[写真あり] 左上6番の歯根先に写る楕円形の黒い影について
相談者:
miho621さん (33歳:女性)
投稿日時:2018-05-16 13:22:52
歯列矯正をスタートするために口内レントゲンを撮ったところ、左上6番(5年以上前に神経治療済み、2年前に再度根管治療済)の根先に楕円形のような黒い影が映りました。
歯の痛みなどの自覚症状はないですが、長年鼻炎・後鼻漏があり耳鼻科では副鼻腔炎の薬を半年ほど服用中。
この先矯正に伴い上下4番を抜歯予定ですが、この6番がリスクのある歯であれば、健康な4番を残し、6番を抜歯して矯正することも検討していただけるそうです。
上記のことから、まずは歯性上顎洞炎の有無を調べたほうがよいとのことで、矯正歯科から都立の口腔外科をご紹介いただきCTを撮りました。
CTでは上顎洞を含むどの副鼻腔にも膿はみられず、6番の根管治療も3本の根にきちんと詰め物が入っているので問題ないとの診断でした。
左上には埋もれた親知らずもありますが、変な生え方はしていないので抜歯しなくて良いとのこと。
口腔外科での診察時にみせていただいたCT画像では確かに問題がなさそうだったのですが、自宅のPCで改めて画像を見たところ、2点気になる点があり、本当に6番を残して今後問題がないのか心配しています。
@下方面からうつした画像において、左の上顎洞が右よりもかなり歯に近接しているように見える
A正面からうつした画像において、上顎洞下部に白いものが侵入しているようにみえる
素人目の判断で恐縮ですが、@は上顎洞穿孔などではないでしょうか。
またAは単に親知らずの映り込みなどで問題ないでしょうか。
これらの画像でなにか気になる点があればご教示いただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像1 画像2
歯の痛みなどの自覚症状はないですが、長年鼻炎・後鼻漏があり耳鼻科では副鼻腔炎の薬を半年ほど服用中。
この先矯正に伴い上下4番を抜歯予定ですが、この6番がリスクのある歯であれば、健康な4番を残し、6番を抜歯して矯正することも検討していただけるそうです。
上記のことから、まずは歯性上顎洞炎の有無を調べたほうがよいとのことで、矯正歯科から都立の口腔外科をご紹介いただきCTを撮りました。
CTでは上顎洞を含むどの副鼻腔にも膿はみられず、6番の根管治療も3本の根にきちんと詰め物が入っているので問題ないとの診断でした。
左上には埋もれた親知らずもありますが、変な生え方はしていないので抜歯しなくて良いとのこと。
口腔外科での診察時にみせていただいたCT画像では確かに問題がなさそうだったのですが、自宅のPCで改めて画像を見たところ、2点気になる点があり、本当に6番を残して今後問題がないのか心配しています。
@下方面からうつした画像において、左の上顎洞が右よりもかなり歯に近接しているように見える
A正面からうつした画像において、上顎洞下部に白いものが侵入しているようにみえる
素人目の判断で恐縮ですが、@は上顎洞穿孔などではないでしょうか。
またAは単に親知らずの映り込みなどで問題ないでしょうか。
これらの画像でなにか気になる点があればご教示いただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
画像1 画像2
相談者からの返信
相談者:
miho621さん
返信日時:2018-05-16 13:45:05
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2018-05-16 18:57:25
miho621 さんこんにちは。
歯列矯正をスタートするために口内レントゲンを撮ったところ、左上6番(5年以上前に神経治療済み、2年前に再度根管治療済)の根先に楕円形のような黒い影が映り心配なのですね。
歯の痛みなどの自覚症状はないが、長年鼻炎・後鼻漏があり耳鼻科では副鼻腔炎の薬を半年ほど服用中なのですね。
しかし、CTでは上顎洞炎を疑う画像ではないように思われます。
上顎洞(副鼻腔)が曇っていない(グレー)ようにみえるからです。
この先矯正に伴い、6番を抜歯して矯正することも検討していただけるそうですとありますが、8番の親知らずを移動させるのも豊富尾だと思います。
>@下方面からうつした画像において、左の上顎洞が右よりもかなり歯に近接しているように見える
左右さがあるだけではないでしょうか・・・
>A正面からうつした画像において、上顎洞下部に白いものが侵入しているようにみえる
歯根ではないかと思いますが…
