[写真あり] 左下6番に左上親知らずを移植したが、移植歯が小さい
相談者:
にいなかさん (27歳:女性)
投稿日時:2017-10-01 20:43:44
※画像閲覧注意です
左上の親知らずを左の下の6番に移植しました。
ですが、大きさが4番5番の大きさしかなかったとのことで、不安になっています。
元々4、5番の大きさだと分かっていたら移植しないのではないですか?他小さいことのデメリットを教えてください。
今回、年齢的に他の歯の寿命を削りたくないのとインプラントの費用もないので移植しました。
これから長く利用できたらとクラウンはゴールドで考えていましたが、移植歯が小さいと寿命も短いのではと思うと揺らいでいます。
もし6、7番のブリッジになると言われたらゴールドにする費用を捻出するのはより難しいです。
因みに6番は永久歯に生えかわったすぐに大きな虫歯になり神経をとり、欠けたり、膿んだりで黒くなり27才で限界をむかえました。
親知らずはレントゲンで確認したところ3本。
どれも埋没しており、下は両方あるが斜めで根がひとつのものとふたつのもの。
左の上の親知らずはちいさいが根がひとつ。
下は斜めで上手く抜くのが困難というとこで左の上の親知らずになりました。
私が小さいのでは?と言ったのですが、奥行きがわからないからなんともいえない。とのことでした。
画像は術後30時間後の現在の様子です。
なんだか良くなさそうで心配です。
先生は移植した歯は優しくブラッシング、固くないものなら噛んでもいい。とのことでしたが、調べると流動食にされていたり、うがいはよくない。との意見を読みました。
わたしは家に帰ると何度もうがいをしてしまったし、今もまだたまに出血があるような。
先生からは特に注意事項がなかったので、他に気をつけることがあれば教えてほしいです。
読みづらくてすいません。
画像も見て気持ちの良いものでないのでご注意ください!
よろしくお願いします。
画像1 画像2
左上の親知らずを左の下の6番に移植しました。
ですが、大きさが4番5番の大きさしかなかったとのことで、不安になっています。
元々4、5番の大きさだと分かっていたら移植しないのではないですか?他小さいことのデメリットを教えてください。
今回、年齢的に他の歯の寿命を削りたくないのとインプラントの費用もないので移植しました。
これから長く利用できたらとクラウンはゴールドで考えていましたが、移植歯が小さいと寿命も短いのではと思うと揺らいでいます。
もし6、7番のブリッジになると言われたらゴールドにする費用を捻出するのはより難しいです。
因みに6番は永久歯に生えかわったすぐに大きな虫歯になり神経をとり、欠けたり、膿んだりで黒くなり27才で限界をむかえました。
親知らずはレントゲンで確認したところ3本。
どれも埋没しており、下は両方あるが斜めで根がひとつのものとふたつのもの。
左の上の親知らずはちいさいが根がひとつ。
下は斜めで上手く抜くのが困難というとこで左の上の親知らずになりました。
私が小さいのでは?と言ったのですが、奥行きがわからないからなんともいえない。とのことでした。
画像は術後30時間後の現在の様子です。
なんだか良くなさそうで心配です。
先生は移植した歯は優しくブラッシング、固くないものなら噛んでもいい。とのことでしたが、調べると流動食にされていたり、うがいはよくない。との意見を読みました。
わたしは家に帰ると何度もうがいをしてしまったし、今もまだたまに出血があるような。
先生からは特に注意事項がなかったので、他に気をつけることがあれば教えてほしいです。
読みづらくてすいません。
画像も見て気持ちの良いものでないのでご注意ください!
