神経に近い親知らずを抜歯した後の麻痺について
相談者:
博多のカナさん (31歳:女性)
投稿日時:2017-11-17 13:45:21
初めまして。
福岡に住んでいるカナと申します。
先日、歯医者に行った際に親知らずの指摘を受け、虫歯になりかけているから早めに取った方がよいと言われました。
しかし、根っこが神経に近いとのことで、3DのCTを撮ってもらうと、神経とくっついていたようで、福岡で有名な口腔外科を紹介されました。
私の親知らずは、斜めになっており、7番にひっかかっています。
神経とくっついているとのことで、抜歯はかなり難しいとのことで、麻痺がおこることもあると言われました。
私は、キシロカインで動悸、気分不良、不整脈のようなものを感じたことがあり、麻酔に関しても恐怖です。
また、全身麻酔も恐怖でしかたありません。
麻痺はおきますか?
この場合は全身麻酔ですか?
福岡に住んでいるカナと申します。
先日、歯医者に行った際に親知らずの指摘を受け、虫歯になりかけているから早めに取った方がよいと言われました。
しかし、根っこが神経に近いとのことで、3DのCTを撮ってもらうと、神経とくっついていたようで、福岡で有名な口腔外科を紹介されました。
私の親知らずは、斜めになっており、7番にひっかかっています。
神経とくっついているとのことで、抜歯はかなり難しいとのことで、麻痺がおこることもあると言われました。
私は、キシロカインで動悸、気分不良、不整脈のようなものを感じたことがあり、麻酔に関しても恐怖です。
また、全身麻酔も恐怖でしかたありません。
麻痺はおきますか?
この場合は全身麻酔ですか?
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2017-11-17 14:06:34
博多のカナさん、こんにちは
麻痺が起きるかどうかは、その神経の障害の有無、あるいは程度によって決まります。
親知らずが神経に近ければ麻痺が起きるリスクはありますが、実際に抜いてみないと、起きるとも起きないとも言えないと思います。
一般的に親知らずをまとめて4本抜いたりする場合は、全身麻酔で行うこともありますが、1本のみ抜歯する場合は局所麻酔で行うことがほとんどです。
参考になれば幸いです。
麻痺が起きるかどうかは、その神経の障害の有無、あるいは程度によって決まります。
親知らずが神経に近ければ麻痺が起きるリスクはありますが、実際に抜いてみないと、起きるとも起きないとも言えないと思います。
一般的に親知らずをまとめて4本抜いたりする場合は、全身麻酔で行うこともありますが、1本のみ抜歯する場合は局所麻酔で行うことがほとんどです。
参考になれば幸いです。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2017-11-17 14:59:59
回答3
K DENTAL CLINIC(神戸市中央区)の金田です。
回答日時:2017-11-17 17:03:27
博多のカナさん
はじめまして。
私も大学病院の口腔外科に10年勤務しておりましたので、カナさんのように、親知らずの根の先が神経と接している方の抜歯をしばしば抜歯しておりました。
まず全身麻酔は畑田先生のおっしゃっておられるように、一度に4本抜く場合や、全身状態(病歴)、歯科恐怖症等が強い場合などが適応になります。
ただ、埋伏智歯(骨に埋まっている親知らず)の抜歯は術後の炎症も強く出る傾向にありますので、1本ずつ抜歯するのが無難ではないかと個人的には思います。
また、親知らずと神経が接している状況下で抜歯した場合に、どのくらい神経麻痺のリスクがあるかといいますと、歯や骨を削る器具が直接神経を傷つけた場合はハイリスクとなりますが、普通そこまで器具が入ることは考えにくいと思われます。
あとは、抜歯する際に無理な力が加わり、歯の根そのものが神経を圧迫ないしは傷つけて一過性の知覚異常が出る場合はそれなりにあると思われます。
ただ、そのくらいですと数カ月で近くが戻ってくることがほとんどと言われています。
>私は、キシロカインで動悸、気分不良、不整脈のようなものを感じたことがあり、麻酔に関しても恐怖です。
これも恐らく不安が強い方に起こりやすい現象かと思われますので、全身麻酔以外にも「静脈内鎮静法」というリラックスした状態で治療を受けることができる麻酔方法もあります。
ご参考まで。
失礼いたします。
はじめまして。
私も大学病院の口腔外科に10年勤務しておりましたので、カナさんのように、親知らずの根の先が神経と接している方の抜歯をしばしば抜歯しておりました。
まず全身麻酔は畑田先生のおっしゃっておられるように、一度に4本抜く場合や、全身状態(病歴)、歯科恐怖症等が強い場合などが適応になります。
ただ、埋伏智歯(骨に埋まっている親知らず)の抜歯は術後の炎症も強く出る傾向にありますので、1本ずつ抜歯するのが無難ではないかと個人的には思います。
また、親知らずと神経が接している状況下で抜歯した場合に、どのくらい神経麻痺のリスクがあるかといいますと、歯や骨を削る器具が直接神経を傷つけた場合はハイリスクとなりますが、普通そこまで器具が入ることは考えにくいと思われます。
あとは、抜歯する際に無理な力が加わり、歯の根そのものが神経を圧迫ないしは傷つけて一過性の知覚異常が出る場合はそれなりにあると思われます。
ただ、そのくらいですと数カ月で近くが戻ってくることがほとんどと言われています。
>私は、キシロカインで動悸、気分不良、不整脈のようなものを感じたことがあり、麻酔に関しても恐怖です。
これも恐らく不安が強い方に起こりやすい現象かと思われますので、全身麻酔以外にも「静脈内鎮静法」というリラックスした状態で治療を受けることができる麻酔方法もあります。
ご参考まで。
失礼いたします。
タイトル | 神経に近い親知らずを抜歯した後の麻痺について |
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質問者 | 博多のカナさん |
地域 | 福岡 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 専門職(医師・弁護士・会計士) |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 麻酔その他 親知らず抜歯後の麻痺・しびれ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。