12歳、先天欠損の乳歯が抜けそう

相談者: まゆっちゃさん (44歳:女性)
投稿日時:2018-01-13 17:14:12
こんにちは。
息子12歳が、前から五番目の右下の歯1本が永久歯欠損です。

乳歯虫歯治療済の状態でしたが、中心部分が欠けてしまい、ほとんど縁のみ、根もほとんどなく歯茎のみで支えている状態です。

かかり付けの歯医者にて、細菌の心配もあるので、次回抜歯ブリッジをしましょうと言われました。

自宅に帰り調べたところ、ブリッジ以外にも部分入れ歯矯正インプラントの治療方法があることを知りました。

治療は保留にし、矯正歯科に行きましたが、歯並び噛み合わせとも理想的で矯正の必要はないと言われ、ブリッジではなくて部分入れ歯かインプラントを勧められました。

@先生方でしたら、どのような治療法を勧めますでしょうか?

A私も主人も、虫歯もない両端の歯を削る事に抵抗があるため、息子が成人した頃に、インプラントをしたいと思っているのですが、それまでの治療法は、部分入れ歯しかないのでしょうか?

Bまた、あと数か月だとしても、このまま今の歯を残しておきたいと考えているのですが、やはりすぐに抜歯したほうがいいのでしょうか?

回答をよろしくお願います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-01-13 17:41:14
まゆっちゃさん、こんにちは。

@先生方でしたら、どのような治療法を勧めますでしょうか?

矯正の先生から必要ないと言われたのであれば、お書きのように、骨の成長が止まるまでは部分入れ歯→その後、インプラントへといった治療法を提案するかと思います。


A私も主人も、虫歯もない両端の歯を削る事に抵抗があるため、息子が成人した頃に、インプラントをしたいと思っているのですが、それまでの治療法は、部分入れ歯しかないのでしょうか?

インプラントを後々行うということであれば、前後の歯へのダメージが最も少ない部分入れ歯がベターではあると思います。


Bまた、あと数か月だとしても、このまま今の歯を残しておきたいと考えているのですが、やはりすぐに抜歯したほうがいいのでしょうか?

歯冠部がない状態なのであれば、下手に温存することでインプラントに必要な空隙を減らしてしまうことにもなり兼ねませんので、すぐの方が良いように思えます。

ご参考程度にしていただければと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-01-14 01:11:58
1本が欠損した場合の修復は、インプラントブリッジのどちらかの選択となりますが、年齢的にインプラントができないといわれておりますので、ブリッジか一本義歯かの選択になるのが現状でしょう。

一本義歯はもっとも侵襲が少なく、いつでもインプラントやブリッジに移行することができる重宝なものです。
その一方、中学生や高校生の方はおろか、大人の方でも、どうしても嫌がって使っていただけないのも事実でしょう。

こういったことを考えれば、極力乳歯を温存しておいた方がいいというのが私の考え方です。
歯冠部がなくとも歯根さえしっかりしていれば、自然脱落するということは考えにくく、若干の傾斜をするにせよ、大臼歯の近心移動を抑えることはできるでしょう。

一方、矯正治療に関して言えば、大臼歯を近心に移動するという治療は、時間や労力の割に結果があまり芳しくないという点で、お勧めできません。

前歯部に小臼歯1本分の叢生があるなら別ですが、インプラントをつかわなければ、前歯部は後方に引っ張られて上顎前突状態になります。
そのうえ、動きにくい下顎の大臼歯を2本動かすことになりますので、2年は覚悟しなければならないでしょう。


一番の問題は乳歯が本当に抜かなければならないかということでしょう。

矯正しか行わないものの意見ですので、修復治療に関してはそれこそご参考まで。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まゆっちゃさん
返信日時:2018-01-18 16:38:16
会員ログインをせずに閲覧していた為、返信できることが分からず、返信が遅れてしまい、すみませんでした。

ご回答頂きありがとうございました。
他の歯科医様のご意見を聞くことが出来て気持ちが固まりました。

ブリッジにせず、まずは部分入れ歯の方向で考えたいと思います。

また、現在、乳歯が欠けないようにかぶせ物をしている状態ですので、この状態のまま乳歯を温存してもらえるかどうか、セカンドオピニオンをしてみようと思います。

ありがとうございました。



タイトル 12歳、先天欠損の乳歯が抜けそう
質問者 まゆっちゃさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 補綴関連
歯の数が足りない(先天欠損)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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