上顎洞に詰め物が入ってしまった。左上7番の抜歯は必要ですか?
相談者:
ききょんさん (27歳:女性)
投稿日時:2018-06-29 10:17:53
こんにちは。
今回初めてご相談させて頂きます。
宜しくお願いします。
さっそくご相談なのですが、タイトルの通り上顎洞に歯の詰め物が混入してしまった件についてです。
何年か前に左上7番の歯を虫歯治療した際に詰め物をされたのですが、治療半年ほどで痛みだし別の病院でレントゲンを撮ったところ、上顎洞にちぎれた詰め物が入り込んでいるため手に負えないとのことで口腔外科を紹介されました。
しかし、そのときは同時に前歯にも痛みが出ており、むしろ前歯のほうが痛みが強かったのと、こちらは口腔外科ではなく一般の歯科で治療可能だったので先に虫歯治療をしてもらいました。
すると、前歯の治療後なぜか左上7番の痛みも落ち着き、当時は出産直後で授乳中だったこともあり、様子をみながら授乳が落ち着いてから口腔外科を受診することにしました。
その後、授乳も終わり抜歯を覚悟で口腔外科へ行ったのですが、担当の先生いわく
「上顎洞に入り込んだ異物を取るには口の中から切開して顔の骨を削るか、もしくは耳鼻科の内視鏡手術で取る方法もあるが今回は鼻よりも口側の異物だから耳鼻科では難しいかもしれない。
口腔外科で骨を削った場合、顔に麻痺が残るリスクもある。
見たところ炎症は起こしていないし、症状が出ていないならこのままにしておいてもいいかもしれない」
とのことで、さらに左上7番の歯については、
「歯を抜いてしまったら終わりだし、こちらも痛みなど症状が出ていないのなら今すぐ抜歯する必要はない」
とのことでした。
抜歯せずに済むと思いホッとしたのも束の間、他の虫歯治療のため通っている歯科の先生には今すぐ抜歯するよう勧められ困惑しています。
というのも、1つ目の理由としては左上7番には大きな虫歯があり歯を残すのが難しいこと。
2つ目の理由は、その隣の左上6番も虫歯だが、歯茎の中に虫歯があるため完治させるには歯茎を切開してから治療を行う必要があり、そのためには左上7番の歯が邪魔なため、完治させるにはまず7番を抜歯してからするべきとのこと。
その先生は治療の際にラバーダムをしてくれますし、人柄も良く信頼はしているのですが、痛みの出ていない左上7番の抜歯に対抗があり、今回こちらでご相談させていただきました。
他の病院でセカンドピニオンを受けようとは思っているのですが、今の歯科で治療中、先生から「本来なら治療に用いないような粗悪な材料が使われていたけど、今回うちではきちんとした材料で詰め物をしますからね」など、以前の病院の粗雑な治療をうかがわせる発言があり、自分の知らないうちにそんなことになっていたのかと思うと病院を変えるのが怖いという気持ちがあるのです。
病院を変えるのが不安な気持ちはありますが、大きな虫歯があり詰め物に問題のある左上7番はやはり抜歯するべきなのでしょうか?
それとも、痛みが出ていないうちはこのままにしておくか、むしろ抜かずに虫歯治療を試みるべきでしょうか?
また、左上6番の歯茎の中に虫歯があるような場合、歯茎を切開するしか方法がなく、邪魔な7番を抜くべきというのは本当なのでしょうか…?
