AO入試目前、歯学部から麻酔科の医学博士
相談者:
いー00さん (17歳:女性)
投稿日時:2017-08-28 11:37:10
回答1
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2017-08-28 15:43:30
>そこで質問なのですが、歯科麻酔科医は需要がありますか?
毎週、歯科麻酔医の出番が必要な病院は非常に限られており、そういった医療機関には歯科麻酔医がすでに在籍していると思われます。
また、1月に1回程度歯科麻酔医が必要となるような病院はある程度存在すると思いますが、歯科麻酔医の場合、歯科以外の手術は単独で麻酔をかけられないため、他の大多数の手術には医者が必要となってしまい、結局医科の麻酔医の負担は減りません。
そういった意味では需要はそれほどないと思います。
またインプラントの際の鎮静等で歯科麻酔医の需要が増える可能性はありますが、そういった目的であれば医学博士をとる必要はないと思われます。
>面接では自分が将来どういう歯科医になりたいかを明確にすることを見られますが、上記を言っても大丈夫でしょうか?
あまりにピンポイントすぎ、しかもポイントがずれているように思います。
(個人的な感想です。面接のときはそれでもよいのかもしれません)
毎週、歯科麻酔医の出番が必要な病院は非常に限られており、そういった医療機関には歯科麻酔医がすでに在籍していると思われます。
また、1月に1回程度歯科麻酔医が必要となるような病院はある程度存在すると思いますが、歯科麻酔医の場合、歯科以外の手術は単独で麻酔をかけられないため、他の大多数の手術には医者が必要となってしまい、結局医科の麻酔医の負担は減りません。
そういった意味では需要はそれほどないと思います。
またインプラントの際の鎮静等で歯科麻酔医の需要が増える可能性はありますが、そういった目的であれば医学博士をとる必要はないと思われます。
>面接では自分が将来どういう歯科医になりたいかを明確にすることを見られますが、上記を言っても大丈夫でしょうか?
あまりにピンポイントすぎ、しかもポイントがずれているように思います。
(個人的な感想です。面接のときはそれでもよいのかもしれません)
回答2
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2017-08-28 15:48:25
私は麻酔医でも口腔外科医でもありませんので、麻酔科の世界がどうなっているのかまったく知りません。
ですので、歯科麻酔医に需要がどれだけあるのかという点など、まったく知りません。
そのうえで、
厚生労働省の意向として、余剰歯科医師を麻酔医として医科の分野で働かせることにより、歯科医の過剰を抑制するという構想があるといわれております。
この構想を裏側から見れば、医科の麻酔医は足りないが、歯科の麻酔医は別に足りないわけではないというようにも読めます。
一方、麻酔医になるためには、麻酔科での研修および実地でのキャリアを積むことで認定医あるいは専門医の資格を取ることができるものでしょう。
現実には、すでに多くの歯科麻酔医が医科の麻酔医として仕事をしているものと思われます。
それは、歯科病院のようなところだけでは、症例数が少ないなどキャリアを積みにくいということもあるからでしょう。
問題になるのは、歯医者がお医者の間に入って麻酔医をやっていいのかということでしょう。
厚労省の意向とは、今後これを緩和するということになるものと思われます。
しかし、これも逆にいえば、現実問題として歯医者が医科の麻酔科医として働いていても、今はあまり望ましいことではないと言っているとも取れます。
「歯医者に自分の命を預けろというのか」という患者さんの不安もあるかもしれません。
入試の際に、実際に麻酔医が必要なのか過剰なのかは関係ないでしょう。
あなたがこういう歯科医になりたいということを言えばいいのですから。
需要があるかないかということと、あなたがそういう理想をもっているということとは何も関係はないわけですし、歯科麻酔医が余っていても優秀な人間は常にどの科でも必要です。
AO入試ははやければ来月からだったかと思います。
しっかりと勉強して、いい結果を得られるようにがんばってくださいね。
ですので、歯科麻酔医に需要がどれだけあるのかという点など、まったく知りません。
そのうえで、
厚生労働省の意向として、余剰歯科医師を麻酔医として医科の分野で働かせることにより、歯科医の過剰を抑制するという構想があるといわれております。
この構想を裏側から見れば、医科の麻酔医は足りないが、歯科の麻酔医は別に足りないわけではないというようにも読めます。
一方、麻酔医になるためには、麻酔科での研修および実地でのキャリアを積むことで認定医あるいは専門医の資格を取ることができるものでしょう。
現実には、すでに多くの歯科麻酔医が医科の麻酔医として仕事をしているものと思われます。
それは、歯科病院のようなところだけでは、症例数が少ないなどキャリアを積みにくいということもあるからでしょう。
問題になるのは、歯医者がお医者の間に入って麻酔医をやっていいのかということでしょう。
厚労省の意向とは、今後これを緩和するということになるものと思われます。
しかし、これも逆にいえば、現実問題として歯医者が医科の麻酔科医として働いていても、今はあまり望ましいことではないと言っているとも取れます。
「歯医者に自分の命を預けろというのか」という患者さんの不安もあるかもしれません。
入試の際に、実際に麻酔医が必要なのか過剰なのかは関係ないでしょう。
あなたがこういう歯科医になりたいということを言えばいいのですから。
需要があるかないかということと、あなたがそういう理想をもっているということとは何も関係はないわけですし、歯科麻酔医が余っていても優秀な人間は常にどの科でも必要です。
AO入試ははやければ来月からだったかと思います。
しっかりと勉強して、いい結果を得られるようにがんばってくださいね。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-08-28 21:51:49
西山です
>歯学部を卒業し、医学部大学院で麻酔科の博士課程に進み、歯科麻酔科医になりたいと思っています
博士号の取得と麻酔医のライセンス取得は別物だと思います。
また、医学部病院で研修を受けて麻酔医のライセンスを取得したとしても、あくまでも歯科医師であることには変わりありません。
歯学部附属病院では全身麻酔を麻酔医のライセンスを持っている歯科医師が行なっていますが、一般病院で需要があるかは不明です
>歯学部を卒業し、医学部大学院で麻酔科の博士課程に進み、歯科麻酔科医になりたいと思っています
博士号の取得と麻酔医のライセンス取得は別物だと思います。
また、医学部病院で研修を受けて麻酔医のライセンスを取得したとしても、あくまでも歯科医師であることには変わりありません。
歯学部附属病院では全身麻酔を麻酔医のライセンスを持っている歯科医師が行なっていますが、一般病院で需要があるかは不明です
タイトル | AO入試目前、歯学部から麻酔科の医学博士 |
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質問者 | いー00さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 高校生・中学生・小学生 |
カテゴリ |
麻酔その他 その他(歯科医師関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。