取れた銀歯を付けるために歯を削った後、痛みが発生

相談者: 恭さん (32歳:女性)
投稿日時:2018-07-04 07:12:53
銀歯クラウン)が取れたため、被せ物をつけてもらいたくて歯医者さんへ行きました。
私は、引っ越しをしたため、元の銀歯をつけた歯科医院さんと、新しく通っているところは、別のところになりました。

新しい歯科医院さんでの治療は、以下になります↓↓



銀歯が取れてしまった歯は新しく虫歯にはなっていなかったが、歯の表面(噛み合わせ部分に)茶色の着色汚れがあったため歯医者さんが、麻酔をして、その着色汚れを削った。

歯医者さんが歯を削った後は、結果的に歯の見た目はかなり小さく平らになった。


その日は、仮蓋をつけてもらい、新しいクラウンができるまで待つことになったが、歯を削った直後から、現在まで、歯に刺激が起こる度に、痛みが出るようになりました。

元の歯は、銀歯が取れてはいたものの、痛みは全くなかったので、治療をした事で痛むようになってしまい、逆に困っています。

常に痛むわけではありませんが、一度痛みだすと痛み止めを飲んだり、頬を冷やしたりしたくなる程、痛いです。
具体的には、
 食事のたびに歯が痛む。
 食後も暫く痛みが収まらない。
 歯磨きで歯が痛む。


暫く様子を見て我慢していたが、痛みに耐えきれず、クラウンができあがる前に歯医者さんへ再度通ったところ、ここで初めて歯を削ることへのリスク(神経のある歯を削ると知覚過敏になる、神経が痛んでいるならもっと痛いはずなので大丈夫だろうなど)を説明されて、何だか不信感に…。
とりあえず仮蓋をつけかえてもらい、帰宅するが、相変わらず痛む。

現在は、クラウンも完成し、つけてもらい、歯を削ってから三週間は経ちますが、相変わらず同じ症状で痛みます。
何もしていなくても歯がしみるような痛みがある事もあります。



質問が多くて申し訳ありません↓↓

これは、歯を削られ過ぎてしまったのでしょうか?
着色汚れで、虫歯ではない歯を削るのは、よくある事ですか?
これは本当に知覚過敏なのでしょうか。

今後、痛みをなくすためには、どのような方法がありますか?
できれば神経を取りたくないのですが、知覚過敏用の歯磨き粉を使ったり、さらに痛みに我慢して何ヶ月かすれば、痛みがなくなる可能性はあるでしょうか…。


次回は違う歯(これもまた詰め物が取れた)の治療があるのですが、一本目の歯が痛むのに、違う歯を治してまた削られて、痛むようになったらと思うと怖くて悩んでいます。
よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-07-04 09:19:01
折角治したところのようですけど、お話からでは歯髄炎を起こしているように感じます。


>神経が痛んでいるならもっと痛いはずなので大丈夫だろう

とのことですが、この辺は主治医の経験と患者さんの訴え を正確に診断しないといけませんね。
(自分への注意喚起も含めて。)

被せた後ですので、ご自身でできることはあまりないかもしれませんね。

自分なら、一度冠を外して神経の保護を行いたいですね。
症状の改善がなければ、残念ですが神経の治療を行うでしょう。

どの程度の期間を要するかは、症状によって変わってくると思います。


今の状態が解決してから違う歯の治療がよいのでは?と思います。


今後の治療方針について、担当の先生とよくご相談ください。

お大事になさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-07-04 09:24:52
ご相談ありがとうございます。

>これは、歯を削られ過ぎてしまったのでしょうか?

それも考えられます。
もし一生歯を残す目的であれば、その用心が必要です。


>着色汚れで、虫歯ではない歯を削るのは、よくある事ですか?

巷ではそういう口実が使われることがあるようです。
もし一生歯を残す目的であれば、できるだけ削らないように着色汚れだけをきれいにする用心が必要です。


>これは本当に知覚過敏なのでしょうか。

正確には象牙質知覚過敏症といい、ありえます。
また治療後に初めて起きたのであれば、原因は治療による事件が起きたのかもしれません。


>今後、痛みをなくすためには、どのような方法がありますか?

