開咬での矯正で4本抜歯する必要があるのでしょうか?
相談者:
トトロメイさん (25歳:男性)
投稿日時:2017-11-18 02:30:26
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2017-11-18 09:14:18
歯の数が減れば減るほどかみ合わせは深くなります。
総入れ歯の方を想像していただければ、そのイメージはお分かりになるのではないかと思います。
もちろん、総入れ歯にするというわけではありませんので、そこまでかみ合わせは深くなるわけではありません。
開咬の改善を考えた時、臼歯部の高さを短くすることと、前歯部の長さを長くするということで治療することになります。
その際に、臼歯部の歯の数が少ないほど臼歯部の圧下は行いやすくなります。
したがって、小臼歯にしろ親知らずにしろ、抜いたほうが開咬の改善のためには効果があるということになります。
もちろん、小臼歯を抜いた時、空隙は閉鎖するように歯を動かしますので、スカスカになるとかスペースが残っているということにはなりません。
その分、アーチの大きさは小さくなりますので、口元は今より下がるということになります。
4番を抜くということは、前歯部に叢生もあるのではないかと思いますが、単純に開咬を改善することだけ考えれば、5番を抜くほうが一般的でしょう。
開咬がひどい場合は、手術を伴う治療も考えられますが、そういったことを提案されていないのであれば、矯正治療単独でも改善が見込めるという状態なのでしょう。
納得がいくまでよくご相談していただければと思います。
総入れ歯の方を想像していただければ、そのイメージはお分かりになるのではないかと思います。
もちろん、総入れ歯にするというわけではありませんので、そこまでかみ合わせは深くなるわけではありません。
開咬の改善を考えた時、臼歯部の高さを短くすることと、前歯部の長さを長くするということで治療することになります。
その際に、臼歯部の歯の数が少ないほど臼歯部の圧下は行いやすくなります。
したがって、小臼歯にしろ親知らずにしろ、抜いたほうが開咬の改善のためには効果があるということになります。
もちろん、小臼歯を抜いた時、空隙は閉鎖するように歯を動かしますので、スカスカになるとかスペースが残っているということにはなりません。
その分、アーチの大きさは小さくなりますので、口元は今より下がるということになります。
4番を抜くということは、前歯部に叢生もあるのではないかと思いますが、単純に開咬を改善することだけ考えれば、5番を抜くほうが一般的でしょう。
開咬がひどい場合は、手術を伴う治療も考えられますが、そういったことを提案されていないのであれば、矯正治療単独でも改善が見込めるという状態なのでしょう。
納得がいくまでよくご相談していただければと思います。
回答2
ゆうデンタルオフィス矯正歯科(横浜市保土ヶ谷区)の畠山です。
回答日時:2017-11-18 13:00:51
矯正治療の考え方は矯正医により大きく異なります。
私は矯正医になって以来、開咬の治療で一度も小臼歯抜歯をしたことがありません。
それは、本来抜歯するべき症例を抜歯しないで治療したわけではなく、抜歯する必要がないと考えたからです。
ただ、見た目は同じ開咬でも原因はまざまですので、開咬だから抜歯をする・しないではなく、ケースごとに判断しなければなりません。
もし違う治療をご希望でしたら、他の矯正医にご相談されてみてはいかがでしょうか。
私は矯正医になって以来、開咬の治療で一度も小臼歯抜歯をしたことがありません。
それは、本来抜歯するべき症例を抜歯しないで治療したわけではなく、抜歯する必要がないと考えたからです。
ただ、見た目は同じ開咬でも原因はまざまですので、開咬だから抜歯をする・しないではなく、ケースごとに判断しなければなりません。
もし違う治療をご希望でしたら、他の矯正医にご相談されてみてはいかがでしょうか。
タイトル | 開咬での矯正で4本抜歯する必要があるのでしょうか? |
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質問者 | トトロメイさん |
地域 | 千葉 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 歯列矯正の治療法 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。