抜歯時に副鼻腔に歯の欠片が入り副鼻腔炎になったのは医療ミスか
相談者:
たむらんちさん (48歳:男性)
投稿日時:2017-08-24 22:52:50
こんにちは
質問を閲覧いただき誠にありがとうございます。
質問は主に2つあります。
1つ目は表題の通り、抜歯の際に副鼻腔に歯の欠片が入り副鼻腔炎を引き起こしたのは医療ミスかという問題です。
ここ数か月副鼻腔炎を発症し、病院で精密検査を受け原因を調べたところ、副鼻腔に歯の欠片が混入していることがわかりました。
どうやら、奥歯を抜歯した際に、歯の欠片が副鼻腔に入り、副鼻腔炎を起こしました。
これは抜歯をした歯医者も認めております。
そのときには先生には聞けなかったのですが、これは医療ミスなのでしょうか。
そして2つ目は、こうした場合に副鼻腔の歯の除去や副鼻腔炎の治療費を負担しなければならないのかということです。
医療ミスではなかった場合にしても、副鼻腔から歯の欠片を除去する手術や副鼻腔に溜まった膿をとる治療の費用を、患者が負担する必要があるのでしょうか。
歯医者が抜歯のときに副鼻腔に歯の欠片を混入させて引き起こされた副鼻腔炎にも関わらず、その治療費をこちらが負担するのは納得がいきません。
現状の歯医者の説明ですと、こちらが負担するようです。
以上の2点ですが、ご回答何卒よろしくお願いいたします。
質問を閲覧いただき誠にありがとうございます。
質問は主に2つあります。
1つ目は表題の通り、抜歯の際に副鼻腔に歯の欠片が入り副鼻腔炎を引き起こしたのは医療ミスかという問題です。
ここ数か月副鼻腔炎を発症し、病院で精密検査を受け原因を調べたところ、副鼻腔に歯の欠片が混入していることがわかりました。
どうやら、奥歯を抜歯した際に、歯の欠片が副鼻腔に入り、副鼻腔炎を起こしました。
これは抜歯をした歯医者も認めております。
そのときには先生には聞けなかったのですが、これは医療ミスなのでしょうか。
そして2つ目は、こうした場合に副鼻腔の歯の除去や副鼻腔炎の治療費を負担しなければならないのかということです。
医療ミスではなかった場合にしても、副鼻腔から歯の欠片を除去する手術や副鼻腔に溜まった膿をとる治療の費用を、患者が負担する必要があるのでしょうか。
歯医者が抜歯のときに副鼻腔に歯の欠片を混入させて引き起こされた副鼻腔炎にも関わらず、その治療費をこちらが負担するのは納得がいきません。
現状の歯医者の説明ですと、こちらが負担するようです。
以上の2点ですが、ご回答何卒よろしくお願いいたします。
回答1
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-08-24 23:52:44
>医療ミスではなかった場合にしても、副鼻腔から歯の欠片を除去する手術や副鼻腔に溜まった膿をとる治療の費用を、患者が負担する必要があるのでしょうか。
状況がわかりませんので、推測ですが、
・そのまま放置しても副鼻腔炎を発症する可能性が十分ある
・副鼻腔と交通せずに、確実に抜歯する方法がない
上記のような状況であれば医療ミスとはいえませんので、当然、患者さんが費用を負担する必要があります。
状況がわかりませんので、推測ですが、
・そのまま放置しても副鼻腔炎を発症する可能性が十分ある
・副鼻腔と交通せずに、確実に抜歯する方法がない
上記のような状況であれば医療ミスとはいえませんので、当然、患者さんが費用を負担する必要があります。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2017-08-25 10:02:21
たむらんちさん、こんにちは
表記の内容は起こり得る偶発症なので、歯科医師側に過失があったかどうかが問題になります。
十分注意すれば防げる状況であったなら、歯科医師側に過失があったと言えるでしょうが、十分注意しても起こり得る偶発症なら、歯科医師側の過失はないとということになります。
過失があれば、歯科医師側がその割合に応じて、治療費を負担し、慰謝料も支払う義務も生じるかもしれませんが、過失がなければ、全て患者さん側の負担となると思います。
ただ、過失の有無を判定するのが難しいですね。
表記の内容は起こり得る偶発症なので、歯科医師側に過失があったかどうかが問題になります。
十分注意すれば防げる状況であったなら、歯科医師側に過失があったと言えるでしょうが、十分注意しても起こり得る偶発症なら、歯科医師側の過失はないとということになります。
過失があれば、歯科医師側がその割合に応じて、治療費を負担し、慰謝料も支払う義務も生じるかもしれませんが、過失がなければ、全て患者さん側の負担となると思います。
ただ、過失の有無を判定するのが難しいですね。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-08-25 12:09:00
法律問題はその道の専門家に任せた方がいいと思います。
ミスなのか偶発症なのか避けられなかったのかなどはここでは判断しづらいように思います。
一般的に健康保険における患者さんの一部負担金を患者さんが負担することが普通だと思います。
その上で主治医と話し合いで慰謝料も含めて医療費の負担を誰がどれくらいするのかを決めるのだと思います。
また副鼻腔炎がいつからあるのかなども判断材料になるような気がします。
抜歯後に発症したのか抜歯前から副鼻腔炎があったのかはレントゲン等で判断することになると思います。
歯科医となんとか双方が納得できる解決策になるといいですね。
ミスなのか偶発症なのか避けられなかったのかなどはここでは判断しづらいように思います。
一般的に健康保険における患者さんの一部負担金を患者さんが負担することが普通だと思います。
その上で主治医と話し合いで慰謝料も含めて医療費の負担を誰がどれくらいするのかを決めるのだと思います。
また副鼻腔炎がいつからあるのかなども判断材料になるような気がします。
抜歯後に発症したのか抜歯前から副鼻腔炎があったのかはレントゲン等で判断することになると思います。
歯科医となんとか双方が納得できる解決策になるといいですね。
相談者からの返信
相談者:
たむらんちさん
返信日時:2017-08-25 22:15:16
森川先生、小牧先生、柴田先生
お忙しいところご回答いただき、誠にありがとうございます。
先生方の丁寧なご説明で、より状況を把握することができました。
歯が副鼻腔に混入したからといって、医療ミスと断定することはできないということを理解いたしました。
今後は歯科医と話し合って、治療を進めていきたいと思います。
先生方、ご多忙にも関わらず親身にご回答いただき、重ねてお礼申しあげます。
お忙しいところご回答いただき、誠にありがとうございます。
先生方の丁寧なご説明で、より状況を把握することができました。
歯が副鼻腔に混入したからといって、医療ミスと断定することはできないということを理解いたしました。
今後は歯科医と話し合って、治療を進めていきたいと思います。
先生方、ご多忙にも関わらず親身にご回答いただき、重ねてお礼申しあげます。
タイトル | 抜歯時に副鼻腔に歯の欠片が入り副鼻腔炎になったのは医療ミスか |
---|---|
質問者 | たむらんちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 歯科/医療ミス |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。