インプラント前提で抜歯後、両側も骨吸収進んでしまった
相談者:
さくらいももこさん (41歳:女性)
投稿日時:2017-10-24 22:39:36
こんばんは。
真剣に悩んでおります。ご意見をお願い致します。
長文で失礼します。
左上3の根元が折れたため、細いインプラント前提で5年前に抜歯しました。
「骨が出来るまで仮歯で出来るだけ引っ張りましょう」
と言うことで、仮歯で過ごしてきました。
それからは歯の掃除をしてもらうため、毎月1回通院してましたが、4ヶ月前に
「骨が出来るまで仮歯で引っ張ってきたが、両側の歯に負担が掛かって骨が吸収されて動揺がある。
骨が少なくなったので当院ではインプラントを打てない。
1234でブリッジするか、骨造成してくれる大学病院でインプラントを相談してください」
と言われました。
24は差し歯?かクラウン?なので、治療してるのですが、1はまだ健康な歯のためブリッジは考えられず、紹介状をいただき大学病院に相談に行きました。
病院で診て頂いたところ
「24が動揺があるので、3のみでも骨造成をしてインプラントを打てますが、予後を考えると24を抜いて骨造成をし、24でインプラントブリッジをした方が良い」
と言われました。
「3のみインプラントを立てて、24に何かあった場合、もう出来る治療はないので、入れ歯しかない。
それを承知の上なら3のみインプラントを立てますよ」
と言われました。
動揺があるのは自分でもわかるのですが、虫歯や根元が割れた訳でもない歯を新たに2本も抜くのに抵抗があり、ブリッジするにも1234しか出来ないので、1の健康な歯を削るのも抵抗があり、どうにも決心がつきません。
もう一度、通院していた先生に相談したところ、
「24を抜いてブリッジというのは、僕にはない発想だった。
僕は1本骨造成してインプラントを立ててもらえるよう紹介状を書いたから。
でも専門の先生がそういうなら、そういう診断な訳だし、1のみにしろ24で抜くにしろよく相談してください」
とのことでした。
診察されてないので、動揺など口腔内がわからないとは思いますが、予後を考えて24を抜歯した方が良いのか、ご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。
真剣に悩んでおります。ご意見をお願い致します。
長文で失礼します。
左上3の根元が折れたため、細いインプラント前提で5年前に抜歯しました。
「骨が出来るまで仮歯で出来るだけ引っ張りましょう」
と言うことで、仮歯で過ごしてきました。
それからは歯の掃除をしてもらうため、毎月1回通院してましたが、4ヶ月前に
「骨が出来るまで仮歯で引っ張ってきたが、両側の歯に負担が掛かって骨が吸収されて動揺がある。
骨が少なくなったので当院ではインプラントを打てない。
1234でブリッジするか、骨造成してくれる大学病院でインプラントを相談してください」
と言われました。
24は差し歯?かクラウン?なので、治療してるのですが、1はまだ健康な歯のためブリッジは考えられず、紹介状をいただき大学病院に相談に行きました。
病院で診て頂いたところ
「24が動揺があるので、3のみでも骨造成をしてインプラントを打てますが、予後を考えると24を抜いて骨造成をし、24でインプラントブリッジをした方が良い」
と言われました。
「3のみインプラントを立てて、24に何かあった場合、もう出来る治療はないので、入れ歯しかない。
それを承知の上なら3のみインプラントを立てますよ」
と言われました。
動揺があるのは自分でもわかるのですが、虫歯や根元が割れた訳でもない歯を新たに2本も抜くのに抵抗があり、ブリッジするにも1234しか出来ないので、1の健康な歯を削るのも抵抗があり、どうにも決心がつきません。
もう一度、通院していた先生に相談したところ、
「24を抜いてブリッジというのは、僕にはない発想だった。
僕は1本骨造成してインプラントを立ててもらえるよう紹介状を書いたから。
でも専門の先生がそういうなら、そういう診断な訳だし、1のみにしろ24で抜くにしろよく相談してください」
とのことでした。
診察されてないので、動揺など口腔内がわからないとは思いますが、予後を考えて24を抜歯した方が良いのか、ご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2017-10-25 07:00:29
さくらいももこ さん、こんにちは。
>動揺があるのは自分でもわかるのです
自身でも分かるくらいの動揺が2番と4番にあるのでしたら、一般的に鑑みると、3番の部位にだけ骨を造成してインプラントを埋入したとしても、2番と4番による影響が波及し易いことで、良好な予後は望めないように思います。