よろしくお願いします。
画像1 画像2
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-10-02 11:10:59
こんにちは。
歯牙移植も丁寧に診断してより確実な治療法としておこなうならば、CTで撮影したものを元に3Dプリンターで移植ダミー作り歯根膜をいためないように移植部位の穴を作るというようなことを行っている医院もあると思いますが、そういう設備も手間も暇もかかる治療がおこなえるのは自費で高額な治療費を設定している医院になるでしょう。
保険治療の場合そこまで治療の下準備のための費用をかけられないのは、歯科治療に対する社会的評価が低く治療費設定が異常に低くなっているためでしょう。
(医療人にも限界があります)
移植の場合、まず固定が上手くいって定着して機能圧をかけられるようになることを確認するまでその部位は使えません。
インプラントと違い天然の歯根の形態は複雑で更に外科で摘出する際に歯根膜を傷つけたりしますから、定着させること自体が割りと難しく機能圧を加えるとか清掃性のよい歯冠修復物を作るというところまでいきつくことが難しいからです。
その点インプラント治療はまだシステマチックにでき上がっています。
保険が適応できたり大切な歯を使いまわすことに価値を感じる方が日本人には多いということから、歯牙移植法は割と盛んに日本ではされていますが海外ではあまりおこなわないでしょう。
予後の問題が付きまとうからです。
ただ、種々のご事情から歯牙移植をご自身で選択され治療を受けられているわけですから、基本的に歯牙が定着するまでそちら側では不用意に硬いものを咬まないようにされ、患部を安静にしておくことが望まれると思います。
治療が奏功しない場合は次善の策があるわけです。
小さな歯でもしっかりついてくれれば中間欠損ですから、なんとか歯冠修復可能になって数年〜10年程度は機能してくれる可能性がないわけではないと思います。
その間にインプラント用に費用をためられておけば何かあった場合、骨造成とインプラント治療が可能になりそのほうがもしかしたら予後が長いかもしれません。
治療が成功されることが一番望ましいですから今は嗽を神経質にしすぎないとか、気になるからといって舌や手では絶対に触らないようにしておくということがよいと思います。
また主治医の指示にしたがって治療経過とともにお手入れ法を守ってください。
歯牙移植も丁寧に診断してより確実な治療法としておこなうならば、CTで撮影したものを元に3Dプリンターで移植ダミー作り歯根膜をいためないように移植部位の穴を作るというようなことを行っている医院もあると思いますが、そういう設備も手間も暇もかかる治療がおこなえるのは自費で高額な治療費を設定している医院になるでしょう。
保険治療の場合そこまで治療の下準備のための費用をかけられないのは、歯科治療に対する社会的評価が低く治療費設定が異常に低くなっているためでしょう。
(医療人にも限界があります)
移植の場合、まず固定が上手くいって定着して機能圧をかけられるようになることを確認するまでその部位は使えません。
インプラントと違い天然の歯根の形態は複雑で更に外科で摘出する際に歯根膜を傷つけたりしますから、定着させること自体が割りと難しく機能圧を加えるとか清掃性のよい歯冠修復物を作るというところまでいきつくことが難しいからです。
その点インプラント治療はまだシステマチックにでき上がっています。
保険が適応できたり大切な歯を使いまわすことに価値を感じる方が日本人には多いということから、歯牙移植法は割と盛んに日本ではされていますが海外ではあまりおこなわないでしょう。
予後の問題が付きまとうからです。
ただ、種々のご事情から歯牙移植をご自身で選択され治療を受けられているわけですから、基本的に歯牙が定着するまでそちら側では不用意に硬いものを咬まないようにされ、患部を安静にしておくことが望まれると思います。
治療が奏功しない場合は次善の策があるわけです。
小さな歯でもしっかりついてくれれば中間欠損ですから、なんとか歯冠修復可能になって数年〜10年程度は機能してくれる可能性がないわけではないと思います。
その間にインプラント用に費用をためられておけば何かあった場合、骨造成とインプラント治療が可能になりそのほうがもしかしたら予後が長いかもしれません。
治療が成功されることが一番望ましいですから今は嗽を神経質にしすぎないとか、気になるからといって舌や手では絶対に触らないようにしておくということがよいと思います。
また主治医の指示にしたがって治療経過とともにお手入れ法を守ってください。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2017-10-02 12:00:01
