[写真あり] 受け口治療、ルフォーT&SSROについて

相談者: えりのんさん (17歳:女性)
投稿日時:2017-08-12 00:06:07
高校3年女子です。

私は昔から重度の受け口、ガタガタの歯、そして長い顎がコンプレックスで辛い思いを沢山してきました。
学校では常にマスクをつけていて、人目を避けて生活してきました。

先日思い切って両親に相談したところ、治療費の事は考えなくていいから自分の納得する治療を受けなさいと言ってもらえました。


近くのA矯正歯科を受診し、そこの先生には上顎が極端に小さいのと下顎が平均より前に出てしまっているという理由でルフォーとSSROを勧められました。

A矯正歯科の先生は、大学病院も紹介することも出来るがいちばんのお勧めはA矯正歯科と連携している美容整形外科と言われました。



質問をまとめるとすると、

・手術を受ける病院を選ぶコツなどはありますか?

・美容整形外科と大学病院ではどのように治療内容が変わってくるのでしょうか?

・受験などもあるので入院期間は最小限にしたいのと、国内での手術を希望したいのですがそれは可能なのでしょうか?

・ルフォーとSSROのデメリットなどがあれば教えてください。

・顎変形症と診断され保険適用になった場合、術前矯正→手術→術後矯正の順番は必ず守らないといけないのでしょうか?


沢山質問してしまい申し訳ありませんが、ご回答の方宜しくお願い致します。

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回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2017-08-12 10:51:05
基本的に、矯正歯科と連携のとれる口腔外科や形成外科になると思います。
(患者さんに選んでもらう場合は、多くないと思います)

ほとんどの場合、大学病院や市民病院や日赤などの公的な病院、私立病院でも総合病院など手術室や入院施設の整った病院で行うと思います。

個人的には、美容形成外科での手術は聞いたことがありません。


入院期間についても、手術をした先生が決めるので、そちらでの判断になります。

ほとんどの場合、入試前などの手術入院は避けると思います。


保険適応の場合、保険のルールにのっとって治療を行う必要があります。
現在のルールでは、「術前矯正→手術→術後矯正」でないと、認められません。


再度、保護者の方と一緒に、相談した矯正歯科でお聞きになってみてはいかがでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-08-14 01:35:37
お写真を拝見する限り、上下の骨切りが必要なのだろうかという疑問はあります。
それほど極端に上顎が下がっているようにも見受けられません。

というように、見る人によって診断が変わる可能性はあります。
同様に、病院や科によっても判断は異なってくる可能性はあります。また、もしかしたらですが、Le Fort はやらないという病院もあるかもしれません。


>・美容整形外科と大学病院ではどのように治療内容が変わってくるのでしょうか

ということで、よくわかりません。
それぞれ独自の診断を行ったうえで独自に手術をするものと思われます。

また、同じ美容整形外科といっても、全く同じ治療方針かどうかも定かではありません。


私は制度的に疎いものですから、よく存じ上げないのですが、仮に美容整形外科で手術を行ったとすると、保険適応にならないかもしれません。
不勉強で申し訳ありません。

もちろん、日本の矯正科が海外に手術を依頼するということはありません。
そんなことをしては、保険適応にならなくなってしまいます。
その点に関しては安心してよろしいかと思います。



SSROのデメリットとしてしばしばあげられるのが、知覚麻痺でしょう。
半年から数年麻痺が続くと言われております。
もしかしたらもっと続くこともあるのかもしれません。

Le Fortに関しては、昔はあまり行われていなかったので、よく知りません。
メリットとしては、この手術で上顎の平面を改善することができるということです。
上顎骨が左右的に水平でないと判断したときには、その改善のためにこの手術を行うということです。


そのうえで、なかなか覚悟のいる治療になると思います。
よくお話をお聞きになった上で、スタートされることを望みます。
場合によってはセカンドオピニオンをお受けになることも必要かもしれません。




タイトル [写真あり] 受け口治療、ルフォーT&SSROについて
質問者 えりのんさん
地域 非公開
年齢 17歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(写真あり)
外科矯正
下顎前突(受け口)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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