前歯抜歯後にインプラント治療まで仮歯の期間が長い

相談者: 桜坂さん (22歳:女性)
投稿日時:2018-01-11 11:11:12
右1の前歯が、癒着を起こしており、3月初め頃に抜歯します。
その後はインプラントを検討しており、先日CTも撮ってもらいました。
その結果、骨の吸収が進んでおり、インプラントするにもまず骨を作ることから始めなければいけないそうです。


私のスケジュールの問題で、抜歯後インプラント治療を開始できるのが5ヶ月後になります。
また、転居するので抜歯してもらう病院とは異なるところでやることになります。

そこから骨作りを始めるとなると、仮歯の期間がかなり長くなるのですが、治療的に大丈夫なのでしょうか?


調べていると、抜歯後2.3ヶ月でインプラント治療を開始、仮歯の期間が長いと他の歯に影響が出るかも、と出てきたので、不安です。


ご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-01-11 12:20:23
桜坂さん

こんにちは。

前歯の治療についてご心配のようですね。

抜歯インプラント治療を開始できるのが5ヶ月後になります。
>また、転居するので抜歯してもらう病院とは異なるところでやることになります。

⇒抜歯後にインプラント治療をするために、一度骨のリモデリングが行われることが望ましいと思います。
ご年齢的にもまだまだ骨を作る力が強いと思います。

新生骨ができるまでは3か月はかかりますので、5カ月待つことは特に問題にはなりません。
それよりも骨造成が必要と診断されているのでしたら抜歯とインプラントを別の病院で行うことの方が心配ですね。

抜歯時にできるアプローチもありますが、ドクターによって考え方も違いますので・・・



仮歯の期間がかなり長くなるのですが、治療的に大丈夫なのでしょうか?
>調べていると、抜歯後2.3ヶ月でインプラント治療を開始、仮歯の期間が長いと他の歯に影響が出るかも、と出てきたので、不安です。

⇒抜歯後の仮歯ですと義歯タイプか臨在歯との固定タイプのどちらかでしょうか・・・
清掃性などは心配ではありますね。
抜歯後2カ月でというのは早い気がしますね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 桜坂さん
返信日時:2018-01-11 16:22:30
金田先生

ご回答ありがとうございます。

抜歯後の期間について、安心いたしました。

本来は、転居後に新たな病院で抜歯、インプラントをする予定だったのですが、先月から前歯がぐらつき始め、抜歯を先に行うことになりました…。
現在はCTや抜歯など大学病院で行っております。


清掃性、ということは、抜歯後の5ヶ月間も定期的に見てもらう必要があるのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-01-11 17:44:04
桜坂さん

>清掃性、ということは、抜歯後の5ヶ月間も定期的に見てもらう必要があるのでしょうか?

⇒毎月のように見てもらうほどの必要性はないと思います。
ただ、現在の口腔内の状態を見せていただいたわけではありませんので、どういう治療を行うべきかとも言えません。

まずはむし歯歯周病のリスクを評価してもらい、予防に力を入れていかれることをお勧めいたします。
プラークコントロールも重要ですのでブラッシング指導を受け、ご自宅でも奇麗な口腔内環境を保てるようになれば半年に一度の検診でも大丈夫だと思います。

それまでのインターバル(周期)は主治医の先生とよくご相談してみてはいかがでしょうか。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-01-11 23:46:05
どう言う状態なのかが見ておりませんので、ハッキリとしたことは申し上げられませんが、かなり保守的な治療方針である、と感じます。

現在(私自身は18年以上も前からしてますが)抜歯即時植立インプラントでちゃんと周囲の骨も歯茎も治す、と言う方法がかなり確立して来ています。

抜歯後2,3ヶ月以上待って、と言うのは歯茎の治りを待って、その上で骨造成GBR手術をしよう、と言うことなのでしょうが、現時点では旧めの考え方だと明言します。


残念ながら、日本では世界の情勢と違って古い考え方が支配的で、その考えが染み付いている、言い変えると患者さんに何回もの手術を強い、大変な手術を押し付け、なかなか治らないと言うインプラント治療をしている、とも言えると思います。

実力のある、ちゃんと世界の情勢に添っているDRなら、現在1回の手術で殆どの問題を解決して差し上げられる治し方ができる、と言い切ります。


もっと業界のDRの方々はちゃんと勉強して欲しい、と思います。

1回きりの手術、抜歯と同時に病巣も取り切り、インプラント植立もし、骨造成GBR歯茎再生もする、と言うインプラント治療で実績のあるDRを探されることを強く勧めます。

その最大の理由は、骨造成GBR手術とか歯茎再生手術が患者さんにとって辛いこと、痛かったり腫れ上がったりして、もう二度と手術は受けたくない、と言う洗脳が為されてしまうことです。


結局インプラント治療とか、歯種病治療とか親知らずの抜歯のとかまで手術と言う言葉での痛い、腫れ上がる、学校仕事に行けない、と言う悲しい結果が、その患者さんのその後の人生にどれだけの不利益を与えるのか。

そのことを、本当にもっともっとちゃんと、業界人、一般人の方々に知って欲しい、と思います。

もっと楽に、早く綺麗に治せる方法があるんです。


骨造成、歯茎再生手術で散々切って貼って縫ってすると、瘢痕、簡単に分かりやすく言えば、ヤケドの治った傷跡であるケロイドの軽い状態のような跡、が残ることもしばしばです。

そう言う真実の情報をご存知でしょうか?

そこが凄く心配です。

こんなになるとは思わなかった、とならないように、良くお考え下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 桜坂さん
返信日時:2018-01-14 19:11:52
金田先生


予防も含め、日々のブラッシングの見直し等もしていこうと思います。
ご回答ありがとうございました。



松元先生
ご回答ありがとうございます。

大学病院で見てもらった先生はインプラント科の先生ではなかったことを考えると、やはりインプラントを専門としているようなところでもう一度見てもらった方がいいかな、と先生の回答より思いました。

これから何回も手術するのか、と不安になっていたところでもあります。
開業医で評判のいいところを探して相談してみようと思います。



タイトル 前歯抜歯後にインプラント治療まで仮歯の期間が長い
質問者 桜坂さん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
インプラント治療法
回答者




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