左上4番の銀歯をハイブリッド冠に交換、保険と自費で違いは?

相談者: ヒロシ08さん (40歳:男性)
投稿日時:2018-02-12 01:56:41
現在通っている歯医者では小臼歯4番の銀歯保険でハイブリドセラミックに作り変える事が可能と言われています。


そこで質問です。

二次虫歯の可能性を考えた時、保険でハイブリッドセラミック治療するより自費で同じハイブリッドセラミック治療を希望した方が使用する接着剤、型取り材の観点から見ても長持ちするであろうと判断できるのでしょうか?

もしそうなら自費での治療を希望したいとおもっています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-02-12 07:39:41
>使用する接着剤、型取り材の観点から見ても長持ちするであろうと判断できるのでしょうか?

所詮という書き方になってしまいますが、同じハイブリッドセラミック冠なのでしたら、使用する接着剤や、型取り材が変わったとしても、長期的な予後に、さほど差異は無いのではと推測します。


二次虫歯の可能性を考えた時

どうして今の状態に至ってしまったのか、今の生活習慣のまま修復処置に移行したとすると、二次的な、また、新たな虫歯が発現することが容易に想定されますね。

私だったら、実際の修復を開始する前に、数カ月〜半年程度は、プラークコントロールの練習や、間食や飲料を含む食品の摂り方のみならず、力のコントロールなど、生活習慣の見直しと是正に関する予防プログラムを検討するかもしれません。

もちろん、治療が一段落した後も、メンテナンスに通院し続けることが必須でしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-02-13 00:20:35
かける時間、印象方法、石膏、技工士、装着方法、セメントなどが同じであればあまり差はないと思います。

逆に違いが大きいと差が出るかと思います。


保険ではマイクロを使わないけど自費だと使うという話は聞いた事があります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-02-13 08:22:54
ご相談ありがとうございます。

>接着剤、型取り材の観点から見ても長持ちするであろうと判断できるのでしょうか?

その違いは、結果への絶対条件ではありませんから、その判断には無関係です。


二次虫歯の可能性を考えた時、

それが大事です。

保険であろうとなかろうと、
あとでまた虫歯になることを妥協するかしないかという治療方針が絶対条件だからです。


>もしそうなら自費での治療を希望したいとおもっています。

自費という、金銭の区別を意味する言葉はある意味で不正確です。

今だけではなく将来もの、心身をも含めた総合的な健康を目指し、たとえば一生歯を残したい、とか、もう病気や治療や悩みのくりかえしから解放されたい、一生健康で快適に暮らしたい、とかいう希望に沿った医療のことを自由診療と言います。

これは、希望を妨害する、誤解を招くような物品売買のごとく材料という物だけのこだわりや、保険の制約、器材の制限、世間という他人の思惑を越えて、ご自身一人だけの、自由に人生の設計ともなる計画と実行をする医療だからです。


その中に、予算の上限を過剰に低く抑えている不自由から解放される、という金銭的条件も入ります。

保険で予算が組めるならば、それはそれで良い話です。
ただ現実には、保険治療費は世界的に見ても歯科医院を奴隷のような激安料金で縛り付けている側面があり、理想の治療としては予算不足と言えます。


全てが自由ですが、保険制度という国からのある意味で保護は受けられず、自己責任の準委任契約となります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ヒロシ08さん
返信日時:2018-02-13 23:27:06
小林先生、柴田先生、さがら先生ご回答ありがとうございます。


小臼歯保険ハイブリッドセラミックに変えるのと敢えて自費で治療をしてもらうのと比べた時、自費の方が良い材料を使ってもらえると思っていましたがそうでもなさそうですね。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-02-14 09:14:07
ヒロシ08さん

おはようございます。

自費保険ハイブリッドセラミックについてですが、

 使う印象材、石膏などの材料
 術者が使う器材(例えばマイクロやルーペなど)

によって精度に明らかな差が出ます。

また、かける時間がどのくらいなのかによっても差は出ると思いますよ。


私の医院では保険と自費で差が出るように「差別化」しています。
もちろん保険治療だから手を抜くわけではありません。

保険治療は基本30分でできる範囲でベストを尽くし、自費治療は診療時間を少し長くとります。
使う器材も違いますので例えますと保険治療を100点とすると、自費治療は120点という感じで治療しています。

出来上がりの技工物もやはり材料、器材の差はありますね。
ただ一番差が出るのは担当する歯科医師の技術だと思いますが。。。

ご参考まで。




タイトル 左上4番の銀歯をハイブリッド冠に交換、保険と自費で違いは?
質問者 ヒロシ08さん
地域 宮崎
年齢 40歳
性別 男性
職業 公務員
カテゴリ ハイブリッドセラミッククラウン
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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