ドックスベストセメントの治療方法について聞きたいです
相談者：
megawaruiさん (18歳：男性)
投稿日時：2017-10-30 21:12:49
先日、歯医者に行ったら大きな虫歯が3つもあると言われ、今治しているところです。
両側の1番奥の歯が虫歯でかけていました。
そして治療の時、少し削ってドックスベストセメントを詰めてもらいました。
次いつきても良いと言われたので4日ほど空けて行き、痛みは無いと言うと型を作ってその1週間後には型を着けてこの歯はもう終わりですと言われました。
もう片方の歯も今日、ドックスベストセメントを詰めてもらいました。
ネットにはドックスベストセメントの治療期間が1ヶ月などと書いてあるんですが、大丈夫なんでしょうか？
今の所痛みは無いのですが、セメントを詰める際、レントゲンを撮ったりしなかったので心配です。
それと今日セメントを詰めてもらった歯は、削ってセメントを詰める時すごく痛くなりました。
今痛いんですけど大丈夫なんですか？と聞いたら痛みは引くので大丈夫と言われました。
実際痛みはなくなったんですが、とても心配です。
この歯も次来た時痛みがなければ型を作りましょうといわれました。
これで治ればいいんですけど、銀歯を被せてしまうので中がどうなっているのかまったくわからないのが不安でたまりません。
両側の1番奥の歯が虫歯でかけていました。
そして治療の時、少し削ってドックスベストセメントを詰めてもらいました。
次いつきても良いと言われたので4日ほど空けて行き、痛みは無いと言うと型を作ってその1週間後には型を着けてこの歯はもう終わりですと言われました。
もう片方の歯も今日、ドックスベストセメントを詰めてもらいました。
ネットにはドックスベストセメントの治療期間が1ヶ月などと書いてあるんですが、大丈夫なんでしょうか？
今の所痛みは無いのですが、セメントを詰める際、レントゲンを撮ったりしなかったので心配です。
それと今日セメントを詰めてもらった歯は、削ってセメントを詰める時すごく痛くなりました。
今痛いんですけど大丈夫なんですか？と聞いたら痛みは引くので大丈夫と言われました。
実際痛みはなくなったんですが、とても心配です。
この歯も次来た時痛みがなければ型を作りましょうといわれました。
これで治ればいいんですけど、銀歯を被せてしまうので中がどうなっているのかまったくわからないのが不安でたまりません。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時：2017-10-30 23:10:31
こんにちは。
不安な治療を受けたということのようですが、ドッグスベストセメントは日本の保険制度では使用できない薬剤です。
薬機法（薬事法）の認可さえ受けていない薬剤ですから、日本での臨床応用は歯科医の個人的な責任で使用するということになっています。
日本の薬事の認可を受けるかどうかは各メーカーの販売の思惑によって異なります。
良い製品でも認可を受けていないものもたくさんありますから、認可を受けないあるいは通っていない＝悪い製品というわけでありません。
しかし、通常、日本で販売され多くの使用者がいて収益を上げているならば日本の販売ルートを確立しておくほうが良いと思いますが、そうはなっていません。
そういう製品がないわけではないのでそれが良い悪いということを言っているわけではありませんが、歯科医の個人的な判断で個人的な責任とともに使用されているということは知っておかれるとよいでしょう。
さて、受けられた治療法に関してですが、問題があるかもしれないと考える場合と、すぐに神経を除去する必要なく非常に簡便な治療時間と治療労力で虫歯の進行を止めることができる可能性が増えて、もしかしたらこのまま永遠に虫歯が進まない可能性もあるかもしれないという場合の二通りが考えられるかもしれません。
何しろ日本で臨床治験も病理組織評価も十分に行われていませんし、海外でも最新の報告というものが見当たりません。
ただ、そういう治療法がないわけではないのでそれこそ使用した歯科医の判断と責任に任せられているわけです。
そしてどうしてそういう科学的に十分評価されていないような薬剤を日本の歯科医が割と多用してしまっているのか？というところが謎になるかもしれませんが、過去カッパーセメントというものの評価があったという土台があるので臨床に受け入れやすいという背景があるように思います。
当院でも虫歯の治療に使用することがあります。
それは歯科医の個人的責任のもと使用しています。
上手く使用すれば大変頼もしい薬剤だと思います。
ただ、リトライしない治療がどうなのか？については考え方が分かれる（それこそ日本で決まった使用法というものがあるわけではないので）と思いますので、歯科医が信頼できないならば別の方法でアプローチしてもらうことを望まれればよいと思います。
シーリングが完全にできていても虫歯は条件が悪ければ進行することがわかっています。
また銀歯は長期的にセメントが崩壊してシーリングが悪くなるのが普通ですから長期的に考えれば、また２次虫歯になってしまう可能性がないわけではないと思いますが、おかかりの歯科医がどう考えて治療しているのか?自費治療になるのでしっかりお尋ねになると安心かもしれませんね。
不安な治療を受けたということのようですが、ドッグスベストセメントは日本の保険制度では使用できない薬剤です。
薬機法（薬事法）の認可さえ受けていない薬剤ですから、日本での臨床応用は歯科医の個人的な責任で使用するということになっています。
日本の薬事の認可を受けるかどうかは各メーカーの販売の思惑によって異なります。
良い製品でも認可を受けていないものもたくさんありますから、認可を受けないあるいは通っていない＝悪い製品というわけでありません。
しかし、通常、日本で販売され多くの使用者がいて収益を上げているならば日本の販売ルートを確立しておくほうが良いと思いますが、そうはなっていません。
そういう製品がないわけではないのでそれが良い悪いということを言っているわけではありませんが、歯科医の個人的な判断で個人的な責任とともに使用されているということは知っておかれるとよいでしょう。
さて、受けられた治療法に関してですが、問題があるかもしれないと考える場合と、すぐに神経を除去する必要なく非常に簡便な治療時間と治療労力で虫歯の進行を止めることができる可能性が増えて、もしかしたらこのまま永遠に虫歯が進まない可能性もあるかもしれないという場合の二通りが考えられるかもしれません。
何しろ日本で臨床治験も病理組織評価も十分に行われていませんし、海外でも最新の報告というものが見当たりません。
ただ、そういう治療法がないわけではないのでそれこそ使用した歯科医の判断と責任に任せられているわけです。
そしてどうしてそういう科学的に十分評価されていないような薬剤を日本の歯科医が割と多用してしまっているのか？というところが謎になるかもしれませんが、過去カッパーセメントというものの評価があったという土台があるので臨床に受け入れやすいという背景があるように思います。
当院でも虫歯の治療に使用することがあります。
それは歯科医の個人的責任のもと使用しています。
上手く使用すれば大変頼もしい薬剤だと思います。
ただ、リトライしない治療がどうなのか？については考え方が分かれる（それこそ日本で決まった使用法というものがあるわけではないので）と思いますので、歯科医が信頼できないならば別の方法でアプローチしてもらうことを望まれればよいと思います。
シーリングが完全にできていても虫歯は条件が悪ければ進行することがわかっています。
また銀歯は長期的にセメントが崩壊してシーリングが悪くなるのが普通ですから長期的に考えれば、また２次虫歯になってしまう可能性がないわけではないと思いますが、おかかりの歯科医がどう考えて治療しているのか?自費治療になるのでしっかりお尋ねになると安心かもしれませんね。
| タイトル | ドックスベストセメントの治療方法について聞きたいです |
|---|---|
| 質問者 | megawaruiさん |
| 地域 | 滋賀 |
| 年齢 | 18歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 高校生・中学生・小学生 |
| カテゴリ | 虫歯治療 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
