[写真あり] 気になるブラックトライアングル・歯茎下がりの治療方法
相談者:
kyonkyonさん (44歳:女性)
投稿日時:2017-11-05 15:15:25
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-05 15:30:43
ブラックトライアングルと重度の歯周病は分けて考えられるのがよい現状なのか?歯周病の状態の検査が必要でしょう。
通常ですが、歯周病がなくてもブラックトライアングル状態の方は多くおられます。
逆に歯茎が腫れていればブラックトライアングルはないが歯周病が進行しているという場合もあります。
改善したいことが歯周病なのか?ブラックトライアングルなのか?で治療法が異なるでしょう。
歯周病が進行中ではなくつまり炎症はなくなっているのにブラックトライアングルであれば、歯茎を造成する外科治療によって歯茎の位置を上に挙げたり歯茎のボリュームを増やすことが自費治療で可能でしょう。
またストリッピングして歯の形を変えて矯正治療を併用することでブラックトライアングルを改善することも可能でしょう。
歯冠形態を修復治療で変えることでブラックトライアングルをなくすこともできます。
しかし、炎症があるならばいずれもできないしやっても無駄ということになるので、まずは炎症の有無をちゃんと調べてもらうとよいということになるでしょう。
通常ですが、歯周病がなくてもブラックトライアングル状態の方は多くおられます。
逆に歯茎が腫れていればブラックトライアングルはないが歯周病が進行しているという場合もあります。
改善したいことが歯周病なのか?ブラックトライアングルなのか?で治療法が異なるでしょう。
歯周病が進行中ではなくつまり炎症はなくなっているのにブラックトライアングルであれば、歯茎を造成する外科治療によって歯茎の位置を上に挙げたり歯茎のボリュームを増やすことが自費治療で可能でしょう。
またストリッピングして歯の形を変えて矯正治療を併用することでブラックトライアングルを改善することも可能でしょう。
歯冠形態を修復治療で変えることでブラックトライアングルをなくすこともできます。
しかし、炎症があるならばいずれもできないしやっても無駄ということになるので、まずは炎症の有無をちゃんと調べてもらうとよいということになるでしょう。
相談者からの返信
相談者:
kyonkyonさん
返信日時:2017-11-05 16:34:29
回答ありがとうございます。
まずは、下の歯の歯茎の下がりを治したいと考えています。
今現在、見た目から歯茎の骨の部分にあたる場所が痩せているようです。
ネットで、ブラックトライアングルがあると、歯茎の移植は不可能だという記事を見ました。
ブラックトライアングルがあっても歯茎のボリュームを増やすのは可能ですか?
まずは、下の歯の歯茎の下がりを治したいと考えています。
今現在、見た目から歯茎の骨の部分にあたる場所が痩せているようです。
ネットで、ブラックトライアングルがあると、歯茎の移植は不可能だという記事を見ました。
ブラックトライアングルがあっても歯茎のボリュームを増やすのは可能ですか?
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-05 18:03:00
高度医療ではやっています。
ただ、かなりお高いと思います。
また外科ですから痛いでしょうね。
長期経過についてはまだわかっていないと思います。
綺麗に治して誰もが惚れ惚れする治療というのが近年出て来ている程度ですからね。
垂直的な骨吸収が骨縁グルリとあれば骨はつきませんから歯茎のボリュームアップに頼ることになると思います。
力のバランスが悪ければ元の木阿弥になるでしょう。
非常に高度で繊細な治療になるのでやってくれるところ自体少ないのではないでしょうか。
簡単に考えない方がよいと思います。
だから主治医も困っているのでしょう。
高額でも治療してくれるところがあればそれに懸けるのか?それを炎症なく維持出来るのか?あなたが?といったところでしょうか。
歯冠修復物で塞ぐことの方が簡単ですが、健康な歯を修復のために削りたくはないでしょう。
通常はブラックトライアングルは気にしないで終わることが多いでしょう。
気にしないならば費用負担ゼロで掃除も簡単です。
フロスと歯間ブラシをしておけばよいですからね。
また、下の歯を見せるから気になるのでしょう。
スマイルトレーニングをして下の歯は見せないことが審美的です。
ただ、炎症があるならば治療の対象です。
ただ、かなりお高いと思います。
また外科ですから痛いでしょうね。
長期経過についてはまだわかっていないと思います。
綺麗に治して誰もが惚れ惚れする治療というのが近年出て来ている程度ですからね。
垂直的な骨吸収が骨縁グルリとあれば骨はつきませんから歯茎のボリュームアップに頼ることになると思います。
力のバランスが悪ければ元の木阿弥になるでしょう。
非常に高度で繊細な治療になるのでやってくれるところ自体少ないのではないでしょうか。
簡単に考えない方がよいと思います。
だから主治医も困っているのでしょう。
高額でも治療してくれるところがあればそれに懸けるのか?それを炎症なく維持出来るのか?あなたが?といったところでしょうか。
歯冠修復物で塞ぐことの方が簡単ですが、健康な歯を修復のために削りたくはないでしょう。
通常はブラックトライアングルは気にしないで終わることが多いでしょう。
気にしないならば費用負担ゼロで掃除も簡単です。
フロスと歯間ブラシをしておけばよいですからね。
また、下の歯を見せるから気になるのでしょう。
スマイルトレーニングをして下の歯は見せないことが審美的です。
ただ、炎症があるならば治療の対象です。
相談者からの返信
相談者:
kyonkyonさん
返信日時:2017-11-05 18:34:41
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-05 18:45:33
炎症がないのに何故歯がグラグラするのでしょう?
