[写真あり] 左右非対称・過蓋咬合・顎関節症の歯列矯正について
相談者:
エックスさん (26歳:女性)
投稿日時:2018-02-25 22:04:38
小学4年生から15年以上ひどい顎関節症です。
顎関節症になり、口元や目の位置、眉毛の位置の左右差が酷くなりました。
口がほぼ開かなく、頭痛も我慢できなくなり2年前に歯科大学病院に通院し、マウスピースでの顎関節症治療を始めました。
口が開くようになったのですが、頭痛や顎まわりの痛みが治らず噛み合わせや左右非対称の点は関係していないか、この点も治せないか質問をしました。
そこで、
「まあ歪んでいるけど気にしてるのは自分だけなので」
と言われてしまい、今後どうしたら良いのか不安になりそれから通院を辞めてしまいました。
写真は、
@普通にしている時の正面
(右が上がり、左が下がっています)
A普段の口を閉じた時の噛み合わせ
(上の前歯が完全に下の前歯を隠しています。右の歯茎が上がり、左の歯茎が下がって見えます)
B口を開けた時
(若干右側にズレています)
C上下の歯を合わせて噛み合わせた時
(下顎が右にズレています)
DE横顔
(前歯が出ているわけではないのですが写真よりも口元が前に出て見え、出っ歯なの?と言われることがあります)
F軽く笑った時の写真
(顎が右にズレています)
上記の点を治療して改善出来たらと考えています。
病院に行った際にどの様に質問をしたら良いのでしょうか?
上記の点や写真の様子では、矯正や外科的手術などでは改善は難しいのでしょうか?
上記の文面や写真からわかる範囲でどこがどうなっているので、どういう治療が合う可能性がある等も教えて頂けたらと思います。
画像1 画像2
顎関節症になり、口元や目の位置、眉毛の位置の左右差が酷くなりました。
口がほぼ開かなく、頭痛も我慢できなくなり2年前に歯科大学病院に通院し、マウスピースでの顎関節症治療を始めました。
口が開くようになったのですが、頭痛や顎まわりの痛みが治らず噛み合わせや左右非対称の点は関係していないか、この点も治せないか質問をしました。
そこで、
「まあ歪んでいるけど気にしてるのは自分だけなので」
と言われてしまい、今後どうしたら良いのか不安になりそれから通院を辞めてしまいました。
写真は、
@普通にしている時の正面
(右が上がり、左が下がっています)
A普段の口を閉じた時の噛み合わせ
(上の前歯が完全に下の前歯を隠しています。右の歯茎が上がり、左の歯茎が下がって見えます)
B口を開けた時
(若干右側にズレています)
C上下の歯を合わせて噛み合わせた時
(下顎が右にズレています)
DE横顔
(前歯が出ているわけではないのですが写真よりも口元が前に出て見え、出っ歯なの?と言われることがあります)
F軽く笑った時の写真
(顎が右にズレています)
上記の点を治療して改善出来たらと考えています。
病院に行った際にどの様に質問をしたら良いのでしょうか?
上記の点や写真の様子では、矯正や外科的手術などでは改善は難しいのでしょうか?
上記の文面や写真からわかる範囲でどこがどうなっているので、どういう治療が合う可能性がある等も教えて頂けたらと思います。
画像1 画像2
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-02-26 00:09:40
大学で診察を受けていらっしゃるのだとすれば、CT撮影などから頭蓋骨の形態も把握されているのだろうと思います。
写真を拝見する限りでいえば、下顎が右にかなり変形しているように見えます。
そして、上顎もそれに合わせるように咬合平面が左下がりになっているように感じます。
形態的にこれを改善するためには、下顎の手術のみならず、上顎の平面もフラットにするために左を上げなければならないように見えます。
左側の下顎枝はかなり長いのだろうと思います。
ただし、手術をする前には、下顎の位置を決めるために、顎関節症の改善を図り、下顎の安定した位置を知らなければなりません。
そうでなければ、下顎の位置が術後にずれる可能性が出てくるからです。
もっとも、大学病院を受診されていらっしゃいますので、こういったことはすでにお聞き及びのことと思います。
よくお分かりになっていらっしゃるうえでも、顎関節症治療がなかなか進まないことに不安になって中断されてしまったのだろうと思います。
15年間顎関節症に悩まされたのであるなら、かなり顎の関節はダメージを受けているのだろうと思います。
これを改善するためには、それなりの時間がかかると思われますので、気長に付き合っていくことも必要なのだろうと思います。
写真を拝見する限りでいえば、下顎が右にかなり変形しているように見えます。
そして、上顎もそれに合わせるように咬合平面が左下がりになっているように感じます。
形態的にこれを改善するためには、下顎の手術のみならず、上顎の平面もフラットにするために左を上げなければならないように見えます。
左側の下顎枝はかなり長いのだろうと思います。
ただし、手術をする前には、下顎の位置を決めるために、顎関節症の改善を図り、下顎の安定した位置を知らなければなりません。
そうでなければ、下顎の位置が術後にずれる可能性が出てくるからです。
もっとも、大学病院を受診されていらっしゃいますので、こういったことはすでにお聞き及びのことと思います。
よくお分かりになっていらっしゃるうえでも、顎関節症治療がなかなか進まないことに不安になって中断されてしまったのだろうと思います。
15年間顎関節症に悩まされたのであるなら、かなり顎の関節はダメージを受けているのだろうと思います。
これを改善するためには、それなりの時間がかかると思われますので、気長に付き合っていくことも必要なのだろうと思います。
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2018-02-26 08:37:40
西山です
極端な開口障害を伴った顎関節症の場合,後々に関節の骨変形が生じることがあり,これによって下顎の位置が変化して咬み合わせが変わる場合があります.
