下前歯6本ブリッジの適合性について
相談者:
あちゃきさん (38歳:男性)
投稿日時:2017-10-11 22:27:35
回答1
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-10-12 09:46:26
ご相談ありがとうございます。
>両側3番だけで前歯6本ブリッジするのは耐久性や適合性が非常に気になっております。
ブリッジとは、道路にかかる橋と同じです。
それらの性能は設計するうえで大きなファクターとなります。
橋と同じで、ブリッジにも力学計算式があります。
ただ橋とは違い、生身の身体ですから、生体力学となりますし、道路と違いますから、お口全体や心身の条件を計算に加味しなけばなりません。
その検査・診断の結果、また、その確定診断に基づく、インフォームド・コンセントという相談の結果によっては、その設計も充分に候補に挙げられますし、長く持っている場合もあります。
>先の事を考えてインプラントも検討したいのですが、
それも一つの選択肢です。
ちなみに、お話だけでは伝わらなかっただけかもしれませんが、大事な支点が欠けているので説明します。
そもそも歯周病で起きたことのようですから、歯周病に対する根本的な治療計画は大前提です。
もともと前歯は奥歯が守ってくれています。
下の前歯が抜けてしまうほどの歯周病であれば、前歯の守護神である奥歯が健全であるとは考えにくいからです。
また歯周病の治療をきちんとしていないのであれば、その犬歯にも歯周病の影響がありえます。
そうなれば、ブリッジの生体力学計算は二つあるうちのより厳しい計算式に当てはめて、設計診断をしなければなりません。
このように、将来を考えるのであれば、現状を知る病態診断が欠かせません。
よく相談しましょう。
>両側3番だけで前歯6本ブリッジするのは耐久性や適合性が非常に気になっております。
ブリッジとは、道路にかかる橋と同じです。
それらの性能は設計するうえで大きなファクターとなります。
橋と同じで、ブリッジにも力学計算式があります。
ただ橋とは違い、生身の身体ですから、生体力学となりますし、道路と違いますから、お口全体や心身の条件を計算に加味しなけばなりません。
その検査・診断の結果、また、その確定診断に基づく、インフォームド・コンセントという相談の結果によっては、その設計も充分に候補に挙げられますし、長く持っている場合もあります。
>先の事を考えてインプラントも検討したいのですが、
それも一つの選択肢です。
ちなみに、お話だけでは伝わらなかっただけかもしれませんが、大事な支点が欠けているので説明します。
そもそも歯周病で起きたことのようですから、歯周病に対する根本的な治療計画は大前提です。
もともと前歯は奥歯が守ってくれています。
下の前歯が抜けてしまうほどの歯周病であれば、前歯の守護神である奥歯が健全であるとは考えにくいからです。
また歯周病の治療をきちんとしていないのであれば、その犬歯にも歯周病の影響がありえます。
そうなれば、ブリッジの生体力学計算は二つあるうちのより厳しい計算式に当てはめて、設計診断をしなければなりません。
このように、将来を考えるのであれば、現状を知る病態診断が欠かせません。
よく相談しましょう。
タイトル | 下前歯6本ブリッジの適合性について |
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質問者 | あちゃきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ブリッジ治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。