[写真あり] 根管治療後に3本のうち1本の根を抜いたあとの処置(ドイツ)

相談者: マオ777さん (37歳:女性)
投稿日時:2017-12-08 18:20:41
こんにちは。

現在ドイツでNo.16の治療をしております。

根菅治療後に3本ある内の1本の根を抜いております。(折れた為)
今、クラウンを勧める先生達と、ブリッジを勧める先生達とで別れております。

クラウンを勧める先生は、中を一度開けてからでないと分からないが、まだ残っている2本の根が丈夫だと思うので、いかしてあげられるかも、との事でした。 
2本の根だけではまた直ぐにクラウンが落ちてしまうかもしれないのですが、私としてはこちらの方が希望です。


質問なのですが、既に抜いた根の場所に代わりになる土台を埋める事などというのは現時点で可能なのでしょうか? 
根の移植は抜いた直後でないと駄目ですよね? 

よろしくお願い致します。
写真添付しました。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-12-08 20:43:04
右上の6番ですよね。

個人的には2本の根っこだけで単冠のクラウンにするのは難しいような気がします。
そもそも抜根になった理由が「折れたから」ですよね。
と言う事は「力のコントロールに問題がある」と考えます。


>既に抜いた根の場所に代わりになる土台を埋める事などというのは現時点で可能なのでしょうか?

一般的には「代わりになる土台」と言うのはインプラントを意味することになると思います。

もし「手前の5番とのブリッジを避けるために単独でインプラントを」とお考えになるのであれば、残りの2根も抜いてシンプルに1本のインプラントにした方が良いような気がします。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マオ777さん
返信日時:2017-12-11 19:53:33
櫻井先生

お忙しい中返信ありがとうございます。

インプラントでの土台ではなく、残りの2本の根の状態を歯茎を開いて見てから、またクラウンを被せるとこちらの先生は考えているとの事でした。

もう一度考えてみます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-12-12 08:21:10
ご相談ありがとうございます。

>既に抜いた根の場所に代わりになる土台を埋める事などというのは現時点で可能なのでしょうか? 

もし3本の根のうち、2本は残したままで、抜歯した1本の根の部分だけに入れることであれば、それはふつうしません。


>根の移植は抜いた直後でないと駄目ですよね? 

いいえ、後からでも可能です。
例えば、一つの選択肢として反対側にある親知らずが利用できれば、6番全部を抜歯した後、直後でも治ってからでも移植できます。

ただし、インプラントより難しい治療となります。


ちなみに、もともと6番はとても重要な歯ですが、残った2本だけを利用する場合、虫歯予防歯周病管理も含めて、かなり高度な治療となります。
今回もいろいろ選択肢が考えられます。

治療目的として、6番が中心になって思い切り噛めることが機能回復としては理想的です。
そのためには、チカラが十分に発揮できるかどうか、きちんと噛めるかどうか、咬合力咀嚼能力などの検査をしてみて診断するという段取りもあります。


また歯が長持ちするかどうかについても、なぜ根管治療になどなってしまったのか、将来再発しないのか、どれだけ使える予測が立つか、など検討課題はいろいろあります。

とても大事な治療となりますから、今のうちによく相談すべきです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: マオ777さん
返信日時:2017-12-14 00:44:12
さがら先生

返信ありがとうございます。
分かり易い説明で、勉強になります。。


抜歯が必要となった根は、ちゃんと根菅治療がされてなかった可能性があり、そこが虫歯になって折れたであろうという事を当時説明されましたが、咬合力咀嚼能力の関係もあるのかもしれません。  

生れつき糖尿病なのですが、そこも少し気になり、インプラントはなかなか考えられないので、悩みます。


先生から教えて頂いた事を参考にし、もう一度熟考して、再度相談をしてからと思います。 
正直良い先生と感じられる先生を探すのにも苦難しております。 

改めてありがとうございます。



タイトル [写真あり] 根管治療後に3本のうち1本の根を抜いたあとの処置(ドイツ)
質問者 マオ777さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯のヒビ(ひび割れ)
インプラント治療法
その他(写真あり)
歯根破折
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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