歯列矯正中、計画と違いインプラントを勧められ困惑

相談者: rechunさん (31歳:女性)
投稿日時:2017-11-15 23:31:42
こんにちは。

今年の5月から歯列矯正中です。

先日、矯正医から選択を迫られ、とても落ち込んでいます。
他の先生方にも聞いていただきたく、初めて投稿させていただきます。

よろしくお願いします。



私は16歳の時に上顎の両方の3番の乳歯がなかなか抜けずレントゲンを撮ってもらったところ、永久歯歯茎内で内側に湾曲し交差している状況だったため外科手術で取り除き、乳歯も抜きました。

顎が小さく、生えてこられる場所がなかったようです。


また、同じころ右下2番の永久歯も入りきれなかったため抜歯しています。

その後の処置も特になく、放置していたためか、上顎の抜歯した空洞に他の歯が入り込んでいき、全体的に右側が釣り上がり、下顎も右側が上がっています。

そのため、口が右上がりに曲がり、顔も曲がり、噛み合わせも悪く、いつか矯正をしなければとずっと思っていました。


歯並びが原因かは分かりませんがずっと酷い肩凝りに悩まされ、酷い時は食事の箸を持つことすら、勉強のペンを持つことすらできない時もありました。

それから十数年間経ち、やっと歯列矯正を始められるかなと思い、かかりつけ医に相談し、矯正専門の歯医者を紹介していただきました。

しっかり説明もしていただき、数を合わせるために左下2番を抜歯するかもしれないなど、もしかしたらプラスでかかる費用も丁寧に聞くことができ、ここにお願いしようと思い、お世話になって今6ヶ月です。


抜歯するかしないかそろそろ決めるからねと言われ、受診したところ、突然、上顎の両3番にインプラントを入れましょうと言われました。

思ってもいなかったお話しに、頭が真っ白になりました。

上顎両3番のスペースを拡張しなければいけないから次までに決めて来てくださいと。


もし、インプラントを入れなければ歯が足りない分内側に倒れ込み、見られない口元になる、と可笑しい話しでもするかの様な半笑いの口調で説明されました。

見積もりを見てみるとインプラント2本で歯列矯正自体の金額と同額。

最初の説明ではインプラントのイの字も出てきていません。


ただでさえ、歯列矯正以外にも、アンカースクリュー2本、前歯セラミック奥歯銀歯2本もセラミック予定なのでかなりの予算です。

こんなに高額を払ってもまたさらに倍の金額を払ってインプラントをしなければ綺麗な歯並びにはならないと分かり、辛抱してくれている家族への申し訳なさと、説明不足な矯正医に言葉に出来ない怒りが込み上げてきました。



こんなに高額になるのであればもう少し余裕が出来てから、矯正は今ではなくてはよかったとも思います。



昨日、答えを出す受診日でした。

インプラントはしませんと伝えました。

すると、ブリッジか上顎両3番を空洞にしての矯正終了かしか選択はないと言われました。

絶望です。


3年ほど前には顎に入りきれていないし、どうせ必要ないからと全親知らずを抜歯しています。

結局、上顎は4本入りきれずにうまく生えてこられなかったのに、なぜ今さら何十万もかけて2本入れなければならないのか?と思います。

出来れば口の中に人工物を入れたくありません。


そして、軽度ではありますが、私は心臓の弁膜症、僧帽弁閉鎖不全症があり、主治医からは口内の事は特に気をつけてと言われています。

そこまでリスクを負ってまでインプラントは入れるべきでしょうか?

入れないとそんなにおかしな口元になりますか?

このままでは下顎が上顎より前に出ると言われました。


今回の事で矯正医には不信感でいっぱいなので、他の方法があるのではないかと疑ってなりません。

実際に見てみないと分からないと思いますが、セカンドオピニオンというか、他の歯科にも相談してみるべきでしょうか?


説明が足りない部分もあるかと思いますが、先生方のご回答をお待ちしております。


乱文、長文失礼いたしました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-16 00:23:27
歯列矯正中で、予想外の選択を迫られています。

矯正治療は始める前に正確な矯正診断とかなり綿密な治療計画を立てます、したがって治療を始める前に患者さんに説明をします、そのうえで納得していただいてから治療を始めます、抜歯部位も診断時に決定します。


>抜歯するかしないかそろそろ決めるからねと言われ

よほどの例外を除いて治療途中で抜歯非抜歯を決めることはありません。

>突然、上顎の両3番にインプラントを入れましょうと言われました。

突然ですか・・・矯正医の言葉としてはあり得ませんね、何かたくらみでもあるのでしょうか。

ブリッジか上顎両3番を空洞にしての矯正終了かしか選択はないと言われました。

どういう診断をしてどのような治療計画を立てたのでしょうか、その中にインプラントの植立計画があったのでしょうか。

矯正医の能力や人格を疑いますしモラルも何もあったものではないでしょう。私の矯正治療の概念では歯を削って抜歯を避けたり、抜歯して塞がらなかったスペースをブリッジにしたりインプラントを入れたりするのは邪道だと考えています

>絶望です。

今後の治療が不安になりますねよ。

>出来れば口の中に人工物を入れたくありません。

そのための矯正治療ですから。

>そこまでリスクを負ってまでインプラントは入れるべきでしょうか?

