86歳で歯茎が殆どない母に合った総義歯が作れますか
相談者:
akibohさん (61歳:男性)
投稿日時:2018-02-22 12:42:04
高齢の母の事で相談させていただきます。
母は86歳で、総義歯です。
最近義歯が合わないと2回ほど作り替えました。
しかし、それでも合わずカクカク言う状態です。
高齢でもありただでさえ唾液の分泌も悪いのですが、義歯のストレスも有って(食べる事に恐怖心を持つようになったようです)か余計に口内乾燥がひどくなったようです。
そのせいか味覚異常になったようです。
耳鼻咽喉科で診てもらったところ、上記のように診断されました。
味覚異常については、高齢の為完治するかどうか不明ですが一応亜鉛を処方され治療していますが、先生から義歯が合わない限りストレスになるので、治療の効果はどうだろうとの事。
また、口内を見てもらったところ、歯茎がほとんど有りません。この状態だと合う義歯を作るのは困難では無いか?と言われました。
翌日私の花粉症の治療の為その耳鼻咽喉科の先生を尋ねたところ、たまたま先生も歯科に通っておられてその事が話題になったそうです。
そこで、歯科医の先生から舌で噛める食品を食べるしかないでしょうね。
と言われたとの事でした。
私も見ましたが、歯茎の部分が全く無く、平らになっています。
この様な状況で義歯はもう幾ら作っても合うものは作れないのでしょうか?
妹が聞いてきたのはインプラントで数本入れてブリッジにする方法が有るらしいと聞いて来ました。
しかし、年齢の事を考えると負担も大きいので本人は同意しないと思います。
こんな状態で、合う義歯を作る事は不可能なのでしょうか?
よろしくお願いします。
母は86歳で、総義歯です。
最近義歯が合わないと2回ほど作り替えました。
しかし、それでも合わずカクカク言う状態です。
高齢でもありただでさえ唾液の分泌も悪いのですが、義歯のストレスも有って(食べる事に恐怖心を持つようになったようです)か余計に口内乾燥がひどくなったようです。
そのせいか味覚異常になったようです。
耳鼻咽喉科で診てもらったところ、上記のように診断されました。
味覚異常については、高齢の為完治するかどうか不明ですが一応亜鉛を処方され治療していますが、先生から義歯が合わない限りストレスになるので、治療の効果はどうだろうとの事。
また、口内を見てもらったところ、歯茎がほとんど有りません。この状態だと合う義歯を作るのは困難では無いか?と言われました。
翌日私の花粉症の治療の為その耳鼻咽喉科の先生を尋ねたところ、たまたま先生も歯科に通っておられてその事が話題になったそうです。
そこで、歯科医の先生から舌で噛める食品を食べるしかないでしょうね。
と言われたとの事でした。
私も見ましたが、歯茎の部分が全く無く、平らになっています。
この様な状況で義歯はもう幾ら作っても合うものは作れないのでしょうか?
妹が聞いてきたのはインプラントで数本入れてブリッジにする方法が有るらしいと聞いて来ました。
しかし、年齢の事を考えると負担も大きいので本人は同意しないと思います。
こんな状態で、合う義歯を作る事は不可能なのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-02-22 16:38:13
こんにちは。
義歯でも顎堤のない人は苦労される方が多いです。
総義歯の上手い歯科医を探される必要があるでしょう。
軟組織の安定する位置を探し出してそれに合致した機能できる義歯を作る必要が高くなるのでより専門性が上がるからです。
インプラントは顎堤がないと埋入自体が無理な場合もあります。インプラントブリッジが無理な場合は止めに使うための短いインプラントを埋入してそこにボタンやマグネットをつけて義歯の安定を図る必要がある場合があります。
高齢では手術の成功自体が無理な場合もあります。
インプラントをご希望であっても義歯が上手い歯科であることが必要でしょう。
難症例ケースの総義歯を作る場合は何回も通院していただき治療時間も長く必要な場合が多いですからそれが困難という方もおられます。
体調によってどの程度治療可能かを見極めることも必要でしょう。
お食事が可能なジェリータイプのものや粥状のものを作ってあげて周囲の方がサポートしてあげる必要がある場合もあります。
急に総義歯になったわけではないでしょうから一番よく使えていた義歯を改変してもらうほうが新製義歯を使いこなす努力をされるよりも早道な場合もありますから昔使えていた義歯があれば歯科医院にご持参されたほうがよいでしょう。
義歯でも顎堤のない人は苦労される方が多いです。
総義歯の上手い歯科医を探される必要があるでしょう。
軟組織の安定する位置を探し出してそれに合致した機能できる義歯を作る必要が高くなるのでより専門性が上がるからです。
インプラントは顎堤がないと埋入自体が無理な場合もあります。インプラントブリッジが無理な場合は止めに使うための短いインプラントを埋入してそこにボタンやマグネットをつけて義歯の安定を図る必要がある場合があります。