現状をよく検査して診断し、それに見合う方法のみを選択実行することです。
とりあえず、削ったりなんとかしてみるというのは、取り返しがつかないこともあり危険です。
まずよく考えることからはじめましょう。


>できれば神経を取りたくないのですが、

神経の正確な名前は歯髄です。
「髄」とは、骨髄、脊髄、物事の真髄など、極めて重要な場合だけに名付けられます。
もし一生歯を残したいのであれば、神経を取る抜髄)は絶対に避けたい一つです。


>知覚過敏用の歯磨き粉を使ったり、さらに痛みに我慢して何ヶ月かすれば、痛みがなくなる可能性はあるでしょうか…。

原因に沿わない別のことをしても改善しないはずです。


>次回は違う歯(これもまた詰め物が取れた)の治療があるのですが

緊急性があるのでしょうか?


>一本目の歯が痛むのに、違う歯を治してまた削られて、痛むようになったら

健康を目指す治療の場合、良くするだけではなく今以上に悪化しない用心は不可欠です。


>と思うと怖くて悩んでいます。

歯科医院の仕事は、不安を取り安心を提供することです。
削る前によく相談しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 恭さん
返信日時:2018-07-04 11:20:47
水澤 仁 先生へ
ご回答ありがとうございます


治療で、異常のなかった歯が、歯髄炎になってしまうことはよくあるのでしょうか?
一度歯髄炎になってしまった場合は、神経を取る以外でどのような方法がありますか。

一度クラウンを外して、神経の保護とは具体的にはどのような事をしますか?


質問が多くて申し訳ありません。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 恭さん
返信日時:2018-07-04 11:42:09
さがら 先生へ
ご回答ありがとうございます。


>巷ではそういう口実が使われることがあるようです。
>もし一生歯を残す目的であれば、できるだけ削らないように着色汚れだけをきれいにする用心が必要です。

ある事なのですね。
着色汚れがついているのは、自分の目でも確認しましたが、着色汚れで、麻酔をして歯を削られる事は今までに一度も無かったので驚きました。


>正確には象牙質知覚過敏症といい、ありえます。
>また治療後に初めて起きたのであれば、原因は治療による事件が起きたのかもしれません。

治療による事件というと、治療ミスということでしょうか?
このような場合はどうしたら良いんでしょうか。
歯を削った日に、保険外クラウンを一回つけると二年は、歯が虫歯になったり、クラウンが壊れたり、欠けたりしたりしても、付け治す、作り替えるようなことができないような話を説明されていたので、このままだと小さな歯に仮蓋だけをして二年過ごさないといけないのかもしれません。
本当にどうしたらいいか…。

あまりクレームを入れるような事はしたくないのですが、このようなケースで、クラウンがつけれなくなってしまうとしたら辛いです。
他の病院へ移ってしまえば、クラウンが二年に一回しかつけれないなどは、関係ないんでしょうか?



>「髄」とは、骨髄、脊髄、物事の真髄など、極めて重要な場合だけに名付けられます。
>もし一生歯を残したいのであれば、神経を取る抜髄)は絶対に避けたい一つです。

今までいろんな歯医者さんに通いましたが、説明もなく治療が終わったら神経を取られてしまっていた事すらあるので、本当に心配です。

自分だとタオルで目も見えないし何をされているかわからないので不安でしかたないです。
何をされてるかよく確認したいと思います。


>次回は違う歯(これもまた詰め物が取れた)の治療があるのですが緊急性があるのでしょうか?

緊急性はないと思います。
歯磨きがし辛いくらいです
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-07-04 13:55:05
ご返信ありがとうございます。

>治療による事件というと、治療ミスということでしょうか?

診断も治療も100%成功するわけではありません。
ミスも起こりえます。
その部分はここではわかりません。


しかし、今回は2つの問題が考えられます。

>着色汚れで、麻酔をして歯を削られる事は今までに一度も無かったので驚きました。

このように診断に問題があったのか、あるいは患者さんに関係なく、初めからたくさん削るその医院側の都合があったのか、という考え方が一つ。

またもう一つは、

>結果的に歯の見た目はかなり小さく平らになった。

治療前に、そうなるとか、痛くなるとか、最悪抜髄抜歯になるとか、インプラントになるとか、あるいはその場合の対策とか、事前に十分な説明と患者さんの同意があったのか、という点です。

