ITPによる、プレドニンとボナロンに伴う抜歯に関して
相談者:
小林 聡さん (34歳:男性)
投稿日時:2017-11-05 00:00:25
質問をさせていただきます。
今年の8月に、ITP(特発性血小板減少性紫斑病)と診断せれました。
9月に鎖骨を骨折し、手術を行っております。
そのため9月より、プレドニンとボナロンを処方されております。
ITPと骨折のため、ボナロンの処方は納得しているのですが、急な処方だったため親不知の抜歯が出来ておりませんでした。
痛みはないのですが、鏡などで確認すると虫歯のように見えます。
この場合、骨折の治療が完了して、血小板がある程度多ければ、歯科治療は可能でしょうか?
ブレドニンの休薬は難しいと思いますが、ボナロンは先生にお願いすれば止められると思います。
服用量
プレドニン10mg
ボナロン35mg
血小板70,000〜100,000
今年の8月に、ITP(特発性血小板減少性紫斑病)と診断せれました。
9月に鎖骨を骨折し、手術を行っております。
そのため9月より、プレドニンとボナロンを処方されております。
ITPと骨折のため、ボナロンの処方は納得しているのですが、急な処方だったため親不知の抜歯が出来ておりませんでした。
痛みはないのですが、鏡などで確認すると虫歯のように見えます。
この場合、骨折の治療が完了して、血小板がある程度多ければ、歯科治療は可能でしょうか?
ブレドニンの休薬は難しいと思いますが、ボナロンは先生にお願いすれば止められると思います。
服用量
プレドニン10mg
ボナロン35mg
血小板70,000〜100,000
回答1
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2017-11-05 13:55:02
小林 聡さん、こんにちは。
親知らずの生え方にもよりますが、
>血小板70,000〜100,000
であれば、抜歯を含めた歯科治療は可能と判断される場合が多いと思います。
また、ボナロン(ビスホスホネート製剤)の休薬が必要かどうかは、口の中の状況や、このお薬に起因する顎骨疾患のリスクファクターの有無により、状況は変わってくると思います。
したがって、まずはかかりつけの歯科医院を受診されて、担当の先生にも現状をよく伝えられてください。
必要に応じて、大学病院や総合病院の口腔外科を紹介されると思います。
お大事になされてください。
親知らずの生え方にもよりますが、
>血小板70,000〜100,000
であれば、抜歯を含めた歯科治療は可能と判断される場合が多いと思います。
また、ボナロン(ビスホスホネート製剤)の休薬が必要かどうかは、口の中の状況や、このお薬に起因する顎骨疾患のリスクファクターの有無により、状況は変わってくると思います。
したがって、まずはかかりつけの歯科医院を受診されて、担当の先生にも現状をよく伝えられてください。
必要に応じて、大学病院や総合病院の口腔外科を紹介されると思います。
お大事になされてください。
相談者からの返信
相談者:
小林 聡さん
返信日時:2017-11-05 16:03:28
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2017-11-09 22:41:44
小林 聡さん、遅くなりました。
>抜歯などの外科手術を伴わない処置に関しても、大学病院へ紹介される場合が多いでしょうか。
処置内容によると思います。
抜歯以外にも治療中の出血が予想される処置であれば、大学病院などの高次医療機関を紹介されるかもしれません。
いずれにしましても、お書きの通り、まずは血液内科の先生に紹介状を書いていただけるならば、その上でお近くの歯科医院を受診されてください。
お大事になされてください。
>抜歯などの外科手術を伴わない処置に関しても、大学病院へ紹介される場合が多いでしょうか。
処置内容によると思います。
抜歯以外にも治療中の出血が予想される処置であれば、大学病院などの高次医療機関を紹介されるかもしれません。
いずれにしましても、お書きの通り、まずは血液内科の先生に紹介状を書いていただけるならば、その上でお近くの歯科医院を受診されてください。
お大事になされてください。
タイトル | ITPによる、プレドニンとボナロンに伴う抜歯に関して |
---|---|
質問者 | 小林 聡さん |
地域 | 埼玉 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 薬剤その他 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。