虫歯で神経ギリギリまで削った、神経の寿命を延ばす方法は?

相談者: きうさぎさん (33歳:女性)
投稿日時:2018-02-01 10:21:37
こんにちは。

先日虫歯により神経ギリギリまで削った歯について質問させていただきます。
歯は左上の5番です。


虫歯が深く、神経が見えそうなほど深く削る処置をしてもらいました。
その上に神経を保護する薬を塗ってもらい詰め物インレー)をしてもらっています。

その際に歯科衛生士さんに

『もしかしたらその内痛みがでてくるかもしれない。
その際は神経を抜いてクラウンを被せる事になる。』

との指摘をされました。


幸い今のところ痛みなどは全くなく、快適なのですが神経を抜く日がくるのが怖いです。
この様な状態ですと時間が経つにつれ一般的に痛みが出てくるのでしょうか?

今ある神経を大事に、寿命を長く伸ばしたいと思っています。
その際に気をつける事などありますでしょうか?


基本的な歯磨きフロスなどは教えて貰ったとおりにしています。
普段の生活で気をつける事などありましたらお知恵をお貸し頂けたら幸いです。

よろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-02-01 11:20:41
>この様な状態ですと時間が経つにつれ一般的に痛みが出てくるのでしょうか?

どのような処置(神経を保護する薬を塗ってもらい)をうけられたのかがわからないのでなんとも言えませんが、神経保護はうまくいき、修復象牙質が作られれば痛みも出ずに経過することは多いように思います。


>普段の生活で気をつける事などありましたらお知恵をお貸し頂けたら幸いです。

残念ながら患者さん自身でできることはほとんどありません。
気にしてコンコン叩いたり、温度差の極端なものは口にしないようにすることくらいでしょうか。

できれば定期的なメインテナンスを受け、日頃は「力のコントロール」「栄養のコントロール」を意識されるとお口全体の健康にはつながると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-02-01 13:00:15
>先日虫歯により神経ギリギリまで削った歯について質問させていただきます
>虫歯が深く、神経が見えそうなほど深く削る処置をしてもらいました。

肉眼的には露髄(神経=歯髄の露出)していなくても数百倍の顕微鏡レベルではどうなっているかはわからないと思います。
特殊な機器を使うと分かるらしいのですが、私は見たことがありません。

仮に目に見えない露髄があって不幸にして歯髄に細菌が入ったり象牙細管という元々ある穴を通して歯髄内に細菌が存在するようです。
この場合免疫機構により細菌がすべて殺されてしまえば経過順調となると思います。


しかしながらそうでない場合主治医が言われるように、自発痛が出て抜髄となったり数か月経って歯髄が壊死をしたり壊疽したりすることは少なからず経験してきました。

ですから例えば半年ごとに歯髄の生死の確認やレントゲンを撮影して、根尖付近の状態の確認ができれば早めに対処できるように思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きうさぎさん
返信日時:2018-02-01 17:05:38
櫻井先生

早急なご返信ありがとうございます(*^^*)

歯は虫歯により一度削ってしまったら後はただただ劣化しない様に現状維持…だと思っていたので、少しでも回復する修復象牙質という現象がある事を知り驚きました。
塗って貰った薬にもよるのでしょうが、上手く歯の中で作用してくれる様に願います。


後は力のコントロール、栄養のコントロールに関しましても意識してまいります。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きうさぎさん
返信日時:2018-02-01 17:11:54
柴田先生


早急のご返信ありがとうございます(*^^*)

またお詳しくありがとうございます。
細菌と免疫機構の戦いがなされているのですね。
自分の事でありながら手出しが出来ずにもどかしい思いですが、どうか免疫が機能してくれる事を願うのみです。

また、歯科衛生士さんの注意ばかりが残り必ず痛みが出てくると考えてしまったので経過順調の場合もある事を知り少し安心いたしました。

レントゲン歯髄の生死も確認できるのですね。
メンテナンスでも通いたいとおもいます。ありがとうございました。



タイトル 虫歯で神経ギリギリまで削った、神経の寿命を延ばす方法は?
質問者 きうさぎさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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