噛み合わせが低くて息苦しい
相談者:
れんとさん (35歳:女性)
投稿日時:2017-09-11 10:37:39
こんにちは。初めて投稿します。
噛み合わせが低いことで息苦しくなったり、顎の位置が定まらなくなったりすることはあるでしょうか。
私の噛み合わせは右側半分だけとても低く、歯科で咬合紙を噛んでもスルッとすり抜けてしまいます。
噛み合わせが低い右側の舌根がいつも気道の方に落ち込んでいる感じがして起きている間中 息苦しい感覚が取れません。
噛み合わせが低くなる前は息苦しさを感じたことがなく、リラックスして生活できていました。
口の中の容積が変わったせいでしょうか?
また、噛み合わせが低くなったのは、右側片方で偏って噛んでいたのが原因なのですが、変な噛み方をしていたのが原因で右側の上下歯列が以前に比べて狭くなっている気がします。
今は歯は上下離すように気をつけていて、食いしばりは無いか、ひどくないと思います。
ネットで検索すると、低位咬合で息苦しいとか、低位咬合で顎位が変わり、顎関節症になることがあるといった事例が出てくるのですが、そのようなことは実際に起こりえますか。
もし、起こるとしたら どういう治療が得意な歯科医師を受診すればよいのでしょうか?
噛み合わせが低いことで息苦しくなったり、顎の位置が定まらなくなったりすることはあるでしょうか。
私の噛み合わせは右側半分だけとても低く、歯科で咬合紙を噛んでもスルッとすり抜けてしまいます。
噛み合わせが低い右側の舌根がいつも気道の方に落ち込んでいる感じがして起きている間中 息苦しい感覚が取れません。
噛み合わせが低くなる前は息苦しさを感じたことがなく、リラックスして生活できていました。
口の中の容積が変わったせいでしょうか?
また、噛み合わせが低くなったのは、右側片方で偏って噛んでいたのが原因なのですが、変な噛み方をしていたのが原因で右側の上下歯列が以前に比べて狭くなっている気がします。
今は歯は上下離すように気をつけていて、食いしばりは無いか、ひどくないと思います。
ネットで検索すると、低位咬合で息苦しいとか、低位咬合で顎位が変わり、顎関節症になることがあるといった事例が出てくるのですが、そのようなことは実際に起こりえますか。
もし、起こるとしたら どういう治療が得意な歯科医師を受診すればよいのでしょうか?
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-09-11 12:25:57
こんにちは。
天然歯の場合、矯正歯科でご相談されるのがよいでしょう。
修復物の場合、一般歯科でもご相談は可能でしょう。
睡眠時無呼吸と咬合に関しては歯科の命題です。
舌の機能が低下していれば舌が前に出にくくなりますし、口蓋に合致しなくなります。
舌の機能向上にはMFTという訓練法が歯科には以前からあります。矯正歯科や矯正をおこなっている小児歯科であれば勉強しているのではないかと思います。
筋機能療法やMFTで探すことが可能かもしれません。
一般歯科ではスリープスプリントというものを作ることが可能です。
睡眠障害のある方で医科の診断書があれば保険適用になると思いますが、自費であってもそれほど高額ではない(数万円程度)と思います。
片咬みや横向き寝や偏った態癖、姿勢の大きな変化などは噛みあわせのバランスを変えることがあります。
整体やカイロプラクティスによって噛みあわせが変わることがあります。
しばらくすれば通常は元にもどりますが。
天然歯の場合、矯正歯科でご相談されるのがよいでしょう。
修復物の場合、一般歯科でもご相談は可能でしょう。
睡眠時無呼吸と咬合に関しては歯科の命題です。
舌の機能が低下していれば舌が前に出にくくなりますし、口蓋に合致しなくなります。
舌の機能向上にはMFTという訓練法が歯科には以前からあります。矯正歯科や矯正をおこなっている小児歯科であれば勉強しているのではないかと思います。
筋機能療法やMFTで探すことが可能かもしれません。
一般歯科ではスリープスプリントというものを作ることが可能です。
睡眠障害のある方で医科の診断書があれば保険適用になると思いますが、自費であってもそれほど高額ではない(数万円程度)と思います。
片咬みや横向き寝や偏った態癖、姿勢の大きな変化などは噛みあわせのバランスを変えることがあります。
整体やカイロプラクティスによって噛みあわせが変わることがあります。
しばらくすれば通常は元にもどりますが。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-09-11 14:28:06
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-09-12 08:37:03
西山です
以前とは明らかに歯の咬み合わせが変わったのであれば、顎関節に異常がないのかも調べてもらう必要があります。
また、起きている間の息苦しさについては、心理的問題や精神的問題でも生じることがあります。
広い視点から診てもらう必要があるかもしれません。
以前とは明らかに歯の咬み合わせが変わったのであれば、顎関節に異常がないのかも調べてもらう必要があります。
また、起きている間の息苦しさについては、心理的問題や精神的問題でも生じることがあります。
広い視点から診てもらう必要があるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
れんとさん
返信日時:2017-09-12 10:17:30
回答4
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-09-12 21:12:26
西山です
顎関節の異常の有無を確認してもらうのであれば,口腔外科でよいと思います.
