5〜7番のブリッジ、ポンティックの基底面の形について
相談者:
chiryoさん (63歳:女性)
投稿日時:2018-03-06 05:31:01
長年使ってきた567のブリッジを作り直します。(転居により転院しています)
先生から舌感と食べ物の詰まりやすさの理由で「ポンティックの下が歯槽粘膜の下にくる形」を強く勧められていますが、以下の理由から「離底型」を望んでいます。
「離底型」にしていただく場合
舌感は痛みがなければ気になりません。
食べ物の詰まりやすさは取れやすいので気になりません。
清掃しやすい。
「ポンティックの下が歯槽粘膜の下にくる形」にしていただく場合(私の単なる想像です)
ダミーの下の歯茎の形を整える手術(?)が必要?
徐々に歯茎との間に隙間ができ、歯間ブラシで清掃できず汚れがたまりそう?
「離底型」の欠点は他にもあるのでしょうか?
「歯槽粘膜の下にくる形」に対する想像は杞憂ですか?
先生から舌感と食べ物の詰まりやすさの理由で「ポンティックの下が歯槽粘膜の下にくる形」を強く勧められていますが、以下の理由から「離底型」を望んでいます。
「離底型」にしていただく場合
舌感は痛みがなければ気になりません。
食べ物の詰まりやすさは取れやすいので気になりません。
清掃しやすい。
「ポンティックの下が歯槽粘膜の下にくる形」にしていただく場合(私の単なる想像です)
ダミーの下の歯茎の形を整える手術(?)が必要?
徐々に歯茎との間に隙間ができ、歯間ブラシで清掃できず汚れがたまりそう?
「離底型」の欠点は他にもあるのでしょうか?
「歯槽粘膜の下にくる形」に対する想像は杞憂ですか?
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2018-03-06 08:19:48
ご相談ありがとうございます。
>「離底型」の欠点は他にもあるのでしょうか?
強度計算が適切ならば、舌感以外の他には問題ありません。
>「歯槽粘膜の下にくる形」に対する想像は杞憂ですか?
>ダミーの下の歯茎の形を整える手術(?)が必要?
その心配はありえます。
>徐々に歯茎との間に隙間ができ、
適切な設計と施術ならば、「徐々に歯茎との間に隙間ができ」ることはありませんが、失敗すれば炎症の元となりえます。
>歯間ブラシで清掃できず汚れがたまりそう?
その通りです。
清掃できませんが、しなくても大丈夫だという考えの、意外と難しい治療方法です。
>「離底型」の欠点は他にもあるのでしょうか?
強度計算が適切ならば、舌感以外の他には問題ありません。
>「歯槽粘膜の下にくる形」に対する想像は杞憂ですか?
>ダミーの下の歯茎の形を整える手術(?)が必要?
その心配はありえます。
>徐々に歯茎との間に隙間ができ、
適切な設計と施術ならば、「徐々に歯茎との間に隙間ができ」ることはありませんが、失敗すれば炎症の元となりえます。
>歯間ブラシで清掃できず汚れがたまりそう?
その通りです。
清掃できませんが、しなくても大丈夫だという考えの、意外と難しい治療方法です。
相談者からの返信
相談者:
chiryoさん
返信日時:2018-03-06 15:47:53
さがら先生 ご回答いただきありがとうございます。
>強度計算が適切ならば、舌感以外の他には問題ありません。
ますます気持ちは「離底型」に傾いていきます。
>適切な設計と施術ならば、「徐々に歯茎との間に隙間ができ」ることはありませんが、失敗すれば炎症の元となりえます。
年月をかけて年齢とともに他の歯茎が下がってもポンティックの下だけは下がらないのでしょうか?
(そうとしても、炎症の元となりえる形にあえてしたいとは思いませんが)
>清掃できませんが、しなくても大丈夫だという考えの、意外と難しい治療方法です。
驚きました。専門知識がない私には理解できない仕組みによるのでしょうか?
リスクはなるだけ取りたくないので「離底型」のほうがあっていそうです。
>強度計算が適切ならば、舌感以外の他には問題ありません。
ますます気持ちは「離底型」に傾いていきます。
>適切な設計と施術ならば、「徐々に歯茎との間に隙間ができ」ることはありませんが、失敗すれば炎症の元となりえます。
年月をかけて年齢とともに他の歯茎が下がってもポンティックの下だけは下がらないのでしょうか?
(そうとしても、炎症の元となりえる形にあえてしたいとは思いませんが)
>清掃できませんが、しなくても大丈夫だという考えの、意外と難しい治療方法です。
驚きました。専門知識がない私には理解できない仕組みによるのでしょうか?
リスクはなるだけ取りたくないので「離底型」のほうがあっていそうです。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2018-03-08 07:44:01
ご返信ありがとうございます。
>年月をかけて年齢とともに他の歯茎が下がってもポンティックの下だけは下がらないのでしょうか?
基本的な知識として、健康ならば歯茎は下がりません。
ずっと若い頃のままで美しく生きていけます。
まぁ、若いといっても高校生のピカピカは無理で、30歳代くらいは可能です。
ただ歯周病があった場合は、下がると言われていて、年間に0.04mmです。
つまり、25年で1mm、50年で2mm下がる計算です。
これは歯科医院で歯周病などの感染管理を定期的に受けた場合の効果であり、一人で歯磨きを頑張っている野放しの場合とは全く違います。
歯茎が下がると高齢期になってから、根面カリエスという、歯磨きを頑張っても全部の歯が虫歯で全滅するリスクが高まります。
健康な時から、歯科医院で予防プログラムを立てることがいかに大事かお分かりいただけるでしょうか。
>専門知識がない私には理解できない仕組みによるのでしょうか?
その通りです。
>リスクはなるだけ取りたくないので「離底型」のほうがあっていそうです。
良いと思います。
ただし、自己診断は危険ですから、診察と検査・診断を受け、将来の見通しを予測してもらいましょう。
>年月をかけて年齢とともに他の歯茎が下がってもポンティックの下だけは下がらないのでしょうか?
基本的な知識として、健康ならば歯茎は下がりません。
ずっと若い頃のままで美しく生きていけます。
まぁ、若いといっても高校生のピカピカは無理で、30歳代くらいは可能です。
ただ歯周病があった場合は、下がると言われていて、年間に0.04mmです。
つまり、25年で1mm、50年で2mm下がる計算です。
これは歯科医院で歯周病などの感染管理を定期的に受けた場合の効果であり、一人で歯磨きを頑張っている野放しの場合とは全く違います。
歯茎が下がると高齢期になってから、根面カリエスという、歯磨きを頑張っても全部の歯が虫歯で全滅するリスクが高まります。
健康な時から、歯科医院で予防プログラムを立てることがいかに大事かお分かりいただけるでしょうか。
>専門知識がない私には理解できない仕組みによるのでしょうか?
その通りです。
>リスクはなるだけ取りたくないので「離底型」のほうがあっていそうです。
良いと思います。
ただし、自己診断は危険ですから、診察と検査・診断を受け、将来の見通しを予測してもらいましょう。
相談者からの返信
相談者:
chiryoさん
返信日時:2018-03-09 06:20:08
タイトル | 5〜7番のブリッジ、ポンティックの基底面の形について |
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質問者 | chiryoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 63歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 ブリッジその他 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。