前歯６本ブリッジ、右上３番の歯根のヒビを調べる方法はありますか？
相談者：
佐藤斉藤さん (55歳：女性)
投稿日時：2018-02-24 21:21:00
右上前歯３番から左上前歯３番までのブリッジを装着する時、本付けする前に仮付けをして２週間ほど様子をみました。
その後、本付けするために仮付けしたブリッジを外そうとした歯科衛生士の方が、力まかせに外そうとして右上3番の土台ごと引き抜きました。
かなりの痛みを伴ったので、土台だけつけなおしてもう少し様子を見てから本付けしたほうがよいのではないかと医師に聞きましたが、
「土台ごと着けても大丈夫です。」
と言われそのまま装着されました。
右上３番のあたりが、かなり滲みて痛かったので、歯科衛生士さんに言いましたが、
「歯ぐきを削ってるから滲みるのでしょう。」
と言われ
「これで治療は終了です。」
と帰されました。
それ以来、右上3番に鈍い痛みと違和感があるので歯根にひびが入っているのではないかと３週間後に再診しましたが、レントゲンを撮ってヒビは確認できなかったので気のせいだろうと帰されました。
もしヒビが入っていたとしても、それは装着した後入ったものだろうとも言われました。
自分にもレントゲンを見せられましたが、ぼやっとしてよく判りませんでした。
どう考えても、土台が外れた時に歯根に傷かひびが入り、そのままちゃんとした確認もしないまま装着されたため痛みが続いていると思うのですが、レントゲン以外にヒビや傷を確認する方法は無いものでしょうか？
また、その傷がいつついたものか確認する方法は無いでしょうか?
傷やヒビが確認できたとして、このままブリッジをつけたままで良いのか、すぐに外して治療するべきなのかもあわせて教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
その後、本付けするために仮付けしたブリッジを外そうとした歯科衛生士の方が、力まかせに外そうとして右上3番の土台ごと引き抜きました。
かなりの痛みを伴ったので、土台だけつけなおしてもう少し様子を見てから本付けしたほうがよいのではないかと医師に聞きましたが、
「土台ごと着けても大丈夫です。」
と言われそのまま装着されました。
右上３番のあたりが、かなり滲みて痛かったので、歯科衛生士さんに言いましたが、
「歯ぐきを削ってるから滲みるのでしょう。」
と言われ
「これで治療は終了です。」
と帰されました。
それ以来、右上3番に鈍い痛みと違和感があるので歯根にひびが入っているのではないかと３週間後に再診しましたが、レントゲンを撮ってヒビは確認できなかったので気のせいだろうと帰されました。
もしヒビが入っていたとしても、それは装着した後入ったものだろうとも言われました。
自分にもレントゲンを見せられましたが、ぼやっとしてよく判りませんでした。
どう考えても、土台が外れた時に歯根に傷かひびが入り、そのままちゃんとした確認もしないまま装着されたため痛みが続いていると思うのですが、レントゲン以外にヒビや傷を確認する方法は無いものでしょうか？
また、その傷がいつついたものか確認する方法は無いでしょうか?
傷やヒビが確認できたとして、このままブリッジをつけたままで良いのか、すぐに外して治療するべきなのかもあわせて教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時：2018-02-25 08:00:59
＞レントゲン以外にヒビや傷を確認する方法は無いものでしょうか？
拡大鏡や顕微鏡で診ていただくことの他に、ＣＴを撮っていただくことも一法かと思います。
＞その傷がいつついたものか確認する方法は無いでしょうか？
無いかと思います。
拡大鏡や顕微鏡で診ていただくことの他に、ＣＴを撮っていただくことも一法かと思います。
＞その傷がいつついたものか確認する方法は無いでしょうか？
無いかと思います。
相談者からの返信相談者：
佐藤斉藤さん
返信日時：2018-02-25 08:29:26
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時：2018-02-25 09:12:12
今現在殆どの保険医療機関では、クラウンブリッジ維持管理を行っていると思います。
とすると保険のブリッジであれば、再製作は歯科医院側の負担になると思います。
しかしながらヒビが入っている歯の多くは、抜歯になることが多いと思います。
３番は犬歯なので歯の負担能力が高い代わりに、無くなった時の負荷係数も高いので、犬歯を保存できないとなると、ブリッジ自体不可能になる場合があると思います。
とすると保険のブリッジであれば、再製作は歯科医院側の負担になると思います。
しかしながらヒビが入っている歯の多くは、抜歯になることが多いと思います。
３番は犬歯なので歯の負担能力が高い代わりに、無くなった時の負荷係数も高いので、犬歯を保存できないとなると、ブリッジ自体不可能になる場合があると思います。
相談者からの返信相談者：
佐藤斉藤さん
返信日時：2018-02-25 10:57:45
柴田先生 ご返答ありがとうございます。
ブリッジ自体不可能と言うことは、歯科医師側に負担する義務もなくなるという認識で間違いないのでしょうか？
長くなるほどブリッジの寿命が短くなると聞いたことがあります。
歯根が残っているのは、
上前歯左３番 左２番
上前歯右１番 右３番
でした
上前右３番の犬歯を抜歯する場合、上前４番までの７連ブリッジを考えるよりも、上前右３番をインプラントにして６連ブリッジを考えた方がよいでしょうか？
