6歳、開咬の治療は小児歯科か矯正歯科か
相談者:
あやこうさん (41歳:女性)
投稿日時:2017-10-22 18:11:59
6歳の息子が、幼稚園の歯科検診で開咬と診断され、かかりつけの小児歯科に診察していただきました。
開咬以外にも矯正が必要な場所があるか検査し、トータルして矯正を開始するので、精密検査を受けていただきたいのですが、自費のためじっくり考えてください、と言われ、開咬については舌癖のせいだと思いますと言われていたのもあり、深く考えず精密検査をお願いしました。
結果、歯のアーチが狭いため、永久歯が出てくる隙間が足りないのでアーチを広げる矯正もしたほうがよい、との診断でした。
矯正の流れはまず、舌癖を治すためムーシールドを1年程度装着し、開咬と反対咬合気味な歯並びも矯正されるか見ていく。
その後、拡大プレートを装着し、顎を拡大する矯正をする。
ただし、拡大プレートだけで歯並びがキレイになるわけではありません、との注意事項を受けました。
ここで初めて永久歯が生えそろうまでの長丁場になると分かり、このまま小児歯科(小児歯科専門医です)で矯正をするのがよいのか悩みだしました。
子どもの矯正は、子どもが専門分野の小児歯科専門医と、矯正専門の矯正歯科、どちらがよいのでしょうか?
特に床矯正については、ネットでいろいろ調べると小児歯科医と矯正歯科医では見解が違うように思われ、悩んでおります。
開咬以外にも矯正が必要な場所があるか検査し、トータルして矯正を開始するので、精密検査を受けていただきたいのですが、自費のためじっくり考えてください、と言われ、開咬については舌癖のせいだと思いますと言われていたのもあり、深く考えず精密検査をお願いしました。
結果、歯のアーチが狭いため、永久歯が出てくる隙間が足りないのでアーチを広げる矯正もしたほうがよい、との診断でした。
矯正の流れはまず、舌癖を治すためムーシールドを1年程度装着し、開咬と反対咬合気味な歯並びも矯正されるか見ていく。
その後、拡大プレートを装着し、顎を拡大する矯正をする。
ただし、拡大プレートだけで歯並びがキレイになるわけではありません、との注意事項を受けました。
ここで初めて永久歯が生えそろうまでの長丁場になると分かり、このまま小児歯科(小児歯科専門医です)で矯正をするのがよいのか悩みだしました。
子どもの矯正は、子どもが専門分野の小児歯科専門医と、矯正専門の矯正歯科、どちらがよいのでしょうか?
特に床矯正については、ネットでいろいろ調べると小児歯科医と矯正歯科医では見解が違うように思われ、悩んでおります。
回答1
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-10-22 19:16:44
あやこうさん、こんにちは。
>子どもが専門分野の小児歯科専門医と、矯正専門の矯正歯科、どちらがよいのでしょうか?
出身大学によっても変わる気もしますが、私は1期治療(特に床矯正)については小児歯科の方が良いのではないかと思います。
その歯科医院さんは2期治療(成人矯正)はされているのでしょうか?
もし行っているのであれば、治療の最終段階まで一つの歯科医院にて完結することが可能になりますので、益々今の歯科で問題ないかと思いますよ。
ただ、矯正治療は書かれている通り、非常に長い付きあいになりますので、先生との関係が非常に重要になってきます。
出来れば何でも質問出来るような方に治療を行っていただくのが一番かと思います。
相談だけであれば無料の歯科さんもあると思いますので、いくつか相談に行ってみるもの良いかと思います。
ご参考程度にして頂ければと思います。
>子どもが専門分野の小児歯科専門医と、矯正専門の矯正歯科、どちらがよいのでしょうか?
出身大学によっても変わる気もしますが、私は1期治療(特に床矯正)については小児歯科の方が良いのではないかと思います。
その歯科医院さんは2期治療(成人矯正)はされているのでしょうか?
もし行っているのであれば、治療の最終段階まで一つの歯科医院にて完結することが可能になりますので、益々今の歯科で問題ないかと思いますよ。
ただ、矯正治療は書かれている通り、非常に長い付きあいになりますので、先生との関係が非常に重要になってきます。
出来れば何でも質問出来るような方に治療を行っていただくのが一番かと思います。
相談だけであれば無料の歯科さんもあると思いますので、いくつか相談に行ってみるもの良いかと思います。
ご参考程度にして頂ければと思います。
回答2
回答日時:2017-10-23 08:41:53
上の三木先生の回答とは正反対になりますが、自分は矯正歯科が良いと思います。
矯正歯科の場合、長期的に計画を立て治療を行います。
特に開咬や受け口の場合、一般的な小児からの矯正治療よりも長期間かかる可能性もあります。
また、成長状況によっても治療計画の変更を余儀なくされるかもしれません。
小児歯科が良くないとは思いませんが、1期治療で終わらなかった場合は再度矯正歯科を探すことになります。
(その小児歯科で仕上げのブラケットの2期治療を行っていれば別かもしれませんが)
転医すれば、矯正歯科での治療は最初からになり、再度矯正料金がかかります。
まずは、いくつか矯正歯科で相談してみてはいかがでしょうか。
矯正歯科の場合、長期的に計画を立て治療を行います。
特に開咬や受け口の場合、一般的な小児からの矯正治療よりも長期間かかる可能性もあります。
また、成長状況によっても治療計画の変更を余儀なくされるかもしれません。
小児歯科が良くないとは思いませんが、1期治療で終わらなかった場合は再度矯正歯科を探すことになります。
(その小児歯科で仕上げのブラケットの2期治療を行っていれば別かもしれませんが)
転医すれば、矯正歯科での治療は最初からになり、再度矯正料金がかかります。
まずは、いくつか矯正歯科で相談してみてはいかがでしょうか。
回答3
ゆうデンタルオフィス矯正歯科(横浜市保土ヶ谷区)の畠山です。
回答日時:2017-10-23 11:51:09
かみ合わせの治療は、小児期と成人とで分けられるものではありません。
すべて永久歯に生え変わったときに、機能的なかみ合わせを作ることがゴールだと思います。