断片でしか見れていないこともありますので、気になるのであればCTを説明してくれた先生に聞かれるのがいいと思います。
ただし、このCTですとおそらく問題ないと言われるように感じます。
歯列矯正をスタートするために口内レントゲンを撮ったところ、左上6番(5年以上前に神経治療済み、2年前に再度根管治療済)の根先に楕円形のような黒い影が映り心配なのですね。
歯の痛みなどの自覚症状はないが、長年鼻炎・後鼻漏があり耳鼻科では副鼻腔炎の薬を半年ほど服用中なのですね。
しかし、CTでは上顎洞炎を疑う画像ではないように思われます。
上顎洞(副鼻腔)が曇っていない(グレー)ようにみえるからです。
この先矯正に伴い、6番を抜歯して矯正することも検討していただけるそうですとありますが、8番の親知らずを移動させるのも豊富尾だと思います。
>@下方面からうつした画像において、左の上顎洞が右よりもかなり歯に近接しているように見える
左右さがあるだけではないでしょうか・・・
>A正面からうつした画像において、上顎洞下部に白いものが侵入しているようにみえる
歯根ではないかと思いますが…
断片でしか見れていないこともありますので、気になるのであればCTを説明してくれた先生に聞かれるのがいいと思います。
ただし、このCTですとおそらく問題ないと言われるように感じます。
回答2
相談者からの返信
相談者:
miho621さん
返信日時:2018-05-16 20:57:26
加藤先生、柴田先生
ご返信ありがとうございます。
貴重なご意見、大変参考になります。
@Aについて、左右差や、歯根が上顎洞内に侵入すること自体は異常ではないとわかり、安心しました。
なお、本日CT画像を別の歯医者さまに診ていただいたところ、楕円形の黒い影はおそらく6番治療後にできた肉芽のようなものの可能性があるとのことでした。(上顎洞とは薄い骨を隔てており単独の黒い像になっていました)
結論としては、現状悪さをしているわけではないので6番を温存し4番抜歯で矯正をしようと考えております。
万が一悪化した場合は抜歯の選択になるかと思いますが、加藤先生の仰った8番の移動というのはどのような方法なのでしょうか。
埋もれている8番を外科処置で表へ出し、7番の位置へ移動、さらに7番を6番の位置へ移動ということでしょうか。
それとも8番を6番へ移植、ということでしょうか。
知識が浅く申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
ご返信ありがとうございます。
貴重なご意見、大変参考になります。
@Aについて、左右差や、歯根が上顎洞内に侵入すること自体は異常ではないとわかり、安心しました。
なお、本日CT画像を別の歯医者さまに診ていただいたところ、楕円形の黒い影はおそらく6番治療後にできた肉芽のようなものの可能性があるとのことでした。(上顎洞とは薄い骨を隔てており単独の黒い像になっていました)
結論としては、現状悪さをしているわけではないので6番を温存し4番抜歯で矯正をしようと考えております。
万が一悪化した場合は抜歯の選択になるかと思いますが、加藤先生の仰った8番の移動というのはどのような方法なのでしょうか。
埋もれている8番を外科処置で表へ出し、7番の位置へ移動、さらに7番を6番の位置へ移動ということでしょうか。
それとも8番を6番へ移植、ということでしょうか。
知識が浅く申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
回答3
相談者からの返信
相談者:
miho621さん
返信日時:2018-05-21 22:43:24
ご返信ありがとうございます。
8番の活用について、今後の歯の状態をみながら検討していきたいと思います。
診察中には質問しきれなかった部分がクリアになり、とても助かりました。
ありがとうございました。
8番の活用について、今後の歯の状態をみながら検討していきたいと思います。
診察中には質問しきれなかった部分がクリアになり、とても助かりました。
ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] 左上6番の歯根先に写る楕円形の黒い影について |
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質問者 | miho621さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(診断) その他(写真あり) CT |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。