>「3のみインプラントを立てて、24に何かあった場合、もう出来る治療はないので、入れ歯しかない。
>それを承知の上なら3のみインプラントを立てますよ」
>と言われました。
この意見に私も同意します。
>動揺があるのは自分でもわかるのです
自身でも分かるくらいの動揺が2番と4番にあるのでしたら、一般的に鑑みると、3番の部位にだけ骨を造成してインプラントを埋入したとしても、2番と4番による影響が波及し易いことで、良好な予後は望めないように思います。
>「3のみインプラントを立てて、24に何かあった場合、もう出来る治療はないので、入れ歯しかない。
>それを承知の上なら3のみインプラントを立てますよ」
>と言われました。
この意見に私も同意します。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2017-10-25 07:21:13
さくらいももこさんこんにちは。
左上3の根元が折れたため、インプラント前提で5年前に抜歯し、骨が出来るまで仮歯で出来るだけ引っ張りましょうと言うことで、仮歯で過ごし、毎月1回通院していたが、4ヶ月前に
「骨が出来るまで仮歯で引っ張ってきたが、両側の歯に負担が掛かって骨が吸収されて動揺がある。
骨が少なくなったので当院ではインプラントが出来ないから、1234でブリッジするか、骨造成してくれる大学病院でインプラントを相談してください。
と言われたのですね。
病院で診て頂いたところ
「24が動揺があるので、3のみでも骨造成をしてインプラントを打てますが、予後を考えると24を抜いて骨造成をし、24でインプラントブリッジをした方が良い」
と言われびっくりしたのですね。
予後を考えると24インプラントが良いようですね。
しかし、虫歯や根元が割れた訳でもない歯を新たに2本も抜くのに抵抗があるのであれば、234のブリッジをしてみてはどうでしょうか?
長期予後は診られませんが、抜歯に至る時は骨造成してインプラントにすると考えれば・・・
左上3の根元が折れたため、インプラント前提で5年前に抜歯し、骨が出来るまで仮歯で出来るだけ引っ張りましょうと言うことで、仮歯で過ごし、毎月1回通院していたが、4ヶ月前に
「骨が出来るまで仮歯で引っ張ってきたが、両側の歯に負担が掛かって骨が吸収されて動揺がある。
骨が少なくなったので当院ではインプラントが出来ないから、1234でブリッジするか、骨造成してくれる大学病院でインプラントを相談してください。
と言われたのですね。
病院で診て頂いたところ
「24が動揺があるので、3のみでも骨造成をしてインプラントを打てますが、予後を考えると24を抜いて骨造成をし、24でインプラントブリッジをした方が良い」
と言われびっくりしたのですね。
予後を考えると24インプラントが良いようですね。
しかし、虫歯や根元が割れた訳でもない歯を新たに2本も抜くのに抵抗があるのであれば、234のブリッジをしてみてはどうでしょうか?
長期予後は診られませんが、抜歯に至る時は骨造成してインプラントにすると考えれば・・・
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-10-25 08:13:45
ご相談ありがとうございます。
>予後を考えて24を抜歯した方が良いのか、ご意見をお聞かせください。
いくつか相談の上で結論が出たようですから、一つはその中から選択することでしょう。
別の考えでいくと、その2、4がどのくらい使えるのか、他の歯はどうなのか、もう少し見極めてから結論を出すこともありえます。
少なくとも、単純に抜歯して、また、健康な歯を削って、その後も同じことのくり返しにならない用心は必要ではないでしょうか。
つまり、なぜ動揺しているのか?について原因を検査により突き止めることです。
その場合は全体の総合的な検査・診断が必要です。
なぜならば、部分的な検査だけで見切り発車した後で、見落としがあった、前よりも条件が悪くなってしまった、では前よりもっと困るからです。
>両側の歯に負担が掛かって骨が吸収されて動揺がある。
このお話から想像できることは、歯への負担、というチカラの問題と、骨の吸収という歯周病の問題と二つありえます。
これらは初めに検査・診断していれば、どなたにも起こりうるごく一般的なことであり、ふつうは初期に早めの対策で解決の糸口をつかめた可能性もありえます。
>5年前に抜歯しました
>歯の掃除をしてもらうため、毎月1回通院してました
見通しをきちんと立てた上で、診断の結果、掃除一つだけで済めば本来楽勝のはずです。
