上下顎前突治療中、奥歯に違和感がある
相談者:
たかのさん (26歳:男性)
投稿日時:2018-03-11 07:51:37
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-03-11 09:10:47
こんにちは。
歯を動かすにはどこかに力の元になる部位を設置して動かしたい部位を動かすので、例えば前歯を後ろに引くためには奥歯をアンカーにして引くとか、アンカースクリューを骨にねじこんでそこから引くとか、口蓋や舌側の骨や歯茎をアンカーに追加して引くとか、後方の歯列全体をアンカーにして引く等が行われると思います。
ですからアンカーになっている歯には反作用で前に引かれる力が生じる場合もあります。
今起きていることが予定内のことなのかはその矯正のメカニクスを考えている先生にしかわかりませんから、矯正治療中にご不安があれば随時担当の歯科医から説明を受けるようにされた方がよいと思います。
様々な装置があり様々な方法がありますから、担当の先生が責任を持つことだと思います。
歯を動かすにはどこかに力の元になる部位を設置して動かしたい部位を動かすので、例えば前歯を後ろに引くためには奥歯をアンカーにして引くとか、アンカースクリューを骨にねじこんでそこから引くとか、口蓋や舌側の骨や歯茎をアンカーに追加して引くとか、後方の歯列全体をアンカーにして引く等が行われると思います。
ですからアンカーになっている歯には反作用で前に引かれる力が生じる場合もあります。
今起きていることが予定内のことなのかはその矯正のメカニクスを考えている先生にしかわかりませんから、矯正治療中にご不安があれば随時担当の歯科医から説明を受けるようにされた方がよいと思います。
様々な装置があり様々な方法がありますから、担当の先生が責任を持つことだと思います。
回答2
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-03-11 17:20:02
右上は第一大臼歯を抜歯してありますので、第二大臼歯から引っ張っているということになります。
1本の歯から前方の歯を引くことになり、この歯にとっては負担が大きいということになっているのかもしれません。
犬歯や小臼歯の遠心移動では、大臼歯との間で引き合いになります。前方の歯は後方に動きますが、後方の歯も前方に動きます。
力が加わっていれば、歯には動揺は生じるものでもありますので、ぐらぐらしているというのは起こりうることです。
第一大臼歯を抜いた側は抜歯スペースは大きいのですが、犬歯のほかに小臼歯を2本遠心に移動する必要があります。
この間に第二大臼歯が近心に動くことを考えますと、前歯部を後方に下げる量がどれぐらい確保できるのか分かりにくいところがあります。
前歯部を下げる量が十分に確保できないと思われれば、アンカースクリューを用いるということも考えているかもしれません。
1本の歯から前方の歯を引くことになり、この歯にとっては負担が大きいということになっているのかもしれません。
犬歯や小臼歯の遠心移動では、大臼歯との間で引き合いになります。前方の歯は後方に動きますが、後方の歯も前方に動きます。
力が加わっていれば、歯には動揺は生じるものでもありますので、ぐらぐらしているというのは起こりうることです。
第一大臼歯を抜いた側は抜歯スペースは大きいのですが、犬歯のほかに小臼歯を2本遠心に移動する必要があります。
この間に第二大臼歯が近心に動くことを考えますと、前歯部を後方に下げる量がどれぐらい確保できるのか分かりにくいところがあります。
前歯部を下げる量が十分に確保できないと思われれば、アンカースクリューを用いるということも考えているかもしれません。
タイトル | 上下顎前突治療中、奥歯に違和感がある |
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質問者 | たかのさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の痛み その他 歯列矯正のトラブル 上顎前突(出っ歯) 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。