金属クラウンとレジン詰め物の間にフロスが全く入らない
相談者:
hahakaさん (47歳:女性)
投稿日時:2018-03-03 08:28:55
金属(銀色です)クラウン(下顎6番)の、手前隣の歯(5番)の、クラウンとの接触面を虫歯治療し、レジンで詰めました。
帰宅後見ると、レジンが金属クラウンにピタッと密着していて、実際、フロスは全く入りません。
その密着部の根元だけは、かろうじて空間があるので、SSサイズの歯間ブラシを通して清掃しています。
希望としては、今までのように、フロスが通るようにしたいです。
そこで、二点、教えてくださいませ。
(1)
治療して頂いた歯科医院に、クラウンと密着してる部分のレジンを削って隙間を作ってもらうようお願いした場合、そのような処置は果たして可能でしょうか?
(2)
このままの状態で、極細の歯間ブラシで根元の隙間のみ通す、というケアは、フロスでのケアよりも、虫歯や歯周病等のリスクが高いでしょうか?
(もし、フロスと同程度であれば、このままでいいと思っています。)
どうぞよろしくお願いいたします。
帰宅後見ると、レジンが金属クラウンにピタッと密着していて、実際、フロスは全く入りません。
その密着部の根元だけは、かろうじて空間があるので、SSサイズの歯間ブラシを通して清掃しています。
希望としては、今までのように、フロスが通るようにしたいです。
そこで、二点、教えてくださいませ。
(1)
治療して頂いた歯科医院に、クラウンと密着してる部分のレジンを削って隙間を作ってもらうようお願いした場合、そのような処置は果たして可能でしょうか?
(2)
このままの状態で、極細の歯間ブラシで根元の隙間のみ通す、というケアは、フロスでのケアよりも、虫歯や歯周病等のリスクが高いでしょうか?
(もし、フロスと同程度であれば、このままでいいと思っています。)
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2018-03-03 09:06:29
>治療して頂いた歯科医院に、クラウンと密着してる部分のレジンを削って隙間を作ってもらうようお願いした場合、そのような処置は果たして可能でしょうか?
フロスが入らないようではストリップス(間を削る帯のような道具)はそのままでは入りません。
エリオットの様な歯間分離器等を使ってからなら可能だと思います。
>このままの状態で、極細の歯間ブラシで根元の隙間のみ通す、というケアは、フロスでのケアよりも、虫歯や歯周病等のリスクが高いでしょうか?
基本フロスよりも歯間ブラシの方が予防効果は高いです。
フロスが入らないようではストリップス(間を削る帯のような道具)はそのままでは入りません。
エリオットの様な歯間分離器等を使ってからなら可能だと思います。
>このままの状態で、極細の歯間ブラシで根元の隙間のみ通す、というケアは、フロスでのケアよりも、虫歯や歯周病等のリスクが高いでしょうか?
基本フロスよりも歯間ブラシの方が予防効果は高いです。
回答2
K DENTAL CLINIC(神戸市中央区)の金田です。
回答日時:2018-03-03 09:09:02
hahakaさん
下の5番目のむし歯の治療でレジンを充填してもらったものの、フロスが通らなくなっているのですね。
ご質問の件ですが、
>(1)
>治療して頂いた歯科医院に、クラウンと密着してる部分のレジンを削って隙間を作ってもらうようお願いした場合、そのような処置は果たして可能でしょうか?
⇒レジンを削ることは可能です。
ただ、適切なコンタクトや歯冠形態を維持しながらも、フロスが適切な圧で通るように調整することは非常に難しいと思います。
一般的には一度レジンを除去し、再充填することになると思われます。
ただ、レジン充填で臨在歯とレジンをくっつけてしまうような歯医者さんで大丈夫なのかという疑問は正直あります。。。初歩的なことですので。
>(2)
>このままの状態で、極細の歯間ブラシで根元の隙間のみ通す、というケアは、フロスでのケアよりも、虫歯や歯周病等のリスクが高いでしょうか?
>(もし、フロスと同程度であれば、このままでいいと思っています。)
⇒フロスと歯間ブラシはまったく意義が違います。
歯間ブラシはコンタクトしている部分の清掃はできないため、一番むし歯の発生しやすい隣接面の清掃はできません。
あくまで歯と歯の隙間部分だけです。
フロスが通らない部分はむし歯、歯周病のリスクも高くなります。
そのままというのは良くないと思います。
下の5番目のむし歯の治療でレジンを充填してもらったものの、フロスが通らなくなっているのですね。
ご質問の件ですが、
>(1)
>治療して頂いた歯科医院に、クラウンと密着してる部分のレジンを削って隙間を作ってもらうようお願いした場合、そのような処置は果たして可能でしょうか?
⇒レジンを削ることは可能です。
ただ、適切なコンタクトや歯冠形態を維持しながらも、フロスが適切な圧で通るように調整することは非常に難しいと思います。
一般的には一度レジンを除去し、再充填することになると思われます。
ただ、レジン充填で臨在歯とレジンをくっつけてしまうような歯医者さんで大丈夫なのかという疑問は正直あります。。。初歩的なことですので。
>(2)
>このままの状態で、極細の歯間ブラシで根元の隙間のみ通す、というケアは、フロスでのケアよりも、虫歯や歯周病等のリスクが高いでしょうか?
>(もし、フロスと同程度であれば、このままでいいと思っています。)
⇒フロスと歯間ブラシはまったく意義が違います。
歯間ブラシはコンタクトしている部分の清掃はできないため、一番むし歯の発生しやすい隣接面の清掃はできません。
あくまで歯と歯の隙間部分だけです。
フロスが通らない部分はむし歯、歯周病のリスクも高くなります。
そのままというのは良くないと思います。
相談者からの返信
相談者:
hahakaさん
返信日時:2018-03-03 11:05:38
タイトル | 金属クラウンとレジン詰め物の間にフロスが全く入らない |
---|---|
質問者 | hahakaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | デンタルフロスが引っかかる |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。