パーフォーレーションしている右下6番、治療を続けて治らない
相談者:
夢見月さん (46歳:男性)
投稿日時:2018-01-13 19:03:31
右下6番がパーフォレーション しています。
通っている歯医者は抜歯しなくても治せると言われて4年。
2週間に1度の通院ですが毎回消毒しておしまい。
また左下6番も通院中に痛くなり治療をお願いしたが『削ったらあかん』といわれて薬で対応していた。
痛み出してから半年後に歯ぐきが腫れてから銀歯を外し根幹治療になった。
こちらも2年経ちますが毎回消毒しておしまい。
現在、治療中の両方の奥歯に痛みや腫れはありません。
両方の奥歯の治療があとどれくらいの掛かるのか確認したしたらちゃんと応えてくれません。
『根気よく治そう・・・』
とだけ?
治療に関しては、マイクロスコープやラバーダムなどは使っていません。
もう4年もお世話になってますが、他の歯医者に変えた方がいいかと思えてきました。
それともこのまま治療を続けたほうが良いのか疑問です。
もし歯医者を変えるならどういった所を注意しながら探せばよいでしょうか。
よろしくお願い致します。
通っている歯医者は抜歯しなくても治せると言われて4年。
2週間に1度の通院ですが毎回消毒しておしまい。
また左下6番も通院中に痛くなり治療をお願いしたが『削ったらあかん』といわれて薬で対応していた。
痛み出してから半年後に歯ぐきが腫れてから銀歯を外し根幹治療になった。
こちらも2年経ちますが毎回消毒しておしまい。
現在、治療中の両方の奥歯に痛みや腫れはありません。
両方の奥歯の治療があとどれくらいの掛かるのか確認したしたらちゃんと応えてくれません。
『根気よく治そう・・・』
とだけ?
治療に関しては、マイクロスコープやラバーダムなどは使っていません。
もう4年もお世話になってますが、他の歯医者に変えた方がいいかと思えてきました。
それともこのまま治療を続けたほうが良いのか疑問です。
もし歯医者を変えるならどういった所を注意しながら探せばよいでしょうか。
よろしくお願い致します。
回答1
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-01-14 17:26:52
こんにちは。
痛みの出ない治療をおこなおうと思えば炎症を慢性化させておけば、よく圧が抜ける道を作っておけばよいということになります。
それを治療というのか?どうか?という問題はありますが、出来ればよい治療を受けられ出来るだけ安定した状態を維持できるまでいったん治しておくことが本来は望ましいと思います。
2週間に1度の消毒は抜歯に至るまでの延命治療ということになっているのかもしれません。
ですからそれを治しているといっていいのか?悪いのか?わかりません。
消毒が効いているならば状態は安定していて慢性炎症が進んでいないかもしれませんが、もしかしたら骨をどんどん吸収していって歯根の歯質も溶かしていっているのかもしれません。
骨の中にあることですから確認はレントゲンで行うことになると思います。
仮に積極的治療をおこなえば細菌叢が変化して炎症が急性化して痛みや腫れが出て、更に状態を悪化させるかも知れませんから寝た子を起こさないように、何も積極的にしないで定期的に消毒だけしておいていずれ駄目になるまで使えるだけ使おうという治療法なのかもしれません。
医療に正解はありませんし、治療に何を望むかは人それぞれ異なるでしょう。
徹底的に悪いところを積極的に除去して、歯の抜歯宣告を早めることにつながってもそういう治療のほうが綺麗ではあります。
パーフォレーションしている歯を治すことは部位によって困難な場合もあるでしょうから、難易度に関してあるいは治療法に関して不安をお感じになられるようならば、別の歯科医院でも一度診断してもらうとよいかもしれません。
その際は、出来れば自費で専門医がよいように思います(自費であれば色々な設備を完備していて使用してくれ更に説明に画像や動画を使って理解しやすく時間も確保して説明してくれるのではないかと想像します)
>左下6番も通院中に痛くなり治療をお願いしたが
>『削ったらあかん』
>といわれて薬で対応していた。
>痛み出してから半年後に歯ぐきが腫れてから銀歯を外し根幹治療になった。こ
>ちらも2年経ちますが毎回消毒しておしまい。
この治療は感心できないと思います。
感染歯質を除去することで歯髄保存が可能であったかもしれない歯を感染に至らしめ、結果根管治療になっているのですから結果もよくなかったということになるでしょう。
削ったらあかんというのは何故なのか?削らなければあかんかったのではないか?という気もしますね。
根管治療は上手い先生におこなってもらうと予後がよいですから、やりたがらない先生に行ってもらうよりも専門医を標榜しているような研鑽を積んでいる先生に依頼されておくことが大事だと思います。
痛みの出ない治療をおこなおうと思えば炎症を慢性化させておけば、よく圧が抜ける道を作っておけばよいということになります。
それを治療というのか?どうか?という問題はありますが、出来ればよい治療を受けられ出来るだけ安定した状態を維持できるまでいったん治しておくことが本来は望ましいと思います。
2週間に1度の消毒は抜歯に至るまでの延命治療ということになっているのかもしれません。
ですからそれを治しているといっていいのか?悪いのか?わかりません。
消毒が効いているならば状態は安定していて慢性炎症が進んでいないかもしれませんが、もしかしたら骨をどんどん吸収していって歯根の歯質も溶かしていっているのかもしれません。
骨の中にあることですから確認はレントゲンで行うことになると思います。
仮に積極的治療をおこなえば細菌叢が変化して炎症が急性化して痛みや腫れが出て、更に状態を悪化させるかも知れませんから寝た子を起こさないように、何も積極的にしないで定期的に消毒だけしておいていずれ駄目になるまで使えるだけ使おうという治療法なのかもしれません。