その場合インプラント代金はコチラの自己負担として、６連ブリッジの費用は歯科医師側に持ってもらえるのでしょうか？
考えられるより良い方法がありましたら、教えてくださいますようよろしくお願いいたします。
ブリッジ自体不可能と言うことは、歯科医師側に負担する義務もなくなるという認識で間違いないのでしょうか？
長くなるほどブリッジの寿命が短くなると聞いたことがあります。
歯根が残っているのは、
上前歯左３番 左２番
上前歯右１番 右３番
でした
上前右３番の犬歯を抜歯する場合、上前４番までの７連ブリッジを考えるよりも、上前右３番をインプラントにして６連ブリッジを考えた方がよいでしょうか？
その場合インプラント代金はコチラの自己負担として、６連ブリッジの費用は歯科医師側に持ってもらえるのでしょうか？
考えられるより良い方法がありましたら、教えてくださいますようよろしくお願いいたします。
回答3顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時：2018-02-25 17:37:42
保険のブリッジができるかどうか判定するサイトですが、私のスマホからは文字化けして回答できません。
http://tsubame-dc.littlestar.jp/tsubame_dc/Dprogram/bridge/bridge.htm
ブリッジができるかどうか自体回答できない状況です。
ご自身でPCから上記のサイトにアクセスして判定をお願いします。
>ブリッジ自体不可能 と言うことは歯科医師側に負担する義務もなくなるという認識で間違いないのでしょうか？
残念ながらそういうことになるかと思います。
>上前右３番をインプラントにして６連ブリッジを考えた方がよいでしょうか？
現在天然歯とインプラントとの連結は否定的な意見が多いと思います。
http://tsubame-dc.littlestar.jp/tsubame_dc/Dprogram/bridge/bridge.htm
ブリッジができるかどうか自体回答できない状況です。
ご自身でPCから上記のサイトにアクセスして判定をお願いします。
>ブリッジ自体不可能 と言うことは歯科医師側に負担する義務もなくなるという認識で間違いないのでしょうか？
残念ながらそういうことになるかと思います。
>上前右３番をインプラントにして６連ブリッジを考えた方がよいでしょうか？
現在天然歯とインプラントとの連結は否定的な意見が多いと思います。
相談者からの返信相談者：
佐藤斉藤さん
返信日時：2018-02-25 18:19:40
回答4顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時：2018-02-25 18:37:49
小林先生の回答にあるように、いつヒビが入ったかはわからない状況だと思います。
正直ヒビの責任の所在はあやふやなままになると思います。
>左上３番から右上１番までのブリッジを歯科医師側に負担してもらえないのでしょうか？
仮にヒビが入っていたとしてケースによっては矯正で対応できることもあると思います。
また抜歯になるとしても、右上1番と右上2番の間でブリッジを上手く切断できれば、新たに製作することを回避できることもあると思います。
その場合、右上２番３番は義歯かインプラントで対応することになるかと思います。
正直ヒビの責任の所在はあやふやなままになると思います。
>左上３番から右上１番までのブリッジを歯科医師側に負担してもらえないのでしょうか？
仮にヒビが入っていたとしてケースによっては矯正で対応できることもあると思います。
また抜歯になるとしても、右上1番と右上2番の間でブリッジを上手く切断できれば、新たに製作することを回避できることもあると思います。
その場合、右上２番３番は義歯かインプラントで対応することになるかと思います。
相談者からの返信相談者：
佐藤斉藤さん
返信日時：2018-02-25 20:23:27
柴田先生
何度も親切にお答えくださいましてありがとうございます。
心より感謝しております。
ヒビは土台ごと引き抜かれたときに付いたものだというのは間違いないと思います。
ただ証明することは難しいのでしょうが・・・
歯科医師に良心があれば・・・と思いますが、ヒビがあるとすれば後から入ったものだと言い張ったところを見ると、認める気はまったく無いのでしょうね。
右上1番と２番の間で切断できる可能性があるということだけでもかなり気持ちが救われました。
（もちろん無理でも）
その場合右上２番3番は義歯かインプラントの対応になるのですね。
よく判りました。
気持ちの整理も付いてまいりました。
本当にありがとうございます。
あとひとつだけお伺いしたいのですが、ヒビを矯正で対応できることもあるというのはどのようなことでしょうか？
しつこくて申し訳ございませんがご返答いただけますようよろしくお願いいたします。
何度も親切にお答えくださいましてありがとうございます。
心より感謝しております。
ヒビは土台ごと引き抜かれたときに付いたものだというのは間違いないと思います。
ただ証明することは難しいのでしょうが・・・
歯科医師に良心があれば・・・と思いますが、ヒビがあるとすれば後から入ったものだと言い張ったところを見ると、認める気はまったく無いのでしょうね。
右上1番と２番の間で切断できる可能性があるということだけでもかなり気持ちが救われました。
（もちろん無理でも）
その場合右上２番3番は義歯かインプラントの対応になるのですね。
よく判りました。