治療計画が支離滅裂のような気がいたします。

>入れないとそんなにおかしな口元になりますか?

なるかどうかは診察が必要です。

セカンドオピニオンというか、他の歯科にも相談してみるべきでしょうか?

へんなDrにつかまってしまったよな気がします、できれば親切で腕のいいDrを探されて相談するのがいいとおもいます。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-16 12:40:40
こんにちは。
すでに矯正治療は開始しているのでしょうか?

まだ治療計画の段階であれば着手していない治療に対して支払い義務がないのが普通のように思えますから、歯科医に相談して治療自体キャンセルすることが可能なのではないでしょうか?

歯科医側も患者側が支払えないといっている場合治療を引き受けることはないと思いますし、矯正治療自体が患者さんの協力が欠かせませんから治療初期の段階で相互に信頼を失えば治療の成功は望めないでしょう。

治療を受けたくなければ医院に行かなければよいわけですから、後は支払っているならばどの程度返金に応じてくれるか?だけですよね。


とはいえ、もしもずっと矯正治療の必要性を実感されていてこの際、治そうとお考えなのであれば、費用のことも大切ですが、どうして犬歯インプラントを入れるかまたはそのスペースを開けてブリッジかまたは入れ歯を入れなければ健康になれないかについての説明をしっかり尋ね、理解しようと努力されることが必要でしょう。


想像ですが、舌の位置が悪くて機能も不十分な状態で育たれ、そしてその位置で顎の位置も歯の位置も出来上がってしまったのを同じようにしか使えてこなかったので様々な不調を生じてしまっている可能性があるのではないでしょうか?

元々心臓に持病をお持ちであるということですから、心肺能力は低く頑丈な身体に育つことはなかなか難しいことだったと思いますので、舌の位置は低位であっただろうと想像できますが、そういう場合下顎は舌の入れ物になっていますから前歯の位置を大きく変更することは出来ないとされています。

骨の質も硬く変形しませんから歯を動かす範囲が下顎のほうが限定されるとされています。

外科を伴わない場合、下前歯の位置を基準にかみ合わせを作っていくことを計画することが矯正治療の場合多いと思いますが、そうやった場合、上の顎が小さすぎると受け口を人為的に作り出す治療計画しか立てられないことになり、そうなれば将来的に歯を失うことにつながる可能性もあるでしょう。

というようなことを本来は精密検査をしっかりおこなって治療計画を立案する段階で組み込んで、提示することになっているのが普通だと思います。

今回は順番がごたついているようですから、大変おどろかれてしまったのもしょうがないのかなと思います。


すぐに選択できないことはしっかり時間をとってもらい説明してもらうことが大切でしょう。

インフォームドコンセントのために精密検査は常に必要です。
まだ検査費用のみならばそれは治療計画を立てて説明のために必要だった必要ということになります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rechunさん
返信日時:2017-11-16 14:29:24
山田 豊和先生

ご回答ありがとうございます!!

普通は最初の治療計画で抜歯非抜歯や抜歯部位など綿密に計画を立てるのですね。
矯正装置をつけ、動かしながら決めていく、もしかしたら抜歯するかもしれないけど動かしてみないと今はまだ分からないと言われてからのスタートでした。

その中でインプラントの話しはなく、先日突然インプラントの話をされビックリという感じです。

しかし、ご回答いただき少し心が落ち着きました。


ありがとうございました!





Dr.ふなちゃん先生

ご回答ありがとうございます!!

5月に矯正装置を入れ、今月で半年です。
もう装置を入れているので、治療のキャンセルは無理ですよね?

治療を受けたくなければこのまま行かなくていいというのは、歯列矯正を開始する以前の事ですよね?


心臓の持病は軽度ですので、特に運動制限もありません。
十数年間、水泳や体操など心肺機能を必要とする運動もし、大学もスポーツの学校に行きました。

心肺能力は特に低くなく、体つきも人並みで、決してひ弱ではないと思います。

しかし、体つきから舌の位置や機能なども分かるのですね!
やはり幼少の頃からなにかが悪かったのでしょうね。
とても参考になりました。

ありがとうございました!
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2017-11-16 14:38:53
>普通は最初の治療計画で抜歯非抜歯や抜歯部位など綿密に計画を立てるのですね。

開始時に矯正治療のゴールと道筋を決めないままスタートすることは通常あり得ません、しかし途中で変更を余儀なくされることは無いわけではありませんが。


>もしかしたら抜歯するかもしれないけど動かしてみないと今はまだ分からないと言われてからのスタートでした。

そういう事かもしれませんがインプラントまでとは・・・。




タイトル 歯列矯正中、計画と違いインプラントを勧められ困惑
質問者 rechunさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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