虫歯治療で初めて麻酔が効かず副作用が出て次回の治療が不安
相談者:
しろみさん (25歳:女性)
投稿日時:2018-01-12 18:36:57
前回の虫歯治療で初めて麻酔が効かず、また麻酔の副作用が出てしまい、次回の治療が不安になってしまっています。
次回から先生を変えてもらうか他院に移るか検討しているので、相談させて下さい。
その日の治療の流れとしては、大きな虫歯なので麻酔を打ってから神経を取ることになり、1回打った時点で削ると痛みを感じた為、もう1回追加で打ったところ激しい動悸と震え、寒気が起こり、暫く休ませてもらいました。
落ち着いてから治療を再開したのですが、まだ削ると痛みがする箇所があり、結局その日は痛みのない箇所だけを削り、歯の根の神経を弱らせる薬?を詰め終了となりました。
先生曰く
「大きな虫歯で歯の根の神経が敏感になっている」
とのことでした。
歯医者自体は以前から何度か通ってる所なのですが、これまではずっと院長先生の治療で、前回初めて若めの先生の治療でした。
治療中気になったのが、その若い先生に麻酔を打たれている最中、結構な量の麻酔液?が喉の方に流れてきていました…。
他の先生でここまでだったことが一度もないので、麻酔を打つのがそもそも下手だったのでは…?と思ってしまっています。
次回もまたこの若い先生で麻酔が効かず、追加され副作用が出て、削られる度痛くて……と考えると不安になっています。
長くなり申し訳ありません。
今回のことは本当にこの若い先生の言われる通り、上手な先生が治療していたとしても「麻酔の効きにくい状態の歯」だったのでしょうか?
歯の根の神経を弱らせる薬を詰めて1週間おくことで、次回は本当に痛みなく治療出来るのでしょうか?(何事も必ずではないとは思いますが)
歯医者で先生を指名するのは失礼でしょうか?
一応、これまで何箇所かの歯医者で神経を取る際に麻酔をしてもらいましたが、1回で効かなかったことはなく副作用が起こったこともありませんでした。
よろしくお願い致します。
次回から先生を変えてもらうか他院に移るか検討しているので、相談させて下さい。
その日の治療の流れとしては、大きな虫歯なので麻酔を打ってから神経を取ることになり、1回打った時点で削ると痛みを感じた為、もう1回追加で打ったところ激しい動悸と震え、寒気が起こり、暫く休ませてもらいました。
落ち着いてから治療を再開したのですが、まだ削ると痛みがする箇所があり、結局その日は痛みのない箇所だけを削り、歯の根の神経を弱らせる薬?を詰め終了となりました。
先生曰く
「大きな虫歯で歯の根の神経が敏感になっている」
とのことでした。
歯医者自体は以前から何度か通ってる所なのですが、これまではずっと院長先生の治療で、前回初めて若めの先生の治療でした。
治療中気になったのが、その若い先生に麻酔を打たれている最中、結構な量の麻酔液?が喉の方に流れてきていました…。
他の先生でここまでだったことが一度もないので、麻酔を打つのがそもそも下手だったのでは…?と思ってしまっています。
次回もまたこの若い先生で麻酔が効かず、追加され副作用が出て、削られる度痛くて……と考えると不安になっています。
長くなり申し訳ありません。
今回のことは本当にこの若い先生の言われる通り、上手な先生が治療していたとしても「麻酔の効きにくい状態の歯」だったのでしょうか?
歯の根の神経を弱らせる薬を詰めて1週間おくことで、次回は本当に痛みなく治療出来るのでしょうか?(何事も必ずではないとは思いますが)
歯医者で先生を指名するのは失礼でしょうか?
