HIV感染者の診療拒否
相談者:
タモンさん (40歳:男性)
投稿日時:2017-11-15 18:58:37
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-16 14:46:08
こんにちは。
HIV感染者の場合、どうしても治療機関が限定されてしまうことが多いと思います。
大学病院に紹介される場合もあるのではないでしょうか?
大学病院には感染症患者さんを受け入れる十分な用意がされていると思います。
肝炎の方や梅毒の方も多かったように思います。
歯科では観血的な処置が必要になったり針刺し事故の可能性を皆無に出来ませんから(矯正の場合ワイヤーやケッサツ線による指差し事故が考えられるでしょう)治療機関に十分な受け入れ体制が整っていることが必要になるでしょう。
就業者の安全を守る義務があるので、患者さんの希望がそのまま受け入れられるとは限らないと思います。
大学病院に転院されることが必要になるかもしれませんし、そちらでも受け入れが出来ないとされてしまうかもしれません。
一般的に歯科では十分な殺菌消毒を行い感染を拡げないようにさまざまな決まりがありますが、術者の針刺し事故を100%防ぐことは出来ませんからそういう機会がある業種からは治療を断られる場合が多くなることが想像できます。
消毒薬は効きやすいので通常の生活においては感染力は他のものより低いとされていますので、普通の生活では問題にならないはずです。
HIV感染者の場合、どうしても治療機関が限定されてしまうことが多いと思います。
大学病院に紹介される場合もあるのではないでしょうか?
大学病院には感染症患者さんを受け入れる十分な用意がされていると思います。
肝炎の方や梅毒の方も多かったように思います。
歯科では観血的な処置が必要になったり針刺し事故の可能性を皆無に出来ませんから(矯正の場合ワイヤーやケッサツ線による指差し事故が考えられるでしょう)治療機関に十分な受け入れ体制が整っていることが必要になるでしょう。
就業者の安全を守る義務があるので、患者さんの希望がそのまま受け入れられるとは限らないと思います。
大学病院に転院されることが必要になるかもしれませんし、そちらでも受け入れが出来ないとされてしまうかもしれません。
一般的に歯科では十分な殺菌消毒を行い感染を拡げないようにさまざまな決まりがありますが、術者の針刺し事故を100%防ぐことは出来ませんからそういう機会がある業種からは治療を断られる場合が多くなることが想像できます。
消毒薬は効きやすいので通常の生活においては感染力は他のものより低いとされていますので、普通の生活では問題にならないはずです。
相談者からの返信
相談者:
タモンさん
返信日時:2017-11-17 12:13:40
針刺し事故、就業者の安全?言う事は分かりますが、それが19条に反している認識は無いのですか?
リスクを覚悟の上で医師なり看護師になったねでは無いのですか?
ヒポクラテスの誓いは日本では通用しないのですね。
リスクを覚悟の上で医師なり看護師になったねでは無いのですか?
ヒポクラテスの誓いは日本では通用しないのですね。
回答2
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2017-11-18 00:27:30
タモンさん
ここは、法律解釈の場ではありません。
>19条を破っても利益を優先するのですかね?
>それが19条に反している認識は無いのですか?
と書かれていますが、タモンさんのケースが、歯科医師法19条にある、
「診療に従事する歯科医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」
のうち、「正当な事由」に該当するか該当しないかは、法律的な判断であり、この場では分かりません。
タモンさんのお気持ちは分かります。
ただ、歯科医療相談の本サイトにおいて、感情的、場合によっては当事者ではない回答者にとっては挑発的にも捉えかねないご質問に対しては、回答はつきにくいのではないかと思います。
今後、タモンさんの歯科治療が有益かつ順調にいくためへの建設的なご質問であれば、回答者のコメントが付くのではないかと思います。
そういった観点から、私個人のコメントとしては、大学病院の矯正歯科治療を受診することをお勧めします。
大学病院であれば、HIV感染を含めた有病者の歯科治療および矯正歯科治療を行うことが可能ではないかと考えます。
今回のご質問に対する私からの回答は以上とさせて頂きます。
ここは、法律解釈の場ではありません。
>19条を破っても利益を優先するのですかね?
>それが19条に反している認識は無いのですか?
と書かれていますが、タモンさんのケースが、歯科医師法19条にある、
「診療に従事する歯科医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」
のうち、「正当な事由」に該当するか該当しないかは、法律的な判断であり、この場では分かりません。
タモンさんのお気持ちは分かります。
ただ、歯科医療相談の本サイトにおいて、感情的、場合によっては当事者ではない回答者にとっては挑発的にも捉えかねないご質問に対しては、回答はつきにくいのではないかと思います。
今後、タモンさんの歯科治療が有益かつ順調にいくためへの建設的なご質問であれば、回答者のコメントが付くのではないかと思います。
そういった観点から、私個人のコメントとしては、大学病院の矯正歯科治療を受診することをお勧めします。
大学病院であれば、HIV感染を含めた有病者の歯科治療および矯正歯科治療を行うことが可能ではないかと考えます。
今回のご質問に対する私からの回答は以上とさせて頂きます。
相談者からの返信
タイトル | HIV感染者の診療拒否 |
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質問者 | タモンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(歯科治療関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。