[写真あり] 5歳、乳歯のフィステルと抜歯について(オーストラリア)
相談者:
はるはるこさん (5歳:女性)
投稿日時:2018-02-14 21:12:59
お世話になっております。
現在オーストラリアに滞在しております。
5歳の息子の右下D、左上Dの歯茎におできのようなものができております。
左上Dはフィステルではないかと考えていますが、フィステルというのは同じような場所に2つもできるものなのでしょうか?
右下D、左上D共に3ヶ月ほど前に日本にて虫歯の治療(神経まで達していたためラバーダムを使用して神経を抜く治療もいたしました)を行い、左上Dに関しましては乳歯冠をかぶせてある状態です。
色々な情報を参考にし、フィステルであった場合は根管治療、もしくは抜歯が必要という結論に辿り着きました。
今回治療後3ヶ月でこの状況になったため、根管治療を選んだ場合にまたもや再発の可能性があるのではないかと不安に思っています。
通常3ヶ月程度でこのような状況になることは良くあることなのでしょうか?
5歳という年齢を考えると抜歯はできるだけ避けたいと思っておりますが、再発して治療を繰り返してしまうなら抜歯してしまったほうがいいようにも思います。
また右下Dに関しましては、フィステルとも少し違うような気もするのですが、その場合どのような可能性が考えられますでしょうか?
こちらの歯科の予約が2週間先まで取れず、不安なため質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像1 画像2
現在オーストラリアに滞在しております。
5歳の息子の右下D、左上Dの歯茎におできのようなものができております。
左上Dはフィステルではないかと考えていますが、フィステルというのは同じような場所に2つもできるものなのでしょうか?
右下D、左上D共に3ヶ月ほど前に日本にて虫歯の治療(神経まで達していたためラバーダムを使用して神経を抜く治療もいたしました)を行い、左上Dに関しましては乳歯冠をかぶせてある状態です。
色々な情報を参考にし、フィステルであった場合は根管治療、もしくは抜歯が必要という結論に辿り着きました。
今回治療後3ヶ月でこの状況になったため、根管治療を選んだ場合にまたもや再発の可能性があるのではないかと不安に思っています。
通常3ヶ月程度でこのような状況になることは良くあることなのでしょうか?
5歳という年齢を考えると抜歯はできるだけ避けたいと思っておりますが、再発して治療を繰り返してしまうなら抜歯してしまったほうがいいようにも思います。
また右下Dに関しましては、フィステルとも少し違うような気もするのですが、その場合どのような可能性が考えられますでしょうか?
こちらの歯科の予約が2週間先まで取れず、不安なため質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像1 画像2
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-02-14 23:40:00
>乳歯のフィステル、抜歯について
こんばんは、さぞかしご心配のこととお察したします。
>5歳の息子の右下D、左上Dの歯茎におできのようなものができております。左上Dはフィステルではないかと考えていますが、フィステルというのは同じような場所に2つもできるものなのでしょうか?
フィステルではなく歯槽膿瘍のように見えます。
歯槽膿瘍 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2090
その2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1229
その3 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1090
乳歯のフィステル http://yamadashika.jugem.jp/?cid=107
>右下D、左上D共に3ヶ月ほど前に日本にて虫歯の治療(神経まで達していたためラバーダムを使用して神経を抜く治療もいたしました)を行い、左上Dに関しましては乳歯冠をかぶせてある状態です。
ラバーダムをしてこれでは・・・・困りましたね、ちなみに私はラバーダムは使いません、でも何ら問題は起きません。
>色々な情報を参考にし、フィステルであった場合は根管治療、もしくは抜歯が必要という結論に辿り着きました。
5歳ですから生え変わりまで5年〜7年位あります、したがって抜歯は避けるべきだと思います、そもそも乳歯の根管治療は難しくありません、たとえこのような状態でも簡単に治せます。
ただ感染状態が長い場合は歯根吸収を起こしていることがあり、このような場合はいずれフィステル、膿瘍が再発すると思います、しかし再発しても切開排膿で時間稼ぎをしてできるだけ保存した方が永久歯の萌出すぺーすを確保できます、保隙装置を入れるよりはずっといいと考えています。
保隙装置 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%AF%A5%E9%A5%A6%A5%F3%A5%EB%A1%BC%A5%D7&x=0&y=0
>今回治療後3ヶ月でこの状況になったため、根管治療を選んだ場合にまたもや再発の可能性があるのではないかと不安に思っています。通常3ヶ月程度でこのような状況になることは良くあることなのでしょうか?
