虫歯の親知らずを抜かないといけないのでしょうか?
相談者:
しぐしぐさん (14歳:女性)
投稿日時:2018-06-17 04:32:22
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-06-17 08:16:40
しぐしぐ さん、こんにちは。
昨今は、中学生でも親知らずを抜歯することがありますが、、、
まずは、本当に親知らずなのか、そもそも抜歯が相当な状態なのかについて、ちゃんと診査していただきましょう。
保護者の方と一緒に、口腔外科を標榜している施設を受診してください。
昨今は、中学生でも親知らずを抜歯することがありますが、、、
まずは、本当に親知らずなのか、そもそも抜歯が相当な状態なのかについて、ちゃんと診査していただきましょう。
保護者の方と一緒に、口腔外科を標榜している施設を受診してください。
回答2
ハシモトデンタルオフィス 花園分院(東大阪市)の鈴木です。
回答日時:2018-06-17 23:17:20
こんにちは
親知らずが虫歯になっているのであれば、抜歯の可能性は高いと思いますが、小林先生の言うように本当に親知らずなのか?虫歯なのか?本当に抜歯適応の状態なのか?
自分で判断せずに、一度診てもらって説明してもらうのがいいと思います
親知らずが虫歯になっているのであれば、抜歯の可能性は高いと思いますが、小林先生の言うように本当に親知らずなのか?虫歯なのか?本当に抜歯適応の状態なのか?
自分で判断せずに、一度診てもらって説明してもらうのがいいと思います
回答3
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2018-06-18 11:55:15
親知らずは、一般的には18才ごろになって萌出してくるものです。
その意味で、本当に親知らずなのかどうかということは両先生のお書きになっているとおりです。
単純に言えば、親知らずは、第3大臼歯ですので、大きな歯が3つ並んでいれば親知らずということになります。
年齢的に考えれば、第2大臼歯の可能性の方が高いように感じます。
もっとも、第2大臼歯でも第3大臼歯でも、虫歯になっているのであれば、治療を検討する必要はあるでしょう。
第3大臼歯だからといって、必ず抜かなければならないとは限りません。
また、そもそも虫歯になっているのかどうかも、見てもらわなければ判断できないのではないかと思います。
できれば、ご両親と一緒に歯医者さんに行ってまずみてもらうということからではないでしょうか。
その意味で、本当に親知らずなのかどうかということは両先生のお書きになっているとおりです。
単純に言えば、親知らずは、第3大臼歯ですので、大きな歯が3つ並んでいれば親知らずということになります。
年齢的に考えれば、第2大臼歯の可能性の方が高いように感じます。
もっとも、第2大臼歯でも第3大臼歯でも、虫歯になっているのであれば、治療を検討する必要はあるでしょう。
第3大臼歯だからといって、必ず抜かなければならないとは限りません。
また、そもそも虫歯になっているのかどうかも、見てもらわなければ判断できないのではないかと思います。
できれば、ご両親と一緒に歯医者さんに行ってまずみてもらうということからではないでしょうか。
回答4
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2018-06-19 09:47:57
しぐしぐ さん、こんにちは
親知らずの抜歯については歯科医師によっても意見が分かれるところです。
以下、私の考え方を記載しておきます。
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で、前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。
例えば親知らずがあることで、前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで、前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合、親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は、自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。
いろいろとご両親や担当の歯科医師ととも相談してどうするかを決めてください。
参考になれば幸いです。
親知らずの抜歯については歯科医師によっても意見が分かれるところです。
以下、私の考え方を記載しておきます。
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
また親知らずが原因で、前の歯の管理ができないあるいはしづらいことがあります。
例えば親知らずがあることで、前の歯の歯周ポケットが深くなってしまうことです。
この場合は親知らずを抜歯してあげることで、前の7番を守ることができるかもしれません。
上記の場合、親知らずの抜歯の適応になると考えています。
前にも書きましたが、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することで女性ホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリスなどという疾患もあります。
もし妊娠を予定されている方は、自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらって早めに抜歯された方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは容易にすることはできません。
いろいろとご両親や担当の歯科医師ととも相談してどうするかを決めてください。
参考になれば幸いです。
タイトル | 虫歯の親知らずを抜かないといけないのでしょうか? |
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質問者 | しぐしぐさん |
地域 | 兵庫 |
年齢 | 14歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 高校生・中学生・小学生 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 親知らずの虫歯 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。