臨床経験は半年未満、ブランク10年ほどの歯科衛生士の復職について

相談者: いくぢなし子。さん (31歳:女性)
投稿日時:2017-08-28 02:30:22
初投稿です。
宜しくお願い致します。

今、休職中で先日歯科の受付で面接に行った時に、歯科衛生士として来ないか?とお声掛け頂きました。
しかしながら、臨床経験もほぼ無くましてや歯科の現場から遠ざかっていたもので、今は前向きには考えられないとお断りしました。

しかしDrは「勿体無い」と食い下がってお誘いして下さりまして…

私は学校でも落ちこぼれで、何よりこの仕事で達成感や充実感など、喜びを得た覚えがありません。
就職先の人間関係等にも恵まれずほとほと嫌になり、多分わたしは向かないんだなと思い一旦退きました。
歯科を離れた後は医療・福祉の現場で働いてました。

しかし今回、そんな私でも必要としてくれて、働いてみない?とお声掛け下さった先生に、凄く心を揺さぶられまして今復職を熟考中です。

知識面もそうですが、環境に対しての不安も拭えずとても悩んでおります。

今はその不安を少しでも緩和させる為、隣の市の復職支援のセミナーを受けたりしてますが今一歩踏み出せません…

なので歯科の仕事に従事している方達の意見を聞きたくて今回登録・投稿致しました。

こんな私でもやっていけるのか、期待を裏切る事になり結局離職に至らないか、正直ただただ本当に怖いんです。

でも、今のこの30代前半が復職の最後のタイミングだと思ってもいるので、折角のこのチャンスに挑戦してみたい気持ちもあるんです。
頑張って自信を取り戻して、安定した生活を送りたいのもあります。

長々とまとまりの無い文章で大変申し訳ないです(ーー;)

こんな人が新入社員として来たら、やっぱりやりにくかったり嫌なもんなんですかね^^;?

ご意見、叱咤激励、何でもかまいません。
コメントお待ちしております!


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-08-28 09:05:32
いくぢなし子。 さん、こんにちは。

面接先のDr.から「歯科衛生士として来ないか?」とお声掛け頂いたり、自身でも「折角のこのチャンスに挑戦してみたい気持ちもあると考えている」のですね。

ただ、気になるのは。「何よりこの仕事で達成感や充実感など、喜びを得た覚えがありません。就職先の人間関係等にも恵まれずほとほと嫌になり多分わたしは向かないんだなと思い一旦退きました。」という点にあります。

これは、医療の世界だけではなく、どの職種にも当てはまることだと思います。

確かに歯科界では、歯科衛生士という資格を取得していれば、引く手あまたかと思います。

ただ、もしも単に勤務して、無難に振舞えば良いのではと考えているのでしたら、当初はともかく、きっと数年内には行き詰まることが用意に推測できます。

勤務しようかと検討している歯科医院のスタイルや規模、もちろん全スタッフのキャラクターにも依るかとは思いますが、仮に年下であっても実働経験年数の多い他のフタッフに、素直に教えを乞うことが出来るのか、また、事実上の新人として、色々な講演会やセミナーに自ら積極的に足を運び、専門職としての向上を目指す覚悟があるのか、自問自答なさってみてはいかがでしょう。

応援しています。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-08-28 09:07:10
ご相談ありがとうございます。

>今のこの30代前半が復職の最後のタイミング

最後とはいえませんが、良いタイミングかもしれません。


>何よりこの仕事で達成感や充実感など、喜びを得た覚えがありません。

目標が見つからなければやめた方がいいと思います。
お互いのため、社会のためです。


歯科を離れた後は医療・福祉の現場で働いてました。

歯科も本当は医療ですから、探せばきっと目標が見つかるはずです。


>就職先の人間関係等にも恵まれずほとほと嫌になり

それは重要です。

もし復職するならば絶対条件として、できれば上司に、そうでなければ外にでも、指導者として優れた歯科医師歯科衛生士がいれば、みるみる変われます。

きっと充実して楽しい一生になるでしょう。


>私は学校でも落ちこぼれで

学校は学び方を教わる場所です。
結果の成績は気にしなくて構いません。

これからの人生が大事です。
自分次第です。

仮に成績優秀だったとしても、卒業してからの勉強でやっと社会の役に立てるようになるからです。
つまり、資格を持った後、社会に出てからは皆同じスタートということです。
成績優秀だったとしても、卒後勉強しない人はどの職業でも落ちこぼれます。

