土台ごとクラウン脱離、残存歯質も少ないが保存希望(香港)
相談者:
黄寅さん (46歳:女性)
投稿日時:2018-04-09 14:23:24
当方、香港在住です。
年に2回ほど一時帰国の際に歯科検診を行っておりましたが、先月末、食事中に左上奥歯7番の土台ごとかぶせ物が外れてしまいました。
(年末年始の検診時には特に異常は見られませんでした)
現在、ほとんど歯は残っておらず、歯の半分は1ミリ程度、残り半分は歯茎ギリギリしか残っておりません。
土台ごとかぶせ物が外れた後、2、3日歯が痛かったのですが、その後は痛みはありません。
2年ほど前に日本で、ファイバーポストを使用し、治療済でした。
中学生の頃、神経は抜いているのですが、きちんと薬が入っていなくて、中途半端な状態だとのことです。
昨日、香港で診察してきましたが、虫歯がひどく、歯茎から歯がほとんど残ってないこと、残っている歯の虫歯を削ったとしても歯が残らず、土台をつけることすらできないとの理由で抜歯しかないといわれました。
1, 2年前に香港の歯科医より抜歯しかないといわれていましたが、日本で何とか治療してきました。
上記のような状況であれば、抜歯の方向でしかないのでしょうか。
2, 7月に一時帰国しますが、そのときまでに放置していてもいいでしょうか。
(香港の歯科医は、なるべく早めに抜いたほうがいいと言います)
3, もし抜歯したとして、数ヵ月後インプラントか、そのままか、と言われましたが、1番奥歯のインプラントはかなり難しい治療になるといわれました。
そのままでも問題ないらしいですが、そのままでも問題ありませんか。
香港ではいまだに、虫歯=抜歯のイメージがあります。
残せるものなら残したいと思い、相談させていただいた次第です。
宜しくお願いいたします。
年に2回ほど一時帰国の際に歯科検診を行っておりましたが、先月末、食事中に左上奥歯7番の土台ごとかぶせ物が外れてしまいました。
(年末年始の検診時には特に異常は見られませんでした)
現在、ほとんど歯は残っておらず、歯の半分は1ミリ程度、残り半分は歯茎ギリギリしか残っておりません。
土台ごとかぶせ物が外れた後、2、3日歯が痛かったのですが、その後は痛みはありません。
2年ほど前に日本で、ファイバーポストを使用し、治療済でした。
中学生の頃、神経は抜いているのですが、きちんと薬が入っていなくて、中途半端な状態だとのことです。
昨日、香港で診察してきましたが、虫歯がひどく、歯茎から歯がほとんど残ってないこと、残っている歯の虫歯を削ったとしても歯が残らず、土台をつけることすらできないとの理由で抜歯しかないといわれました。
1, 2年前に香港の歯科医より抜歯しかないといわれていましたが、日本で何とか治療してきました。
上記のような状況であれば、抜歯の方向でしかないのでしょうか。
2, 7月に一時帰国しますが、そのときまでに放置していてもいいでしょうか。
(香港の歯科医は、なるべく早めに抜いたほうがいいと言います)
3, もし抜歯したとして、数ヵ月後インプラントか、そのままか、と言われましたが、1番奥歯のインプラントはかなり難しい治療になるといわれました。
そのままでも問題ないらしいですが、そのままでも問題ありませんか。
香港ではいまだに、虫歯=抜歯のイメージがあります。
残せるものなら残したいと思い、相談させていただいた次第です。
宜しくお願いいたします。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2018-04-10 09:40:31
黄寅さん、こんにちは
歯科治療というのはかなりその国によって保険制度の違いや
歯科医学教育の違いなどによって方法論が変わってきます。
日本では当たり前だと思うものが通用しないことはよくあります。
>1, 2年前に香港の歯科医より抜歯しかないといわれていましたが、日本で何とか治療してきました。
>上記のような状況であれば、抜歯の方向でしかないのでしょうか。
これは何とも言えませんね。
ただ、治すことができても使うことができなければ意味がないのでそのあたりをよく考えて方針を決めることが必要だと思います。
>2, 7月に一時帰国しますが、そのときまでに放置していてもいいでしょうか。
>(香港の歯科医は、なるべく早めに抜いたほうがいいと言います)
実際に拝見していないので残念ながらこちらでの判断はできません。
>3, もし抜歯したとして、数ヵ月後インプラントか、そのままか、と言われましたが、1番奥歯のインプラントはかなり難しい治療になるといわれました。
>そのままでも問題ないらしいですが、そのままでも問題ありませんか。
これも咬合状態や上顎洞との解剖学的な位置関係隣在歯の状態などを
含めて総合的に判断する必要がありそうです。
もし現地で治療を進めるのが不安であれば早めに日本でかかっている歯科医師に診察していただいてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです。
歯科治療というのはかなりその国によって保険制度の違いや
歯科医学教育の違いなどによって方法論が変わってきます。
日本では当たり前だと思うものが通用しないことはよくあります。
>1, 2年前に香港の歯科医より抜歯しかないといわれていましたが、日本で何とか治療してきました。
>上記のような状況であれば、抜歯の方向でしかないのでしょうか。
これは何とも言えませんね。
ただ、治すことができても使うことができなければ意味がないのでそのあたりをよく考えて方針を決めることが必要だと思います。
>2, 7月に一時帰国しますが、そのときまでに放置していてもいいでしょうか。
>(香港の歯科医は、なるべく早めに抜いたほうがいいと言います)
実際に拝見していないので残念ながらこちらでの判断はできません。
>3, もし抜歯したとして、数ヵ月後インプラントか、そのままか、と言われましたが、1番奥歯のインプラントはかなり難しい治療になるといわれました。
>そのままでも問題ないらしいですが、そのままでも問題ありませんか。
これも咬合状態や上顎洞との解剖学的な位置関係隣在歯の状態などを
含めて総合的に判断する必要がありそうです。
もし現地で治療を進めるのが不安であれば早めに日本でかかっている歯科医師に診察していただいてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
黄寅さん
返信日時:2018-04-11 23:27:14
畑田先生
ご丁寧に回答ありがとうございます。
参考になりました。
ご丁寧に回答ありがとうございます。
参考になりました。
タイトル | 土台ごとクラウン脱離、残存歯質も少ないが保存希望(香港) |
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質問者 | 黄寅さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 クラウンが取れた・外れた 土台(コア)が取れた・外れた 香港 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。