このような場合,関節の形態が安定しているのがをきちんと確認しておく必要があるともいます.
また,関節の動き自体に左右差がある場合,⓷は完全に解決しないかもしれません
極端な開口障害を伴った顎関節症の場合,後々に関節の骨変形が生じることがあり,これによって下顎の位置が変化して咬み合わせが変わる場合があります.
このような場合,関節の形態が安定しているのがをきちんと確認しておく必要があるともいます.
また,関節の動き自体に左右差がある場合,⓷は完全に解決しないかもしれません
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-02-26 09:06:15
こんにちは。
成長期に横向きに寝ていたり(仰向けに寝られない)、左右非対称な癖があったり、片噛みの癖があったりしませんでしたか?
様々な原因から上顎も歪み顎の位置も変位して噛み合わせが出来上がってしまうでしょう。
一旦噛み合わせが出来上がってしまうと、大きく噛み合わせを変える為には全顎補綴か矯正治療が必要になります。
どちらもリスクが高く難易度も高く治療費も高い治療になるので、通常は出来るだけ簡易な方法で侵襲が低いスプリント療法や理学療法で、顎関節症状を消失する方向で治療をすることを選択することになるでしょう。
顎の開閉が出来てお食事などの日常生活に支障がなければそのまま様子見されておかれるか(気にしないあるいは諦めて現状を受け入れる)、あるいは難しい治療を選択されるかどちらかになるでしょう。
その場合は矯正治療を選択された方が大きな変更が可能になると思いますので、顎関節もしっかり診断してくれる矯正歯科医師と連携して治療を進めてもらうとよいかもしれません。
成長期に横向きに寝ていたり(仰向けに寝られない)、左右非対称な癖があったり、片噛みの癖があったりしませんでしたか?
様々な原因から上顎も歪み顎の位置も変位して噛み合わせが出来上がってしまうでしょう。
一旦噛み合わせが出来上がってしまうと、大きく噛み合わせを変える為には全顎補綴か矯正治療が必要になります。
どちらもリスクが高く難易度も高く治療費も高い治療になるので、通常は出来るだけ簡易な方法で侵襲が低いスプリント療法や理学療法で、顎関節症状を消失する方向で治療をすることを選択することになるでしょう。
顎の開閉が出来てお食事などの日常生活に支障がなければそのまま様子見されておかれるか(気にしないあるいは諦めて現状を受け入れる)、あるいは難しい治療を選択されるかどちらかになるでしょう。
その場合は矯正治療を選択された方が大きな変更が可能になると思いますので、顎関節もしっかり診断してくれる矯正歯科医師と連携して治療を進めてもらうとよいかもしれません。
回答4
ゆうデンタルオフィス矯正歯科(横浜市保土ヶ谷区)の畠山です。
回答日時:2018-02-26 16:19:31
顎がゆがんでいる原因がわからなければ、思うような改善はできないと思います。
@顎関節のずれ
A顎関節の変形
B下顎骨が左右非対称
C噛み合わせのずれ
D複合的な原因
などが考えられますので、部分的な改善ではなく全体的な噛み合わせを整える必要があると思います。
顎関節のずれは噛み合わせに大きく影響しますので、顎関節の動きも含めて検査、診断したうえで治療されるとよいと思います。
@顎関節のずれ
A顎関節の変形
B下顎骨が左右非対称
C噛み合わせのずれ
D複合的な原因
などが考えられますので、部分的な改善ではなく全体的な噛み合わせを整える必要があると思います。
顎関節のずれは噛み合わせに大きく影響しますので、顎関節の動きも含めて検査、診断したうえで治療されるとよいと思います。
タイトル | [写真あり] 左右非対称・過蓋咬合・顎関節症の歯列矯正について |
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質問者 | エックスさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 噛み合わせに関するトラブル 顎関節症 その他(写真あり) 過蓋咬合(かみ合わせが深い) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。