きちっと直せば永久歯交換まで十分使えます、またこのようなことにはならなりません。
>5歳という年齢を考えると抜歯はできるだけ避けたいと思っておりますが、再発して治療を繰り返してしまうなら抜歯してしまったほうがいいようにも思います。
ネットの膨大な検索結果をいちいち見ていると頭がおかしくなってしまうと思います。
>また右下Dに関しましては、フィステルとも少し違うような気もするのですがその場合どのような可能性が考えられますでしょうか?
歯槽膿瘍だと思います。
>乳歯の根管治療は簡単なんですが・・・・こんな結果なら何を信じていいか頭は大混乱でしょう。
下手な歯医者に当たってしまって「外れ」だったと思います。
こんばんは、さぞかしご心配のこととお察したします。
>5歳の息子の右下D、左上Dの歯茎におできのようなものができております。左上Dはフィステルではないかと考えていますが、フィステルというのは同じような場所に2つもできるものなのでしょうか?
フィステルではなく歯槽膿瘍のように見えます。
歯槽膿瘍 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2090
その2 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1229
その3 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1090
乳歯のフィステル http://yamadashika.jugem.jp/?cid=107
>右下D、左上D共に3ヶ月ほど前に日本にて虫歯の治療(神経まで達していたためラバーダムを使用して神経を抜く治療もいたしました)を行い、左上Dに関しましては乳歯冠をかぶせてある状態です。
ラバーダムをしてこれでは・・・・困りましたね、ちなみに私はラバーダムは使いません、でも何ら問題は起きません。
>色々な情報を参考にし、フィステルであった場合は根管治療、もしくは抜歯が必要という結論に辿り着きました。
5歳ですから生え変わりまで5年〜7年位あります、したがって抜歯は避けるべきだと思います、そもそも乳歯の根管治療は難しくありません、たとえこのような状態でも簡単に治せます。
ただ感染状態が長い場合は歯根吸収を起こしていることがあり、このような場合はいずれフィステル、膿瘍が再発すると思います、しかし再発しても切開排膿で時間稼ぎをしてできるだけ保存した方が永久歯の萌出すぺーすを確保できます、保隙装置を入れるよりはずっといいと考えています。
保隙装置 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%A5%AF%A5%E9%A5%A6%A5%F3%A5%EB%A1%BC%A5%D7&x=0&y=0
>今回治療後3ヶ月でこの状況になったため、根管治療を選んだ場合にまたもや再発の可能性があるのではないかと不安に思っています。通常3ヶ月程度でこのような状況になることは良くあることなのでしょうか?
きちっと直せば永久歯交換まで十分使えます、またこのようなことにはならなりません。
>5歳という年齢を考えると抜歯はできるだけ避けたいと思っておりますが、再発して治療を繰り返してしまうなら抜歯してしまったほうがいいようにも思います。
ネットの膨大な検索結果をいちいち見ていると頭がおかしくなってしまうと思います。
>また右下Dに関しましては、フィステルとも少し違うような気もするのですがその場合どのような可能性が考えられますでしょうか?
歯槽膿瘍だと思います。
>乳歯の根管治療は簡単なんですが・・・・こんな結果なら何を信じていいか頭は大混乱でしょう。
下手な歯医者に当たってしまって「外れ」だったと思います。
回答2
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2018-02-15 11:53:10
右下も左上もフィステル(瘻孔)ではなく、アブセス(膿瘍)の可能性が高いと思います。
>通常3ヶ月程度でこのような状況になることは良くあることなのでしょうか?
