左下6番欠損、クラウンのブリッジかインプラントか悩んでいます
相談者:
まふゆさん (22歳:女性)
投稿日時:2017-11-23 23:36:03
こんにちは。
クラウンブリッジかインプラントか悩んでいます。
10年前に左下6番を抜歯し、今までインレーブリッジで過ごしてきました。
19歳のころ歯科矯正を始めたためインレーブリッジを外し、今年22歳でやっと矯正が終わりました。
矯正が終わったのでまたインレーブリッジを入れようかと思いましたが、10年も歯がなく骨吸収のせい?矯正をしたため?5番に動揺が見られます。
動揺M1〜2です。
ブリッジは支台歯に負担がかかるため、いずれ5番もダメになってしまうならインプラントにしたほうが良いのでしょうか?
それともクラウンブリッジで動揺を少しでも固定したほうが良いのでしょうか?
ちなみに歯医者に受診したら、クラウンブリッジでもインプラントでもどちらでも構わないと言われました。
ですが、年齢からして?かクラウンブリッジを勧められています。
金額は関係なくどちらの方が寿命が長いか教えていただきたいです。
・5番生活歯インレー
・7番生活歯インレー
全体的に骨吸収あり
悩んでいます。
回答お願いします。
クラウンブリッジかインプラントか悩んでいます。
10年前に左下6番を抜歯し、今までインレーブリッジで過ごしてきました。
19歳のころ歯科矯正を始めたためインレーブリッジを外し、今年22歳でやっと矯正が終わりました。
矯正が終わったのでまたインレーブリッジを入れようかと思いましたが、10年も歯がなく骨吸収のせい?矯正をしたため?5番に動揺が見られます。
動揺M1〜2です。
ブリッジは支台歯に負担がかかるため、いずれ5番もダメになってしまうならインプラントにしたほうが良いのでしょうか?
それともクラウンブリッジで動揺を少しでも固定したほうが良いのでしょうか?
ちなみに歯医者に受診したら、クラウンブリッジでもインプラントでもどちらでも構わないと言われました。
ですが、年齢からして?かクラウンブリッジを勧められています。
金額は関係なくどちらの方が寿命が長いか教えていただきたいです。
・5番生活歯インレー
・7番生活歯インレー
全体的に骨吸収あり
悩んでいます。
回答お願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2017-11-24 08:22:27
まふゆ さん、こんにちは。
>年齢からして?かクラウンブリッジを勧められています。
どうでしょうね、年齢だけで考慮すると、私だったら、インプラント治療を第一に検討するかと思います。
ましてや、「5番に動揺が見られます。動揺M1〜2です」ということでしたら、できればブリッジが回避できると良いですね。
何れにしても、当該部の骨の状態のみならず、お口全体を精査していただきましょう。
>年齢からして?かクラウンブリッジを勧められています。
どうでしょうね、年齢だけで考慮すると、私だったら、インプラント治療を第一に検討するかと思います。
ましてや、「5番に動揺が見られます。動揺M1〜2です」ということでしたら、できればブリッジが回避できると良いですね。
何れにしても、当該部の骨の状態のみならず、お口全体を精査していただきましょう。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-11-24 08:29:26
ご相談ありがとうございます。
>どちらの方が寿命が長いか教えていただきたいです。
歯の寿命が目標ならば、その場合は6番欠損の補綴治療、と言いますがとても慎重にしなければなりません。
まず健全な歯の状態と仮定して、計画を立て、次に両側の支える歯と、残りの全体の状況を加減して設計診断をする順序となります。
始めにブリッジの可能性を検査します。
ブリッジとは道路に架かる橋と同じで、毎日絶え間なく大きなチカラがかかります。
とりわけ6番部分のチカラは大きく、決して意識して避けることはできません。
したがって橋の設計に物理的構造計算が必要なように、歯のブリッジには生体力学的な計算式があります。
>・5番生活歯インレー
>・7番生活歯インレー
これはとても有利な条件なので、通常は途中の計算式は省略して結果だけを言えば、(r)で表されるそのブリッジの耐久力は4なので十分に可能です。
次に問題は二つあります。
一つ目は、
>全体的に骨吸収あり
このため二つある計算式のうち困難な状況の方を選択して、かつ支える歯の能力を減算しなければなりません。
すると場合によっては−1となりブリッジには不利となります。
もう一つの問題である、