>常に低位咬合側の顔の筋肉がこわばり、精神的負荷でそちら側の顎の位置が定まらない感じになります。顎関節の異常で上記のような症状も生じうるのでしょうか。
顎関節の異常というより,筋肉の障害があるのかもしれません.
右側が咬み合わないために,同側の筋肉がより収縮しやすくなっている可能性も考えられます.
ただ,咬み合わせを気にしすぎることによって確認する行為が増えると,必要以上に筋肉を使って,自ら疲労させている可能性も考えられます.
顎関節の異常の有無を確認してもらうのであれば,口腔外科でよいと思います.
>常に低位咬合側の顔の筋肉がこわばり、精神的負荷でそちら側の顎の位置が定まらない感じになります。顎関節の異常で上記のような症状も生じうるのでしょうか。
顎関節の異常というより,筋肉の障害があるのかもしれません.
右側が咬み合わないために,同側の筋肉がより収縮しやすくなっている可能性も考えられます.
ただ,咬み合わせを気にしすぎることによって確認する行為が増えると,必要以上に筋肉を使って,自ら疲労させている可能性も考えられます.
相談者からの返信
相談者:
れんとさん
返信日時:2017-09-13 17:02:19
西山先生 丁寧に回答してくださり、ありがとうございます。
再度質問してもよろしいでしょうか。
たびたびすみません。
右側が咬みあわないために、同側の筋肉がより収縮しやすくなっている可能性があるとのことですが、筋肉の収縮を抑えるには 低位咬合側の歯を何らかの方法で高さを増すような処置が必要になりうるのでしょうか。
かみあわない側の筋肉がこわばっていても、大口を開けて 筋肉を思い切り伸ばすと少し楽になります。
また、上記のような処置が必要とすれば、歯の治療をしながら、顎関節や全身の状態を総合的に診て 慎重に治療してもらいたいのですが、その場合 大学病院でしたら歯科のどういった部門で診てもらえばよいのでしょうか。
再度質問してもよろしいでしょうか。
たびたびすみません。
右側が咬みあわないために、同側の筋肉がより収縮しやすくなっている可能性があるとのことですが、筋肉の収縮を抑えるには 低位咬合側の歯を何らかの方法で高さを増すような処置が必要になりうるのでしょうか。
かみあわない側の筋肉がこわばっていても、大口を開けて 筋肉を思い切り伸ばすと少し楽になります。
また、上記のような処置が必要とすれば、歯の治療をしながら、顎関節や全身の状態を総合的に診て 慎重に治療してもらいたいのですが、その場合 大学病院でしたら歯科のどういった部門で診てもらえばよいのでしょうか。
回答5
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2017-09-15 21:43:18
西山です
>筋肉の収縮を抑えるには 低位咬合側の歯を何らかの方法で高さを増すような処置が必要になりうるのでしょうか。
>大口を開けて 筋肉を思い切り伸ばすと少し楽になります
咬合にも問題があるのであれば、最終的にはそれに対する治療は必要になる可能性はあります。
ただ、咬み合わせるという行為自体を減らせば、筋肉の収縮頻度は減ります。これに関する行動療法は存在します。
開口によって症状が軽減するのであれば、筋ストレッチ訓練の指導を受けても良いかもしれません
>歯の治療をしながら、顎関節や全身の状態を総合的に診て 慎重に治療してもらいたいのですが、その場合 大学病院でしたら歯科のどういった部門で診てもらえばよいのでしょうか。
大学病院だと、単独の診療科で全ての治療を行うのは難しいと思います。
また、全身を診ることを希望するのであれば、歯科だけでの対応は困難ではないでしょうか。
全身については医科だと思います。
まずは、大学病院の総合診療科などで相談するのが良いのではないでしょうか。
>筋肉の収縮を抑えるには 低位咬合側の歯を何らかの方法で高さを増すような処置が必要になりうるのでしょうか。
>大口を開けて 筋肉を思い切り伸ばすと少し楽になります
咬合にも問題があるのであれば、最終的にはそれに対する治療は必要になる可能性はあります。
ただ、咬み合わせるという行為自体を減らせば、筋肉の収縮頻度は減ります。これに関する行動療法は存在します。
開口によって症状が軽減するのであれば、筋ストレッチ訓練の指導を受けても良いかもしれません
>歯の治療をしながら、顎関節や全身の状態を総合的に診て 慎重に治療してもらいたいのですが、その場合 大学病院でしたら歯科のどういった部門で診てもらえばよいのでしょうか。
大学病院だと、単独の診療科で全ての治療を行うのは難しいと思います。
また、全身を診ることを希望するのであれば、歯科だけでの対応は困難ではないでしょうか。
全身については医科だと思います。
まずは、大学病院の総合診療科などで相談するのが良いのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
れんとさん
返信日時:2017-09-16 10:18:11
タイトル | 噛み合わせが低くて息苦しい |
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質問者 | れんとさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせに関するトラブル その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。