それには、永久歯が生える以前の問題も多くありますので、小児期から、大人の歯並びまでの治療が可能な歯科での治療をお勧めします。
そうでないと、小児期の治療が無駄になるどころか、異なる方針の治療になってしまうことがあるからです。
小児歯科でも小児期に限らず、永臼歯列までの治療計画に基づいて治療を進める歯科医院もあると思います。
すべて永久歯に生え変わったときに、機能的なかみ合わせを作ることがゴールだと思います。
それには、永久歯が生える以前の問題も多くありますので、小児期から、大人の歯並びまでの治療が可能な歯科での治療をお勧めします。
そうでないと、小児期の治療が無駄になるどころか、異なる方針の治療になってしまうことがあるからです。
小児歯科でも小児期に限らず、永臼歯列までの治療計画に基づいて治療を進める歯科医院もあると思います。
相談者からの返信
相談者:
あやこうさん
返信日時:2017-10-24 17:20:29
三木先生、伊藤先生、畠山先生
返信ありがとうございました。
現在の小児歯科に2期治療をされているか確認したところ、治療されている、とのことでした。
今回、こちらで相談させていただいても、やはり先生によって意見が違うことを再認識し、矯正歯科にも相談に伺うことにしました。
現在お世話になっている小児歯科の先生に、素直に矯正歯科と小児歯科の違いを知ってから納得して治療を始めたいので、矯正歯科にも相談に行きます、と話したところ、お子さんの現在の様子を見ていただいたほうがより具体な相談ができるだろうと快くレントゲン資料コピーを下さいました。
結局どちらで治療を開始するかは、親である私が決めなくてはいけない事ですので、しっかりお話を聞き、自身の責任で決めたいと思います。
一点、訂正をさせていただきますが、小児歯科専門医、ではなく日本小児歯科学会専門医、でした。申し訳ありません。
先生方、お答えいただきありがとうございました。
返信ありがとうございました。
現在の小児歯科に2期治療をされているか確認したところ、治療されている、とのことでした。
今回、こちらで相談させていただいても、やはり先生によって意見が違うことを再認識し、矯正歯科にも相談に伺うことにしました。
現在お世話になっている小児歯科の先生に、素直に矯正歯科と小児歯科の違いを知ってから納得して治療を始めたいので、矯正歯科にも相談に行きます、と話したところ、お子さんの現在の様子を見ていただいたほうがより具体な相談ができるだろうと快くレントゲン資料コピーを下さいました。
結局どちらで治療を開始するかは、親である私が決めなくてはいけない事ですので、しっかりお話を聞き、自身の責任で決めたいと思います。
一点、訂正をさせていただきますが、小児歯科専門医、ではなく日本小児歯科学会専門医、でした。申し訳ありません。
先生方、お答えいただきありがとうございました。
回答4
回答日時:2017-10-24 17:32:01
もし、将来的な懸念も含めて矯正歯科を選択するのであれば、下記リストの「顎に○」の矯正歯科をお勧めします。
* http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf
この歯科医院は、顎変形症に対応した矯正歯科医院です。
お子さんの現状を考えると、将来の成長状態によっては一度は開咬や受け口が治っても、思春期成長で再び開咬や受け口になる可能性も0ではありません。
もちろん1期治療がうまく奏功し、成長も想定内であれば、2期治療で対応できる場合もあると思います。
開咬や受け口を根本的に治療しようとすると手術ということになります。
その際に保険で対応できるかどうかは、大きな違いだと思います。
その保険で対応できる矯正歯科が、上記の矯正歯科になります。
参考までに・・・。
* http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf
この歯科医院は、顎変形症に対応した矯正歯科医院です。
お子さんの現状を考えると、将来の成長状態によっては一度は開咬や受け口が治っても、思春期成長で再び開咬や受け口になる可能性も0ではありません。
もちろん1期治療がうまく奏功し、成長も想定内であれば、2期治療で対応できる場合もあると思います。
開咬や受け口を根本的に治療しようとすると手術ということになります。
その際に保険で対応できるかどうかは、大きな違いだと思います。
その保険で対応できる矯正歯科が、上記の矯正歯科になります。
参考までに・・・。
回答5
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2017-10-24 18:14:11
話の本筋とは関係ないのですが・・・
>小児歯科専門医、ではなく日本小児歯科学会専門医、でした。申し訳ありません。
「小児歯科専門医」の正式名称が「日本小児歯科学会専門医」ですので訂正の必要はありませんよ。
>小児歯科専門医、ではなく日本小児歯科学会専門医、でした。申し訳ありません。
「小児歯科専門医」の正式名称が「日本小児歯科学会専門医」ですので訂正の必要はありませんよ。
相談者からの返信
相談者:
あやこうさん
返信日時:2017-10-24 18:59:14
回答6
回答日時:2017-10-24 19:23:57
その程度であれば、適切な指導や治療で治る可能性もあると思います。
文面だけでは状況が判断できないので、追加で回答を書いただけです。
何事もなく治療が進むことを願っております。
文面だけでは状況が判断できないので、追加で回答を書いただけです。
何事もなく治療が進むことを願っております。
相談者からの返信
相談者:
あやこうさん
返信日時:2017-10-24 20:28:48
タイトル | 6歳、開咬の治療は小児歯科か矯正歯科か |
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質問者 | あやこうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
小児矯正(子供の矯正) 子供の歯列矯正 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。