拙い文章で説明が至らないかと存じますが、ぜひご教授いただけましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。
今回初めてご相談させて頂きます。
宜しくお願いします。
さっそくご相談なのですが、タイトルの通り上顎洞に歯の詰め物が混入してしまった件についてです。
何年か前に左上7番の歯を虫歯治療した際に詰め物をされたのですが、治療半年ほどで痛みだし別の病院でレントゲンを撮ったところ、上顎洞にちぎれた詰め物が入り込んでいるため手に負えないとのことで口腔外科を紹介されました。
しかし、そのときは同時に前歯にも痛みが出ており、むしろ前歯のほうが痛みが強かったのと、こちらは口腔外科ではなく一般の歯科で治療可能だったので先に虫歯治療をしてもらいました。
すると、前歯の治療後なぜか左上7番の痛みも落ち着き、当時は出産直後で授乳中だったこともあり、様子をみながら授乳が落ち着いてから口腔外科を受診することにしました。
その後、授乳も終わり抜歯を覚悟で口腔外科へ行ったのですが、担当の先生いわく
「上顎洞に入り込んだ異物を取るには口の中から切開して顔の骨を削るか、もしくは耳鼻科の内視鏡手術で取る方法もあるが今回は鼻よりも口側の異物だから耳鼻科では難しいかもしれない。
口腔外科で骨を削った場合、顔に麻痺が残るリスクもある。
見たところ炎症は起こしていないし、症状が出ていないならこのままにしておいてもいいかもしれない」
とのことで、さらに左上7番の歯については、
「歯を抜いてしまったら終わりだし、こちらも痛みなど症状が出ていないのなら今すぐ抜歯する必要はない」
とのことでした。
抜歯せずに済むと思いホッとしたのも束の間、他の虫歯治療のため通っている歯科の先生には今すぐ抜歯するよう勧められ困惑しています。
というのも、1つ目の理由としては左上7番には大きな虫歯があり歯を残すのが難しいこと。
2つ目の理由は、その隣の左上6番も虫歯だが、歯茎の中に虫歯があるため完治させるには歯茎を切開してから治療を行う必要があり、そのためには左上7番の歯が邪魔なため、完治させるにはまず7番を抜歯してからするべきとのこと。
その先生は治療の際にラバーダムをしてくれますし、人柄も良く信頼はしているのですが、痛みの出ていない左上7番の抜歯に対抗があり、今回こちらでご相談させていただきました。
他の病院でセカンドピニオンを受けようとは思っているのですが、今の歯科で治療中、先生から「本来なら治療に用いないような粗悪な材料が使われていたけど、今回うちではきちんとした材料で詰め物をしますからね」など、以前の病院の粗雑な治療をうかがわせる発言があり、自分の知らないうちにそんなことになっていたのかと思うと病院を変えるのが怖いという気持ちがあるのです。
病院を変えるのが不安な気持ちはありますが、大きな虫歯があり詰め物に問題のある左上7番はやはり抜歯するべきなのでしょうか?
それとも、痛みが出ていないうちはこのままにしておくか、むしろ抜かずに虫歯治療を試みるべきでしょうか?
また、左上6番の歯茎の中に虫歯があるような場合、歯茎を切開するしか方法がなく、邪魔な7番を抜くべきというのは本当なのでしょうか…?
拙い文章で説明が至らないかと存じますが、ぜひご教授いただけましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2018-06-29 11:29:29
>耳鼻科の内視鏡手術で取る方法もあるが今回は鼻よりも口側の異物だから耳鼻科では難しいかもしれない。
どこの耳鼻咽喉科でもではなく、内視鏡手術(ESS)を扱っている耳鼻咽喉科で、一度相談なさってみることを勧めます。
内視鏡での施術が可能であれば、「口の中から切開して顔の骨を削る」施術よりも侵襲が小さく済むように思います。
どこの耳鼻咽喉科でもではなく、内視鏡手術(ESS)を扱っている耳鼻咽喉科で、一度相談なさってみることを勧めます。
内視鏡での施術が可能であれば、「口の中から切開して顔の骨を削る」施術よりも侵襲が小さく済むように思います。
タイトル | 上顎洞に詰め物が入ってしまった。左上7番の抜歯は必要ですか? |
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質問者 | ききょんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 抜歯:7番(第二大臼歯) 口腔外科関連 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。