[写真あり] 右下7番、歯が欠けて神経抜去が必要かどうか(米国)

相談者: アメリカ在住 歯科相談さん (35歳:男性)
投稿日時:2017-11-28 06:23:51
右下7番が食事中に一部欠けました。
写真を添付します。

アメリカ在住です。
レントゲンを撮り、神経が拡張しているため、神経抜去とクラウンが必要と言われました。
写真のつめものと歯の隙間にリークがあり、食べ物と水分が隙間に入り込み、歯が欠けたのだろうとのことです。

幸い痛みはまったくないので、本当に神経抜去が必要かどうか悩んでいます。
できれば神経は抜きたくありません。

個人的な予想で構いません。
ご意見を伺えれば幸いです。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-11-28 08:13:45
ご相談ありがとうございます。

>個人的な予想で構いません。ご意見を伺えれば幸いです。

全くの勝手な想像です。

意見の違いの多くは立場の違いから来ますが、私は医療に携わる歯科医師として、健康とか一生歯を残すとかの立場です。
アメリカの場合多くは、キーワードが訴訟回避とか人種・民族の相違などが想像できます。

さて写真と年齢と下記の症状から、

>食事中に一部欠けました
>痛みはまったくない

想像できることは、

>の隙間にリークがあり

が原因ではなく、また欠けた原因も、

>食べ物と水分が隙間に入り込み

ではなく、別の典型的な状況に思えます。

また、

>神経が拡張しているため、神経抜去と

という理由も相当とは思えません。

あるいは歯の形を見ると元々はこのような状況に陥る歯ではなく、ご両親から受け継いだ素質の良さを思わせますが、それに任せてか不健康な生活も感じますから、啓蒙により大きく健康へと舵取りができる可能性も見受けられます。

ちなみに、神経とは正しくは歯髄と言いますが、髄の文字は極めて重要な臓器を意味する命名です。

したがって医療という立場からは、手間がかかりますが今は歯髄温存療法を試みるべき時期と年齢と良い機会とも思えます。

それには原因を検査・診断すること、これを試練と受け止め再発予防に取り組むチャンスとできる人であるかどうかも含めて、未来予測を立てることをするべき時期と思います。

ご自身の考えもあり、お住いの環境という条件もあり、実行は簡単ではないかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アメリカ在住 歯科相談さん
返信日時:2017-11-28 10:56:49
ご返信ありがとうございます。

歯髄を潰したくはないので、潰さない方針で医師とも相談したいと思います。
また、歯へのケアを学んでいこうと思います。


いくつか追加で質問させてください。

@「別の典型的な状況」というのは虫歯と考えても良いでしょうか。
そうするとその虫歯の部分は、治療をした方が良いと個人では思います。
いかがでしょうか。

A欠けた部分はつめた方が良いと思われますか。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-28 11:08:10
こんにちは。

虫歯治療を行うには、まずインレー除去、セメント除去、虫歯の部分完全除去、修復物用に新たなマージン設定、繰り返す切削による刺激、乾燥、薬剤による刺激などが加わるのでその刺激に耐えられない場合、抜髄が必要になりますから、最初から抜髄ですと言われたのではないでしょうか。

巨大な欠けですから、そういわれてもしょうがないかもしれません。

歯髄温存を試みる治療には、リスクもあるので訴訟の多い国では好んで行ってくれるところは少ないのではないでしょうか?

最初から抜髄をしてしまえば痛みを生じることもないので、トラブルになりにくいですからね。

リスクのある治療はしないというのが歯科医自身の身を守ることに繋がる国では難しいけど、なんとか努力してしてみますねという治療は行ってもらえないのではないでしょうか。

ですからアメリカではすぐに抜髄、抜歯、インプランという治療コースになりやすいとアメリカの大学で学びましたよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アメリカ在住 歯科相談さん
返信日時:2017-11-28 23:33:57
非常に参考になりました。
ありがとうございます。



タイトル [写真あり] 右下7番、歯が欠けて神経抜去が必要かどうか(米国)
質問者 アメリカ在住 歯科相談さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
根管治療の治療法
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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