犬歯を含む前歯4本のオールセラミック冠のトラブルについて

相談者: n.yさん (34歳:女性)
投稿日時:2018-05-24 15:23:18
こんにちは。
初めて投稿します。

10年前より右1番が抜髄によりオールセラミック冠だったのですが、1年前に歯列矯正を終了したことで歯の形が不自然になってしまったので(矯正前の歯並びが乱杭でエビのシッポのような前歯でした)矯正医と歯科医セラミックを作成した通常の治療を行うかかりつけ医)の意見共に、セラミックの再作成が好ましいとのことだったので作り替えることにしました。

表題の通り前歯4本をオールセラミック冠にした経緯ですが…

右2番と左1番は有髄歯ですが、矯正前に虫歯治療をしておりレジンで治療されていました。
範囲は広く、歯の半分はレジンの詰め物とゆう状態です。
ブラケットを取るとレジンは経年劣化?により変色しており、歯並びは良くなったものの前歯の審美性が全くありませんでした。
そして、歯科医は矯正前には大反対しいたセラミック冠を右2番と左1番に変えてはどうかと提案してきました。
私も見た目に悩んでいたので、お願いしたいと申し出ました。

そして左(本来2番の場所にある)犬歯も気になると言われました。
幼少期に乱杭歯の影響で1番の裏に2番が生えてしまい抜歯しました。
矯正後左1番の横は犬歯でした。
それは矯正医も指摘しており

「1番の横の犬歯を削って(形を整えて)もらえないの?」

とか、

「セラミック作り替えるなら、上記2本の有髄歯ではなく犬歯にしたら?」

と言っていました。
審美的な面で言えば、私も大きな犬歯の印象により歯並びが良くなったように見えなかったので審美性を追求し、両先生の指摘通り犬歯もセラミック冠に変えることにしました。
犬歯については直前まで悩み、

「健康な犬歯については抵抗があり、3本だけをセラミックに変えて、今後どうしても気になれば犬歯をセラミックにするとゆう方法ではだめか?」

4本同時じゃないと犬歯は今後セラミックに変えることはできないと言われましたので、決意しました。

セラミック冠については10年前に1度、右1番にしたことにより大きなトラブルもなく綺麗なまま10年付いていたので、そうゆうものだと勘違いしていました。
そして歯科医師によるリスクの説明は一切ありませんでした。

まだ6ヶ月した経っていない今、犬歯のセラミックの裏に穴を開け、抜髄するに至りました。
本着時と翌週の調節時の2度違和感(ムズムズする、響く)を訴えましたが、様子見となり、年末だったことから医院が長期のお休みに突入したころ、常時強く染みる症状が出て苦しんだのですが年始のお休みが終わる頃、染みる症状が消失しましたので特に医院に伝えることなく過ごしました。
セラミック装着後にはそうゆう症状が出ることもあると、こちらでも拝見していたので痛みが治ったことで異常を疑いませんでした。
本着より半年が経過し、突然の激痛により医院に駆け込んだら、

「大きな歯を削ったからねぇ…」

と神経が死んでいる可能性が高いので抜髄しますと処置されました。
作り替えるのか尋ねたところ、歯裏に開けた穴も小さいし埋めて終わりとのことでした。
強度には影響がないとのことでした。
現在、根官治療中(抜髄したのに痛みが強い)です。

そして、犬歯の痛みと同時期に2度目のセラミックを装着中の右1番の歯と歯茎の間に0.5ミリ程度の黒いラインが出現しました。
歯磨きをすると黒い部分が現れ、時間が経つと唾液やその気泡で目立たなくなるとゆう状況でした。
それを訴えると、神経がない歯だから歯が黒いし、あなたの歯茎が下がったってこと!強く磨かないで!と言われましたが特に強くは磨いていませんし、歯茎と歯の境目を磨かないわけにもいかず虫歯みたいで気になると再度訴えました。
そしたら、レジン?のようなもの(光で固めておりました)黒い部分だけ詰められました。


そこで、ご相談です。

1.犬歯の穴は本当に強度に問題はないのでしょうか?
2.右1番に詰められた(被せた)レジン処置は正当なものでしょうか?
※こちらの質問を拝見していると、だいたいが作り替えと回答されているように見受けました。
3.その処置で今後考えられるトラブル(危険)はどのようなものでしょうか?
4.右1番に出現した黒い部分が虫歯になっている可能性はないでしょうか?
(本当にある日突然、歯磨き中に黒い部分が現れました)
5.オールセラミック冠の本着6ヶ月でこのように複数のトラブルが起こることは想定範囲(よくあること)なんでしょうか?
5.お金は再度発生するが、転院やセカンドオピニオンを受けた方がいいのか?
6.現状から受け継いで治療してくれる医院は存在するのか?


幼少期から歯医者ジプシーとなっており、なかなか信頼できる歯医者様を見つけられないでいます。
現在かかりつけにしている医師に対しては、長く信頼しておりましたが今回のことで不信感を覚えました。

右1番のレジンについては今後必ず着色による見た目の問題も出てしまうであろうことを憂いています。
対処療法でしかないと思います。
しかし、万が一虫歯の上からレジンを詰めたのであれば、今後歯を失う可能性も出てくると思います。
先生は私の歯が無髄だから黒い、虫歯ではないと言いましたが、信用できなくなってきました。
そもそも半年で歯茎は急激に下がったりするのでしょうか?
歯の作り替えについては、作り替えるとせっかく4本揃えた歯の色も揃わなくなる可能性の方が高いので審美性が失われるから、壊れたわけでもないし作り替えないと言われました。
歯茎の健康状態については、矯正医、歯科衛生士など複数人から全く問題ないと言われています。

長くなってしまいましたが、なにか御教示いただければと思います。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-05-24 16:58:28
こんにちは。
矯正治療のビフォアー&アフターや審美治療のビフォアー&アフターの写真や画像をみられたことはありますか?
歯科医が行う治療ではアフターの写真は出来るだけ綺麗でありたいと思うものです。
ですからつい欲が出てしまってアフターの審美性を高めるためにセラミックによる4本修復を薦められたのかもしれませんね。

歯のためによかったかどうか?といわれればわかりませんが、審美的には一時的にとても完成度が高かったのではないでしょうか?