その時に大事なことは、目標を持っているかどうかです。


>そんな私でも必要としてくれて

歯科衛生士さんの仕事は、社会的にも極めて重要です。

一度、歯科医療の真実を知ると良いと思います。
そこには重要な意味があります。

ただの穴埋めをしているだけならば、ただ歯のお掃除をしているだけならば、本当は誰も褒めてくれません。
それも必要と言ってくれますが、嫌々受けているよという、実はただの肉体労働者です。


くらべれば、医科の現場では急なことになり生死に直結する病気への仕事です。
いっぽう本当の歯科では、ふだんから健康を守る予防の世界です。

ただ、最高の医療とは病気にしないことです。

なんと、う蝕だけではなく、歯科では死に直面する重大な全身の病気の予防さえ可能です。
あるいは、周りの生活まで大きく影響する、介護などを予防することさえ可能です。

例えば、辛い病気を医科で乗り切れることもあるでしょうし、最後を寄り添うこともできるでしょうが、もし乗り切れてもその後長く生活や家族など周囲に過酷な重荷を残してしまうこともありえます。

全力をかた向けて、次々と見送れば、やりがいも大きいでしょう。
でも死を免れることは大事ですが、生きていても死ぬより辛いことも世の中にあります。

医科では、辛い別れも多いでしょうが、歯科ではふつう一生のお付き合いも可能です。

歯科では、一見目の前に生死はないように見えます。
しかし、歯科の本当の役目は、健康長寿です。

辛い目に遭わないようにお手伝いできます。
本人も家族も世の中も、皆楽しく嬉しく元気で生活できる、お手伝いができることです。
また全身を含む、医療費も節約できること、つまり出費の予防効果さえ証明されています。

その啓蒙教育、と医療介入には歯科衛生士さんの力が絶大です。
いえ、かけがいのない重要な資格です。


だからこそ、政府はわざわざ「国家資格」を与えてくれていることをご存知でしょうか。
それが歯科衛生士の真実です。


ちなみに、アメリカでは働く女性の憧れは歯科衛生士だということをご存知でしょうか。
もちろん歯科医師も一番の憧れの職業です。

なぜ日本とこんなに違うのか、もうお分りですね。
ほんとうはブルーカラーじゃないからです。

欧米では歯科は科学的であり、社会的な倫理を持って実行しているという考えだからです。

良いチャンスのようですから一度考えてみても良いと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-08-28 09:09:04
いくぢなし子。さん、こんにちは。

実際に同じような方を採用させて頂いたことがありますよ。

一番最初に勤務した歯科医院の院内の雰囲気が悪く、また院長が感情的な所で、そこで同じように「歯科衛生士として向いていないんじゃないか」と思い退職したそうです。
その後は歯科とは全く関係のない、飲食店で勤務されてたそうです。

で、いくぢなし子。さんと同じような不安を抱き、歯科衛生士としての勤務を再開したわけなんですが・・・

その結果ですが・・・
変な癖などが付いていなく、また指示指導した内容を一生懸命メモして家でもそのメモを見返すと言った勉強熱心な方だったこともあり、全くやりにくいとは感じませんでした。

もちろん、手技的にはベテランには劣りますが、そこをフォローするのが歯科医師の役目かと思いますしね。

「復帰直ぐにベテランの方と同レベルで」というような無茶な要求をしてくる医院でなく、いくぢなし子。さんの事情を知った上でお声をかけてくれているのであれば、新卒扱いで教育してくれるものと思います。

なので、私としては歯科衛生士として復帰するのは全然アリなんじゃないかなぁと思いますよ。


>私は学校でも落ちこぼれで

一緒ですね(;^_^A

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いくぢなし子。さん
返信日時:2017-08-28 09:47:38
まずは、お返事ありがとう御座います。

速い対応に驚きと拙く誤字脱字の多い文章なうえ、こんな悩みにも真剣に向き合って頂きとても嬉しいかぎりです。

重ねて感謝申し上げますm(_ _)m
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いくぢなし子。さん
返信日時:2017-08-28 10:39:44
>>小林誠サマ

ご回答ありがとう御座います。

そうですね、私自身もソコはとても気になっている部分です。

良い事ばかりの仕事・職場は存在しないことは理解してます。
人間と関わる仕事は少なからず不平不満は必ず生まれます。

しかし、そんな嫌な事をカバー出来るだけの“何か”を感じるから頑張れるんだと思ってます。

それは例えば使命感だとか対価としての「ありがとう」の声だったり喜びや満足感など、それぞれで違うと思いますが、当時はそれを歯科で見つけられなかったんだと思います。

医療は特にチームワークが重要視されると思ってます。
患者様の心に寄り添える稀有な存在だとも思ってます。
医療に従事出来る喜びも命を預かる責任感も、社会に出てのこの10数年間で学びました。

