作成中の連結の差し歯がシーソー状態
相談者:
AKAさん (53歳:男性)
投稿日時:2017-12-16 15:28:59
今年2月に、上の歯の右1番から左5番までを連結のセラミックの差し歯にしました。
10月頃に左上5番の土台が外れたため、差し歯全体を壊し、土台をつけなおし、再び連結差し歯を作っています。
ところが、試適で最初にできあがってきた作りかけの差し歯は、奥を押さえれば手前が浮き、手前を押さえれば奥が浮くというシーソーのようになっていて、修正の余地もなく作り直し。
2度目も最初ほどひどくはありませんでしたが、やはり同様で、修正してみてもうまくいかず、再び作り直しになりました。
そして3度目、さらにひどさは少なくなりましたが、やはり前歯の2本を押さえると奥が1ミリくらい浮いてしまい、奥を押さえると手前が少し浮く、シーソーのようになっています。
医師からは今度は大丈夫と言われていますが、このくらいの合わなさは普通なのでしょうか。
思えば、左上5番の土台が外れた時も、前歯で硬い物を噛んだ時にガクッと前歯の部分が下がる感覚があったため、奥が持ち上がったに違いないとわかったのでした。
最初に付けたものも、ある程度シーソー状になっていて、前歯の部分が浮いたまま本付けしてしまったのではないかと思っています。
このままこれで進めて、本付けをしてしまい、また同じようなことにならないか心配です。
アドバイスをいただければ幸いです。
10月頃に左上5番の土台が外れたため、差し歯全体を壊し、土台をつけなおし、再び連結差し歯を作っています。
ところが、試適で最初にできあがってきた作りかけの差し歯は、奥を押さえれば手前が浮き、手前を押さえれば奥が浮くというシーソーのようになっていて、修正の余地もなく作り直し。
2度目も最初ほどひどくはありませんでしたが、やはり同様で、修正してみてもうまくいかず、再び作り直しになりました。
そして3度目、さらにひどさは少なくなりましたが、やはり前歯の2本を押さえると奥が1ミリくらい浮いてしまい、奥を押さえると手前が少し浮く、シーソーのようになっています。
医師からは今度は大丈夫と言われていますが、このくらいの合わなさは普通なのでしょうか。
思えば、左上5番の土台が外れた時も、前歯で硬い物を噛んだ時にガクッと前歯の部分が下がる感覚があったため、奥が持ち上がったに違いないとわかったのでした。
最初に付けたものも、ある程度シーソー状になっていて、前歯の部分が浮いたまま本付けしてしまったのではないかと思っています。
このままこれで進めて、本付けをしてしまい、また同じようなことにならないか心配です。
アドバイスをいただければ幸いです。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-12-16 16:01:22
個人的には6本の連結はかなり厳しいように思いますが、単冠にはできないのでしょうか?
(清掃性の面でも単冠のほうが有利なように思いますが)
(清掃性の面でも単冠のほうが有利なように思いますが)
相談者からの返信
相談者:
AKAさん
返信日時:2017-12-17 11:19:49
どうもありがとうございます。
まず、申し訳ありません。
左上5番まででなく、4番までの間違いでした。
なので、連結は5本でした。
ただ、左3番の歯はなく、その他の根もすでに短く弱いので、連結ということになりました。
この部分を連結にした場合は、難しいので、やはりある程度の狂いは出てしまうものなのでしょうか?
まず、申し訳ありません。
左上5番まででなく、4番までの間違いでした。
なので、連結は5本でした。
ただ、左3番の歯はなく、その他の根もすでに短く弱いので、連結ということになりました。
この部分を連結にした場合は、難しいので、やはりある程度の狂いは出てしまうものなのでしょうか?
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-12-18 10:33:24
簡単なイメージ図です。
単冠と連結冠の違いです。
たとえ、技術的に0.1mmの誤差が生じてしまったとしても単冠であれば、それぞれの差し歯を0.1mmの誤差でセットすることができます。
しかし、連結冠で0.1mmの誤差が1箇所でも生じてしまった場合、最終的にはとても大きな誤差となってしまいます。
もし、最終的な誤差を0.1mm以内にしようとすれば、最初の誤差をものすごく少なくする必要があります。
また、清掃性に関しても、単冠であれば差し歯と差し歯の間をフロスを通すことができますが、連結部はフロスで掃除することができません。
(歯間ブラシを使用することになります)
画像1
単冠と連結冠の違いです。
たとえ、技術的に0.1mmの誤差が生じてしまったとしても単冠であれば、それぞれの差し歯を0.1mmの誤差でセットすることができます。
しかし、連結冠で0.1mmの誤差が1箇所でも生じてしまった場合、最終的にはとても大きな誤差となってしまいます。
もし、最終的な誤差を0.1mm以内にしようとすれば、最初の誤差をものすごく少なくする必要があります。
また、清掃性に関しても、単冠であれば差し歯と差し歯の間をフロスを通すことができますが、連結部はフロスで掃除することができません。
(歯間ブラシを使用することになります)
画像1
相談者からの返信
相談者:
AKAさん
返信日時:2017-12-22 12:05:52
丁寧な図解をありがとうございます。
確かに右図のようになってしまっているのだと思います。
ただ3本と2本に分割することも難しく、連結にせざるを得ないので、なかなか迷うところです。
確かに右図のようになってしまっているのだと思います。
ただ3本と2本に分割することも難しく、連結にせざるを得ないので、なかなか迷うところです。
タイトル | 作成中の連結の差し歯がシーソー状態 |
---|---|
質問者 | AKAさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 53歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル クラウン・被せ物の連結(連結冠) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。