にいなかさん、こんにちは
歯牙移植という方法は行う先生によって考え方もやり方も違うのでまずは、行った先生の指示に従っていただくほかありません。
ただ、状態が良ければ移植した歯が小さいということはさほど大きな問題となるわけでもないと思います。
まずは、経過を観察してください。
参考になれば幸いです。
歯牙移植という方法は行う先生によって考え方もやり方も違うのでまずは、行った先生の指示に従っていただくほかありません。
ただ、状態が良ければ移植した歯が小さいということはさほど大きな問題となるわけでもないと思います。
まずは、経過を観察してください。
参考になれば幸いです。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-10-02 13:13:59
年齢的には親知らずの根尖は完成しており移植後適当な時期に根管治療が必要になると思います。
その後クラウンをかぶせれば小さい点をある程度カバーできると思います。。
移植先には大きさに制限がありそのサイズより幅や奥行が大きいと移植できないと思います。
「大は小をかねる」という訳にはいかないので。
CTがあれば術前にサイズを検討することは可能な場合が多いとは思います。
>親知らずはレントゲンで確認したところ3本。
>どれも埋没しており、下は両方あるが斜めで根がひとつのものとふたつのもの。
>左の上の親知らずはちいさいが根がひとつ。
>下は斜めで上手く抜くのが困難というとこで左の上の親知らずになりました。
そういうことであれば選択肢は左上の親知らずしかなかったと思います。
インプラントが金銭的に不可能な中で最高の選択肢だと思います。
インプラントでなければ前後の歯を大きく削ってのブリッジか義歯という選択肢になるわけですから。
舟橋先生が書かれた
>保険が適応できたり大切な歯を使いまわすことに価値を感じる方が日本人には多いということから、歯牙移植法は割と盛んに日本ではされていますが保険で移植はできると思います。
移植後の根管治療も同様です。ただ
>大切な歯を使いまわすことに価値を感じる
今回は対合歯の萌出がなさそうな上に元々埋伏しており抜歯対象の可能性の高い親知らずを利用しているわけですので「大切な歯の使いまわし」には当たらないと思います。
>海外ではあまりおこなわないでしょう。
>予後の問題が付きまとうからです。
たぶん予後以外には費用の問題もあると思います。
日本と違い移植の費用はかなり高いのではないでしょうか?←まったく海外での相場を知りません。
その後クラウンをかぶせれば小さい点をある程度カバーできると思います。。
移植先には大きさに制限がありそのサイズより幅や奥行が大きいと移植できないと思います。
「大は小をかねる」という訳にはいかないので。
CTがあれば術前にサイズを検討することは可能な場合が多いとは思います。
>親知らずはレントゲンで確認したところ3本。
>どれも埋没しており、下は両方あるが斜めで根がひとつのものとふたつのもの。
>左の上の親知らずはちいさいが根がひとつ。
>下は斜めで上手く抜くのが困難というとこで左の上の親知らずになりました。
そういうことであれば選択肢は左上の親知らずしかなかったと思います。
インプラントが金銭的に不可能な中で最高の選択肢だと思います。
インプラントでなければ前後の歯を大きく削ってのブリッジか義歯という選択肢になるわけですから。
舟橋先生が書かれた
>保険が適応できたり大切な歯を使いまわすことに価値を感じる方が日本人には多いということから、歯牙移植法は割と盛んに日本ではされていますが保険で移植はできると思います。
移植後の根管治療も同様です。ただ
>大切な歯を使いまわすことに価値を感じる
今回は対合歯の萌出がなさそうな上に元々埋伏しており抜歯対象の可能性の高い親知らずを利用しているわけですので「大切な歯の使いまわし」には当たらないと思います。
>海外ではあまりおこなわないでしょう。
>予後の問題が付きまとうからです。
たぶん予後以外には費用の問題もあると思います。
日本と違い移植の費用はかなり高いのではないでしょうか?←まったく海外での相場を知りません。
相談者からの返信
相談者:
にいなかさん
返信日時:2017-10-09 10:54:57
タイトル | [写真あり] 左下6番に左上親知らずを移植したが、移植歯が小さい |
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質問者 | にいなかさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
親知らずの移植 その他(写真あり) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。