定期検診にて歯周ポケットを測って貰えませんでした

相談者: saku580さん (28歳:女性)
投稿日時:2017-10-07 17:07:06
定期検診にて、歯周ポケットを測らなかったのですが、大丈夫なのでしょうか?

半年前には歯周ポケットは3~4mmありました。
今回定期検診に行きましたが、歯科衛生士さんが見た目で?大丈夫だと判断して歯周ポケットを測らなかったそうです。

歯医者の事がよく分からないのですが、てっきり歯周ポケットは定期検診で毎回調べてくれるものだと思っていました。

歯科衛生士さんが見た目で判断してというのは、失礼かもしれませんがどこまで信用できるものでしょうか?


家族は次(数ヶ月先)行ったときにちゃんと言って、そのときに測ってもらえばいいと言っていますが、そんなに先で大丈夫なのでしょうか?

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-10-08 08:52:32
ご相談ありがとうございます。

定期検診にて、歯周ポケットを測らなかったのですが、大丈夫なのでしょうか?

基本的な各種の検査をして、診断が出たのであれば大丈夫です。
もしかすると、とても良心的ないいんです。


歯科衛生士さんが見た目で判断してというのは、失礼かもしれませんがどこまで信用できるものでしょうか?

学会のガイドラインで、歯周ポケットを測らないほうが、良い、と判断するには肉眼と精密な写真で行います。

もちろん、その目が備わっていない歯科衛生士や歯科医師では、暗闇で盲も同然ですから、無理ですが・・・。

我々はそのための教育と訓練を受けています。
その場合は信用していただくしかありません。

必ず、根拠を聞いてみましょう。


>半年前には歯周ポケットは3~4mmありました。

その時に治療を受けたのですよね。
それなら治っているはずですから、その結果ポケットは浅くなり、歯周病は治癒して良くなり、歯肉炎か健康な歯肉になっているはずです。

その場合は、もう歯周ポケットとは言いません。
歯肉溝と言い健康な素晴らしい組織に置き換わっているはずです。

ここが全く健康か、あるいは、せいぜい歯肉炎であれば、決してポケット測定をしてはいけないからです。

なぜならば、人間の身体には自然治癒力とか、免疫力とかがあり、病気を防いでいることをご存知と思います。
これは人工的な治療や薬剤では決してそれほどの効果がでない、最高の治療です。

もう歯周ポケットがなくなっているところへ、ポケット測定をしたり、歯石とりとかPMTCとかなどとんでもない危険なことをすると、その自然治癒力を破壊して、最終的には歯を失う原因を人工的にもらうことになります。


>そんなに先で大丈夫なのでしょうか?

検査・診断結果により、決められた期間であれば、ふつう全く問題ありません。
記録されている検査結果を見ながら説明を受けましょう。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-10-08 17:59:44
もし保険適用で歯周基本(精密)検査を算定したにもかかわらず、実際には検査を行っていなかったとしたら不正請求になると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: saku580さん
返信日時:2017-10-08 18:27:20
ありがとうございます。


健康な歯茎だと逆に歯周ポケットを測ってはいけないのですね。

ちなみに、先日の定期検診では歯のクリーニング(おそらく歯垢歯石除去)はしました。
予防のためと言われましたが、本来これもやらないほうが良かったのでしょうか?


保険適用の件ですが、領収書に検査200点とあるので、おそらく歯周基本検査は算定されていると思います。
(詳細は書いていないので不確かですが)
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: saku580さん
返信日時:2017-10-08 18:35:52
すみません、追加です。

半年前には歯石除去などしかしておりませんが、これは歯周病の治療に入りますでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-10-09 14:57:48
私は、『健康な歯茎だと歯周ポケットを測ってはいけない』等とは言ってないですからね。念のため。

行ってない検査を算定すると不正請求の可能性はありますね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 定期検診にて歯周ポケットを測って貰えませんでした
質問者 saku580さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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