ブラックトライアングルよりもそちらの方が重要でしょうね。
動く気がするのか?実際に動くのか?意味するところが全く違います。
抜歯してインプラントですか?ナンセンスです。
極端なことを考える前にしっかり現状について主治医に説明してもらい理解力を高めてもらった方がよいと思います。
何が問題で何が問題ではないのか?
ブラックトライアングルは歯周病や炎症という病気に関してマイナスではないので、放置で構わないが見た目が嫌だという方は多いので自費治療で高度医療があるということです。
高度医療はお金が高いだけでなく維持するためには高い理解力も必要です。
ブラックトライアングルよりもそちらの方が重要でしょうね。
動く気がするのか?実際に動くのか?意味するところが全く違います。
抜歯してインプラントですか?ナンセンスです。
極端なことを考える前にしっかり現状について主治医に説明してもらい理解力を高めてもらった方がよいと思います。
何が問題で何が問題ではないのか?
ブラックトライアングルは歯周病や炎症という病気に関してマイナスではないので、放置で構わないが見た目が嫌だという方は多いので自費治療で高度医療があるということです。
高度医療はお金が高いだけでなく維持するためには高い理解力も必要です。
相談者からの返信
相談者:
kyonkyonさん
返信日時:2017-11-06 14:17:39
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-06 15:13:24
炎症がないならば良かったですね。
骨の支えが弱いのでしょうか。
全身的な骨密度に問題はありませんか?
野菜ばかり食べていて栄養が偏っているなどはないのでしょうか?
蛋白質をしっかり食べて消化できる事も健康には大切でしょう。
現在は炎症がなくても以前酷く歯周病が進んでいたのならば、すでに骨を水平性に失っているのでしょう。
骨の支えがないので歯根が出てきている状態になっているのではないでしょうか。
歯の根は歯冠と比較して圧平されていますからブラックトライアングルが生じるという事になります。
粘膜も薄いタイプであれば心もとなく感じてしまうでしょう。
栄養障害がないかどうかも粘膜や骨の維持には大切でしょう。
また最も大切なのは力のコントロールだとも言われます。
炎症がなくても骨や歯茎が退縮しやすくなります。
歯磨きの圧も力ですし、歯間ブラシの大きさから受ける圧も力です。
歯が不要に当たるという人も力が不要にかかりすぎという事になります。
また粘膜は乾燥に弱いですから口を開けて寝たり自律神経に問題があり唾液の分泌が悪い場合退縮しやすいと思います。
炎症があれば腫れますが、そうでなければ退縮するという感じです。
唾液は十分に出ていて口は閉じていますか?特に睡眠時が大切かもしれません(組織修復や代謝が盛んになる時間なので)
臨床上問題になるのは根面虫歯や知覚過敏でしょう。
清掃性は悪くないはずです。
歯周病のコントロールにはポケットが深くない方が有利です。
審美的な問題の改善を希望される場合は色々な注意点があります。
力を支えられないほどの動揺があるようならば透明な樹脂で連結して補強する方法をとる場合があります。
歯周治療の保険治療の範囲内で可能です。
ただ、まだその必要はないのでしょう。
骨の支えが弱いのでしょうか。
全身的な骨密度に問題はありませんか?
野菜ばかり食べていて栄養が偏っているなどはないのでしょうか?
蛋白質をしっかり食べて消化できる事も健康には大切でしょう。
現在は炎症がなくても以前酷く歯周病が進んでいたのならば、すでに骨を水平性に失っているのでしょう。
骨の支えがないので歯根が出てきている状態になっているのではないでしょうか。
歯の根は歯冠と比較して圧平されていますからブラックトライアングルが生じるという事になります。
粘膜も薄いタイプであれば心もとなく感じてしまうでしょう。
栄養障害がないかどうかも粘膜や骨の維持には大切でしょう。
また最も大切なのは力のコントロールだとも言われます。
炎症がなくても骨や歯茎が退縮しやすくなります。
歯磨きの圧も力ですし、歯間ブラシの大きさから受ける圧も力です。
歯が不要に当たるという人も力が不要にかかりすぎという事になります。
また粘膜は乾燥に弱いですから口を開けて寝たり自律神経に問題があり唾液の分泌が悪い場合退縮しやすいと思います。
炎症があれば腫れますが、そうでなければ退縮するという感じです。
唾液は十分に出ていて口は閉じていますか?特に睡眠時が大切かもしれません(組織修復や代謝が盛んになる時間なので)
臨床上問題になるのは根面虫歯や知覚過敏でしょう。
清掃性は悪くないはずです。
歯周病のコントロールにはポケットが深くない方が有利です。
審美的な問題の改善を希望される場合は色々な注意点があります。
力を支えられないほどの動揺があるようならば透明な樹脂で連結して補強する方法をとる場合があります。
歯周治療の保険治療の範囲内で可能です。
ただ、まだその必要はないのでしょう。
タイトル | [写真あり] 気になるブラックトライアングル・歯茎下がりの治療方法 |
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質問者 | kyonkyonさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 その他(写真あり) 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。