気持ちの整理も付いてまいりました。
本当にありがとうございます。
あとひとつだけお伺いしたいのですが、ヒビを矯正で対応できることもあるというのはどのようなことでしょうか？
しつこくて申し訳ございませんがご返答いただけますようよろしくお願いいたします。
回答5顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時：2018-02-25 21:04:30
歯根の長さが充分にある場合ですが、矯正によって歯を挺出させる方法があります。
https://www.ha-channel-88.com/jiten/teisyutu.html
https://www.ha-channel-88.com/jiten/extrusion.html
この方法によりヒビが骨の高さよりも上にくれば保存できる場合があります。
ただ自費になることと歯根の長さが短くなるので歯の寿命は短くなると思います。
あとは外科的挺出法や内部接着とか外部接着がありますが、後ろ二つは推奨する歯科医は少ないと思います。
>歯根が残っているのは上前歯左３番 左２番 上前歯右１番 右３番でした
医院で調べたところ、ここから右上３番が、欠損した場合C32@1ABは保険適応だと思います。
今の歯科医院でしてくれるかどうかはわかりません。
https://www.ha-channel-88.com/jiten/teisyutu.html
https://www.ha-channel-88.com/jiten/extrusion.html
この方法によりヒビが骨の高さよりも上にくれば保存できる場合があります。
ただ自費になることと歯根の長さが短くなるので歯の寿命は短くなると思います。
あとは外科的挺出法や内部接着とか外部接着がありますが、後ろ二つは推奨する歯科医は少ないと思います。
>歯根が残っているのは上前歯左３番 左２番 上前歯右１番 右３番でした
医院で調べたところ、ここから右上３番が、欠損した場合C32@1ABは保険適応だと思います。
今の歯科医院でしてくれるかどうかはわかりません。
相談者からの返信相談者：
佐藤斉藤さん
返信日時：2018-02-25 22:15:27
柴田先生
ご返答ありがとうございます。
実は今回ブリッジを作り直す前、右上３番に教えていただきました歯を挺出させる方法をしてから６連ブリッジをつくりました。
それが8年ほど経過して虫歯になったらしく、右上３番が外れてしまったので６連ブリッジを作り直す治療を開始しました。
その経緯があったため2度目のブリッジは難しいのではないか？
とかかりつけの歯科医師に確認したところ
歯ぐきを切開し歯根を露出して使用するので大丈夫です。
と説明を受けての治療開始でした。
結果として痛い目にあったのも半年近くかかった治療期間も10万近い治療費もすべて無駄でしたが・・・
有名で大きな歯科医院で治療しましたが、このような酷いことがあるのだと歯科医師に対し不信感しか持てなくなっておりましたが、柴田先生のように無償で親切に対応してくださる先生もいるのだと知りとても気持ちが救われました。
このあと出来ることなら柴田先生に診ていただきたいのですが、自分の居住地から一千キロほど離れているのが残念でなりません。
これから慎重に歯科医師選びをして、納得がいく治療をしていきたいと思います。
柴田幸一郎先生
このたびは何度も親切にご返答いただきまして、本当にありがとうございました。
このような素晴らしいサイトを運営なさっている方々にも心より感謝いたしております。
どうもありがとうございました。
ご返答ありがとうございます。
実は今回ブリッジを作り直す前、右上３番に教えていただきました歯を挺出させる方法をしてから６連ブリッジをつくりました。
それが8年ほど経過して虫歯になったらしく、右上３番が外れてしまったので６連ブリッジを作り直す治療を開始しました。
その経緯があったため2度目のブリッジは難しいのではないか？
とかかりつけの歯科医師に確認したところ
歯ぐきを切開し歯根を露出して使用するので大丈夫です。
と説明を受けての治療開始でした。
結果として痛い目にあったのも半年近くかかった治療期間も10万近い治療費もすべて無駄でしたが・・・
有名で大きな歯科医院で治療しましたが、このような酷いことがあるのだと歯科医師に対し不信感しか持てなくなっておりましたが、柴田先生のように無償で親切に対応してくださる先生もいるのだと知りとても気持ちが救われました。
このあと出来ることなら柴田先生に診ていただきたいのですが、自分の居住地から一千キロほど離れているのが残念でなりません。
これから慎重に歯科医師選びをして、納得がいく治療をしていきたいと思います。
柴田幸一郎先生
このたびは何度も親切にご返答いただきまして、本当にありがとうございました。
このような素晴らしいサイトを運営なさっている方々にも心より感謝いたしております。
どうもありがとうございました。
| タイトル | 前歯６本ブリッジ、右上３番の歯根のヒビを調べる方法はありますか？ |
|---|---|
| 質問者 | 佐藤斉藤さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 55歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み ブリッジ治療法 ブリッジに関するトラブル 歯科/医療ミス 歯医者への不信感 |
| 回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
