私の意見、自費診療について納得いかない理由

相談者: ロンドン橋さん (38歳:女性)
投稿日時:2017-09-13 17:57:24
はじめまして。
ロンドン橋と申します。

自費診療についてご相談というか私なりの意見があり、先生方のお考えを聞きたく投稿致しました。

私は歯が悪いです。
ちなみに両親についてですが、

父→今でも全部自分の歯で瓶の蓋も開けられます。
母→30歳くらいで崩壊、入れ歯生活。

私→物心付いた頃(記憶だと3歳くらいでしょうか?おぼろげ)
母に歯科に連れていってもらいましたが、恐怖で泣き叫び押さえつけられるのを振り払い逃走。
小学校高学年で虫歯の痛みで堪えられなくなり歯科へ。
その後は治療を真面目に受けたり、定期的なクリーニングを行う。

現在まで沢山の治療痕があります。


過去、歯科に行けば、削っては詰められの繰り返し。
最近は10年以上前に治療した部分の再治療でたまに通う事もあります。
詰め物被せ物は全て自費の物なので、一見綺麗に見え、外国人の方にも褒められます。
しかし、今現在も気になる部分はあります(以前治療した所)

で、最近強く思う事があるのです。



何となく、今の最先端の歯科治療や予防はとても効果があると思っています。
ただ、過去受けたものに関しては、一生懸命治療して頂いた先生もいましたが、振り返れば根幹への針(?)の出し入れを衛生士さんが行っていた時もありました。
今考えると違法行為だと思いますが、そういった医院もあったのだと思います。
その後、膿が溜まって治療する事もありました。

ハッキリ言って、昔って世の中の歯への意識も低いと思いますが、ずさんな先生もいた様に思います。
それに、削って詰めないと点数も入ってきませんからやりますよね。

今はインターネット等も発達しているので、そんな悩みを持った方の意見を読む事もあります。


そういった再治療についてですが、最近は自費治療の看板を出している医院をよく見かけます。
面倒で時間もかかりそうなので、分かるのですが、正直、私みたいに昔歯への意識が低く、治療もずさんであっただろう世代の再治療に自費って、納得いかないのです。

そもそも、小さい頃の歯の状態って親の責任もあると思いますが、親世代で歯への意識が低い人って沢山いた様に思います。
歯科医師の先生方のご両親は意識が高そうですけれど。

今の若い子は、親世代でしょうか?意識が高い様で虫歯になる子は少ないと聞きます。
若い子で銀歯とか入れてる子も私は見かけません。

でも、私世代やそれ以上の世代では見かける事があります。

やはり今より意識が低かった時代なのです。


だからと言っては何ですが、年代で治療費を変えたら良いのでは?と思うのです。
例えば、意識が高い世代(今の10代?20代?)の人が歯科治療をする場合は自費、それ以上の世代についての再治療は保険メイン。
まっさらな歯についての治療は自費。の様な。
保険点数も国が上げれば良いのに。


歯って悪くなったら良くなりませんよね?
治療しても進行を止めるだけ。

なので、年を取るごとに一度悪くなった歯の状態は悪くなり、その度に医療費がかかります。
かかるのは良いのですが、意識低い時代に悪くしているのに、今になって「スウェーデン式」や「アメリカ式」みたいに「最先端=自費」にされても困ります。

そもそも、アメリカは歯科技術や意識が日本より進んでいるんですから、意識低い世代のもう歯を悪くしている人間に当てはめられても困ります。


私は歯を悪くしていますので、再治療になれば今後もやむなしの自費を選んでしまうと思います。
本当は納得いきませんが生きていくには歯が必要です。

もう命の消えかかった歯を救って欲しいから自費を選んでしまうと思います。
なので、お任せしても納得いく先生にお願いするまでなのですが、最近身内が私のかかり付けの先生にヘマをされまして、医院を変える事にしました。

インプラントではありませんが、一本の歯に20万弱かかっています。
自費でヘマされるって本当どうかなと思います。

なので、また新しい先生探しになるのが億劫ですが、自費治療についての不満についてどう思われますか?