医療に正解はありませんし、治療に何を望むかは人それぞれ異なるでしょう。
徹底的に悪いところを積極的に除去して、歯の抜歯宣告を早めることにつながってもそういう治療のほうが綺麗ではあります。
パーフォレーションしている歯を治すことは部位によって困難な場合もあるでしょうから、難易度に関してあるいは治療法に関して不安をお感じになられるようならば、別の歯科医院でも一度診断してもらうとよいかもしれません。
その際は、出来れば自費で専門医がよいように思います(自費であれば色々な設備を完備していて使用してくれ更に説明に画像や動画を使って理解しやすく時間も確保して説明してくれるのではないかと想像します)
>左下6番も通院中に痛くなり治療をお願いしたが
>『削ったらあかん』
>といわれて薬で対応していた。
>痛み出してから半年後に歯ぐきが腫れてから銀歯を外し根幹治療になった。こ
>ちらも2年経ちますが毎回消毒しておしまい。
この治療は感心できないと思います。
感染歯質を除去することで歯髄保存が可能であったかもしれない歯を感染に至らしめ、結果根管治療になっているのですから結果もよくなかったということになるでしょう。
削ったらあかんというのは何故なのか?削らなければあかんかったのではないか?という気もしますね。
根管治療は上手い先生におこなってもらうと予後がよいですから、やりたがらない先生に行ってもらうよりも専門医を標榜しているような研鑽を積んでいる先生に依頼されておくことが大事だと思います。
相談者からの返信
相談者:
夢見月さん
返信日時:2018-01-15 01:54:41
柴田先生。
ありがとうございます。
参考にして専門医を探してみます。
ありがとうございます。
参考にして専門医を探してみます。
相談者からの返信
相談者:
夢見月さん
返信日時:2018-01-15 02:19:43
Dr.ふなちゃんさん
右下は10年前に治療しました。
5前に歯茎が晴れて違う歯医者で見てもらったらパーフォレーションしていることもが判明しました。
治療は難しいけど治せると言われて通っていました。
毎回、消毒だけで終るので疑問に思ってました。
また右下も同じ消毒の繰り返しで進展がないまま今に至ってます。
専門医を見つけて治療方法検討します。
一つ気になる事があります。
今回の治療を初めてから肝機能が悪いです。
毎回、健康診断で悪い結果。
いままでそんな事は無かったです。
通っている歯医者に根幹治療で肝機能がやられるか聞いたら、
「そんなことありえない」
と言われました。
お酒も飲まないし暴飲暴食もしない。
定期に運動もしていました。
年の事も考えましたが、肝機能悪い状態なので内科に通っていますが原因がわかっていません?
右下は10年前に治療しました。
5前に歯茎が晴れて違う歯医者で見てもらったらパーフォレーションしていることもが判明しました。
治療は難しいけど治せると言われて通っていました。
毎回、消毒だけで終るので疑問に思ってました。
また右下も同じ消毒の繰り返しで進展がないまま今に至ってます。
専門医を見つけて治療方法検討します。
一つ気になる事があります。
今回の治療を初めてから肝機能が悪いです。
毎回、健康診断で悪い結果。
いままでそんな事は無かったです。
通っている歯医者に根幹治療で肝機能がやられるか聞いたら、
「そんなことありえない」
と言われました。
お酒も飲まないし暴飲暴食もしない。
定期に運動もしていました。
年の事も考えましたが、肝機能悪い状態なので内科に通っていますが原因がわかっていません?
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-01-15 09:29:19
慢性炎症を口腔領域にかかえていると病巣感染という状態になって、遠隔の臓器にも影響を及ぼすことが知られています。
特に有名な関連が掌蹠膿疱症や乾せん等の皮膚疾患でしょう。
他の遠隔臓器にも影響を与えている場合もありますので、抜歯が必要な歯は抜歯を行った方がよいとの指摘を医科から受けることが多くあります。
歯科としては歯を失うことは機能の喪失に繋がるので何とか保存に努めたいとの思いが強い場合がありますが、全身の健康を阻害しているならば抜歯が適当ということになるでしょう。
因果関係についてはまだ十分な説明が出来ていないので、相関を確定する検査も十分には行ってもらえないことが多いでしょうが、臨床的に全身疾患が抜歯により治ったりきちんとした根管治療を受けることで治ったという報告が多くありますので、出来るだけよい治療を受けておくことは大切だと思います。
特に有名な関連が掌蹠膿疱症や乾せん等の皮膚疾患でしょう。
他の遠隔臓器にも影響を与えている場合もありますので、抜歯が必要な歯は抜歯を行った方がよいとの指摘を医科から受けることが多くあります。
歯科としては歯を失うことは機能の喪失に繋がるので何とか保存に努めたいとの思いが強い場合がありますが、全身の健康を阻害しているならば抜歯が適当ということになるでしょう。
因果関係についてはまだ十分な説明が出来ていないので、相関を確定する検査も十分には行ってもらえないことが多いでしょうが、臨床的に全身疾患が抜歯により治ったりきちんとした根管治療を受けることで治ったという報告が多くありますので、出来るだけよい治療を受けておくことは大切だと思います。
相談者からの返信
タイトル | パーフォーレーションしている右下6番、治療を続けて治らない |
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質問者 | 夢見月さん |
地域 | 三重 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根の穴・穿孔(パーフォレーション) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。