そして医療としても法律的にも、それほど削らなければいけないという診断を下した根拠について、検査結果の記録を見せて十分説明が必要だからです。

説明と同意は、これまでの裁判記録では最も重要視されている点です。


>このような場合はどうしたら良いんでしょうか。

治療目的を初心に戻って考えてみましょう。

取れた穴埋めをしたいだけなのか、それと同時にそしてそれより大事なことは、一生歯を残すという目的があるのか無いのか、おおきなわかれ道となるからです。

それははっきり言わないと相手に伝わらず、「あ、歯は残さなくてもいい人なのかな?」とか、相手の都合の良いように忖度されるからです。


保険外クラウンを一回つけると二年は、歯が虫歯になったり、クラウンが壊れたり、欠けたりしたりしても、付け治す、作り替えるようなことができない

これは2つの聞き間違いと思われます。

1.保険外であればそういう決まりはありません。

2.保険であれば2年縛りの規則はありますが、保険の治療費を患者さんが負担しなくていいという決まりです。

つまり2年以内でもすべての治療を受けられますが、医院側が治療費を全額負担しなければならない、そのために保険治療費を高くしていい、という規則です。
簡単に言うと初めの治療費に再製分などの報酬がすでに含まれているということです。


>他の病院へ移ってしまえば、クラウンが二年に一回しかつけれないなどは、関係ないんでしょうか?

他でもそこでもつけられます。


>何をされてるかよく確認したいと思います。

それより、これから何をするのかをよく理解してから申し込みましょう。


>緊急性はないと思います。

それならば今の問題を解決することのほうが喫緊の課題と言えます。


>本当にどうしたらいいか…。

一生歯を残す目的をご自身で持っているかどうか、そして、重要なことは同じ考えの歯科医院なのかどうか、良く考えましょう。

ただもし一生歯を残す目的があれば、大原則があります。
できるだけ、削らない、抜髄しない、です。
抜髄はある意味で歯の死を意味します。
用心に用心を重ねなければなりません。

すぐ削る、大量に削る、治療目的や見通しの説明はない、ならば全く別のお考えの歯科医院かもしれません。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-07-04 14:55:47
>治療で、異常のなかった歯が、歯髄炎になってしまうことはよくあるのでしょうか?

生活歯を削る際、神経との距離や切削の際の温度などを考慮して治療を行いますが、その時の歯髄への反応で起こることはあります。

今回症状のないことが、異常なし(健全)なのか、単に無症状だった
だけなのかは この場ではわかりません。


>一度歯髄炎になってしまった場合は、神経を取る以外でどのような方法がありますか

歯髄炎といっても元に戻る可能性を持ったものも、そうでないものも
あります。
今の状況が、どのような状況なのかは 治療を行った先生の判断を
お伺いされてください。(知覚過敏の診断もこちらでは否定しません。)

ですので、一過性のものであれば、覆髄という治療(セメントやコーティングなど)で経過をみます。


ご参考まで。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 恭さん
返信日時:2018-07-05 14:29:12
さがら先生
ご回答ありがとうございます

>治療前に、そうなるとか、痛くなるとか、最悪抜髄抜歯になるとか、インプラントになるとか、あるいはその場合の対策とか、事前に十分な説明と患者さんの同意があったのか、という点です。

クラウンの種類をどうするかくらいで、そのような説明は特になかったように思います
削られて痛みが出てから、神経の痛みなどの話をされました


>クラウンの件

すみません、書き間違えていました。
保険内の話でした。
二年縛りはあるのですね。

そこまでの詳しい説明はなかったので理解できていませんでした。
ここでも、別院でもつけられるのなら、なんであの説明をされたのかよくわかりません。
治療費がかかるから、病院として避けたいだけなのでしょうか。

治療方針が違うような気もするので、また通院してみて信用できそうになければ病院を変えようと思います。
アドバイスありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 恭さん
返信日時:2018-07-05 14:33:53
水澤 仁 先生
ご回答ありがとうございます!

歯髄炎といっても元に戻る可能性を持ったものも、そうでないものもあります。

治療方法や可能性を教えてくださってありがとうごさいます。
話を担当の先生から聞いてみて、治る見込みがありそうならそのまま通ってみます。
いきなり神経を取ると言われたり削られるようなら、もう別の病院へ行こうと思います 。

アドバイスありがとうございました!



タイトル 取れた銀歯を付けるために歯を削った後、痛みが発生
質問者 恭さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
クラウンが取れた・外れた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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