一応、これまで何箇所かの歯医者で神経を取る際に麻酔をしてもらいましたが、1回で効かなかったことはなく副作用が起こったこともありませんでした。
よろしくお願い致します。
回答1
K DENTAL CLINIC(神戸市中央区)の金田です。
回答日時:2018-01-12 19:05:18
しろみさん
こんばんは。
治療中に気分が悪くなられたのですね。
おっしゃる通り、歯科用麻酔薬には副作用があります。
もっとも直面する副作用のひとつが「ショック」と呼ばれるものです。
ただ、ショックの時にはどちらかというと「徐脈」になりますので、別の副作用で「動悸、興奮、振戦」というものに該当すると思われます。
麻酔薬の副作用ですので、もちろん量にも影響はしますが、それだけではなく治療に際しての状態(不安、興奮の程度など)にも影響すると言われています。
麻酔が効きにくかったのかどうかについてですが、麻酔薬が効きにくい部位としては下顎大臼歯部がもっとも効きにくいです。
上顎は比較的効きやすい傾向にあります。
皮質骨(硬い骨)の厚みや骨密度が関与しているためです。
麻酔が効きにくい状態としては、炎症が代表的な状態です。
今回のしろみさんの歯の状態ですが、むし歯が深く神経の治療をするくらいでしたのであれば、いわゆる「歯髄炎(歯の中の神経の炎症)」であった可能性があります。
炎症が強い場合ほど麻酔薬は効きにくくなります。
上記の部位や条件で麻酔が効きにくいが、神経の治療がどうしても必要な場合は、伝達麻酔や歯肉溝注射などの麻酔法を駆使して治療すると比較的効きがよいとは思います。
また、麻酔液が多量に喉の方に流れてきてということですが、麻酔針を刺入する部位の粘膜が薄い場合に漏れてしまうことがあります。
できるだけ刺入角度を少なくすることで予防はできますが・・・
>歯の根の神経を弱らせる薬を詰めて1週間おくことで、次回は本当に痛みなく治療出来るのでしょうか?(何事も必ずではないとは思いますが)
⇒これは何とも言えないですね。
歯髄炎が強かったのであればちゃんと冠部歯髄を除去し、十分に歯髄からの出血を止血して薬を入れないと神経が弱ってくれないことがあります。
もちろん、2回目以降の治療でも麻酔をすればいいだけですが・・・
麻酔は意外とテクニックが必要です。
とにかく注射したらあとはかってに効いてくれるというものではありません。
>歯医者で先生を指名するのは失礼でしょうか?
⇒まずお電話ででも受付の人にご要望をお伝えしてみてはいかがでしょうか?
指名できないと言われましたら、前回の担当医の先生とどうしても相性が悪ければ、ご転院されることも考えた方がいいかもしれません。
>一応、これまで何箇所かの歯医者で神経を取る際に麻酔をしてもらいましたが、1回で効かなかったことはなく副作用が起こったこともありませんでした。
⇒単に今回たまたま麻酔が効きにくい部位と条件が重なっただけかもしれませんし、技術的な問題だったのかもしれません。
こんばんは。
治療中に気分が悪くなられたのですね。
おっしゃる通り、歯科用麻酔薬には副作用があります。
もっとも直面する副作用のひとつが「ショック」と呼ばれるものです。
ただ、ショックの時にはどちらかというと「徐脈」になりますので、別の副作用で「動悸、興奮、振戦」というものに該当すると思われます。
麻酔薬の副作用ですので、もちろん量にも影響はしますが、それだけではなく治療に際しての状態(不安、興奮の程度など)にも影響すると言われています。
麻酔が効きにくかったのかどうかについてですが、麻酔薬が効きにくい部位としては下顎大臼歯部がもっとも効きにくいです。
上顎は比較的効きやすい傾向にあります。
皮質骨(硬い骨)の厚みや骨密度が関与しているためです。
麻酔が効きにくい状態としては、炎症が代表的な状態です。
今回のしろみさんの歯の状態ですが、むし歯が深く神経の治療をするくらいでしたのであれば、いわゆる「歯髄炎(歯の中の神経の炎症)」であった可能性があります。
炎症が強い場合ほど麻酔薬は効きにくくなります。
上記の部位や条件で麻酔が効きにくいが、神経の治療がどうしても必要な場合は、伝達麻酔や歯肉溝注射などの麻酔法を駆使して治療すると比較的効きがよいとは思います。
また、麻酔液が多量に喉の方に流れてきてということですが、麻酔針を刺入する部位の粘膜が薄い場合に漏れてしまうことがあります。
できるだけ刺入角度を少なくすることで予防はできますが・・・
>歯の根の神経を弱らせる薬を詰めて1週間おくことで、次回は本当に痛みなく治療出来るのでしょうか?(何事も必ずではないとは思いますが)
⇒これは何とも言えないですね。
歯髄炎が強かったのであればちゃんと冠部歯髄を除去し、十分に歯髄からの出血を止血して薬を入れないと神経が弱ってくれないことがあります。
もちろん、2回目以降の治療でも麻酔をすればいいだけですが・・・
麻酔は意外とテクニックが必要です。
とにかく注射したらあとはかってに効いてくれるというものではありません。
>歯医者で先生を指名するのは失礼でしょうか?
⇒まずお電話ででも受付の人にご要望をお伝えしてみてはいかがでしょうか?
指名できないと言われましたら、前回の担当医の先生とどうしても相性が悪ければ、ご転院されることも考えた方がいいかもしれません。
>一応、これまで何箇所かの歯医者で神経を取る際に麻酔をしてもらいましたが、1回で効かなかったことはなく副作用が起こったこともありませんでした。
⇒単に今回たまたま麻酔が効きにくい部位と条件が重なっただけかもしれませんし、技術的な問題だったのかもしれません。
タイトル | 虫歯治療で初めて麻酔が効かず副作用が出て次回の治療が不安 |
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質問者 | しろみさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療中の痛み 麻酔その他 麻酔が効かない・効きにくい |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。