山田先生は「簡単」と書かれていますが、一般的には乳歯の根管治療は永久歯と比べて難易度は高いと言われています(理由はいくつかあるのですがここでは割愛します)。
従いまして、処置後3か月で腫れてくることは「良くある」とまではいかなくても起こりえることだと考えられます。
>5歳という年齢を考えると抜歯はできるだけ避けたいと思っておりますが、再発して治療を繰り返してしまうなら抜歯してしまったほうがいいようにも思います。
根管治療を再度行うか抜歯するかは、歯根の状態にもよるのでどちらが適切かはこの場では判断できません。
ただ、海外では乳歯の場合、根管治療を行わず(日本では根管治療を行うような状態でも)、抜歯が選択されるケースが多いです。
>通常3ヶ月程度でこのような状況になることは良くあることなのでしょうか?
山田先生は「簡単」と書かれていますが、一般的には乳歯の根管治療は永久歯と比べて難易度は高いと言われています(理由はいくつかあるのですがここでは割愛します)。
従いまして、処置後3か月で腫れてくることは「良くある」とまではいかなくても起こりえることだと考えられます。
>5歳という年齢を考えると抜歯はできるだけ避けたいと思っておりますが、再発して治療を繰り返してしまうなら抜歯してしまったほうがいいようにも思います。
根管治療を再度行うか抜歯するかは、歯根の状態にもよるのでどちらが適切かはこの場では判断できません。
ただ、海外では乳歯の場合、根管治療を行わず(日本では根管治療を行うような状態でも)、抜歯が選択されるケースが多いです。
相談者からの返信
相談者:
はるはるこさん
返信日時:2018-02-19 16:25:24
山田先生
堀先生
早速のご返信ありがとうございます。
PCからの閲覧ができず、返信が遅れましたことお詫び申し上げます。
本日、歯科のキャンセルが出て急遽診察を受けてまいりました。
先生方のお見立て通りフィステルではなくアブセスでした。
治療方法としては、山田先生の仰る通り時間稼ぎにはなるが永久歯のスペースを確保するため根管治療をすることになりました。
その後、6歳臼歯が生えた時点で抜歯も検討しましょうとのことでした。
レントゲン上はほとんど根っこが残っていない状況でした。
息子が麻酔用の注射を怖がったため本日は治療ができず、再度2週間後に挑戦することになりました。
2週間後も難しい場合は、日本に帰国して治療することを勧められました。(専門の小児歯科にかかることも出来るが、その際は全身麻酔になるからあまりお勧めしたくないと言われました。)
不安でたまらなかったため、先生方のお返事を何度も見返させていただきました。
どうもありがとうございました。
堀先生
早速のご返信ありがとうございます。
PCからの閲覧ができず、返信が遅れましたことお詫び申し上げます。
本日、歯科のキャンセルが出て急遽診察を受けてまいりました。
先生方のお見立て通りフィステルではなくアブセスでした。
治療方法としては、山田先生の仰る通り時間稼ぎにはなるが永久歯のスペースを確保するため根管治療をすることになりました。
その後、6歳臼歯が生えた時点で抜歯も検討しましょうとのことでした。
レントゲン上はほとんど根っこが残っていない状況でした。
息子が麻酔用の注射を怖がったため本日は治療ができず、再度2週間後に挑戦することになりました。
2週間後も難しい場合は、日本に帰国して治療することを勧められました。(専門の小児歯科にかかることも出来るが、その際は全身麻酔になるからあまりお勧めしたくないと言われました。)
不安でたまらなかったため、先生方のお返事を何度も見返させていただきました。
どうもありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 5歳、乳歯のフィステルと抜歯について(オーストラリア) |
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質問者 | はるはるこさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 5歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
その他(写真あり) オーストラリア 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) 乳歯の抜髄、根管治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。