高齢では手術の成功自体が無理な場合もあります。
インプラントをご希望であっても義歯が上手い歯科であることが必要でしょう。
難症例ケースの総義歯を作る場合は何回も通院していただき治療時間も長く必要な場合が多いですからそれが困難という方もおられます。
体調によってどの程度治療可能かを見極めることも必要でしょう。
お食事が可能なジェリータイプのものや粥状のものを作ってあげて周囲の方がサポートしてあげる必要がある場合もあります。
急に総義歯になったわけではないでしょうから一番よく使えていた義歯を改変してもらうほうが新製義歯を使いこなす努力をされるよりも早道な場合もありますから昔使えていた義歯があれば歯科医院にご持参されたほうがよいでしょう。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2018-02-22 16:50:04
まず、口内乾燥がひどく・歯茎がほとんどないとしたら、難しいケースである可能性はあります。
また、義歯の問題よりも、むしろ嚥下に問題があるケースもあります。
しかしながら、義歯の咬み合わせ調整のみで噛めるようになる場合も少なくありませんから、義歯に力を入れた歯科医院を探してみてください。
また、義歯の問題よりも、むしろ嚥下に問題があるケースもあります。
しかしながら、義歯の咬み合わせ調整のみで噛めるようになる場合も少なくありませんから、義歯に力を入れた歯科医院を探してみてください。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2018-02-22 22:44:49
こんばんは。
>歯茎がほとんど有りません。この状態だと合う義歯を作るのは困難では無いか?と言われました。
相当な困難が予想されます。
>歯科医の先生から舌で噛める食品を食べるしかないでしょうね。と言われたとの事でした。
仕方がないといえば仕方がありませんが現在の義歯ではそういうことになります。
>歯茎の部分が全く無く、平らになっています。この様な状況で義歯はもう幾ら作っても合うものは作れないのでしょうか?
おそらく作れる歯科医はいると思います。
>妹が聞いてきたのはインプラントで数本入れてブリッジにする方法が有るらしいと聞いて来ました。
これはなしですね。
>こんな状態で、合う義歯を作る事は不可能なのでしょうか?
咬める義歯を作るためにはそれぞれの工程で正確な作業が必要です。
どれ一つとしておろそかにはできません。
しかし顎提がなさそうなのでその状態でいかに義歯が転覆しない咬合を作れるかです。
そのためには咬めるか咬めないかを確かめながら作らなくてはなりません。
咬めなければその原因を調べて一つ一つ取り除くことになります。
取り除くことができれば手間はかかりますが咬める義歯を作ることは可能です。
どこまで咬める義歯を望んでいるかにもよりますが私の経験では今より咬める義歯は十分作れると思います。
それこそ歯科医の腕次第です。
>歯茎がほとんど有りません。この状態だと合う義歯を作るのは困難では無いか?と言われました。
相当な困難が予想されます。
>歯科医の先生から舌で噛める食品を食べるしかないでしょうね。と言われたとの事でした。
仕方がないといえば仕方がありませんが現在の義歯ではそういうことになります。
>歯茎の部分が全く無く、平らになっています。この様な状況で義歯はもう幾ら作っても合うものは作れないのでしょうか?
おそらく作れる歯科医はいると思います。
>妹が聞いてきたのはインプラントで数本入れてブリッジにする方法が有るらしいと聞いて来ました。
これはなしですね。
>こんな状態で、合う義歯を作る事は不可能なのでしょうか?
咬める義歯を作るためにはそれぞれの工程で正確な作業が必要です。
どれ一つとしておろそかにはできません。
しかし顎提がなさそうなのでその状態でいかに義歯が転覆しない咬合を作れるかです。
そのためには咬めるか咬めないかを確かめながら作らなくてはなりません。
咬めなければその原因を調べて一つ一つ取り除くことになります。
取り除くことができれば手間はかかりますが咬める義歯を作ることは可能です。
どこまで咬める義歯を望んでいるかにもよりますが私の経験では今より咬める義歯は十分作れると思います。
それこそ歯科医の腕次第です。
タイトル | 86歳で歯茎が殆どない母に合った総義歯が作れますか |
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質問者 | akibohさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 61歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
総入れ歯 その他 補綴関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。