虫歯治療後から痛みの続いた1番の神経が死んでしまいショック

相談者: フシさん (19歳:女性)
投稿日時:2017-11-07 23:52:28
 今年の1月ほど虫歯治療をしてもらいました。
そこからずっと前歯(上の左の1番)に痛みがでていましたが、様子を見て、といわれて見ていました。

 9月下旬ほど耐えられないほどの痛みがでて歯科病院に向かったところ、歯肉炎ですと告げられて掃除をしてもらいました。
その一週間後に歯茎に出来物ができました。

 つい一週間前に病院にいったので、様子を見ようとしてたんですが忙しくて中々行けずに最近やっと行けました。

 そしたら虫歯治療により前歯(上の左の1番)の神経が死んでしまっていました。
神経が死なないように治療してもらってたのですが、治療してもらって死んだと思うとどうにもショックです。
「治療前に説明しなかった僕が悪かった」と何度も言われるだけで正直納得がいきません。

 関係はないかもしれませんが、まだ成人もしておらず周りに比べて遅くもファッションに興味を持ち始めた盛りで、かつ部位が前歯(上の左の1番)だったことも相まって気が収まりません。

 治療自体の難度を聞くと「難しい治療ではなかった簡単なもの」と述べられて、さらに納得いきません。
これから2年に1度ホワイトニングを一生続けなければいけないと思うと気が重いです。

 そこで、質問が2つあります。

1つ、虫歯治療で神経が死んでしまうというのはよくあることですか?
2つ、今言っても仕方はないですが早期発見したら何か変わっていましたか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-08 01:37:37
こんにちは。

虫歯治療で神経が死ぬことはよくあります。
防止法はまず虫歯にならないことです。
次に大きな虫歯になって治療にいくのではなく初期虫歯の段階で治療を受けることです。
それができていれば治療によって歯髄がダメージをうけて神経が死ぬことはありません。

多くのケースで治療によって歯髄がダメージをうけて神経が死ぬのは虫歯が進んでから治療を受けた場合と、一度虫歯治療をうけた歯の治療のやり直しの時です。
また審美治療で健康な歯なのに歯冠修復物にするために歯を削った時もあり得ます。

多くの虫歯は痛みが無いときに治療を受けるでしょうから治療によって痛みが生じたり神経がダメージを受けると歯医者のせいだと思うでしょうがそうではありません。
虫歯の場合虫歯を作って大きくなるまで放置していたのが悪いのです。

治療には常にリスクがつきまといます。
ですからリスクが非常に低い初期虫歯のうちに、あるいはc2でも軽度のうちに治療をうけておくことが一番大切です。

また同じような虫歯の程度でも治療によって歯髄がダメージを受けやすい人とうけにくい人がいます。
ダメージを受けやすい人はストレスをかかえていたり栄養障害をかかえていたりするように言われることもあります。
甘い物好きの人や炭水化物ばかり食べている人はミネラル不足になりやすいので、虫歯を削ると中がグズグズで象牙室が軟らかい印象を持つことがあります。
そいういう人は刺激にも細菌にも弱いと想像できます。

若い女性や妊娠中の女性、虫歯を作って来るような子どもの象牙質はどうしてこんなに軟らかいの?という時があります。
虫歯の進行もそういう人の場合思わぬくらい進行しています。
歯髄にも刺激がいきやすいので一度に虫歯を取りきらず歯にミネラルを補充する自費の薬を詰めておいて、半年くらいして再アプローチする方がよいと感じることも多々あります。

ですから大きな虫歯になって治療になると簡単とは言い難くなります。
虫歯を作る人というのは元々そういう問題をもっているのだと思います。
自己管理が上手く出来ないしそれを認識していないことが多いので病気になったわけなので医者になんとか上手く治療してもらいたいと思うのでしょうが、遅くに来られると治療にはリスクがつきものです。
その事は認識しておくとよいでしょう。


虫歯治療で神経がダメージをうけても可逆的ダメージでまた神経が元に戻るタイプの人と、戻らないタイプの人も分かれます。
ただ、正確な実験系を組んで比較実験することは出来ませんから科学的に証明することは出来ませんが多くの歯科医が体験からわかっているでしょう。
虫歯を作る人はその人自身問題を抱えているのです。

さて、今回は不運でしたね。
治療で神経が死んでしまうなどはあなたも歯科医もどちらもショックでしょう。
養生が悪かったのか治療に問題があったのかお互いに検証ができるならば検証して今後に生かしてください。
歯科医も

「大きい虫歯だから治療によって神経がダメージを受ける場合もありますがこれを放置しておくともっと酷いことになるので流石に今日治療しますね」

と治療にはリスクがあることを伝えておけばあなたもショックが軽かったかもしれませんね。
後から説明してもいいわけみたいに聞こえるので言いにくかったのでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-11-08 11:38:35
きちんと処置すれば変色の可能性は低くなると思います。
また変色後の内部漂白をすると結構綺麗になると思います。

また内部漂白をした後必ず二年ごとに繰り返す必要はないと思います。

歯髄炎症が起きたり歯髄が死んでしまう原因の多くは、細菌感染だと思います。
たとえ軽度と思われる虫歯であっても象牙質の構造物である象牙質細管を通して歯髄の中に最近が入り込むという報告もあると思います。

つまり象牙質まで虫歯になれば歯髄炎を起こす可能性はあると思います。




タイトル 虫歯治療後から痛みの続いた1番の神経が死んでしまいショック
質問者 フシさん
地域 非公開
年齢 19歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
虫歯治療
根管治療その他
ホワイトニング治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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