF塗布とMIペースト
昼は、歯磨き
夜は、歯磨き→舌ブラシ→フロス→ジェルコートF塗布→MIペースト
就寝前:MIペースト

という状況です。
歯磨きにはジェルコートFも付けてます。

コンクールのマウスウォッシュは濃度的に・・・。
むしろアルコールで唾液の量が・・・。
というのをここで見たので控えています。

歯間ブラシは今の歯茎の状態だと間を通そうとして歯茎を傷つける可能性が高いから控えてと主治医から指摘されたので、半月で辞めました。


自分の現在の状況を理解していただこうと長々と前置きをわがままで書いてしまい読みにくいかと思いますが、ご意見を多くいただければと思います。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-07-19 22:35:20
効果的な道具とのことですが歯ブラシならプロスペックのヤングです、歯間ブラシはプロスペックの歯間ブラシです何しろサイズが豊富です、フロスはU&F商会のフロスパールです、しかしこれはつい先ほど生産中止になりました。

結局のところプラークを落すことができれば道具は何であろうとかまいません、ただし歯肉や歯を傷つけてしまえば元も子もありません。

それよりお菓子としてのおさとうを減らすのが一番効果的です。

蛇足ですが・・・予防歯科 http://www.yamadashika.jp/prevent.html

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-07-20 11:19:12
クーニャさん、こんにちは

歯ブラシや補助器具はプラークが落とせていればなんでも構いませんので、現在問題ないならそれを続けて使われると良いでしょう。

歯磨材やペーストについては、最近、厚労省の基準が変わってフッ化物の濃度が1500ppmまで認められるようになりました。
ここ数ヶ月の間に、市販のもので1450ppmの歯磨材が販売されていますので、ジェルコートFをそちらに変えられると良いと思います。

歯磨材使用後のMIペーストは、歯磨材のフッ化物の効果を妨げるので、やめられた方が良いでしょう。

就寝前も、MIペーストではなく、1450ppmのフッ化物添加の歯磨材を用いられた方が効果的です。

アメリカで行われた「MIペースト」の研究に用いら効果が得られた「MIペースト」は、日本で販売されている「MIペースト」とは虫歯の予防に大切な成分が全く異なりますので、信用されない方が良いと思います。同じ名前でも別物です。

フッ化物と歯磨きも大切ですが、虫歯予防には食生活のコントロールが最も大きく影響しますので、糖質の少ない、規則正しい食生活を心がけることも必要です。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: クーニャさん
返信日時:2017-07-20 17:45:56
山田先生、小牧先生ありがとうございます。
 
さっそく、挙げていただいた品を探してみようと思います。

特に、歯磨き粉については、調べてみたら外部医薬品(?)でドラッグストアにしか置いてなさそうなので、薬剤師さんが居る時間帯に探してみます。

やはり、お二人とも指摘されているように虫歯にとって一番の予防になるのは、糖質控えめな普段の食生活や生活習慣なのですね・・・。

糖質というと、菓子類の他には穀物類を思い浮かべるのですが、もともと菓子類は全廃したので、更にというと夕食は糖質制限ダイエットも兼ねて白米を控えたりしてみようかなぁと思ったりしました。

他の身体部分の健康のためにも、規則正しい生活をより一層心がけていこうと思います。

MIペーストは手軽で美味しくて虫歯予防にもなって、なんて素晴らしいんだと喜んでたのですが、研究に使用されて効果ありと言われたものとは成分が違うんですね・・・。

海外のものとの違いは、フッ素が入っているかいないかだけだと思っていたので、フッ素入り歯磨き粉を併用すれば問題ないとばかり思ってました。それがまさかフッ素の吸収の妨げにまでなってしまうとは・・・。

ご回答ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-07-20 20:39:58
歯磨き粉については、調べてみたら外部医薬品(?)でドラッグストアにしか置いてなさそうなので、薬剤師さんが居る時間帯に探してみます。

1450ppmフッ化物配合歯磨剤は医薬部外品(医薬品ではないという意味)ですので、薬剤師がいなくても買えます。
普通に歯磨き剤の棚に陳列されています。

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回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-21 10:41:54
歯科で作って販売する次亜塩素酸水(要冷蔵)というものを利用されるとよいかもしれませんね。