元々は知的好奇心も強く、看護師資格取得も視野に入れてたくらいなので、向上心の面は大丈夫なのかなとは思ってます。

ただ、小林先生も仰っている様にそこのカラーに合うかどうか、合う場所を見つけるのが至難の業ですね^^;

求められる事に応えるだけの努力は勿論大切だと思ってますが、どうしようもない、個人の性格たとかパーソナルな部分まで否定された経験もあるので、正直なところ、私としては前者のチームの一員としての努力よりは後者の自分に合った職場選びの方が難しい問題です。


腰掛けではなく今回を最後の就職にしたいと思ってる為、尚の事、慎重になっているのもあります。

歯科衛生士の復職だけでなく、面接時にこの先生なら自分も変われるかもしれない頑張れるかもしれない、そう思えた事が復職を考えさせられたキッカケなので、とりあえず一度職場見学させてもらい、それからもう一度考えてみようかなとも思っております。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いくぢなし子。さん
返信日時:2017-08-28 11:10:37
>>さがらサマ

ご回答ありがとう御座います。

言われて初めて気付きましたが、確かに身近にそれとなる指導者やモデルケースが居ないのは大きいかもしれません。

さがら先生の仰る様に衛生士の活躍の場は広がっており、伴って勉強し続けなければ取り残されるだろうし先は無いと思います。

どの先生も仰っている“目標”を持つ事、その必要性はこれまでの経験からも痛感してますし、しかし自分の場合どちらかというと、目標より信念に突き動かされて居た様にも感じます。

今をどうするかの信念も大事だと思うけど、これからをどうするかの目標も持ち合わせなければいけない、そういう意味では私はまだまだ未熟者です。

さがら先生の様に、衛生士を1人の人間として、また、チームの一員としてしっかりと見つめてくれる、そんなDr.ともっと早く出会いたかったです。

余所者を受け付けず伝統を重んじ、なおかつ内向的と言うかシャイと言うか…
そういうお土地柄のせいなのか、衛生士をそんな風に思ってくれてる先生は少ないです。
ヒドイ先生は我が城のキャバクラ状態で、名前もキチンと呼んでくれない様な所もあります。

しかし今回、キッカケもあり色んなタイミングが見事重なりまして、予想外のチャンスに、少し前向きに考え始めてる自分に一番驚いています。

そこに対しての気持ちのズレや追いつかない現実に挫けそうになってましたが、今回ここに質問し皆様方のお話を聞けて本当に良かったです。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いくぢなし子。さん
返信日時:2017-08-28 11:34:00
>>三木雄斗サマ

ご回答ありがとう御座います。

おおっ(⊙⊙)‼
私の様なケースの話を衛生士側から聞けることはあっても、Dr.側から話を聞ける事は無いのでとても貴重です!

私の場合は、衛生士にアタる分はまだ我慢出来たんですが、患者様にアタる先生で…
それが我慢できませんでした。(小児患者も多かったので)

退職後は医療・福祉だけでなく他にも飲食や事務も経験し、20代はとにかく何でもやってみようと思ってたので、ありがたいことに、生意気にもプリセプターみたいな事もさせてもらいましたし、飲食店では店長をお願いされたりと幅広く経験させてもらいました。

職種は違うけど、これまでの経験は確実に自分の財産ですし、どの仕事でも根本的な事は同じなので無駄ではなく、今回の衛生士業務にも繋げれる事は大いに在ると思ってます。

しかし、自分の力だけで成し遂げたことではなく、私は周りの人に大変恵まれてきただけだと思ってます。

転職も多くすぐ飽きたり人間関係や職場環境などで嫌になり、退職を考えてても、自分に理解を示し支えてくれた先輩や同僚の力が遥かに大きいです。

要はしっかりとチームの一員として意識をしていたという所に幾度と無く救われました。

三木先生も仰った様に、相手のレベルを推し量った上で迎え入れてもらえると本人もやりやすいだろうけど、それは確かに本人の甘えでもあって、けどその儘なら無さを理解して迎え入れてもらえると頑張れるのかなとも思いました。

一生懸命してれば必ず誰かは見てくれている。
私の尊敬する上司に言われ心が救われた言葉です。
本当にそうだと思います。

三木先生が落ちこぼれなんてそんな(=o=;)!

歯科のDr.としてその道でコツコツと頑張れる、それだけで才能だしとても素晴らしい事だと思います。
自分には欠けているものなのでとても尊敬します。



タイトル 臨床経験は半年未満、ブランク10年ほどの歯科衛生士の復職について
質問者 いくぢなし子。さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 衛生士関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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