5年間ものとても長い間に見直しのチャンスはなかったのでしょうか、少々気になりました。
ここでも検査・診断が役に立ったはずです。
つまり、初めの方針が正しかったとして、途中に予測どおりの展開なのかどうかの評価をするために、検査・診断をくりかえすことができるからです。
例えば、お腹に腫瘍があり、治療した後定期的に、同じ検査をくりかえし受けますよね。
病気だったのですから、健康を目指したいならば、それがふつうのプロセスです。
今となっては、これから最善を目指すために、再出発として現状を精密に調べることから始めることも可能です。
骨の移植はいつになっても、欠損が大きくなっても可能なことがあり、大変ですがチャンスが消えたわけではない可能性があります。
もともと、
>上3の根元が折れた
場合は、とても難しいといえますから、その時点でも折れた原因からの検査・診断による方針が分かれ道となります。
これからも簡単ではありませんが、たぶんチャンスはまだ残っています。
慎重に仕切り直しをしましょう。
>予後を考えて24を抜歯した方が良いのか、ご意見をお聞かせください。
いくつか相談の上で結論が出たようですから、一つはその中から選択することでしょう。
別の考えでいくと、その2、4がどのくらい使えるのか、他の歯はどうなのか、もう少し見極めてから結論を出すこともありえます。
少なくとも、単純に抜歯して、また、健康な歯を削って、その後も同じことのくり返しにならない用心は必要ではないでしょうか。
つまり、なぜ動揺しているのか?について原因を検査により突き止めることです。
その場合は全体の総合的な検査・診断が必要です。
なぜならば、部分的な検査だけで見切り発車した後で、見落としがあった、前よりも条件が悪くなってしまった、では前よりもっと困るからです。
>両側の歯に負担が掛かって骨が吸収されて動揺がある。
このお話から想像できることは、歯への負担、というチカラの問題と、骨の吸収という歯周病の問題と二つありえます。
これらは初めに検査・診断していれば、どなたにも起こりうるごく一般的なことであり、ふつうは初期に早めの対策で解決の糸口をつかめた可能性もありえます。
>5年前に抜歯しました
>歯の掃除をしてもらうため、毎月1回通院してました
見通しをきちんと立てた上で、診断の結果、掃除一つだけで済めば本来楽勝のはずです。
5年間ものとても長い間に見直しのチャンスはなかったのでしょうか、少々気になりました。
ここでも検査・診断が役に立ったはずです。
つまり、初めの方針が正しかったとして、途中に予測どおりの展開なのかどうかの評価をするために、検査・診断をくりかえすことができるからです。
例えば、お腹に腫瘍があり、治療した後定期的に、同じ検査をくりかえし受けますよね。
病気だったのですから、健康を目指したいならば、それがふつうのプロセスです。
今となっては、これから最善を目指すために、再出発として現状を精密に調べることから始めることも可能です。
骨の移植はいつになっても、欠損が大きくなっても可能なことがあり、大変ですがチャンスが消えたわけではない可能性があります。
もともと、
>上3の根元が折れた
場合は、とても難しいといえますから、その時点でも折れた原因からの検査・診断による方針が分かれ道となります。
これからも簡単ではありませんが、たぶんチャンスはまだ残っています。
慎重に仕切り直しをしましょう。
相談者からの返信
相談者:
さくらいももこさん
返信日時:2017-10-25 22:10:51
小林先生
加藤先生
さがら先生
こんばんは。
お忙しい中、ご意見をお聞かせくださりありがとうございました。
もう少しお付き合い頂けたら幸いです。
約24年前に左上23の間が虫歯になり、A歯科で治療しました。
裏側を削りセメント(銀歯を詰める前に詰めておく白くてもろもろと取れるようなセメント)を詰めて終わられました。
一般的にカチカチと噛み合わせを確認すると思いますが
「下の歯に当たる」
と言うと
「それなら下の歯を削らればいい」
と左下3の先を削られました。
数年後、表面が横に割れてしまい、B歯科のC先生に、左上23を差し歯にしてもらいました。
が、また数年後、食事中に食材が滑って..それで3の根元が割れてしまい、
B歯科のB先生に診て頂いたら
「心棒?が細かったからね」
と言われ、細いインプラント前提で抜歯しました。
歯茎が下がってきてると言われたことがありますが、歯周病と言われたことがなく、歯周病の検査を勧められたコトも、したこともありませんでした。
24で仮歯をつけてたので24に負荷が掛かったのと、抜歯から時間をおきすぎたので、骨が吸収されてしまったとB先生に言われました。