歯面のネバつき感がどうしても消えないとお感じになる方が時におられますが、PH調整を上手くされている次亜塩素酸水(純水で作った塩水を電気分解して作った機能水ともいえるかもしれません)ブクブク嗽をした後その水でハブラシをすると、時間短縮が可能であっというまに歯垢染色剤が落ち除菌可能です。

1日に何分も歯をみがかなければいけない状態に陥っておられるならば、歯科医院でそういうものを出してもらうことが出来れば、歯磨きが単純になりよいかもしれませんね。

歯科医院専売品で使用に関して承諾書等が必要になりますが、同様のものは食品を除菌する際にも使用されていますので安心ですね。

市販品を使用されることを考えられる場合は、どうしても流通ルートに乗せる必要があり保存性が確保されていなければ販売できませんから、アルコールを添加したり、殺菌剤を添加したり安定剤を添加しなければいけないので、身体にとって負担になるものを入れておく必要があります。

手軽でいいのでそういうものを好んで使用される方は多いですがよいものだけで作ったら、流通ルートに乗せられないでしょう。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: クーニャさん
返信日時:2017-07-21 20:35:46
小牧先生、船橋先生、ご回答ありがとうございます。

医薬部外品でしたか、失礼しました。
てっきり、同社のエフコートと同じような扱いなのかと勘違いしていました。

まだ発売されて間もないからなのか、はたまた近所のドラッグストアが余り大型ではないからなのかわからないのですが、置いていなかったので、今度都内に出る際に大型店をめぐってみようと思います。
 
次亜塩素酸水ですが、前の歯科医の医院では販売していたのですが、今の歯科医のところでは聞いてみないとわからないです・・・。

前の歯科医のところに、水だけ頂戴といいにいくわけにもいかないので、今の歯科医に聞いてみて駄目そうなら、身体に多少の負担がかかるのを承知で市販のパーフェクトペリオを使用してみようかと思います。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2017-07-24 09:26:01
>医薬部外品でしたか、失礼しました。
>てっきり、同社のエフコートと同じような扱いなのかと勘違いしていました。

お役所言葉はわかりにくいですよね。
いっそのこと”健康グッズ”とかにすれば良いのにと思います。


>まだ発売されて間もないからなのか、はたまた近所のドラッグストアが余り大型ではないからなのかわからないのですが、置いていなかったので、今度都内に出る際に大型店をめぐってみようと思います。

陳列がわかりにくいお店もあるようですし、通販でも手に入ります。

http://jp.sunstar.com/company/press/2017/0510.html
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2017/2278


>次亜塩素酸水ですが、
>市販のパーフェクトペリオを使用してみようかと思います。

どちらもする必要はないと思います。
使い方によっては、他のもののさまたげになると思います。

私の知る限りでは第3者の効果があるという研究はほとんどありません。
害に対する研究もほとんどありません。

研究者の立場に立って見て考えればすぐにわかることですが、研究者にとって研究にかける費用と時間は大切なものです。

効果があるという結果が出るなら、研究者としての名声が上がります。

しかし、費用と時間をかけて効果がないという結果が出れば、研究者としては無駄になってしまいます。
予備研究をして、効果があるという結果が出そうなら研究するかもしれません。

現状で、第3者による研究がほとんどないということは、ほとんどの研究者が効果がないだろうと予測しているからだと思います。

業者から研究費や、他の形で資金が得られるなら、さらにそれ以上の便宜が図られるなら研究してみようかという気になるかもしれません。

個人的には効果がないだろうと思っています。

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回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-24 09:46:58
次亜鉛素酸水(機能水)に関しては、製品を販売することは出来ませんから、機械の販売で販売元は利益を得ることになっていると思います。

単純に純水に塩を加えて電気分解していてPH調整しているだけですから。

当初は歯科用の機械が余りに高コストだったため導入できる歯科医院が限定されていましたが、今は非常に安い機械が販売されるようになっています。
量が少なくてよいならば数万円程度の機械もあります(何しろ単純なので)

元々が食品をどうやって安全に殺菌するか?ということで研究開発された機械でしょうから、改めて研究する必要がないんじゃないでしょうか?