>歯科矯正を始めた
>動揺M1〜2です。
ことは生まれ持った噛み合わせ、これを咬合と言いますが、咬合の位置情報に関する遺伝子情報を人工的に変えてしまっているので、動揺や歯の移動が止まらない可能性が高くなっていることです。
そのため、6番を補った後の咬合の安定を長期間模索していかないと安定しないことが多くなります。
インプラントの場合は、ブリッジのような両側の歯に大きな負担をかけることはなく、逆にインプラントが支えてくれるメリットがあります。
しかし、そのインプラントにかぶせる6番のクラウンの咬合の与え方は、現代のインプラントが始まって50年以上補綴学的な研究が続けられた今でも、全く結論が出ていない未知の治療方法です。
本当に6番のインプラントが自然の6番の歯のように働くか、逆に長期的に障害となってしまうのではないかどうか、よく相談しましょう。
>どちらの方が寿命が長いか教えていただきたいです。
歯の寿命が目標ならば、その場合は6番欠損の補綴治療、と言いますがとても慎重にしなければなりません。
まず健全な歯の状態と仮定して、計画を立て、次に両側の支える歯と、残りの全体の状況を加減して設計診断をする順序となります。
始めにブリッジの可能性を検査します。
ブリッジとは道路に架かる橋と同じで、毎日絶え間なく大きなチカラがかかります。
とりわけ6番部分のチカラは大きく、決して意識して避けることはできません。
したがって橋の設計に物理的構造計算が必要なように、歯のブリッジには生体力学的な計算式があります。
>・5番生活歯インレー
>・7番生活歯インレー
これはとても有利な条件なので、通常は途中の計算式は省略して結果だけを言えば、(r)で表されるそのブリッジの耐久力は4なので十分に可能です。
次に問題は二つあります。
一つ目は、
>全体的に骨吸収あり
このため二つある計算式のうち困難な状況の方を選択して、かつ支える歯の能力を減算しなければなりません。
すると場合によっては−1となりブリッジには不利となります。
もう一つの問題である、
>歯科矯正を始めた
>動揺M1〜2です。
ことは生まれ持った噛み合わせ、これを咬合と言いますが、咬合の位置情報に関する遺伝子情報を人工的に変えてしまっているので、動揺や歯の移動が止まらない可能性が高くなっていることです。
そのため、6番を補った後の咬合の安定を長期間模索していかないと安定しないことが多くなります。
インプラントの場合は、ブリッジのような両側の歯に大きな負担をかけることはなく、逆にインプラントが支えてくれるメリットがあります。
しかし、そのインプラントにかぶせる6番のクラウンの咬合の与え方は、現代のインプラントが始まって50年以上補綴学的な研究が続けられた今でも、全く結論が出ていない未知の治療方法です。
本当に6番のインプラントが自然の6番の歯のように働くか、逆に長期的に障害となってしまうのではないかどうか、よく相談しましょう。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2017-11-24 16:13:07
私もインプラントにした方が良い、と思います。
矯正が終わったばかりですから、歯が揺れてるんでしょう。
それを考えると、インプラントを固定源にして隣りの歯とかも揺れを抑えるようにするのが良いのでは、と考えます。
まだ、歯列全体の安定、歯牙の安定まで時間が掛かるかと思われますから、インプラントにして、仮歯の状態でそのインプラントを固定源にして歯を固定して置いて、動揺の納まった頃にセラミックに変える、と言うのが私の考えるベストプランです。
ご参考になれば。
矯正が終わったばかりですから、歯が揺れてるんでしょう。
それを考えると、インプラントを固定源にして隣りの歯とかも揺れを抑えるようにするのが良いのでは、と考えます。
まだ、歯列全体の安定、歯牙の安定まで時間が掛かるかと思われますから、インプラントにして、仮歯の状態でそのインプラントを固定源にして歯を固定して置いて、動揺の納まった頃にセラミックに変える、と言うのが私の考えるベストプランです。
ご参考になれば。
タイトル | 左下6番欠損、クラウンのブリッジかインプラントか悩んでいます |
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質問者 | まふゆさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) 歯がグラグラする インプラント治療法 ブリッジ治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。