ところがそれが長く続くことがなかったことが問題になっているようです。

犬歯側切歯の形態につい修正してしまう欲を出してしまったのであれば大きな犬歯はかなり削られてしまっているのでしょう。
側切歯のほうがどうしても小さいですからそれに似せて左右対称に仕上げようと思えば歯に対する侵襲は大きかった可能性がありその結果残念なことに抜髄に至ったのでしょう。

抜髄時に冠を除去せず行うと十分な歯髄除去が難しい場合があるので後に歯根が黒くなってしまう場合もあるでしょう。
また根っこの治療が完璧にできたのか?によって時間の経過と共に根尖病巣が出来る可能性もあり、冠ははずして治療がやりやすい状態にして行ったほうがよいでしょうが、それではせっかく4本同時にセラミック修復した意味がなくなるので取るに取れないと思われたのでしょう。
そういうことは比較的よくある審美修復時の悩みということになると思います。

穴が小さかったのであれば歯科医のいうように修復物の強度を落とすことにはつながらないでしょうが、接着強度が劣るかもしれません。
望ましいのはやはりやり変えということになるでしょうが費用をともなってくるので選択しにくい状況なのでしょう。


1.修復物の強度としては大きな問題にならないかと想像します。
最終的に穴の部分は樹脂で埋めるのでインプラント上部構造のような感じで臨床でも許容されていることでしょう。

2.正当というより応急的な対応ということになるでしょう。
歯根が黒い場合は先にインナーブリーチをして歯根を漂白した上にファイバーコアに変えておけばよかったかもしれません。
どうされていたのでしょう?

3.樹脂の変色といずれ取れてしまうということがおきると思います。
その場合は再度同様の処置で対処することになるか、その際、セラミックをやりかえるかどちらかになるかもしれませんね。

4.虫歯になっていないと思います。
まだ半年でしっかり磨いておられたのであれば歯茎が下がって歯根の黒い色(暗い色)が出てきたと考えるのが普通かと思いますが、実際に拝見していませんのでわかりません。

5.やり変えをご希望でその医院では望めない場合は転院と再度費用が必要でしょう。

5?.
想定されていないと思います。
保証期間等の取り決めはないのでしょうか?

6.喜んで引き受けてくれる歯科医院は多いでしょう。
歯冠修復や自費根管治療は比較的多くの歯科医院が行っていると思います。
すでにすべての歯が抜髄されているならば審美的問題の改善はやりやすいと思います。


歯科医ジプシーになりやすいということのようですからまたそのようになってしまうことが予想されそうですが、出来れば粘り強くご自身の不信を解消してもらうように交渉してみてください。

完璧を求めるとなかなか出会いは限られます。
歯科治療には限界もエラーもあることを理解され上手に歯科医院とお付き合いをしていってください。
生体相手ですから常に完璧を目指していても上手くいかない場合もあるのですがそうなった場合の対応はよいものでありたいと歯科医も思っていると思います。
患者利益を考えての苦肉の策の提案なのかもしれません。

転院され新たに治療費を支払われるというならばどの歯科医院でも喜んで引き受けてくれるように思いますが、それがメリットになるのかどうかはわかりません。
ご自身でご判断してください。
(矯正治療の保定期間が終わっているのでしょうか?十分に保定が出来ていなければ翼状捻転は容易に後戻りをすることが知られていると思います)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-05-25 08:49:00
>1.犬歯の穴は本当に強度に問題はないのでしょうか?

妥協的な治療です。
本来はクラウンをやり変えます。


>2.右1番に詰められた(被せた)レジン処置は正当なものでしょうか?
※こちらの質問を拝見していると、だいたいが作り替えと回答されているように見受けました。

これも妥協的な治療です


>3.その処置で今後考えられるトラブル(危険)はどのようなものでしょうか?

詰め物の隙間があればそこから細菌が侵入するリスクがあります


>4.右1番に出現した黒い部分が虫歯になっている可能性はないでしょうか?
(本当にある日突然、歯磨き中に黒い部分が現れました)

すいません、それはみてみないことにはわかりかねます


>5.オールセラミック冠の本着6ヶ月でこのように複数のトラブルが起こることは想定範囲(よくあること)なんでしょうか?

滅多にありません。
そうならないために仮歯で長期間過ごして問題が無いか調べます。
その結果問題が無いと分かればクラウンに移行します。


>5.お金は再度発生するが、転院やセカンドオピニオンを受けた方がいいのか?

まずはセカンドオピニオンを受けて他の意見を聞くことが一番だと思います。
いまの担当医との信頼関係が完全に崩壊しているのでしたらさっさと転院したほうがいいですが、多少でも信頼関係の回復を願うのであれば まずは第三者の意見を聞いて見るべきです


>6.現状から受け継いで治療してくれる医院は存在するのか?

たくさんあります。
ただ、技術力のある歯科医院は少ないです




タイトル 犬歯を含む前歯4本のオールセラミック冠のトラブルについて
質問者 n.yさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療に関するトラブル
オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
クイック矯正(セラミック矯正、補綴矯正)
クラウン(被せ物)の隙間・適合
回答者




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