単純に検索ワードで次亜鉛素酸水 消毒 論文と入れても3600ヒットします。
環境や食品系に多く論文があるようですから、一度読まれてみてはいかがでしょう?

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2017-07-24 10:09:08
>元々が食品をどうやって安全に殺菌するか?ということで研究開発された機械でしょうから、改めて研究する必要がないんじゃないでしょうか?

食品のための研究をそのまま当てはめて良いのでしょうか?
そもそも医療に”殺菌”という基準はありません。

お口の中を”殺菌”してしまって良いのでしょうか。
殺菌したものを食べるの(食べる頃にはほとんど成分は残っていません)と、直接お口の中を”殺菌”するのでは全く違います。

仮にお口の中を”殺菌”できたとして、そのことで、お口の中の健康を維持できる(歯周病虫歯を予防できる)かどうかは別問題です。
おそらく健康維持には関係ないから研究されないのでしょう。


>単純に検索ワードで次亜鉛素酸水 消毒 論文と入れても3600ヒットします。
>環境や食品系に多く論文があるようですから一度読まれてみてはいかがでしょう?

ふなちゃん先生、私は、もっと臨床に重要な論文を読むことに、時間時間を咲きたいと思います。

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回答 回答8
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-24 10:25:00
販売元以外(歯科医主体)の研究会もありますから、一度みてみられてはいかがでしょう?

デンタルショーにも機械は多数展示されていますし。
口臭外来でもよく使用を薦めていると思います。
安定剤を入れて製品になっているものもありますよ。
歯面のぬめりがなくなるので悪くないと思います。

この機能水を使用したトータルなお口管理のシステムを作っている先生も多くおられるようです。

業者展示があるときに試してみられてはいかがでしょう?

義歯の真菌繁殖を防止するためにも使えますから、義歯洗浄剤が不要になり患者さんには喜んでいただけます(義歯洗浄剤が売れなくなるから困る方もいるとは思いますが)。

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回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2017-07-24 10:43:58
>販売元以外(歯科医主体)の研究会もありますから一度みてみられてはいかがでしょう?
>デンタルショーにも機械は多数展示されていますし。

ふなちゃん先生のことではないのですが、業者の話を鵜呑みにしてしまう医療関係者が多く存在することは、非常に嘆かわしいことだと思っています。


口臭に効くからといって、う蝕歯周病の予防に効果があると結びつけるのは短絡的すぎませんか?

質問者さんは、歯面のぬめりを取りたいのではなく、う蝕や歯周病を予防したいのだと思います。


関係ないことでも、これだけ書かれると、効くような気がしてきますね。
それがネットの情報操作なのでしょうな。
論点を外すのはやめましょう。

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回答 回答10
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-24 11:08:52
ウ蝕は細菌の歯面への付着、歯周病も細菌の歯面への付着と歯周ポケット内の細菌の種類の悪化と細菌数の増加ですよね?

基本的に最初のアプローチ法は同じではないですか?

論点をはずすのではなくどれも同じということです。

そういうことがわからないわけじゃないですよね?

エビデンスべースの治療も大切ですが当たり前のことを、わざわざ論文にしても誰も見向きもしないから論文がないこともありますよね。


非常に高額な機械で作製するタイプのものについては、PH低くてバイオフィルムの除去効果が低かったので、PHを高めたタイプが今は出ていますよね。

前者は大学の論文がありますが、バイオフィルム破壊は機械的に行わないと効果がないということで歯周病学会から否定する内容が出ていますよね。


一応追加ですが、機能水を用いるとバイオフィルム簡単になります。
機械や水の販売法にも問題があったときいています。(水は不安定ですからね)

一応、機能水に関して臨床でも多方面で応用されて製品も多数販売されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%B0%B4

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回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2017-07-24 13:13:44
>論点をはずすのではなくどれも同じということです。