意識低かった世代の再治療については、最先端治療でも保険にして欲しいのです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-13 20:27:10
「最先端の治療」=「最善の治療」とは言えないと思います。
それは治療の結果を追うには短すぎる可能性があるからだと思います。

日本は予防に対して国がお金を出さないし一般の人もお金をかけない方向にあると思います。
もう少し予防に予算がつけば、日本人の意識改革が進めばもう少し真面目に根管治療する歯科医が増えて、予算がつけばインプラントが少なくなる気がします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ロンドン橋さん
返信日時:2017-09-13 20:45:21
柴田先生、回答ありがとうございます。

海外では大人の歯列矯正も割と安く出来ると聞いた事があります。
日本では手術を伴うものだったりすると保険になりますが、歯列って先生方の言う様に「磨きやすさ、歯の当たりの均等さ」で歯が結果的に長持ちする=健康というのならば、大人の矯正も保険でして欲しいくらいです。


昔の歯科ってダメな歯はすぐ抜いて、入れ歯にしていたそうですね。

今は、結構予防歯科等言われていますけれど、まだまだ国は歯の大切さを分かってないというか、舐めてるというか、優先順位が低いですよね。
一回しか生え変わらないのに!
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-09-16 13:45:09
こんにちは。

国政についてはわかりません。
歯科医はおかれた環境でそれぞれが出来ることを使命感をもっておこなうのみです。


>振り返れば根幹への針(?)の出し入れを衛生士さんが行っていた時もありました。
>今考えると違法行為だと思いますが、そういった医院もあったのだと思います。


これは38歳でいらっしゃるのでわかりませんが、歯科衛生士というシステムが出来通院可能なかかりつけ歯科医院に歯科衛生士が雇用されシステムが定着してきたのが平成元年以降くらいなんじゃないでしょうか?
それまでは歯科衛生士自体少なかったように思います。

今また歯科衛生士は大変不足していますから、募集をしても雇えないという状態になっている医院も増えてきています。


根管への針の出し入れをおこなっていたのが歯科衛生士というのは問題があることですが、洗浄や薬を入れることをしていた時代もあったように思います。
それだけ歯科医院不足で歯科医は手一杯だった時代というのがあります。

いわゆる虫歯の洪水時代です。
戦後しばらくは歯科医院は予約制ではなく朝一番にとにかく席をとっておき、1日仕事で歯科医院の前庭に並べられた席でとにかく待ち続け数分の診療しか受けられないという時代もありました。

一人の歯科医が1日100人以上の患者を治療しその後技工もしていた大変な時代もありました。


また当事の歯科材料も器具も今では考えられないようなお粗末なものであったりしました。

そういう環境のなか、日本人は常に上を向いて向上してきて今があります。


昔と比較しようがないというか、昔のまま止まっているわけじゃないので、時代の変化とともに歯科需要も異なってきていますし、意識も異なってきています。
もちろん保険適用範囲も数年ごとに見直しがされています。

国政にかかわりたいとお考えならばそういう活動をされることが望ましいと思います。


愚痴はいえるんですがどの人も置かれた環境の中で賢明に努力しているのだと思います。

制度を変えたいとお考えであれば政治に参加するしかないでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ロンドン橋さん
返信日時:2017-09-21 18:08:38
船橋先生、回答ありがとうございます。

衛生士というのは、平成になってから多くなってきた職種なんですね。

では、きっと私が受けたのは助手の方なのかもしれません。
予約時間のほぼほぼを先生じゃなく、衛生士か助手が処置をしていました。
そうだとすると大問題ですね。
忙しいのは理由になりませんしね。


>国政にかかわりたいとお考えならばそういう活動をされることが望ましいと思います。

こんな事は一切私は言っていないのですが、一般人がどこにどう働きかければ、私が思う様な制度になるのでしょうか?
教えて下さい。



タイトル 私の意見、自費診療について納得いかない理由
質問者 ロンドン橋さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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