私が無知なのと、先生と意志疎通ができてなかったのが原因なのですが、骨が吸収されることを知らず、ある程度まで骨が回復したらそれ以上にも以下にもならないと思っていました。
B先生は
「骨造成はあまり期待が出来ないので僕はしない」
とおっしゃっており、B先生が治療できるのは
「1234の保険治療ができるブリッジ、2345では保険がきかない。
そんな治療は僕はしない」
とおっしゃったので、健康な歯1を削るのも抵抗があっため、大学病院で3のインプラントをしてもらうために診察してもらいました。
骨造成が不安で診察を受けましたら、予想外の24抜歯と提案され、加藤先生のおっしゃるとおり、びっくりして混乱してしまいました。
・左上3のインプラントか
・左上24を抜歯してインプラントか
・左上1234のブリッジか
・左上2345のブリッジか
・左上3の部分入れ歯か(スマイルデンチャ―など)
最後に決めるのは自分。
重々承知しておりますが、とても混乱しており、どれが最善の治療法かを決めかねております。
先生方のいろいろな御意見、御感想を聞かせて頂き参考にさせて頂きたいと思ってます。
最初のインプラントのみの相談から、別の選択肢を追加して申し訳ありませんが、抜歯を提案された際に考えてた選択肢でもありましたので、追記致しました。
本当に混乱して悩んで、どうにもこうにも決められなく、藁にもすがる思いでこちらにご相談させて頂いてる次第です。
長文申し訳ありません。
何卒よろしくお願い致します。
加藤先生
さがら先生
こんばんは。
お忙しい中、ご意見をお聞かせくださりありがとうございました。
もう少しお付き合い頂けたら幸いです。
約24年前に左上23の間が虫歯になり、A歯科で治療しました。
裏側を削りセメント(銀歯を詰める前に詰めておく白くてもろもろと取れるようなセメント)を詰めて終わられました。
一般的にカチカチと噛み合わせを確認すると思いますが
「下の歯に当たる」
と言うと
「それなら下の歯を削らればいい」
と左下3の先を削られました。
数年後、表面が横に割れてしまい、B歯科のC先生に、左上23を差し歯にしてもらいました。
が、また数年後、食事中に食材が滑って..それで3の根元が割れてしまい、
B歯科のB先生に診て頂いたら
「心棒?が細かったからね」
と言われ、細いインプラント前提で抜歯しました。
歯茎が下がってきてると言われたことがありますが、歯周病と言われたことがなく、歯周病の検査を勧められたコトも、したこともありませんでした。
24で仮歯をつけてたので24に負荷が掛かったのと、抜歯から時間をおきすぎたので、骨が吸収されてしまったとB先生に言われました。
私が無知なのと、先生と意志疎通ができてなかったのが原因なのですが、骨が吸収されることを知らず、ある程度まで骨が回復したらそれ以上にも以下にもならないと思っていました。
B先生は
「骨造成はあまり期待が出来ないので僕はしない」
とおっしゃっており、B先生が治療できるのは
「1234の保険治療ができるブリッジ、2345では保険がきかない。
そんな治療は僕はしない」
とおっしゃったので、健康な歯1を削るのも抵抗があっため、大学病院で3のインプラントをしてもらうために診察してもらいました。
骨造成が不安で診察を受けましたら、予想外の24抜歯と提案され、加藤先生のおっしゃるとおり、びっくりして混乱してしまいました。
・左上3のインプラントか
・左上24を抜歯してインプラントか
・左上1234のブリッジか
・左上2345のブリッジか
・左上3の部分入れ歯か(スマイルデンチャ―など)
最後に決めるのは自分。
重々承知しておりますが、とても混乱しており、どれが最善の治療法かを決めかねております。
先生方のいろいろな御意見、御感想を聞かせて頂き参考にさせて頂きたいと思ってます。
最初のインプラントのみの相談から、別の選択肢を追加して申し訳ありませんが、抜歯を提案された際に考えてた選択肢でもありましたので、追記致しました。
本当に混乱して悩んで、どうにもこうにも決められなく、藁にもすがる思いでこちらにご相談させて頂いてる次第です。
長文申し訳ありません。
何卒よろしくお願い致します。
タイトル | インプラント前提で抜歯後、両側も骨吸収進んでしまった |
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質問者 | さくらいももこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯が抜けた・抜く予定 その他 歯がグラグラする インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。