論点は、臨床的にそれを用いれば予防効果があるかどうかということです。

あげられたていることはどれも基礎研究と他の効果についてで、う蝕歯周病を予防効果を証明するような臨床研究は一つもないということです。


>エビデンスべースの治療も大切ですが当たり前のことをわざわざ論文にしても誰も見向きもしないから論文がないこともありますよね。

数百年も前から存在するものならともかく、ここ数十年の間に出てきたものに”当たり前のこと”とはならないと思いますが。

強いていうなら、私には、う蝕や歯周病の予防には効かないことが”当たり前すぎて”誰も研究しないのだと思います。

>一応、機能水に関して臨床でも多方面で応用されて製品も多数販売されています。

そこが問題です。
臨床的にほとんど証明されていないものが、あたかも効果があるかのように売られていること、それに協力している歯科医師がいること。

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回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2017-07-24 13:57:56
医療に関するものであっても法に触れない限りは問題がないということで、効果がほとんど期待できないビジネスベースのものが多数販売されています。

当然、あたかも効果があるように業者は説明しますし、そういった商品を勧めるための専門家を抱え込んだりもしています。

ですので、たとえ専門家が勧めていたとしても鵜呑みには出来ないという現状があります。

機能水については酸の中和や殺菌効果があるのは間違いありませんが、それが虫歯歯周病予防に繋がるのかというと現時点では確証はありません。

ですが、プラークやプロービング時の出血の減少が期待ができる可能性も示唆されていますので、高額な費用を頂いて提供するというのはお勧めできませんし過度な期待は禁物ですが、経済的に負担にならない程度であれば試してみるのも良いと個人的には考えています。(パーフェクトぺリオは高すぎるので個人的には無しです)

機能水は機械さえ買ってしまえばものによっては材料代はただ(水)みたいなものですので、患者さんにサービスでお渡ししている歯科医院も結構あるようです。

「あるといいかもしれないが、無くても困ることはない」

というのが、現時点での僕の機能水に対する評価です。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24329929

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: クーニャさん
返信日時:2017-07-24 21:33:23
小牧先生、船橋先生、田尾先生ご回答ありがとうございます。

無料の、しかもインターネット上であるにもかかわらず、私の質問にここまで真剣に議論をしていただいて、本当に感謝の念がつきません。

歯チャンネルは、歯科に興味を持っている患者にとってはとてもよい場所だと改めて思いました。

仕事終わりに書き込みは拝読させていただいていたのですが、歯科の予約まで時間が無かったので、書き込みが今になってしまいました。

機能水については、まだまだ議論や研究の途上であり、歯科医師によって見解が大きく分かれるところであるということを知ることができて、一患者としては大変うれしく思います。

このような議論が行われていなければ、私は自分で考えること自体が無かったと思います。
患者が主治医から提示されたものを自分で考え、納得して治療を受ける上で、大変参考になりました。

実は、前医が機能水については医院に導入して、患者などに配布していたので、今の主治医はどういった回答になるのか、今回の議論を通してとても興味がわいたので、思い切って直接聞いてみることができました。

結論としては、主治医は

「機能水やMIペーストなどはまだまだ議論の余地が多くのことっているものであり、あまり私から積極的に患者さんには勧めていない。

それよりも、確実に効果が見込めることが実証されている、ブラッシングフロスフッ素をしっかり確実にこなしていきましょう。

もし、機能水などで私が納得できたものについては積極的に導入、紹介していくので、そのときはぜひ使ってくださいね。」

といった回答をしていただけました。

主治医と治療(といっても穴が開いたマウスピースを新造してもらい受け取りに行っただけ)の後に10分程度、機能水の質問を皮切りにいろいろな話ができ、主治医の人柄や治療方針、姿勢などが少しわかり、たいへん良い機会になりました。

また、主治医にも、私が予防歯科に割りと熱心な姿勢なのが伝わったのか、少しうれしそうに見えました。

主治医と患者が信頼関係を築く上で、患者側にもある程度の知識や学ぶ姿勢が必要になる場合があるとはこういうことを言うのかなと思ったりしました。

改めて、各先生方、ありがとうございました。



タイトル 予防歯科でより効果的な道具について
質問者 クーニャさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
歯磨きに関する疑問
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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